綴臥よりかは、聞きたくない

詩投稿投稿掲示板より。


1    泰霈  [id : UHdYwBU/] [2013-12-18(水) 15:03:17] 削除依頼


雨が降ってしまった
今日は何処へ行っても灰色だ
色を宿すには
世界はまだ幼くって
太陽がない世界はずっと
色を残さない

寂れた風景を脚色するは
花でさえも叶わない

ずっとこのまま雨が降り続けて
世界に色がなくなってしまったら?
それはそれでいいのかもしれない
彼等は哀しむだけなのだから

947 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-05(月) 00:36:31] 削除依頼







(わたしはわたしに捨てられると思ったの)

948 波風  [id : uj8A3IX2] [2016-12-08(木) 10:26:45] 削除依頼




あなたを探すことに慣れてしまった僕は
今でも日常の破片に夢をみてる
振り返れば翡翠が揺れるようにして
淡いくらいの音の洪水の中
未熟な僕らの精一杯な幻想だった

ひとつ季節を過ぎ去って
忘れてしまえたなら幸福だったかな

夢を見たのはもうずっと昔の話
いまでは魘されやしない
掠れた記憶のど真ん中
消えない音だけが僕らの世界だった

ふたつ季節を置き去りにして
その先で
君におかえりと言える場所があれば
そこが僕らの世界


//* ぶるーすたー

949 泰霈  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-10(土) 17:42:40] 削除依頼


過去の名を拝借して
話すのは照れ臭いので装って

また春に!

>948

前略

ただいま、と
もしかしてもうすれ違いさえないのかもしれない
ちょっとネガテイブになって考えてたから
わたしがきちんと顔を洗って正装した季節にでも
尋ねようと思っていた
これから寒くなって埋もれるってのに
濃い夏風が後ろから吹くものだから
冷えた頬が真っ赤に揺らいだの

誘い水は何だったのだろうか、と時々考えては
身分をわきまえずに手を繋いだのがいけなかったのだろうかと
あなたの言葉を咀嚼せずにはいられないのです
これから冬眠して
また季節を放り投げてしまいますが

制服を脱いだ頃に
今度はわたしからうかがいます

春はお好きでしたか

/ においすみれ

950 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-11(日) 19:11:30] 削除依頼


翼なんて、あるようでなかったし
現実主義なんて、見てるようで見てなかったし

自由なんて、定義を求めるとものすごく難しいんだ

言葉は吐くように垂れるのに
声にするのは蚊より小さくて
悪口は流れるように湧き出るのに
褒め言葉は皮肉交じりで不純物

愛は重すぎて自己中心的
信頼は疑心暗鬼で小指を立てるだけ
嘘は甘くて
怠惰は中毒的にわたしを蝕むの

悪いことは責任転嫁して

あなたのせいよ!って

指を立ててわらうの

自由なんて、あったかしら
利息なんて、あったかしら
時間なんて、あったかしら

ぜんぶ、見ないふりして

翼を捥いだのはわたしだったの

/ リベリティの真理

951 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-11(日) 19:20:39] 削除依頼


冷えた紅茶は苦しいくらい、寒い

肩が冷えた
とりあえず握ってくれ
おまえの手は紅茶のような温度だ


冷えた珈琲は微笑むように、苦い

黒く濁りのない液体が
おまえの胃を温めるのなら
僕はおまえの肩を抱く

おまえの肩越しに見える世界はいつも不安だらけだ

おまえと僕は綺麗な関係だっただろうか
不安から解放されたいが為におまえを手放すの
おまえの白い頬は云う

「わたしの体温はもうあなた温められない」

すきだった
幼稚な言葉を耳の中に残して
僕はおまえの手を放した

/ thermometer and I.

別れ話

952 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-11(日) 19:22:38] 削除依頼


暗い部屋にわたしとあなただけ

暗い部屋にわたしだけ

暗い部屋にあなただけ

/どれが一番未来がありそうかしら

953 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-11(日) 19:25:02] 削除依頼


偶然はないと思え






(自由を構築して、おまえに会いに行く)

954 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-12(月) 22:40:28] 削除依頼


過去に励まされてばかりだ
そろそろおまえから離れないと
前向けよって後ろから笑い飛ばされて
うるせーよって歩き出すんだ

過去は愛おしくて忘却炉へ詰める
どうか火葬するときに一緒に焼いてくれ
わたしを覚えてる人が時々笑い飛ばしてくれる

おまえはこうだったよなって

そうなんだよ、灰は笑うのだ

/ わたし

955 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-13(火) 19:23:45] 削除依頼


はあ

眠るために生きてるようだよ

微睡んで昼の光が苦しい

暖かくて寒くて死にそうだ

寝かせておくれ、静寂をくれ、

弱冠の王(わたし)がくたばる

115日の夜半の雨が

わたしの目蓋を濡らして

夜に殺されるのだ

はあ

眠るように生きたい

/ 氷眠

956 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-14(水) 21:05:29] 削除依頼



アンニュイだよね、夏。死にたくなる

957 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-15(木) 23:30:48] 削除依頼


結局わたしは自己中心的に好きなことだけやるのか

958 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-15(木) 23:58:24] 削除依頼


ぼくを殺したナイフとともに棺桶に
墓場まで

気がつくと立っていた路上
車のヘッドライトがぼくを認識しない
光を通したぼくは車さえを通り抜けて
運転手の網膜にも映らなかったことに気がついた

よく、ある幽霊みたいなものが
ぼくだ

ビルの屋上から飛び降りては
あの浮遊感を楽しむ遊びはもう飽きた
地面に叩きつけられても痛くもないし
オフィス街の真ん中で横たわるぼくを認識する人は
誰もいない

ちょっとかわいい子の家で
首を吊る遊びも飽きてしまった
ぼくの見えない彼女はさっさと化粧を落として
使い古した皮を捨てていた

交差点の真ん中
レールの上
赤信号
なにをやってもぼくは幽霊だ
なんで形がないのに、心が残っているのだろう
死んだら意識が途切れて終わりではないのだろうか
今まで生きていて楽になれなかったのに
死んでも楽になれないのか

透ける半身を起こして
幽霊のぼくはさまよう
あしもなく
心だけに疲労がたまって
ぼくは幽霊になってからはじめて好きなことをしようと思った


/星

959 satellite  [id : Q7MzFDIt] [2016-12-18(日) 17:50:04] 削除依頼

わたしはひとの波にいて
わたしは情報の海にいる

自由に縛られ
支配に臥せて
幼稚なデモクラシーに思いを馳せている

わたしはあなたのそばで囁き
あなたはわたしの心臓を貫く

脳殻の韵が
言葉を失わせるように
血管の絡まりが
思考の伝達を塞きとめるように

逃げ場のない世界に
質の高い自由を求めて
蠟涙の垂れた翼を広げて
高層ビルの屋上から飛び立つ

本当の自由を知らないの

/ ghost

960 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-22(木) 01:18:18] 削除依頼


愛を語るにはちょっと若すぎるし
愛を囁くにはちょっと歳を取り過ぎた

柔らかくてあたたかな愛情はたくさんもらったから
今度は返す番だと
皺を刻んだ手が触れる

今年でいくつ、歳を重ねたかなあ

/ 広袖のばあさま

もうすこしゆっくり歩みたいのにもう年越しです

961 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-22(木) 01:32:43] 削除依頼


>946

(わたしがわたしを見捨てたら、わたし以外の誰がわたしを助けると思ったの?)

だからわたしはきっと。

962 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-24(土) 01:11:30] 削除依頼



はあ、なんて醜く、怠惰なのだろう

963 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-24(土) 15:29:56] 削除依頼


曖昧のままにしたくないなら撃ちなさい
弾丸で撃ち落としてきた人の命は
回数を重ねるごとに軽くなっていったのでしょう
引き金は軽かったのでしょう
それは真実を見つめる方法だったのかしら
この拳銃がたった一つの方法だったのかしら

いまも曖昧に撃ち続けているのはわたしほうなのでしょうね

自分は正義かと問うのは
銃弾の音ともに弾け飛んだ
自分は悪だと説いても
その手は撃つのをやめない
地面が吹き飛ぶ
肉片が
心臓が
神経が

こころが

終わりがきて
何もかも幸せで
そんな日が来たら
もしかしたら
この拳銃を持つのも忘れてしまって
わたしが曖昧にしたままの質問も
あなたが殺しかけたわたしも
すべて吹き飛んだら

あなたはわたしを撃ってくれる

曖昧にしたままは良くない、と

/ 戦闘服

964 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-24(土) 15:49:28] 削除依頼


こんな毎日から抜け出したくて
過ぎ行くスピードに耐えられなくて
終点まで乗り行くわたしの体は
日常からかけ離れてゆく

逃げたくて
不安と不安定がわたしの地盤をいつも揺らしてる
安寧と安住と安心を求めて家を探すのだけど
お金や年齢や力がなくて
縛られて
拘束されて
動けなくて
もがくのをすぐやめてしまうわたしは
惰性の悪魔だ

努力すれば打開できるはずなんだ
その希望すら抱くのをやめてしまった複雑乖離な
わたしの思考はとろとろに融解してしまって
楽をしたいがために
現を見ないでスキップしては着地点が泥沼
旗を振ってくれ
助けてくれ
きたないわたしをどうかどうかあそこ、地獄へ


手を取るのもきたない

肩を揺すられて起きたのは終点、車掌が嗤う
ここまで来るのは初めてじゃないだろう
差し出された黒い手袋を手にとって
暗い未来が眼光を放ちわたしを誘う
車掌は軽くお辞儀をしてまた嗤った

終点まで来たなら大丈夫だ、あとは進めと

/ 暗黒事変

きっと堕ちても進むだけ、逃げたら足切

965 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-24(土) 15:51:05] 削除依頼


熱い茶で喉を潤して
脳味噌を源泉で洗う

いい湯だ

966 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-25(日) 14:19:28] 削除依頼


爆音で聴いてるからきこえないんだよね

さて、十年前の聴き逃した声から話そうか

967 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-26(月) 19:21:13] 削除依頼



挨拶まわりも、年の瀬ですからね
師走と言葉どおり忙しくて、笑顔が飛ぶのです

さて、今年は賢く過ごせたでしょうか
さてはバナナだけが目当てでしたか

/ 申年

968 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-26(月) 19:45:10] 削除依頼



そちらに伺う前に、大きな花束を抱えているなんて
古い名前でも、忌まわしくもわたしである名前でも
どちらもあなたは知っていたようで
悩むことなくノックすれば良かった


わたしはまだ制服を脱がずに
最後をゆっくり歩いていて
いつしかあなたがくれた言葉をなぞっては
リースに飾って、月と談話室で微笑むの

しとやかで綺麗になられた火焼は
オリオンを届けてくれたのね

/ 手を振ってカンテラ

なんて素敵なクリスマスプレゼントだったか!

969 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-27(火) 15:19:12] 削除依頼



かまどで焼いた、あたたかいバゲットは
極寒のノース地方を思い出す
積もった雪を溶かしたようなシチューは
ほうほうと、舌鼓む


ピリリと、エビのアヒージョなんかは
穏やかなウェスト地方を思い出す
ムール貝をシェリー酒になんておしゃれに蒸して
うっとりと、舌を肥した


だいたんに、お肉を皿いっぱいにして
賑やかなイースト地方を思い出す
ビール片手にグツグツ煮込んだグラーシュなんて
なつかしいわと、腹を空かすの


みずみずしくて、どこよりもジューシーな果実は
照りつけるサウス地方を思い出す
冷菓が美しくて、雨がみんな大好きだったわね
つるつるの、甘さを欲して

食卓を囲んで、団らんの際に話しましょうか
わたしが食べた世界の味を

/ 晩餐

良い食を
(保存型)

970 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-27(火) 18:41:25] 削除依頼






温度のあけぼのだ

じわり、じわり、と
闇を喰らい
星を溶かし
心を照らす

暁起き、悴む手を出して
井戸水を汲み
空の色を映して眼を起こす
経を読む声がすこし
鳥の鳴く声もすこし

寺の鐘を鳴らしに

わたしはふりかえる
ありあけの月がうっすらと笑う
名残り惜しくて切ない笑みは
太陽に隠れた

/ あさとろ

勤行の朝焼、夜をとかして
(保存型)

971 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-28(水) 13:08:17] 削除依頼


ほんと、なんてくだらない。

972 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-28(水) 18:07:53] 削除依頼


解放からの自由を望んでいる
だから歩いている
走りたい衝動は潰した
徒歩がいちばん遠い
解放からの自由を求めている
だから歩いている
振り返って血潮を見るたび
眼球の陰が濃くなってゆく
解放からの自由を渇望して、
掲げた旗を地平線へ追いやって
もうここまで歩いてきた
過去を背負い
未来を追いかけて

自由を求めて

それは質の高い自由か?

手に入れてから気づくのは遅すぎたようだ
潰した衝動が根を張って生きていた

/ フリーランス

突いて、潰して、自由と心臓の天秤

973 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-28(水) 18:12:39] 削除依頼


自爆テロって自由と心臓を天秤にかけた覚悟か
そこまでしないと動かない現状と見るか
そこまでしなくても打開策があったはずだと迷惑そうにして模範を演じるか
そもそも自分の命と引き換えではなく公共を道づれにした脅しのようだ。人質が惜しいなら、革命せよ。政府は沈黙を続けるか破るかなんて死んだら関係ないのにな。

どちらにせよ不満なんだよ。

974 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-28(水) 18:16:52] 削除依頼

わたしは自由を渇望しているが、それは質の高い自由とはいえそうもないな。妥協というより落魄れてしまった。

解放を待っている。
解放という春を。
解放の先にある未来が明るいと無邪気にも信じられるほどわたしは子どもじゃないだろう。いい加減、耳目を開放して、口を噤むのをやめなさい。わたしはわたしを革命して解放しなければならない。命を殺めない程度に。


そろそろ前を見ないと。

975 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-28(水) 21:48:28] 削除依頼



白紙の地図を埋めていく作業が
机の上ならば良かったなと
繋がりのない散乱した星々を眺めてはそう思う
あれを星座として
空に地図を設けた天文学者に感謝する
東の空が白ける前に
この高原を抜けたならラッキーだ

コンパスの針が北極星を刺す
十字架に張りついた神の加護がきっとあるように
歩みを止めない志がここにあるように
山脈の尾鰭まで書き写す
大航海時代のおまえたちだって地図に名を残すのが
きっと名誉だって思うように

なぜ冒すという問いは愚問だ

/ 険しきを冒せ

我らは地図を作る
(保存型)

976 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-29(木) 18:05:47] 削除依頼


生きてることを実感したい。

977 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-29(木) 18:13:21] 削除依頼

腐った体が心臓を止めているようで
生きているかも死んでいるかもわからない
ただ打開策がほしい

わたしは生きてこの世に居たという証明は脆い
物は廃れいつかは捨られるし
人々の記憶からは色褪せていく
それすらなくなってしまったらわたしは普遍的価値さえ失い、ただの亡霊となる
この世に生きていたという証明は皆無に等しい

わたしという亡霊は
わたしという個は
突風より早く朽ちて忘却される
いや、君の髪を揺らすことさえ出来ない無価値な存在だよ



わたしは意味を問うのに疲れてしまった

/

978 衛星  [id : AumvfP0M] [2016-12-29(木) 18:28:38] 削除依頼

きっと誰にも理解されない
それでいいと押し切ってきた心がもう嫌になった

広い外に出てちっぽけなわたしは
その存在すら無知に知った顔をして
人と触れ合うことを避けることが出来ず
公共と常識の波に乗りながら
毎朝の通学を無心でこなしている

わたしは普遍的存在であり普遍的価値を持ったただの一般人だ
少なからず常識を待ち合わせ少なからず常識から外れず少なからず教育課程に遅れをとらず
日常を、常識に送っているはずの
六十何億人のうちの1人だ
しかしありふれたわたしのような人はたくさんいて個性を持ちアイデンティティを信じて生きているが

わたしはもう自分が誰だかわからない
わたしのような人はたくさんいるだろうに
何故生きてわたしに価値を見出さないといけないんだ
自分を売りそれに対して職を見つけ働き人との接触は避けることができない死ぬことは良しとされないそれは必ず悲しいこととされてしまう

理解されなくていい

わたしは自分にもう価値や意味を見いだせない
自己アピールなんて、そこら辺の出来損ないと同じですと否になることしか浮かばない
自信もない

わたしのやっていることが全部無意味にしか見えない
それを認めて今日までやってきたが辛い
弱音すら人からすれば耳障りなのに
口を塞いで咳をする

意味を
価値を
理解を
もう、考えることをやめたいんだ

979 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-29(木) 18:30:38] 削除依頼

普遍を彼の前では語れないのだ
しかし、

わたしみたいな存在を
なんと言えばいいんだ、おしえてほしいんだ


わたしに名前をつけて

980 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-29(木) 18:34:29] 削除依頼

(名前のない衛星はただの星屑にも見えない)
(自分は恒星でもなければ、惑星との一対でもない)
(ありふれた中の一つの衛星だ)
(月は羨ましい)
(たくさんの人に愛され)
(太陽に照らされて)
(地球の、ただ一つの衛星だ)

981 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-30(金) 00:00:03] 削除依頼

わたしはタンパク質と水と不純物で出来た媒体物だ
苦しい

982 satellite  [id : AumvfP0M] [2016-12-30(金) 00:06:18] 削除依頼

すまないね、今日は酷くアンニュイなんだ
難しく考えてしまって何も生まれない
ため息を吸って吐きだして
不幸で息を繋いでいる僕は亡霊だ

解放宣言だ

僕はいずれ自由になる
質は安い
でも自由の上で殺されないように
また苦闘が始まる
歩かないと

/ 亡霊

983 satellite  [id : AumvfP0M] [2017-01-01(日) 01:17:29] 削除依頼



しろいバックグラウンドに息をして、衛星に手を振って

わたしは彗星乗って常夏の国に祝福をもらうの

さあクールに踊りましょう

/年越し宇宙旅行

あけましておめでとう

984 satellite  [id : AumvfP0M] [2017-01-01(日) 23:59:40] 削除依頼


天使から小瓶をもらってテカポ湖の夜を詰めた
星空は噤んだまま
美しいでしょうと微笑む

ユッセ城に暮らす姫君に手を振って
ルネサンスの薫りとゴシックな風が
優雅な紅茶に波をつくる

すこし感傷的になったら
ウユニ湖で地平線をなくしてみようか
そこに佇むのはきっとわたしひとりだ、
なんて錯覚で笑ってしまおうか

パムッカレみたいな蒼さに浸かって
なんて美しい!と叫んでみたい

美しいものを見て生きてることを実感したい

天使は微笑んで人間に地図を与えた

/ view

985 satellite  [id : AumvfP0M] [2017-01-05(木) 18:04:25] 削除依頼



沖縄の海を瓶に詰めてこちらに帰ってきたのは
いつ頃だっただろうか

星の砂と白い貝殻が眩しくて
これから寒い季節がやってくるのに
名残り惜しく、懐かしそうに、
夏の薫修が記憶にかおる
勤勉でもなかったが
それでも学生という服はゆっくり日々に褪せてゆく


盆の明けない夏の晩に
蝉の脱け殻を北風が持ってゆく

冬が笑って攫うのはわたしの心だといいなあ!

広袖を着て真っ赤な指先を振る
今年は鬼が笑ったような冬だよ

袖に染み込んだ香が、じわりと。

/ 和ち

986 satellite  [id : AumvfP0M] [2017-01-05(木) 20:54:15] 削除依頼


記憶は確かにある
でももう生身ではないわたしは
データとして記憶を処理している
保存データが記憶だ
とても無機質で機械的
生きてるのに、

ほんとうにそうなのだろうか
自問する度恐怖で皮が捲れてしまいそうだ
自分は造られた人間なのではないだろうか
記憶は小説の中から引っ張ってきたもので
わたしは物語の映像化でしかなくて

わたしは最初から人間ではなかった、

、わたしが見える?

写す映像が立体化して虚像体としてそこに存在する

水を飲む行為も
怪我を認知する行為も
人間(わたしたち)は忘れてゆく

感覚機能を切ったわたしは黄昏すら斬首する
少なくとも生身の人間(わたし)は死んだ

/ サイバネティックオーガニズム

おまえはわたしを人間と呼ぶ?

987 satellite  [id : AumvfP0M] [2017-01-05(木) 22:01:00] 削除依頼


紙と
紙の種類と
紙の香りと
紙に染みついた香と

甘い菓子と
キラキラの冷菓と
暖を感じる焼菓子と
宝石のタルトと
紅茶と

/ 午後の箱

988 satellite  [id : AumvfP0M] [2017-01-06(金) 14:38:56] 削除依頼


ワイングラスに宇宙を注いで
準備体操してダイブ
内側から見える歪んだ景色と
温度のない空間
喉をゆっくり締めつけて
肺をじっくり押しつぶす
恐怖に充たされながらいっそ窒息死なんてどうだ

ワイングラスに注ぐのはまだミルク

/ ナイトキャップの夢

989 satellite  [id : r7dl4qIR] [2017-01-07(土) 19:56:02] 削除依頼


陰口はもう慣れてしまった。

990 satellite  [id : r7dl4qIR] [2017-01-08(日) 13:55:16] 削除依頼

叫んで手を振ってお星さま!
ああ、うつくしいひと
たわわに実る果実をもぎとって齧るの
生きてた味がじゅわりと

両手いっぱいに抱えた金色の髪を
夜空に投げて
わたしも星座にしてと神さまに歌うの
復活祭のように愉快な春よ!
ああ、はかないひと、消えないで
烏が産み落とす太陽に焼かれないで

イクナートンに敬愛したエジプトの日の入りに
星は踊る、
ああ、うつくしいひと!

/古代の星占い

昔の朝と夜がふつつと湧き出る鍋の中
カモミールがキッチンいっぱいに魔女の髪に含む

991 satellite  [id : r7dl4qIR] [2017-01-09(月) 18:37:10] 削除依頼


だってきみはうつくしい。

992 satellite  [id : r7dl4qIR] [2017-01-09(月) 20:35:54] 削除依頼


おはよう、きみ。
ぼくはだいぶゆっくり歩いた。
ゆっくり終わりに近づいている。一言が重い。
好きなことがたくさんあって好きな世界があって
きみの隣を、ずっと歩いていたい。

一輪だけ、デイジーを手向けようか。

そうだね、ずるいぼくはきみに委ねるんだ。
花の辞典に悪態をつかないでおくれ。
ぼくはきみのヒーローになれたかな

おはよう、きみ。
ぼくはここにいるよ。
手をつないで

/ see my eyes

993 satellite  [id : r7dl4qIR] [2017-01-13(金) 03:56:58] 削除依頼


ゆっくり、沈んで

わたしは屍
腐敗した肉片がきつい臭いを放つ
髪の毛を集めて生を紡ぐように
それの善悪なんて誰もわからない

良心なんて思い込み
思想なんて妄想のなれはて
信じてたのは神様だったかしら
それとも集団の中で生き抜くための呼吸?
宗教なんて群集心理の果て
ねえあなたの信じてたのは良心?神様?

それとも安全な居場所?

わたしは骸
生前のわたしは罪を犯して
死体は火刑になってしまったわ
あなたの肺に入れた空気、
わたしの灰も入っているわね

ゆっくり、堕ちなさい

/ 脅威と心理

994 satellite  [id : r7dl4qIR] [2017-01-13(金) 04:03:51] 削除依頼


裏切って、
異端だと叫ぶ

救われるという考えはやめたほうが良いな
あまりにも出来過ぎていて無責任だ
罪は償って贖宥状を乞うより背負って

しかしいづれは死んで楽になりたいと思うのは

やはり異端か

倒れた景色は天藍
世界は不平等でうつくしい

/ 苦悶

死後の世界なんていらない

995 satellite  [id : r7dl4qIR] [2017-01-13(金) 17:13:29] 削除依頼


きみの声、まるでサイレンのよう


屍のぼくを起こす目覚まし
肩の上で揺らぐ髪の隙間から朝日
布団から這い出るきみの背中を
目で追いかけないように

タイムスリップでもして17のきみを奪いたい
見えない鎖がぼくときみを繋いでいる
忌々しいこころはご満悦だ
まだここにいて
閉口しても目は微笑んできみを離さない

シャワーの音をゆっくり聞いて
コーヒーの香りがしたらきみがぼくを呼ぶんだ

それがぼくにとっての朝

/ wake up

サイレン=耳に残って離れない

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