すきすきべいびー、ラッパに誘惑。

詩投稿投稿掲示板より。


1    黒木  [id : t8TLsgf1] [2013-03-01(金) 13:49:38] 削除依頼


黒木ですが。


ただの柑橘好きです。
詩 と名のつくものを書き散らしていくつもりですが
そんな立派なものでもなく。
不定期更新、あしからず。
どなたでもどうぞお気軽に。

利用規約に反する行為はご遠慮下さい。

113 きのこ  [id : 8wdtXZc1] [2016-01-02(土) 21:45:56] 削除依頼

黒木さんの世界観がすごく好きです!
「きのこの隠れ家」というスレッドに私の詩を投下しているので、よければ感想、アドバイスなどお願いします!
更新楽しみにしてます♪

114 黒木  [id : ll5BtIA.] [2016-05-07(土) 17:19:37] 削除依頼


きのこさん
ずいぶんとお返事が遅れてしまい、
本当に申し訳なく思っています。
きのこさんのお言葉、とてもうれしいです。
スレッド、おじゃましました。
きてくださったのがこんなにも前のことですので
何か残すことは控えましたが
等身大の 切な感情がひしひしとうかがえて
とても気持ちよく 読ませていただきました。
わたしのひとりごとたちも読んでいただき
本当にありがとうございました。

115 黒木  [id : ll5BtIA.] [2016-05-07(土) 17:24:36] 削除依頼



天国さえも問いただして
どこへでも行って と突き放したい
声を散らした風切りに請う
どこへ行けばいいのだろう

梢がぬくみをためるとき
僕たちは何を拾い上げただろう
朱色に震える指先が
何を望んだか知らなかったまま
僕たちは探している
何に気づいていたかったのか
僕たちはいつも探している

天国さえも問いただして
どこへでも行って、と突き放したら
こころは何を叫ぶだろう
探しているものは何だったろう

風下にとろんだこもれびの切っ先が振り上げる
張り裂けたこころは何を叫ぶだろう
どこへでも行ってしまえたのに
僕たちはどこへも行かないままに


/ヘヴン、あるいは土曜日の午後に祈りをうたい空へ投げる


書いているときに 操作を誤って
全て消してしまったので、
こころのままの言葉ではなくなってしまいました。
もう二度とは 取り戻せない言葉が、
いまはとても 愛おしいです。

116 黒木  [id : 4CFR2Be/] [2016-05-09(月) 17:07:20] 削除依頼



わけもないけれど
悲しくなった
ささくれが増えた
唇を噛んだ
下を向いたまつげが
空を埋めながら光を揺らす

眠くてたまらない
時計は進まない

未来はあるだろうか
指の腹で芯を叩いた
ぽつん と黒い点を見つめて
似た者同士をわらうこともできない

焦っているのはその通りで
白い文字がゆらゆらと
もう二度と訪れない季節の音が
左耳をくすぐる

わけもないけれど悲しくなったのは


/チャイム

117 黒木  [id : hUUFMdT1] [2016-06-03(金) 19:23:24] 削除依頼



たくさん
困らせたから
きみにはもうなんにも言えない

たくさん
迷わせたから
きみにはもうなんにも残っていない

空気に擦れてひりひりと
焦がされるきみの慟哭を見たか

どれだけ数え上げても取り零す
あどけなく雲に浮くきみの目を
幾度手放してしまったろう

たくさん
傷つけても
きみにはもうなんにも留まらない

くちびるが
離れるよりも先に
きみの笑顔が叫んでいる

取り零しの中に
きみは息づき
鼓動する

空気が擦れてちりちりと


/初夏と背徳

118 黒木  [id : .5EOzfn0] [2016-06-11(土) 20:17:41] 削除依頼




捨てたわたしを掘り起こして

このために生きてきたのと
言ってしまいたい晦冥の
波がたおれて灯台とねむる

あの日咲いた草が残した
どこかで渦も返った
虎視、引っ掛けて街に折れる
めいめいつぶさに

かく、語りき

傘を置いたみなとをのぞむ
捨てたわたしを揺り起こして
やさしいひと、もう会わないといい

/南の空にアクアリウム


わたしを

119 黒木  [id : wKxJxLn0] [2016-06-17(金) 23:53:51] 削除依頼



気づいて
燃えるような青春のほころびに

さげすんで口をつぐんだ
天井は
机の裏側


きっと助かるだろうかぼくたちは


とめどない沈黙を
蹴飛ばしたはずの坂道に転がせば
吃音のサイレン
不器用な言葉尻の邪魔をしても

何にでもなれる気がしているのに
何にもなれないことを悔やむのは


きっと助かるだろうかぼくたちは


あめいろのそばかすみたいに
こころは こころは

重ねてゆくことしかできないけれど

きっと助かるだろうかぼくたちは


/ヘルプミーヘルプミーヘルプミー


ぐずぐずしないで

120 黒木  [id : lWvYeuo1] [2016-06-19(日) 14:54:58] 削除依頼




一目会えたら
夢で会えたら
わたしはそれを夢にしないのに

出会う前から惹かれていたよ

どこにいても
きっとあなたを好きだった

一目会えたら
夢で会えたら
わたしはそれを夢にしないのに

わたしを知らない
あなたに焦がれる

夢なら見ないほうがましだ
触れ合う指を見つめて
苦しくなるだけのわたしでいい


/遠方より、拝啓


会いたい人がいる

121 黒木  [id : qDc0FB20] [2016-06-26(日) 13:42:34] 削除依頼



これは愛じゃないと言って
降りしきる最中 夢だよと言って
震える指
突き放した鍵
静止、これは愛じゃないと言って

吸い込まれるのは
そぞろに きつく結んだ声を
これは愛だよと言って
まわれ
風もやむ
ひかりは過去 ああ、仏様、許して、
力を込める

制止、これが愛だよと言って
進む道を変えて
帰る道に変えて
詰る眉 傷ついた顔をして
傷つけて惨めにする 僕を 僕を

誘い出した夜明け
これは夢じゃないと言って
まだ先のことだと思っていた
まだ先のことだと思っていた
きみはひかり これは愛じゃないと言って


/遭遇、生死、悪夢、悪夢


本当は気づいていたのかもしれない

122 黒木  [id : wdSacmK1] [2016-07-02(土) 20:13:51] 削除依頼



だってだってだってまだ物足りないわ
あたし昨日の向こう側
いつ
守られていたいのに まだ まだ
証明させてよ いま だけを
東京の熱を浮きながら
動けない気でいる また また
眠りの国で全部無駄にしてもいいのに
動けないのはあたしのせいじゃないのに
証明してよ いま ここで
どんどん失くなってゆく若葉の隙間に
展望なんて見えない まま まま
あたし日暮れの裏っ側
もうじき終わる 夏が来るけど


/ロストガール


だから君は尊い

123 黒木  [id : 3Jw4uGT1] [2016-07-05(火) 23:53:17] 削除依頼



憂さ、進め!

笛吹き、雪解けの街を行く!
ぱっぱっぱぺらぱぴいぷうぺ!
そにょ そにょ 翻るつむじ風
鈴の音ころりと坂を下(お)り
水のゆふべを懲りもせず鳴く

踊り子、苛責の宿を出る!
ぱっぱっぱぺらぱぴいぷうぺ!
とぅる とぅる 霧を食み顔を覆う
深深、ざくりと骨を突き
実の型落ちに飽きもせず添う

憂さ、進め!

君、朝焼けの海を知る!
ぱっぱっぱぺらぱぴいぷうぺ!
ひょん ひょん 小さなひこうきたちが遊ぶ
遥かにゆらりと島はたおり
眩む轟きで瞬きもせずめづ

さあ、いざ、進めよ、
憂さ、進め!


/マーチングバニーバニー


ちかごろ、わたしが考えることはひとつだけみたいです。

124 黒木  [id : AD1VB0M0] [2016-07-10(日) 15:32:59] 削除依頼



とまどいはみどり 音もなく
みひらいてみれば流れてゆく
流されてゆくのに 熱は淡々と
くゆるしぶきのただなかに
散らした そう名付けるにはむしろつたない
あいの墓場

空白はさざれ 饒舌な指
声に落とせば埋もれていく
埋もれさせているから 熱はこんこんと
尋ねるだけの 瓦解に向かう意志もなく
滄溟に佇む 耗弱が兆す
どれほどの航海に凭れても続く 自転にすこしの憂懼をそそいで


/渡り鳥


どうするのが正しいのか、
きっと戻ってみても分からないのがわたしたちなのかもしれませんね。

125 黒木  [id : TohUWXO.] [2016-07-14(木) 06:58:26] 削除依頼



きみはまちを内包する
暁の衝動に身を焼いた
やさしいあかりへさまよっている
あつく湿らせる傲骨を見たなら

遥か蒼空の翳りに
きみは惑星に逆らえないまま
えいと割ったさびしさに押されて

きみはまちを内包する
裸足で歩くスクランブルのうえ
飲み込めない納得は別として


/本当は気づいている少女の場合

126 黒木  [id : RKg/TAk0] [2016-07-17(日) 11:49:16] 削除依頼



あなたが赦しを請いたいのは
わたしじゃなくて神さまでしょう
ほんとうを見るのに
目が霞んでしまうわ
くちにしたら
水からなしくずしに

かざす、てと、かざる、てを、まつ、まつ、

花火をきいた
はじけるみずみずしさを
あんなに昏い喧騒だから
なくしてしまわないでね
取り戻せないのだから
なくしてしまったら

曲がりくねって
至ったかがやき
おんなじだわ

かざす、てに、かざる、てを、ゆめ、ゆめ、

つよがりで
塗りつぶした

あなたが赦しを請いたいのは
神さまじゃなくてわたしでしょう
ほんとうを見たくて
外してみても 滲んだ
ういを落として
火をつけたわたしの病室で


/キンセンカ


わたし、かわいくなかったね。

127 黒木  [id : 47PvDCU0] [2016-07-20(水) 16:29:18] 削除依頼



ふたり
おなじ引力でひきあえば
ひとつ
おなじ天体に息をひそめて
数えあげたら
懐かしい匂いがする

いろいろ辿ってみたけれど
やわい金色の浮雲にこそ
つれなく思ふ なつの残骸

空になったからだをかき集めて寝そべる
いたいけな空想を手放した

いろいろ辿ってみたけれど

ふたり
おなじ引力でひきあえば
ひとつ
おなじ天体に息をひそめて
秤にのせたら
知らない故郷のわらいごえ


/観測地点より


宇宙は寝ぐせがつかないなんて羨ましいです。

128 黒木  [id : FIpcGGk0] [2016-07-26(火) 23:10:01] 削除依頼



ぐんぜう、

てん と
見つけたり、はかなし。
たまさかに ゆくゆくと
稀有に見返り しんしんと

波、足首を濡らして敷妙に溺る。

てんと
わかれたり、あいなし。


/有明


ぼおっとしていると
ごうごうと流れる時間の音が聞こえるようですね。

129 黒木  [id : QrQvDs/0] [2016-07-29(金) 18:57:49] 削除依頼



しっぽ振って
閉じ込めた透きまの
知った顔に煙が這って

かがやきはそらに見えないけれど
君の袖から大粒の散り花


/残夏

130 黒木  [id : HOEgEnA1] [2016-08-01(月) 21:56:48] 削除依頼



「きみは練乳のあとのかき氷を食べられるのかい?」

外側は蒸してうるさいのに蝉の声さえ聞こえない部屋で、ぽつりとそう呟くきみを見た。手元では冷えきらなかった練乳がすこし氷を溶かしている。ひとくち食べて、うえ、と舌を出したのは、電車が二回通り過ぎる前。首をかしげて、どういうことと舌を叩く。

「じゃあ、かき氷のあとの練乳は?」

まるで意味が分からないとまた氷をかき分ける。それは、しゃくり、とも言わないでしろく濁っている。いちごのかき氷。
一口目は練乳しかすくえなくて、ふたりだけの汗ばんだ静かな一間には甘すぎると感じたのだったっけ。あと、木の味もした。思っていたより練乳は少なくて、しばらく赤い氷だけを口に運んでいたのだけれど、そうしてごおごおと大きないきものが二度すぐそこを横切ってから、ようやくまた練乳に辿り着くことができた。赤はなりを潜めて、しろく溶け出した、いちごのかき氷。

うえ。

「ほら、だから言ったのに」

きみは笑った。さっきよりもずっと甘いそれは、ぬるくなったからなのだろうか。眉のあいだに皺を寄せて、ずず、ともはやすくえなくなった液体を飲み干した。
練乳のあとのかき氷に何かを感じた記憶はなかった。きみが部屋を出て行って、氷はどろどろで、相変わらず蝉の声はしなかった。練乳がけのかき氷を食べたいとは思わなくなった。
電車が通り過ぎる。

/しぐれ

SSではないです、と言い張ります。

131 黒木  [id : HOEgEnA1] [2016-08-01(月) 21:58:42] 削除依頼



おおー、ちゃんと段落あたまを一段下げたのに反映されていない!

ショックです。ああ、わたしの不手際だ。

132 黒木  [id : wdQxb9a.] [2016-08-03(水) 07:13:47] 削除依頼



なだれ、


渇望に過度な期待

ひっくり返して
隠そうとした 最果て


/扇動

133 黒木  [id : UggIjjQ.] [2016-08-04(木) 10:30:37] 削除依頼



わたしを見つけて
たゆたう睡蓮は迷うのか
肘から ちぎれて
さび
もうきみを見つけられない


/はつこい

134 黒木  [id : bCAx3RH1] [2016-08-07(日) 13:07:18] 削除依頼



直線が形作る
大抵のことはね

規則的に無秩序な
息も詰まるまち
きみがいるまち

いつも知りたいのは
元気でいること

不規則な秩序に生きている
きみのことを考えている

笑って許すのだろう
大抵のことはね


/サイン


いままででいちばん近くにいるのに
会いにゆけないひとがいる

135 黒木  [id : fUOiFcQ/] [2016-08-09(火) 22:03:35] 削除依頼



さよならを誰のせいにした
車輪が唸る
湿った喧騒を眺めている
逞しさはひところ
さよならを誰のせいにした

ただいまを誰のものにした
鍵を捻る
さしずめ怠惰な望郷に紛れるのだろう
やさしさはとどのつまり
ただいまを誰のものにした


/さよならを誰のせいにした

136 黒木  [id : iGa0luJ0] [2016-08-13(土) 14:11:22] 削除依頼



すきだと言って
困らせたい
わざと鳴らした喉の奥
すきだと言って
困らせたら
きみのものにしてくれるのだろうか
すきだと言って
困らせても
なにも言えない 柔いくびすじ


/若


すきな子にしばらく会えていません。
まだいてくれるといいけれど、
はやく、家族、見つかったほうがいいんだよね。すきだよ。

137 黒木  [id : .EUur90.] [2016-08-19(金) 14:16:43] 削除依頼



夜を明かしたきみが
朝日の中でともす
きみがともす朝日が
僕の夜を明かす

少年らしさを残す こわれそうな声に
いつもいちどきりを感じていた
いつも遠くにいるのに
ずっと近くに寄り添っていた

夜を明かしたきみの
朝に結んだ声で
うまれたやさしさに名前をつけるなら
どうしようか
どうしようか

夜を明かしたきみが朝日の中でともして

/AM01:00


きみの羽根にふれたい

138 黒木  [id : /j7OiEv0] [2016-08-26(金) 00:24:38] 削除依頼



思い思いに

すれ違う稀覯の歳月とも
見て取れぬかな、見て取れぬよな
かしがましい 入江で
まぶしいよるに 倒語遊びを

そこで嵐を見た、嵐を見た
ともだちがたんぼの真ん中に
吹きすさぶ声をきいていた
ともだちが王冠を失くしてしまっても

渡り鳥がぼくのこころに霧をかけるんだ

堅牢の正しさで
橋を はずして
道を はずれて
ぼくのまちがいを まちがえて

/ひとつだけ


きみはぼくのきみにぼくをきみのぼくが

139 黒木  [id : 75Kte3D/] [2016-08-29(月) 18:31:46] 削除依頼



ぼくのさいはてにきみはいない
なんだっていうんだ
どうだっていいんだ
ぼくのさいはてにきみはいない

丸めた居場所を好き勝手に転がしてみて
底になる
そこにぼくはまるくなる
ちいさくなって いきもとめる

あんた何処に居たって変わりゃしない床擦れのひび割れに唸って嫌って

さいはてにこいをしたぼくになぐさめを
ぼくのさいはてにきみはいない


/ヘイトミーハニー


まるでお膝と恋人じゃん

140 黒木  [id : Z7lCczv0] [2016-08-30(火) 21:52:57] 削除依頼



ふつうでいてね
君だけは
溜まる引き金
格子点にあくがれ
咲き残す風にはわだつみの

身も絶えて
はやる中心は
かすかの毒味と身悶えて

つまんだ
ほころび

ふこうでいてね
君だけで


/最後の森

141 黒木  [id : 69PB1tK/] [2016-09-05(月) 18:47:25] 削除依頼



あいしているならいってくれ
ぼくはそのためにしんぞうをとめる

こじれて詰まりまくった葉っぱに しどけなく 酸う、酸う、こころを遂げる

がまんならない朝ぼらけ

はじめたのはだれだっけ
ぜんぶ ぜんぶを赤にして あふれて なじって
混じらせて

めくるめく、東雲
遥かの諍い

あいしているならいってくれ


/ろくぶんのいちと三等星

142 黒木  [id : GAW5Mo8/] [2016-09-08(木) 14:43:58] 削除依頼



きみをきれいだと言った日に
せり上がる諦めは忽然と
かち割る妥当がきりりと飲んで
窓に下がる腕に熱量を見る

かしずく鼓動で引き止めて
散らばる憧憬を許せんと
認めた幼さへしまいこんだのは
両手に集めるさみしさだけだ

惚けた試みをいまも続けて
まるい道しるべは燦然と
気づいてしまった孤島を浮かべた
煌々たるやみ間に埋もれる


/ヘイトミーラバー イノセント


ていへんかけるにに高さはあるか

143 黒木  [id : GAW5Mo8/] [2016-09-08(木) 14:44:12] 削除依頼



きみをきれいだと言った日に
せり上がる諦めは忽然と
かち割る妥当がきりりと飲んで
窓に下がる腕に熱量を見る

かしずく鼓動で引き止めて
散らばる憧憬を許せんと
認めた幼さへしまいこんだのは
両手に集めるさみしさだけだ

惚けた試みをいまも続けて
まるい道しるべは燦然と
気づいてしまった孤島を浮かべた
煌々たるやみ間に埋もれる


/ヘイトミーラバー イノセント


ていへんかけるにに高さはあるか

144 おふらん  [id : AgVdy4B1] [2016-09-22(木) 11:32:20] 削除依頼


はじめまして
スレタイに惹かれました

言葉のチョイスが好きです
1日かけてでも全ての詩を
読んで堪能させて頂きたいです
参考にさせていただきます

失礼しました。

145 黒木  [id : wtwjkMw1] [2016-09-24(土) 07:06:32] 削除依頼



おふらんさん

はじめまして、黒木と申します。
おふらんさんの詩を、たまにではありますが拝読しておりますので
こんなに光栄なお言葉をいただけるだなんてびっくりしました。
ありがとうございます。
よければまたいつでもいらしてくださいね。
黒木

146 黒木  [id : wtwjkMw1] [2016-09-24(土) 19:21:22] 削除依頼



やさぐれたセンチメンタル
耽美はすくってくれない
殻っぽの水浸しは賞賛にのまれて
息もする かけらだけの理想

駐車場と自動ドアの手前で
処理してくれればそれがよかった

魚卵を噛み潰した少女ごと
交尾のかたちをした3分前の野望
手を合わせたら
喰らい尽くすのか、天。


/なり損ない

ヘイトミーラバー、二重投稿していたことにずっと気付きませんでお恥ずかしい。

147 おふらん  [id : 0OhfJYi.] [2016-09-25(日) 01:31:49] 削除依頼


>>145

レスどうもです(*^^*)
な、な、何と見られておりましたか‥‥!笑
いや、本当拙い文章ですみません

恐縮でございますm(_ _)m

148 黒木  [id : FEoR2tR0] [2016-09-30(金) 23:57:44] 削除依頼



おふらんさん

はじめは魅力的なタイトルに惹かれて、
いまは素敵な詩に惹かれて 読ませていただいております。
恥ずかしくてコメントなど残せないのですが
しっかりファンですので……!笑
こちらこそ恐れ入ります、
またどうぞよろしくお願いします。
黒木

149 黒木  [id : FEoR2tR0] [2016-09-30(金) 23:58:40] 削除依頼



魚を吐き出した

だからぼくの唾液はきっといい味がする
確かめる術はないけれど
ことばもこうして出てきてくれりゃいい
愛とはふかく出汁が出てくれりゃいい

茜を張った景色が見えるね
タイムセールのシールでもからだじゅうにさ
ぼくを精一杯値引きしたら

魚を吐き出した
愛とはなにかを考えている

誰がゆるさないなら
きみがゆるしてくれりゃいい

のに

大きな口を開けて
ほおばったら
蛇の唾液を舐めとった そこに味なんてひとつもなかった


/forbidden, 遥か シンセサイズ

150 黒木  [id : N4/.dy71] [2016-10-08(土) 16:29:11] 削除依頼



こいしいよ
こいしい
きみがすきだ

だから
セピア色の空港で
時計じかけのピンヒール
覚えているね
いつものカフェで
不可視にそぞろなブラックコーヒー
忘れたいよな
ブランデーを叩き込んだ
たしか
かわいい歌があったはずだ
こんな味になるはずじゃなかった

終わりにしたら
ぼくじゃなくても
きみを見つけられるのに
終わりにしたら
ぼくじゃないぼくにもなれない
そしたら
きみにも会えないよ
こいしいのに

だから
きみはいつだって魔法使いだ
あのピンヒールが
ぼくの呼吸を止めたんだ


/深業のハルカ


高いピンヒールってこわいけれど
きっとずっとあこがれですね。
何したってわたしは女の子に敵わないなあ。
題は「みわざのはるか」と読むことにしてください。

151 黒木  [id : 1ujLjUh1] [2016-10-10(月) 17:34:07] 削除依頼



思い出せるはずなのに
何千年先も
顔をかくしたしろの中
君を待つ

弓なりのかがやきに
いのちを 託した

どうか聞いてくれ、懺悔
もうさやけき風にも乱れて
君よ 高潔な鳥になれ
籠を叩き切り鳥になれ

何千年先も
君は待つ


/もろもろはのちほど、かなしくはない

152 黒木  [id : pU9KrKO1] [2016-10-14(金) 22:02:54] 削除依頼



制服とチョコレートのあたまでさ
おじさんとかおばさんとかとにらめっこしてみるけど
その実 何も分かっちゃないのよ
今はまだ こどもの鎧で
いてあげようって思ってたのにな!
座ってるだけでお腹が空くよ
笑ってたはずなのにすぐに眠いよ
部屋から見える夜のお城も
何が何だか分かっちゃってんのにな
酩酊もしばらく足りない時限で
白馬の王子さまも現れないけど
制服とチョコレートのあたしはさ
まだまだ守られてあげるんだから!


/物申す!


よろしくない表現かもしれないです。

153 黒木  [id : vLltp/4/] [2016-10-23(日) 19:42:55] 削除依頼



オーバーテクノロジーは嘆きとて
もくろみにはたと さげすむはおろかな
夢に見た大蛇の腹を掻っ捌いて
押し寄せる子種を潰して云った

手に負えない
終末の使徒

はぐらかして翻せば
こそばゆく 振り揺らす袖口は海を抱えて
飲み干す 白湯に 望月を浮かべた

しのんでみても
私はあなたの 手すら知らずに


/あとをたどる

154 黒木  [id : TmcvBK4.] [2016-10-30(日) 22:06:50] 削除依頼



雨振り避けて かりそめに
おぼろの認めをとがめては
雨降り避けて 傘を突く
分かちては見えない きみの刃も

青振り下げて 轟き
濡れた切っ先
青振り下げて ようやく白んだ空も
きみを探した長い夜の末路

狩衣の 袖振り、裂けて
慟哭の
やわ

/ふりさけて

(注)
認め:したため
刃:やいば

じゅうろく………16……おまえまじか……

155 黒木  [id : ZMSoZH4/] [2016-10-31(月) 16:22:51] 削除依頼



んん〜〜ふりさけての一行目は
「振り」→「降り」ですね、
変換を誤りました。
下に訂正したものを載せておきます。


雨降り避けて かりそめに
おぼろの認めをとがめては
雨降り避けて 傘を突く
分かちては見えない きみの刃も

青振り下げて 轟き
濡れた切っ先
青振り下げて ようやく白んだ空も
きみを探した長い夜の末路

狩衣の 袖振り、裂けて
慟哭の
やわ


/ふりさけて

156 黒木  [id : CuTf2jF0] [2016-11-03(木) 23:18:31] 削除依頼



こころをぼくに預けてくれよ
ぼくのしんぞうにはきみがいる
となりでなければきみも見えないが
星がかくれては 願いもできなくて

こころをぼくに寄越してくれよ
ぼくのしんぞうにはきみがいる
かたちをとって めくる日々の合い間に
めぐる日の切れ間を望んで気もそぞろ

こころをぼくに認めてくれよ
きみのしんぞうにはぼくの千々
雨漏りをわらったまくらもと
絞り出しても ぼくだけのしほたれ


/ふところ


認めてくれないなら
きみが与えて

157 黒木  [id : GomWQ6D0] [2016-11-10(木) 19:48:45] 削除依頼



夜をだめにして
春に事欠いて
鯨の尾の羽で
弓をつつく

消えそうにゆがんだ
あこがれの かけら

海は何も語らない
波を急いて
はじき堕す

くれ

くたびれたみやびは
あそぶこともなく
とくとくとなだれて

泡たれて 横顔
水底に都を浮かべる

先をむげにして
凍れそうなつとめて
鶴の冠で 霧を投げうって


/ベイビーベイビーインナイトメア

158 黒木  [id : 6FCSKMNn] [2016-11-30(水) 20:38:07] 削除依頼



回転木馬が
がたがたと音を立て
止まりそうに
とわを叫ぶ ゆふぐれ

吐いて捨てた
願いの裏腹で
額をこすった
小径のあし音

いま
亡んだ陽炎に
遥かかなた
いま
亡くしたほしの声

絞り出して ないしょにしたのは
かきくらす 帰路にさんざめくのは

回転木馬が
みしみしと音を立て
見附けた どどめ色の叫声に

とわに怯えるきみを
ぼくはあわれに蓋をして

泣き出しそうに
ほしも流れない ふたり
きみはたのしいよといった

もどろうか
もどろうよ

いま
とおい
まちがいのかえりみち
ぼくはふしぎだねと云って
ないしょを かくした

回転木馬は
またまわりだして

どこにゆくつもりか ぼくは知らないけれど
茜はみどり
きみはかなしいと言う


/ゆうかい


ここではないところに置かせていただいたのは
これが最初で最後ですね。
特別賞を賜りました。

159 黒木  [id : ikLKGRXB] [2016-12-18(日) 14:57:21] 削除依頼



雨攫いの街は
耳飾りを濡らして
跳ね渡る港に桟橋をおろす
古びた鍵で扉を押せば
船が寝ぼけまなこで陸を探した

屈折のかぎりに花を手向ける
しみたれた風土の裏側に入り混んで
道を逸れ
小鳥は 知恵のきのみを

いちどきりの窓にふれる
空気は擦れて
天に昇る

姫攫いのゆめは
石段を駆け抜けて
晴れ返る裁きも目を細めた


/二択の彼


お、すこし仕様が変わりましたね。

160 黒木  [id : ikLKGRXB] [2016-12-27(火) 22:24:51] 削除依頼



矢張り
彼女を忘れてしまうのだから
手は附けぬほうがよいのだろう
危ういものは
人の世なのだとおっしゃるのなら

ともすれば 木立ちに隠してしまう
淡いひさめは頬に弾いて

火を拝んで
云うことには
もう道徳も 声もない

矢張り
手にかけることにしてしまおう
彼女は忘れてしまうのだから


/冒涜


あんまりだ 失われてしまうだなんて

161 黒木  [id : ikLKGRXB] [2017-01-03(火) 20:23:40] 削除依頼




矯飾の背を負う刃をつとに肩口で受く
ありふれた自己憐憫は
耐火の至極 不都合な道理

虚飾の瀬にうらびれた孤島を測り本意を知る
とめどない自家撞着は
その墓を暴いた 非常の雨


/賛美、変哲を問う

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すきすきべいびー、ラッパに誘惑。 - 最新50レスだけ見る。
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