◎ 雪積もるノート。10コメント

1 小都 id:Y0qaqGw1

2016-10-26(水) 20:58:34 [削除依頼]


*******

そのノートは、
雪が降り積もったかのように
真っ白だった。

そんな白色のページが、
どんどん夢色に染まっていく。

*******


>>2 ー自己紹介ー
  • 2 小都 id:Y0qaqGw1

    2016-10-26(水) 21:01:37 [削除依頼]

    初めまして。
    もしくは、こんにちは。

    作者の小都といいます(^ ^)

    規則違反はやめてくださいねー。
    精一杯頑張りますので、
    応援よろしくお願いします。

    あ、亀更新です許してね((どんまい
  • 3 小都 id:Y0qaqGw1

    2016-10-26(水) 21:29:15 [削除依頼]

    ◎1

    「どうしてアイツなんだよ!」

    俺は叫ぶような声で言った。
    我ながら情けない。
    でも、そんなことは承知で彼女を呼んだのだ。

    「幼馴染と結ばれるのは、少女漫画の中の世界だ」

    彼女の整った顔が、悲しげに歪む。
    それに気づいたが、言葉は止まらなかった。

    「アイツとはただの幼馴染だろ」

    吐き捨てるように言うと、彼女はやっと口を開いた。

    「だけど、私は彼が好きなの」


    ↓続く。
  • 4 小都 id:Y0qaqGw1

    2016-10-26(水) 21:30:22 [削除依頼]

    アイツと俺の違いはなんだ。
    アイツは別にイケメンなわけでもない。
    特別優しいわけじゃない。
    そんなに頭も良くないし、運動音痴じゃないか。
    これといった特技もないアイツ。
    なのにどうして、お前はアイツが好きなんだ…。

    「彼ね、ミニトマトがとっても好きなんだよ。前に私のお弁当にミニトマトが入ってたとき、羨ましそうに見てた。だから、それあげたの。そしたらね、大袈裟なほど幸せそうに笑って、ありがとうとだけ言ってくれたんだ。素直で可愛い人だよ、彼は」

    それだけ? と返したくなる。
    彼女は俺の心を見透かしたように笑う。

    「恋してるとね、もうその人のことばっかりなの。脳を独り占めされちゃう。私にとってのそれは、彼。小さい頃から一緒だもの。結構前から私は好きなんだよ」


    ↓続く。
  • 5 小都 id:Y0qaqGw1

    2016-10-26(水) 21:31:47 [削除依頼]

    綺麗事なんか言わないでくれ。
    絶対にアイツは、お前のこと意識もしてない。
    俺は、好きだよ。
    お前のこと、アイツより分かってるつもりなんだ。

    「まあ、辛いよ。すごく。だって彼、私のことなんとも思ってないもん。幼馴染、としか考えてない」

    そうだ。
    アイツはそうゆう奴だ。
    とにかく鈍感な奴なんだ。
    こんなに美人と幼馴染なのに、もったいない。
    俺からしたら、馬鹿野郎だ。


    ↓続く。
  • 6 小都 id:Y0qaqGw1

    2016-10-26(水) 21:32:53 [削除依頼]

    「辛いならやめればいいじゃん、そんな恋」

    こっちも見て。
    こっちを振り向いてくれ。

    「お、俺がいる…だろ?」

    勇気を振り絞った。
    俺なりの、最大限の力を出し切った。


    ↓続く。
  • 7 小都 id:Y0qaqGw1

    2016-10-26(水) 21:33:48 [削除依頼]
    しかし、彼女は優しく首を横に振った。


    「やめられないから、辛いんだよ」


    ↓続く。
  • 8 小都 id:Y0qaqGw1

    2016-10-26(水) 21:35:46 [削除依頼]

    彼女はばいばいと微笑み、校舎の中へかけて行った。
    その笑顔が、綺麗だった。
    風になびくさらさらの髪が、綺麗だった。
    だんだん遠くなる横顔が、綺麗だった。
    彼女の何もかも、本当に綺麗だった。

    彼女の言葉は、綺麗事だったかもしれない。
    けれど俺には、強く美しく恋をする者こそ言うことのできる、素晴らしい言葉に感じた。


    ↓続く。
  • 9 小都 id:Y0qaqGw1

    2016-10-26(水) 21:48:38 [削除依頼]

    「おめーもしかしてさ、藤野のこと好きだろ?」

    他愛もない会話をしていただけなのに、急に俺の男友達がそう尋ねてきた。
    彼女に告白したのは、3日前。
    ということは、フラれた3日後というわけである。

    「あー? そーだけど?」

    なんだかヤケクソになり、勢いで言ってしまった。
    意外と友達は驚かなかった。

    「藤野かわええよなぁ。てか、おめー態度ですぐ分かる」

    へへっ、と力なく俺は笑ってみせた。

    「そおか? つーか、俺フラれたー」

    突然俺は真顔になる。
    そして、でも、と付け加える。

    「まだ諦めてないけどな」

    その瞬間、はあ? と馬鹿にしたように友。

    「おめーフラれたのに阿保? 無理だよ藤野は。まっ、おめーにはぜってー無理。さっさと諦めろよ。苦しくなるぞ?」

    途中まで説教のようだったけど、さすが友達。
    最後は俺のことを心配してくれた。
    ここが教室で彼女本人がいるかもしれないということは気づかなかった。
    だから、胸を張って俺は答えた。


    「諦められねぇから、苦しくなんだよ」


    教室のどこかで、ふふっと彼女が笑った気がした。
    私のハートを奪えるもんなら奪ってみろ。
    彼女はそう思っているのだろうか。

    …奪ってやるかんな。

    アイツが何かにつまずいて転んでいるのが見えた。


    終わり。

    /終わらないからこそ。
  • 10 小都 id:Y0qaqGw1

    2016-10-26(水) 21:50:35 [削除依頼]

    >>9

    題名間違えました。

    ×終わらないから。
    ⚪終われないから。

    すみません(´・Д・)」
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