魚影に空想218コメント

1 羽月 id:.Yf5F61/

2014-08-15(金) 12:52:20 [削除依頼]



くじらが空飛ぶ夏に
わたしの背骨は泡になった
  • 199 羽月 id:YJUzWY60

    2016-09-18(日) 01:37:35 [削除依頼]

    あのひとと鼻だけ似てる
    きみは美しい男
    ピアスは開けないと言う

    おんなのこみたいな指
    きみはやっぱりずるいね
    もう要らないのに馴れるの
    煙草もきらいだと言う

    どうかしてる?
    くだらない話だけしていよう
    誰にでもあげられる分の優しさを持ち寄って
    知らない街で こいびとのふりをしていよう

    怖がりなところはおんなじ
    きみは弱い男
    縋れないよ
    ずるいのはわたし
    きみはさみしいと言う


    /共犯
  • 200 羽月 id:YJUzWY60

    2016-09-18(日) 01:54:01 [削除依頼]

    →ルチさん

    客観から主観へと視点の距離が変わって、「私」が浮いてくる感覚のする詩でした。
    あと、5連目の英数字のバグった感じの使い方、思い出せない記憶を表現しているようで、映像ならぼやけた回想シーンが入ってきそうな感じが良かったです。
    流れが急でちょっとつかみきれないとこもあったんですけど、自分の中に世界を構築してる少女の話のようなイメージがしました。後半の語りもおもしろかったです。
    ルチさんの詩を読ませていただいていつも思うのですが、自由で柔軟で、うらやましく思います。ありがとうございました。
  • 201 羽月 id:YJUzWY60

    2016-09-18(日) 02:07:05 [削除依頼]

    善は知らない
    君の為だと言ってもエゴで鼻血
    思い出しても仕方のないこと
    ぼやけた記憶が愛おしいのは美化してるからだよ

    いつか誰かを救えるわけないだろ
    夜が明けるような気持ちになって
    泣くように歌った
    連れてってほしいよ
    ぜんぶ許してあげるから

    満たされないものを抱えて
    三つ数えた
    例え おとなになれても
    気付かれないように欠けてる


    /十六夜
  • 202 笑 id:cmGFZu40

    2016-09-23(金) 11:36:17 [削除依頼]
    はじめまして、わらいと申します。
    言葉の連ね方がとても好きです。また覗きに来ますね。
  • 203 羽月 id:lJl8yPB0

    2016-10-13(木) 19:05:47 [削除依頼]

    揺れた眼差しの刹那
    きみを忘れてまた目覚める
    幾度となく瞬いて
    とあるゆうべに思い出すよ

    いつかのひつじ雲と同じ
    巡って風に透かされた
    薄紫の空に、
    (忘れて、去って、)

    逃げゆく真昼の月にノスタルジア
    いまさら過ぎた夢のこと
    さらぬ別れとうそぶいて
    そっと君を思い出すよ


    /ひつじ雲
  • 204 羽月 id:lJl8yPB0

    2016-10-13(木) 19:08:50 [削除依頼]

    →笑さん
    はじめまして。
    めっきり更新ペースが落ちていますが、そう言っていただけてうれしいです。どうぞまたのぞきにきてください
  • 205 羽月 id:LgGyPsk.

    2016-10-14(金) 23:32:21 [削除依頼]

    言葉ひとつも要らないのです
    老いていく青い月影を
    深夜のコーヒーに差して
    また大人ぶる

    君の声は秋に似合う
    さみしさを溶かすようで
    沈む夜
    電話をかけたくなるような

    さよなら、ひとつも要らないのです

    星がきれいねと呟いて
    ふらふら街にさすらえば
    遠くまで来たもんだねと笑って
    そうしてゆるやかに泣いて


    /
  • 206 羽月 id:2MDvzk90

    2016-10-20(木) 02:24:58 [削除依頼]

    彷徨えば憂鬱
    夕焼け空に憧憬をあてる
    きっとなつかしい歌の中の世界
    追い求めて回帰
    わたしを引く掌が霞む

    あの声はとっくに忘れた
    実は遠ざけた夢だった
    君は何て言うのだろうね

    さやかに夕闇
    微睡んで
    白い部屋に朝が来る

    君はきっと知らない歌
    脆く淡く、柔く、
    ほころんでいくわたしたちを包む

    明星を探したバスの窓
    仄かな夜が灯り
    ひと吹きの風に睫毛がふるえた

    とっくに忘れたはずだろ
    君は何も知らない顔で笑う


    /懐かしい歌
  • 207 羽月 id:eCM21zi/

    2016-11-03(木) 13:33:05 [削除依頼]

    見ての通り、
    もう立ってられないほどよ
    ぼやけたあたしに幽かにくゆる
    涙なんて要らないのに
    反芻してまた揺れる

    好きよ、
    三つ数えて
    ぐるぐるまわって
    君がわかんなくなった
    ぜんぶ笑って誤魔化して
    どっか連れていってよね

    そういや世界は幻だった
    愛してないわけないのよ
    もうこれで終わりかもね


    /恋


    クリープハイプやっぱスキ
  • 208 羽月 id:GkW6yGq1

    2016-11-06(日) 10:16:52 [削除依頼]

    遠い朝に痛みを投げかける
    何も言えない子
    枷を忘れてカラスになる

    知らない町で君に会いにいくよ
    此処は夢でみたところ
    覗き込んだ硝子のなかに淡いブルー
    永遠さえ感じた

    すれ違い 過ぎ去ったものすべて
    わたしが失くしたもの
    叶わなくても忘れないでいて

    研いだナイフのような危うさと
    露のいのちをたずさえて君は歩く
    ひとはかなしいね

    遠い朝に記憶を託して
    忘れられぬ人
    さよならと一緒にたなびく


    /ウォーカー
  • 209 羽月 id:n9YuDG6Q

    2016-12-06(火) 16:06:56 [削除依頼]


    きみの影がゆらゆら揺れてる

    耳たぶに魔法をかけたの

    家まで帰る道で真白い午後に食まれた

    まどろむに響く音がやさしい

    どうかしてる?

    わたし今とてもしあわせ



    手品師みたいな嘘の吐き方

    おしえて

    刻々と腐っていくわたしの一部

    痛まないように感じさせて



    偽もののパール

    それでいいと思えた

    それだけでいいと思えた

    だれかに取り留めのない電話をしたくなった





    きみの輪郭を描こうとして、

    いつも雲を掴んでいます



    やわらかな声音が繰り返されて

    パールが揺れるたび

    何度も思い出して

    それだけでいいと思えた





    叶わなかったゆめも

    きれいな思い出も

    今頃になって胸に詰まる



    刻々と腐っていくわたしの一部

    痛まないように感じさせて











    /コットンパールピアス











  • 210 羽月 id:n9YuDG6Q

    2016-12-06(火) 16:38:08 [削除依頼]




    ずっと永遠に守れない約束も

    雪が降るまえに忘れられるよ

    薄情なわたしのこと

    あなたはいつまで憶えていられるんでしょうか



    終わったことは振り向いて気づく

    なみだは今更やってきたよ

    甘いミルクティーの作り方も忘れたから

    誰かを好きになるなんてどうせうまくできない



    スカートひらひら吹かれて

    幼い泣き声が飛ばされてゆく

    毎日はつまらない映画のように

    きっとわたしもすぐぼやけてしまうね







    ミルクティー色のコートが欲しくなって

    何気ない会話を思い出して細い月を指差すあなたが恋しくなって



    冬の朝の透明度はまして

    わたしなおさら倒錯して

    愛されているような気がしている







    /milktea



  • 211 羽月 id:dOysaW5g

    2016-12-09(金) 02:49:09 [削除依頼]




    きみの名前をよんで、うつろ

    それは空色の孤独

    さわやかな朝に訪れる死の香りのように

    淡く淡くあまい



    すこやかに育ったその背を

    わたしは まばゆく思う



    百年かけても

    きみには成れないこと

    わたしはどうしようもなくわたしで





    完璧な真実がとめどもなく

    なめらかな夜に

    滔々とあふれてくるのでした





    わたしはそれを掬い

    こくこく飲み込む

    真白い午後の安寧を待つ









    /完璧な真実



  • 212 羽月 id:n9YuDG6Q

    2016-12-13(火) 18:31:11 [削除依頼]






    喉骨

    けもののなみだ

    薔薇のはなびらのように繊細に

    鋭いうつくしさで私を穿つ









  • 213 羽月 id:n9YuDG6Q

    2016-12-22(木) 16:41:21 [削除依頼]


    ある朝、

    目覚めると藤の花がさいて

    わたしの瞳にはいつぞやの陽だまりが

    ほの白く、やわく、

    宿ったように思えたのでした







    木洩れ日やシャボン玉から

    遠くはなれて

    つめたい指先

    昨日みた夢をなぞる間もなく



    かなしいうたばかりうたって

    手放した抱き留めてくれるうで

    ふとしてなみだ

    あいされて

    生かされているわたし

    いま、この身を





    夜の濡れた信号機の

    攻撃的な光ばかり浴びて

    傷ついたまなこも伏せず

    いつのまに忘れた夢の見方





    明けて暮れる日に

    積もるおのれの傲慢さが裂けて藤

    かすかな春のにおいを含んで

    長いまばたきをうながす



    泣かないで、

    うばうこともせず

    悲しまないで、

    なつかしい声がする

    迷う朝

    それでも私は瞼をおろす







    /やさしいまぼろし







  • 214 羽月 id:n9YuDG6Q

    2016-12-31(土) 08:09:03 [削除依頼]




    思い出せない空想

    漉いて

    どこか夜明けの空が懐かしかった

    いつまでたっても迎えに行けない朝が

    しとやかに留まる



    たとえば今

    花嫁のような純真さで

    こどものような無垢さで

    鹿子のような軽やかさで

    あなたに会いにゆけたら





    うごめきだす街の喧騒にのまれ

    わたしの瞳が卑屈に濡れる前に

    どうかこの明らかさで

    あなたに会えたら







    /明朝





  • 215 羽月 id:slxgpZEU

    2017-01-09(月) 14:48:58 [削除依頼]


    鉛の海

    ゆらめいて

    夕暮れ時

    街を呑みこむように



    じわじわと

    毒が回るように

    月が満ちて欠けるように

    ほのめかすあなたの態度

    迂闊なあたしが悪かった



    世界が止まる

    気がして

    あまりの孤独に

    あたし 息を飲む

    安易ななぐさめで生き永らえている



    言わないで

    行かないで

    露骨なことばはきらいだから

    そばにいて



    宙ぶらりんのあたしに迎えがこない

    あなたの歩幅が思い出せない

    逢いたくて逢いたくないひと



    鉛の海が闇にまじり

    さびしさと同じ濃度

    眠れない夜と同じにおい

    きっといつかのあたしたちと同じ









    /鉛色の海









  • 216 羽月 id:slxgpZEU

    2017-01-13(金) 02:53:47 [削除依頼]


    近づいていく?

    近づいている!

    止まらない夜、きらめいて汚い

    嘘つきのあなた 気紛れなあなた 幻みたいだった

    まん丸いお月様にガソリンスタンドのBGM

    まだ強気でいられる

    地下鉄の風のぬるさが分かるようになった

    こころない視線が乱反射している



    いっしょに不幸になってよ

    あなたの影 知らない

    いまごろちょうど傷付いてる

    呪い仕掛けの指輪をはめる

    馬鹿なあたし

    可哀相なあたしに近づかないで





    /approach



  • 217 羽月 id:slxgpZEU

    2017-01-26(木) 01:55:03 [削除依頼]


    路地裏の猫を探してる

    明け方の都会はいやに澄んだ空気

    距離感を掴めずにいる



    ビューティー ザ シティ

    ここは琥珀色の世界

    君の声ばかりです



    アンダー ザ シティ

    眩んだら終い

    沈まないように

    捨てられぬように



    朝日をためて淋しがる

    わたしの眼を猫みたいと言った

    君を包む

    いやに澄んだ空気





    /シティ

  • 218 羽月 id:slxgpZEU

    2017-02-19(日) 03:22:03 [削除依頼]

    うたたねの夢のふくよかさ

    雨音しのぶ哀しみも
    君こそ散りて花吹雪

    甘えたゆびの跡をなぞり
    いまは愚弄もしとやかになった

    目を伏せてわらふ
    君はいつでも自由だった

    懐かしい空気をおもいだしたよ


    青い夜とわたしたち
    その瞬きのあいだを漂いながら
    きっと永久になれたの

    雨上がりの蜘蛛の巣みたいなうつくしさ

    いつだか消えてしまう耀きに厭気が差すね

    (いまや黒い冬をこめ)


    お休み
    好い夜だね
    あどけない哀しみばかりだ






    /舌足らずなふたり



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