サイケデリック561コメント

1 ひろ id:BbOnBq2/

2014-02-02(日) 11:50:30 [削除依頼]

青い小宇宙に赤い雫を垂らせよ
ぐるぐるゆらゆら回る廻る揺らぐ愉楽
紫の目玉が黄色い波を滑る
腕の痕から浮かぶ緑は僕の命だ
五月蝿い奴らは野垂れ死ぬのさ
緑を燃やしてピンクの中身を吹き出そう
堅苦しい奴らはここには居られない
すべてを混ぜてすべてを壊して
好きなようになってしまおう
揺らぎが僕を支配して今自由になる

飛んだ

ー「カラフル」
  • 542 ひろ id:4czDFzO.

    2016-04-28(木) 03:24:57 [削除依頼]
    大きな音が転がって、その坂は濡れ、
    ケーキの周りのプラスチックの包装みたいに剥がれてゆく、嘘

    やわらかいぬかるみ ななめのぬかるみ
    あなたの首を締めながら沈んで
    はるか先の、坂の終わり、見えない終わり
    そんなところを、一生好きだろうと思って
    濁った水を飲んで、舌で唇を舐めた

    ただ、空は灰色で、
    風は吹かず、ぬるいままの空気

    あなたの首から手を離して、
    あなたの体が沈んで、
    水の唸りを聞いて、
    目をつぶる

    ー「ころころ」
  • 543 ひろ id:T8DBjRE1

    2016-05-11(水) 00:45:36 [削除依頼]
    朝は遠く実体がない
    ゆら ゆれて滲んで霞んで溶けて薄まって
    そうして朝だ
    限りある輪郭の線と その中の柔らかな形
    そうしてわたしだ
  • 544 ひろ id:DleWTQl1

    2016-05-16(月) 03:42:12 [削除依頼]
    見ないでほしい 内側の内側を
    入り込んでひだを抜けて 奥の方に
    肉色に輝く宝石があって
    わたしがなんどもそれを壊そうと
    振りかぶって
    かっこ悪くよろめく姿
    わかるまい
    わたしの気持ち わかるまい
    骨が崩れる音を待つだけでありたい
    色が青黒くなり、水分を失った手から
    赤い歴史が垂れて染み込んだ
  • 545 ひろ id:aOnmmHf/

    2016-06-06(月) 01:01:16 [削除依頼]
    地面を突っ切った奥
    煮えたぎった僕の汚い内臓が
    うめき
    うめきながら
    ぐらりと揺れ
    わななくくちびるの隙間から
    呪う音がふつふつと吹きこぼれ
    これが恋だと
    伸びた爪で頭皮をかきむしり
    やはり呪う音がその傷から溢れ
    全身がもう僕のものではない
    ただ 魂は 世界のどこかにあり
    恋そのものだけが
    憎たらしく存在している
    愛しい血で濡れることを夢見て
    代わりでごまかして
    いつも 眉と目の間を
    ずうっと見つめている

    ー「あなたしか見えない」
  • 546 ひろ id:FWYQ1A81

    2016-06-22(水) 02:34:17 [削除依頼]
    宇宙の外側に、あなたのひとみがある
    ざわ ざわ と 群れの中
    立ち尽くして 虫みたいに
    心に障るなにかが 鬱陶しく
    手足もがれて 羽は折れ
    ただ泣いているだけ
    血は何色だ

    無理をしないでね
    白い肌から剥がれ落ちる痛み
    0から蘇って
    口の中で飴を転がす

    ー「淵」
  • 547 ひろ id:.uujSWr/

    2016-07-05(火) 17:27:06 [削除依頼]
    君が笑う夢をよく見る

    わたしの立っている青色
    ガラスの下で強く渦を巻いて深く濁る
    その渦の底に沈んだ、以前の太陽が
    灰色で重いただの石になって黙っていた
    どこまでもガラスは続き、景色はなにも変わらない
    起承転結は平坦にわたしを滑らせて
    また、渦はわたしの下へ移動して
    見上げると、白いはずの光が
    赤いピンライトに成り代わられている

    君の笑い声が聞こえる
    すべては嘘の本当の中だ
    わたしはわかっているのに、ばかみたいに歩くだけ
    灰色の太陽がごとりと揺らいでも
    わたしは歩くだけ

    ー「後悔と君の深さ」
  • 548 ひろ id:.uujSWr/

    2016-07-05(火) 17:52:35 [削除依頼]
    うつろうだけの日々に意味も価値もないよ
    僕、君、それだけの世界に意味も価値もない
    僕はね、涙が出るほど辛くなりたい
    悲しみがすべてを侵して、
    息を吸うことすら難しくなりたい
    甘く緩やかな痛みで死へと向かって
    耐えがたい苦しみの果てが最期であってほしい
    君が幸せそうに笑いながら
    僕を一度も見ないまま永遠に生きて
    僕だけが、僕が君を見ていることを知っている
    それがすべてであってくれ

    ー「しあわせ」
  • 549 かわづ id:DGytH5p.

    2016-07-06(水) 22:24:15 [削除依頼]
    こんにちは!
    突然の訪問、すみません!
    >1の詩を読んで、あ、すきな感じだっとおもい、最新のものを少し読ませていただきました!
    サイケデリックという題通りの心理、情景渦巻く様子、そして振り切るような、「飛んだ」に、救いのような絶望のような余韻が残りました。
    他にも、うまぁく、絶望になりきれないやるせない感情や、簡単に形容すると平べったくなってしまう複雑な感情を、掘り下げて、ひろさんの詩世界の奥行きをつくっているのかなあって感じました。
    とくに>500.>506がはまりました。>530は、ふっと温かい気持ちになりました。>547の太陽の比喩も、質感が感じられていいなあと思いました。
    いきなりの長文の感想で、すみません(´`)
    いろんな方の詩を読もうと思ってさがしていたら、すてきなスレを見つけて、思わず感想を書いてしまいました!
    これからも、よませていただきます!(⊃´?` )⊃
  • 550 ひろ id:l4FzfxV.

    2016-07-07(木) 13:57:01 [削除依頼]
    >549
    初めまして、かわづさん
    ありがとうございます!そんな風に言っていただけてとても嬉しいです!
    かわづさんのスレも密かに読ませていただいていました…とても好きです
    ぜひよろしくお願いいたします!
  • 551 ひろ id:9WrpxMN.

    2016-08-14(日) 03:35:36 [削除依頼]
    伸びた髪の毛 よりも長く その先
    わたしが触れる空気 その先
    見える範囲 その先
    すべてがわたしの夢

    夢の中で夢を見る
    きっとわたしはこのまま死んでいく
    誰かの生首が転がっても
    それはわたしの夢だよ

    コンクリートが埋め尽くして
    息もできない
    部屋の中に縛られた身体は
    じっとりと汗をかく
    息を潜めた生
    かげろう



    ー「うつつ(わたし)」

    自己顕示欲全開って感じ
  • 552 ルチ id:iRPSa9.1

    2016-08-22(月) 13:02:30 [削除依頼]
    わけがわからないものが嬉しくて
    いつまでも変なままで美しくはなれない
    いつか 普通になっていく

    黒かった夏が終わる
    あんなに粘っこく 黒かった夏が
    回転して わたしの首が飛ぶよう
    死んでない
    楽しく 生きてるよ

    普通になったとき
    あれだけ尖っていた自分の才能に思いを馳せて
    いた
    でも それは普通じゃない
    いつまでも変なままではないけれど
    それは 人を殺し始める

    目の奥から 見えているものは
    また ちょっと違う
    海は荒れて あの頃はむしろ穏やかだったのに

    あの頃欲していた波が
    今になって 来ていたりしている

    黒かった夏が終わる
    あんなに粘っこく 黒かった夏が
    回転して わたしの首を刎ねた時
    わたしは生きている
    わたしの足と足の間から 新しい世界を見つけて
    わたしの足と足の間から 古く 縮こまった何かがこちらを見てる

    ブン………
    ブン………
    ブン………


    「Everything No Natual/View」

    /
    おひさしぶりです^ - ^ 暫く動いていないうちにrising sunのスレが無くなってしまったので、
    残念ながら紹介する事が出来ないのですが、>>545の詩、とても好きです!
  • 553 ひろ id:KitHERh/

    2016-08-29(月) 00:50:09 [削除依頼]
    >552
    ルチさん、おひさしぶりです。

    わたしの勝手なイメージで、ルチさんの詩はその文面のまま読んでも文の脈絡がないように感じる特徴がある、と思っていました。
    が、今回の詩はイメージよりずいぶん論理的で、思考の流れがわかりやすく感じました。
    気味が悪いというか、不気味な雰囲気をまとった詩ですね。好きです!

    ありがとうございます!
    恋と真っ暗な気持ち悪さは切手は切れないものだと思います。
  • 554 ひろ id:uROKYgf0

    2016-09-08(木) 03:19:38 [削除依頼]
    ゆれる幹 あなたの姿と重なる

    あなたの髪が 白く 細くなっていく
    しわの増えた手は浅黒い
    モノクロの世界で
    あなたは風に負けそうになっている

    ゆれる幹 そんなあなた、見たくなかった

    命は転がって深く暗い穴へ落ちる
    芽吹くことを知らない
    その終わりは全てが消えるときと同時
    わたしの与える塩水は毒になる
    腐らせて でも 終われないんだね

    どこかで木が倒れる音
    地面が震えて あなたもそっと震える

    ー「怖いこと あなたのこと」
  • 555 ひろ id:G2K8pqN.

    2016-10-01(土) 01:15:30 [削除依頼]
    空気が色づいて、
    わたしは同化していく
    なめらかに溶けあって、
    わたしは消えていく
    紅葉が、零れ落ちるようにわたしを埋めて、
    そのまま、呼吸が遅くなって、
    大きく、息を吐くと同時に、
    少しだけ、地面が、動くのを、止めた。

    きみの見ている赤色は濃くなっていく
    心臓を締めつけるなにかも
    声を声にさせないなにかも
    眩しく赤くなっていく
    止まっているものが見えていない
    止まって溶けたわたしが見えない
    コマ撮りみたいに変わる全てを見つめて
    きみは、刹那、息をする

    ー「きみからフェードアウト」
  • 556 ひろ id:9goIY3nd

    2016-12-05(月) 00:15:10 [削除依頼]
    ゆめうつつ、海が、波を連ねて足を濡らす

    ミルク色の空が空気に馴染んで、

    それをゆっくり ゆっくり すう、すうと

    肺に 落としこむ

    体の中から溶けていきそうになるくらい

    穏やかに時が流れ

    ほのかに桃色に染まった手の指先で

    べたつく髪をすく



    あなたはここにいました、

    けれど音を立てて沖へと歩いていきました

    わたしはそれを見つめるだけ

    見つめるだけ

    あなたの歩みで跳ねたしぶきだけ

    わたしの肌に重なったしぶきだけ



    水滴は丸くさよならをつぶやいて

    終わりがあること、

    四方が終わりで囲まれていたこと

    少しだけ怖かった

    海は果てがないように見えるのに

    少しだけ怖かった



    ミルク色の空がわたしと馴染んで

    わたしは、振り返りながら

    透けて、なめらかに、笑って



    ー「海のおわりに」

  • 557 ひろ id:9goIY3nd

    2016-12-20(火) 01:20:26 [削除依頼]
    霧の街の中をさまよっている

    淀んだ太陽が見つめている

    こちらを、見つめている

    僕は足を引きずって前に出す

    淀んだ太陽が

    こちらを見つめている

    こちらを

    家の中に入る

    カーテンは破れ腐り

    カビが空気に生えて

    あなたは床に落ちている

    人間はない

    どこにもない

    僕の体は重く

    寝床に沈む

    濁った電灯が点滅する

    瞬きをして見つめる

    太陽



    ー「しんでしまえ」

  • 558 ひろ id:9goIY3nd

    2016-12-31(土) 01:23:35 [削除依頼]
    わたしが醜いこと、誰よりもわたしがわかってる

    あなたの、甘いうねりを作った髪の毛に触れられず

    どこにもいけない手で

    自分の低い鼻を隠した



    体中が心臓になって、

    たまたまぶつかった肩が脈打つ

    熱い血が外に放たれて

    世界がわたしと同化していく

    冬の凍った空気がしみて

    思わずきつく目をつむった

    真っ暗な中

    雪が音を吸いこんで

    あなたの声も聞こえない



    独りよがりに生きていくこと

    許されたい



    あなたを、わたしがあなたと呼ぶこと

    その響きに含まれるなにか

    許されたい



    夢を見てしまうこと

    すべてわかった気になること

    泣くこと

    許しを乞うことも



    ー「恋は独り」



    2016年、ありがとうございました。
  • 559 ひろ id:9goIY3nd

    2017-02-01(水) 12:13:22 [削除依頼]
    あなたの指先から、

    ぽたぽた垂れたしずくが、海をつくったら、

    生まれる前に帰って、

    やわらかい乳白色のにおいと、

    まぶたの裏のなまあたたかい景色が、

    全部流れ出る



    みつあみをしたまま寝てしまったときみたいに、

    ゆるい波が子供をさらう

    わたしはあなたの前で、一枚ずつ服を脱ぐ

    安心はつくられる、ひとの手で

    裸のわたしの腕を、勢いよくつねって



    棘のある甘さが忘れられないまま、

    だんだんと離れていく喜びが、

    とりこぼした歪みを思い出させる



    足りないままの頭に、

    いつも探しているその先は、

    似合わない 似合わないから ひざを抱えて

    視点は遠ざかっていく



    ー「おとな」
  • 560 ichi id:wk3j0GXS

    2017-02-02(木) 03:10:47 [削除依頼]
    551,559,とても美しかったです。

    突然失礼しました。

    これからも時折覗かせていただきたいです。
  • 561 ひろ id:9goIY3nd

    2017-02-02(木) 08:52:30 [削除依頼]
    >560 ichiさん、初めまして。
    ありがとうございます、とても嬉しいです!
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