徒然に綴る愛のうた71コメント

1 さとお id:viM90Fn/

2013-03-07(木) 02:05:05 [削除依頼]
頭のうえをゆっくり通りすぎていく雲
揺れる日陰のなかで見た緑の夢
ぬるい風が斜陽をふちどって綺麗だから
欠伸をしてまた、ひと眠りしよう
  • 52 さとお id:tXTR71B0

    2015-08-09(日) 03:33:03 [削除依頼]

    こんにちは
    夏の日差しが眩しいから
    あなたの瞳がみえなくて
    いったい何を見つめているの?
    こんなに草木も花も
    夏の日差しに照らされ
    等しく美しく生きてるのに

    こんにちは
    サイダーブルーの水の底で
    秋が背を向けて泣いてる
    いったいどこへ向かいたいの?
    いずれこの水は海へ出会い
    潮の流れにそって世界をめぐる
    ほら、次の季節はすぐそこ

    こんにちは
    それとなくタイミングを計り
    木陰のなかへ逃げよう
    あなたの瞳がみえるよ
    少しだけ暗いこの場所からなら
    雲も風も等しく吹いていて
    あなたは私をみつめてる
    夏の日差しから逃げ出して
    今あなたの手を握っていいですか
  • 53 さとお id:tXTR71B0

    2015-08-09(日) 03:52:04 [削除依頼]
    「処女」


    処女をすてた

    1999年に悪魔がやって来た

    雨あがりの芝生の

    うるんだ緑のにおいや

    やけにかすんだ街を走る

    路面電車の青色

    あの石のアーチのしたで

    ひとつ魂を売った

    陰うつな午後の

    肌寒いほど涼しい風

    ちいさな子供じゃないのに

    足は泥まみれ

    長距離走者の孤独のように

    いま少しだけ悲しい

    そうだった

    私は処女をすてたんだ
  • 54 さとお id:qIOR/7B1

    2015-09-04(金) 15:14:42 [削除依頼]
    九月も過ぎると夏はかけ足
    ぼくは青いきみのサマーニットの袖を掴んで
    きみはぼくの影にそっと身を寄せる

    この午後がずっと続くならいいのになあ
    ふたりで逃避行をできるのなら
    暑くもなく寒くもないやさしい空気に生きていると
    すこし贅沢になりすぎて怖いね

    そうだったあの気持ちは
    そんなに長く生きられるものじゃなかった
    花火みたいにきらきら綺麗で
    すぐに消えていくような
    遠く聞こえるきみの声
    なにかに怯えていたぼく
  • 55 さとお id:qIOR/7B1

    2015-09-04(金) 15:51:50 [削除依頼]
    素晴らしい人生の始まりを祝おう
    聖なる夜に結ばれたわたしの両親と
    それから十月十日数えて生まれたわたし
    美しい人生の主人公になるために
    生まれたわたしを祝ってください

    それから彼女は言葉を覚え
    歩くことを走ることを覚えた
    世界に溢れる不思議を数えることが好きだ
    伸びた髪を何度も何度も母親が丁寧に切り
    反対に薄くなる父親の頭を撫でて笑った

    家族はまるでひとつの木のようだ
    枝は愛を吸ってどこまでも伸びる
    そこから咲く花も実る実もいつかは親から離れ
    1人でどこかへ旅立つけれど
    新たな場所で誰かの愛をみつけて結ばれる
    たとえ森のなかで迷っても
    わたしたちには同じいのちの音が響いている

    さてこの素晴らしい日になにを残そう
    わたしには恵まれすぎた人生が始まる日に
    こんな独りよがりなわたしのために
    尽くし続けてくれた二人のために
    いつかはどこかへ離れていくとしても
    そこから咲く花はきっと二人に似ているはずだ
    ほら、祝福されるために生まれた命の音が聞こえる
    わたしはこんなにも幸せだったのだ
  • 56 さとお id:yP3H5PG1

    2015-09-07(月) 15:02:39 [削除依頼]
    泣きながらきみの唇を塞いで
    それは甘美な夢でした

    ぜんまい仕掛けの仕組まれた夜
    わたしの心臓は盗まれたまま
    シーツの海で悪戯なキスをくりかえす

    ぱちん
    マジックが解けるように
    夜も星も朝の光に溶けていく

    まつげをきらきら濡らしたわたしと
    まだ穏やかな呼吸のきみ

    甘美な悪夢から目覚めても
    どうかそばで笑っていて
  • 57 さとお id:eIJcRry0

    2015-09-12(土) 23:49:32 [削除依頼]
    ひとかき、ひとかき
    きみは夜を泳いでいく
    ぼくのずっと先へ
    ちっとも届かない場所へ

    みなもを照らす月が
    綺麗な顔でわらってる
    まるで神さまを見てるみたいだ
    きみの得意のクロールで
    ひとかき、ひとかき
    月と夜がたゆたう

    あしもとは真っ暗闇
    飲み込まれてしまいそう
    どうかぼくに手をのばして
    きみのその白い腕を

    いまきみの呼吸が
    波音と重なり共鳴する
    この夜の果てまで
    ひとかき、ひとかき
    きみはふりかえらず進むだろう


    *夜を泳ぐ
  • 58 さとお id:zj7AkTC/

    2015-09-15(火) 00:08:00 [削除依頼]
    純白の雪がこの世界をかくし
    だれも目覚めない朝がくるまで
    白い吐息をはいて笑って
    ちっとも暖かくない太陽にウィンク
    この氷漬けの指先にずっとむかし
    キスをしてくれた人がいた気がした
    それは美しいおとぎ話
    もうだれも知らないむかしむかしの話
    純白の雪にこの身をかくされて
    そろそろ旅立つ時間になったみたい
    もうだれもいないこの世界で
    ダイヤモンドのようにきらめく白と
    止まったまま永遠に美しい
    この心臓をささげる


    ***
    そろそろ冬っぽい詩が描きたくなる季節ですねw
  • 59 さとお id:FBkpShk/

    2015-09-17(木) 03:05:45 [削除依頼]

    桜の花を耳に飾ればきっと季節はきみに微笑み
    僅かばかりの時間だけ穏やかな夢を見せるのだろう

    それは遥か彼方の大陸の風の匂いだった
    花と嵐をまとった人は突然この目の前に現れて
    僕は心臓を盗まれた事にすら気付けないほどだった

    きみのあとを追って海へ出ればどこへ辿り着いただろうか
    そう囁きながら淀川を流れる桜をもうどれだけ見送っただろうか

    まるで答えの出ない問いをくり返すうちに随分歳をとった
    写真も口吻も残さず去った人はいつか見た僕の夢そのもの
    夢そのものになってしまったのだ

    だからいつまでもきみの夢を見る僕は美しい地に思い馳せる
    遠い昔約束したふたりだけの美しい地平線には
    どこまでも続く桜並木が広がっている

    そう遠くない将来に必ず迎えに行く
    遠い昔一度だけ交わした約束を信じて待つ僕は今年も
    あいも変わらず咲き続ける桜にきみを重ねる


    「はるかはなれた そのまたむこう
     だれにでも好かれる きれいな娘がいる」

    花散る庭で唄うきみの声がずっとこの胸にやまない
    遥か彼方の大陸で強く生きる僕の愛した綺麗な人


    ***
    「」の中の歌詞は「草原情歌」という元々は中国の歌です。
  • 60 さとお id:gBuW7PA1

    2015-09-25(金) 22:52:19 [削除依頼]


    この清い両手を想った

    何億もの波をすりぬけて
    何かにただ縋りたかった手

    人ならざるものになりたかった
    そう願うほどどこまでも
    人間以外の何者でもなかった自分

    始発前の踏切
    まだ灯らないランプ
    いつになく冷え込んだ2月の某日
    わたしが死んで生まれた夜

    誰よりも汚れていて
    誰よりも清いこの両手
    いつかは許されるのだろうか

    ああ
    終わりの見えない未来へ
    一遍の詩にすらなれない言葉たちへ

    受け入れがたい罪と罰は
    痛みと快楽のうらおもて
    悲しみと喜びの二重らせん

    どうかさまよえる魂が
    くり返す波の億千のいとなみに還り
    あの夜とともに眠りますように

    ただ誰かに縋りたかった手
    岸辺さえ知らず、不器用にもがいて

    握りかえされる熱を欲しかった手


    *罪と罰
  • 61 さとお id:QYfbadE.

    2015-10-02(金) 01:16:52 [削除依頼]
    カーステレオのボリュームを上げて
    ためらいもなくアクセルを踏み込む

    海が見えてくれば窓を下げて
    夜明けのぬるい潮風に髪をなびかせた

    スピードにまかせてどこまでも走れる
    今だけはきっと誰も追いつけなくて
    瑠璃色の空の下、自由になれたような気がした
  • 62 さとお id:j3Ti/HE0

    2015-10-12(月) 13:59:15 [削除依頼]


    私の背よりもずいぶんと高い茎が揺れる
    緑は風に揺れ、しなり、細長い葉を踊らせて
    遠くから見るとそれは川の流れのようだ
    山からの冷たい水が上流から下流へ
    そしていつか海へと辿りつくその過程のように
    海原でねむる母の吐息にふかれて
    しなやかな茎は高く高く伸びていく
    寒くなると甘みが出るその茎を
    もうすぐ私たちは刈らなくてはならない
    清らかな川のような美しい緑色を
    浅く土が見えてしまうまで
    その葉は鋭利でときどき指先を切ってしまう
    この胸も同じように切り刻まれる
    風景はすこしずつ変化していく
    春になればここはコンクリートの硬い地面になり
    またひとつ、美しい清流が消えていく
  • 63 さとお id:j1JM5gR/

    2016-04-11(月) 20:52:48 [削除依頼]
    のんびり書き続けていつの間にか3年目なんてびっくりですね
    読んでる方がいるかは分かりませんが今年もぼちぼち書いていきますm(__)m
  • 64 さとお id:j1JM5gR/

    2016-04-11(月) 22:27:21 [削除依頼]
    さわがしい教室の一番うしろ
    カーテン揺らす春風はきらきらと光る
    制服の長い袖から手伸ばして
    窓の外降る青い葉をつかまえる
    浮かんだ夢なぞるノートの隅っこ
    さわがしい休み時間の廊下
    始業のチャイムが鳴る三分まえ
  • 65 さとお id:j1JM5gR/

    2016-04-11(月) 22:46:13 [削除依頼]
    無色透明の午前4時
    新聞配達のバイクの音だけが響く
    ぼくらは教えられずとも知っていたりする
    ありもしない朝の匂いなんてものを
  • 66 さとお id:f4b1Q161

    2016-05-07(土) 03:29:32 [削除依頼]
    それはまるで天啓かのように
    私に舞い降りてきた
    ただ両手で受けとる以外を知らなかった

    それはまるで世界の理のように
    私の血の中を流れていて
    心臓からつまさきまで許された

    それはまるで命そのものだった
    時には音楽で、時には風で、時には愛だった
    こんなに嬉しくて悲しくて尊い気持ち
    きっと他には無いと思えるくらい
    すべてあなたが教えてくれた
  • 67 さとお id:f4b1Q161

    2016-05-07(土) 03:50:00 [削除依頼]
    長い黒髪に憧れたのはきみの後ろ姿
    ずっと眺めていたからだった
    白いハイソックス履いた日は恥ずかしそうに
    夢中で追いかけっこしてた夏の頃

    チョークの引っかく音がずっと遠くに聞こえる
    教科書のインクの匂いだけはずっと近くに
    窓の外はまぶしい緑色の風景が続く
    おとなしそうなんて言われても傷つかない少女だった

    夢と現実のはざまで揺れる花の香り
    ちょっとの事じゃへこたれないと笑うきみ
    だけど夏の日差しに溶けそうなアスファルト
    ちょっとだけ茶色くなった毛先

    誰かに支配されていたかったのかもしれない
    自分を脱ぎ捨てて明け渡してもいい
    もうここには居たくなかった
    ずっと夏の日が続けばいいのにとごねるみたいに
    行方知れずな誰かになりたかった
    長いきみの綺麗な黒髪も欲しかった
    常緑樹のアーチのしたできみともう一度
    たったふたりだけで笑いあいたかった
  • 68 さとお id:13JEcV60

    2016-09-03(土) 22:24:23 [削除依頼]
    1983年にタイムスリップ
    いつでもきみの声がよみがえる
    ちょっと古くてでも新しい
    変わっているようで変わらないもの
    何度でもきみは僕を目覚めさせ
    今日と33年前を行き来することができる
    高原に降る強い雨の音
    輝く雪の下に眠る希望の色
    飽きっぽい僕のそばで黒い円盤が回る
  • 69 さとお id:13JEcV60

    2016-09-03(土) 22:42:21 [削除依頼]
    都会的な夜は嫌いじゃない
    エスコートするあなたの整えた前髪
    くずれたら直してあげる

    この街の光すべてが
    なんだか私達を祝ってるみたい
    でもあとワンステップ踏まなきゃ駄目
    急かされるのは嫌いなの

    でもそろそろ気付く頃
    私のことが必要でしょう
    1人きりじゃもういられない
    大人のふりをやめたっていい

    すべては出会いまかせだったけど
    物語はこのために始まった、そう気付いたの

    私の手をとるあなたのひとみに
    映る表情はだれのもの
    もうすこしだけ強請っていい
    この街の光がまたひとつ消えていく
  • 70 さとお id:PCIL7ehJ

    2016-12-05(月) 13:08:01 [削除依頼]
    この世界を美しい檻だと思うのなら

    あなたはきっと幸せだ

    私には最初から分からないよ

    美しく続いていく空へ沈む夕日

    世界の外側へ手まねくのは二日月

    ここにいるのは私の意思ではなくて

    あなたの意思でもないから

    どこから来たのかなんて誰が分かるだろう

    この世界を醜い楽園だと思うなら

    私はきっと幸せだろう

    だけど高鳴る胸の響きをどうしよう

    どこか遠くの憧れた場所へ

    私を今ごと奪い去って
  • 71 さとお id:PCIL7ehJ

    2017-01-08(日) 03:08:16 [削除依頼]
    昨日の夜 ぼくは君の夢を見たんだよ

    その夢の中で ぼくらは踊ってたよ

    みんなとても楽しんでた

    そういう気持ちをずっと待ち望んでた



    やめないで もっとこっちに来てよ

    盛り上がるほどリズムも上がって

    だって楽しめばいいだけさ

    そう ぼくらは一晩中踊りあかした



    この時間がすべてさ きみの腰に手をまわして

    きみの時間を奪いたいな ぼくの腰に手をまわして

    でも朝の光につつまれながら

    この気持ちを確かめるまえに

    夢は醒めてしまったよ



    あーあ どうしたら良いんだろう

    この夢ときみについて

    これが現実だったらなあ



    あーあ どうしたら良いんだろう

    この夢ときみについて

    いつかきっと叶えてみせるよ



    だからぼくとゲームをしよう





    *Digital Love(Daft Punk)
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