ラウンドスピリッツ834コメント

1 小春 id:Vi5VSg50

2009-12-11(金) 16:48:19 [削除依頼]
「 君は恋の終わりに 」


いっそのこと 夢だったら良かった
そのほうが どんなに楽だったか
目覚めたときの失望と 今の私のこの気持ちと
どちらが重いのかは わからないけれど

あなたへの一本道はすぐに見えた
そこにはたくさんの危険が眠っていたのも知っていた
星が沈む前にと私は焦って
まだ月も出ていないのに 夢中で 走って

近づくにつれ 足元は抜かるんでいく
急ぎすぎたの ゆっくり歩いても良かったのに
ゆっくり歩けば 良かったのに

あなたはずっと待っていてくれると信じ込んでいた
辿りつけると思ってた
後ろを振り返りもせずに

恋は楽しいものだと信じていた
あなただけを見ていたから
痛みなんて知ろうとしなかったの

今、恋の終わりにようやく気付いて
  • 815 小春 id:yBYZsxj0

    2016-01-19(火) 20:18:12 [削除依頼]
    規制中で携帯からしか入れなくなってるんですね(>_<)

    胡蝶さんせっかくコメントと作品いただけたのにお返事とお礼を長らくできずすみません(´;ω;`)

    もう少しお待ちくださいませ…!
  • 816 小春 id:F3h0.w61

    2016-01-21(木) 17:10:56 [削除依頼]
    胡蝶さん

    おそくなってしまい申し訳ありません(>_<)

    どこかスモーキーなのに純粋さを感じさせる詩ですね。
    最後の連、とても好きです!
    ふわっとしつつも閉鎖的な終わり方が胡蝶さんらしくて素敵です。
    「中指の爪ほどもない」という表現にもなんだか色気を感じました…!

    胡蝶さんの作品はいつもひんやりとした冷たさと言葉の優しさが
    交互にやってくるようで拝読していて心地よいです(`・ω・´)


    おほめいただきありがとうございます!
    あげてくださった二つは私もお気に入りなのでうれしいです〜!
    このところずっとエラーが出てしまっていたので
    投稿できずログがたまってしまいました…!

    もう5年以上ここに詩を投稿してるんだなぁと思うと感慨深いです(笑)

    これからもゆるりと続けてまいりますので是非また遊びにきてやってください♪
  • 817 小春 id:F3h0.w61

    2016-01-21(木) 17:30:41 [削除依頼]

    水晶の瞳が夜に光っている

    今は確かに果てのないどこかへ

    君と僕は向かい合って
    ただとりとめもなく微笑みあうよ

    ビロードは艶めいて
    肌にやさしく
    窓枠は冷え切って
    すばやく死んでいく線路の光を弔っている

    ねぇ

    僕たちまた二人きりになったね
    どこまでも一緒にいこう

    乾いた桃のようなきみのたましいをはなさない

    くたりと生気のないきみのぬけがらをはなさない

    そんな僕を手放さないでくれ


    *カンパネルラ
  • 818 小春 id:oPCFwsH/

    2016-02-04(木) 15:00:47 [削除依頼]

    無い
    より
    在る

    ひどく こわい

    指先に

    摘まんでも

    唇に
    椿
    くわえても

    溶けるように消えられない
    落ちるように忘れられない

    微睡んで思い出す

    冬より春がひどくこわい
    目覚めるあの日の気配がするから

    無いより在るがひどくこわい

    無いより在るがひどくこわい


    *雪融
  • 819 小春 id:0O1dq.d1

    2016-03-14(月) 17:04:54 [削除依頼]

    1年後には忘れる人を

    10年後には焼き付く恋を

    100年後にはどこにもいない

    あなたがごめんと笑うから
    私も
    そうね
    と返しただけです

    次の世紀は平和な世界
    終わりの夜には橋の上から
    体温融かす熱風が

    靡いてきている

    追ってきている

    せまって

    ころしてくれるなら
    それが良いねとまた笑いましょう

    次の世紀は優しい雨の日

    1年前では誰を愛した

    10年前には何が痛むの

    100年前の呪いを知ってる?


    *0001
  • 820 ゴーゴース id:Sy5WdlV/

    2016-03-14(月) 22:28:17 [削除依頼]
    “雨雲の下の憂鬱”

    貴方にこの事を伝えたら
    どんな顔をするのかな

    きっと落胆するんだろう
    そして次は泣き出して
    私を責めてくるのでしょう

    悪いの私だからしょうがない
    私に何かを言う権利は無い
    だから私に出来る事は
    貴方の激情を受け止めるだけです

    ざんざんと降りしきる雨が如く
    私に罵詈雑言を浴びせては
    何も無かったかの様に振る舞って
    けろっとするのが貴方です

    だけど私の受け皿はもう一杯
    もう貴方の気持ちを受け止められない
    溢れて 流れて 今度は私が
    貴方にこの感情をぶつけてしまいそう

    だから私は
    貴方の元から去りましょう

    例えそれが私自身を傷つける事だとしても
    私にはこの道を進む他ありません

    それが貴方を悲しませる事だと知っていても
    私が居るよりは悲しくない筈ですから

    たった一度の我が儘を
    貴方に言わせて下さいな

    一番愛する貴方を守る為
    貴方を傷つけてしまう事を
    どうかお許し下さいませ

    三つ指揃えてお願い申し上げます

    生涯一度きりの我が儘です

    <><><><><><><><><><><><><><>
    突然の訪問、失礼しました
  • 821 小春 id:BbvyKAY1

    2016-05-06(金) 15:21:06 [削除依頼]
    ゴーゴースさん

    お返事とお礼が大変遅くなってしまい申し訳ありません!
    この度はご訪問ありがとうございました(*^_^*)

    大正時代の純日本文学を思わせるような作品ですね。
    詩というより、手紙や言伝のような印象を受けました。
    私と貴方の関係、何があったのか、これからどうなるのか…等
    想像を膨らますのが楽しいです。
    タイトルから漂う雨のにおいと、
    雨降って地固まる、とは行かないような悲しさを感じました。

    素敵な作品をありがとうございました!またお待ちしておりますね♪
  • 822 小春 id:BbvyKAY1

    2016-05-06(金) 15:27:51 [削除依頼]

    みんなはあの子が大好きだから
    ほんとうの夜の底に
    寝そべって
    最後の夢を見ている体に
    ひきつけられて 寄ってくる

    香油のような甘い匂いに
    誘われて
    ほら 群がるの

    暗い背景

    レースがたなびく

    つめたく固い形性物質

    液体まではまだ遠い

    白が
    ゆっくり
    死んでいく

    みんなはあの子が大好きだから
    そうね
    踏み越えていく
    飛び石にする

    みんなはあの子が大好きだった
    従属するの 楽園として

    みんなはあの子が大好きだから

    だから
    こうして
    喰い物にする


    *鯨骨の恵み

    海洋生態学の本を読んでいておもしろい話がありましたので
  • 823 小春 id:ckl5qo2.

    2016-06-02(木) 13:02:17 [削除依頼]

    樹液が垂れてくる

    落ちるより早く
    乾くより遅く
    私達いよいよ終わりです

    狭い世界の中で
    まとわりつく雫すら

    心に苦い毒でした

    なんという名前だったか
    あの大きな樹下では
    いまにも心中してしまいそうな
    青と赤

    尋ねてみます
    尋ねてみます

    ねぇあれはなんという天の国ですか

    きっと阿多多羅山
    光っているのが阿武隈川


    *見えるものだけ

    言わずもがな、あの詩です
  • 824 小春 id:Yclxiw..

    2016-07-20(水) 14:38:52 [削除依頼]

    こんな日は嘘みたいな白昼夢

    喪に服さずに
    笑ってあげるよ

    毛皮を纏って

    朝焼けみたいな赤色の
    つよいつよい
    アルコール に 溺れてしまおう

    華美な裾を翻したら

    二重の真珠を光らせる

    49回嘘をつく

    好きだったよと
    聞こえもしない声で言う

    どうせ
    この世は誰かの箱庭
    日が暮れるまで
    暇つぶし

    そうだね
    宇宙は小さなジオラマ
    君ひとりいなくても
    なんとかなるさ


    *祈るということ
  • 825 小春 id:Yclxiw..

    2016-07-20(水) 14:54:36 [削除依頼]

    今から僕は君を見捨てる

    パステルグリーンみたいな体温で
    名前を呼んだ朝は
    もう
    姿も見えないほど遠くに

    流れてしまったね
    流されてしまったね

    もうすぐころされるひつじ

    きっとやりがふるしゅうまつ

    なきさけぶ

    たすけをこう

    今から僕は君を見捨てる

    太陽も月も一息で
    砂絵のように崩れていくから

    もうすぐけいべつされるぼく

    もうじき おわりのあいずがなる

    なきさけぶ

    ゆるしをこう

    今から君は僕を手放す

    チェリーレッドの憎悪にまみれて
    手を伸ばす最後の日が
    もう
    こんなに近くに

    番いになれない二人

    流れてしまったね
    流されてしまったね


    *ark

    鳩がオリーブを運んでくるあれです
  • 826 小春 id:DR2UZax1

    2016-08-21(日) 00:51:40 [削除依頼]

    小指より短く
    火種より長く

    切れ目などないの
    どこまでも
    どこまでも
    あなたが引っ張っていくから

    こどもだましの

    手品みたいに

    小雨より細く
    吃音より不揃いで

    どこまでも
    どこまでも
    底のない其処までも

    あの恋心は

    針金より柔く

    綿毛より固く

    どの記憶よりも醜く


    蝶結びにもできやしない

    蝶結びにもできやしない


    *飾り結び
  • 827 小春 id:DR2UZax1

    2016-08-21(日) 00:52:04 [削除依頼]

    小指より短く
    火種より長く

    切れ目などないの
    どこまでも
    どこまでも
    あなたが引っ張っていくから

    こどもだましの

    手品みたいに

    小雨より細く
    吃音より不揃いで

    どこまでも
    どこまでも
    底のない其処までも

    あの恋心は

    針金より柔く

    綿毛より固く

    どの記憶よりも醜く


    蝶結びにもできやしない

    蝶結びにもできやしない


    *飾り結び
  • 828 小春 id:TvFAE661

    2016-08-21(日) 00:54:26 [削除依頼]
    あらら、連投してましたごめんなさい…(´・ω・`)
  • 829 小春 id:jcQKkSk0

    2016-10-26(水) 17:25:21 [削除依頼]

    彼は白い物に惹かれる
    彼は真白に恋をしている

    頬を垂れる嘘泣きの雨

    鈴を鳴らして呼んでるあの声

    夜明けに霞む月みたいな顔

    耳もとで揺れる花飾り

    あのつぼみはもう開かない
    あのつぼみはもう死んでいる
    あの子はつぼみ
    あの子はつぼみ

    彼は白い物に惹かれる
    彼は真白に呪われている

    もういやなんです

    あたし

    もう見てられないの

    これが罰だというのなら

    誰から誰への罰なのですか

    彼は白い物に引かれて
    きっといつかは連れていかれる

    浄土では
    あの花が咲いてる
    地獄にだって
    あの花は咲く


    *純白の呪詛
  • 830 小春 id:jcQKkSk0

    2016-10-26(水) 17:41:29 [削除依頼]

    ごろごろ

    音を立てて
    落ちていくので

    彼は
    愉快そうに笑った

    私は

    落ちた
    首と 花と それから恋とを
    全部、いちどに
    拾う事などできなくて

    両手をぷらんと逃したまんま
    ごめんなさいと目で謝った

    からから

    声をあげて
    笑っていたので

    私は何を告げたんでしょう

    親鳥のようにあたためていた
    しあわせな 卵の名前

    あなたが刎ねたのです

    私の首も
    可愛い花も
    柔いこの恋も

    ひとり啜っていた
    しあわせの甘い蜜が

    今だって優しく見下ろすあなたの瞳が

    ぐずぐず

    しているうちに


    *擬音を用いて述べよ

    心がざわざわ嘆いています
  • 831 小春 id:T6JdzX1a

    2016-12-05(月) 22:31:57 [削除依頼]


    花筏 泳ぐ君

    そちら側では雨も止んで

    冷えた体を寄せ合うんだね



    一面の幸運

    二面性のおもてうら

    三面鏡に映るその手で

    四面体の奥に潜るよ



    泳ぐ鳥



    泳ぐ君



    泳ぐ魚



    助けてと悲痛な叫びも聞こえない

    あの溺れてしまった光の塊



    ちりばめた果報は淡く薄い

    皮膚のようなはなびらだった



    君が泳いでいく 花筏



    呼吸をとめたフリして流れる

    37℃の優しい水深



    沈んでいく そうやって

    落ちていく こうやって

    そうだったね

    全て知ってた いつだって





    *花筏泳ぐ君



    オフィーリアと花筏

  • 832 小春 id:T6JdzX1a

    2017-01-02(月) 15:36:47 [削除依頼]


    思いもしませんでした

    この土に芽が出るなんてね



    新雪はみんなころしてしまうんです

    みな、みな、

    波のように親切を装って



    地下に繋がる通路の先で



    陽光が微かに差し込む小さな国で



    もうお外には出たくないね

    時々来て

    飲み物やお菓子をくれれば幸せだもの



    みな、みな、みんな



    なみなみと注いだ弔辞は

    お腹がいっぱい



    地下に繋がる差路の先で



    まっくらな夜が寝そべる私の国で



    前世のことはすべて忘れた

    貴方と私はもう一度会う



    はい



    当たり前のことですが 墓は返事を致しません





    *四十九日の永遠

  • 833 小春 id:T6JdzX1a

    2017-02-13(月) 20:29:23 [削除依頼]

    雨に濡れてるカラスを見ていた

    君の黒いスカート
    君の黒いパンプス
    君の黒いキャミソール

    しんだようにうごかない
    君の

    黒い黒い黒い



    誰も追いつけない
    夜の淵のこと

    もう眠ってしまおうか

    朝があんまり遠いから

    濡れた翼は重いと笑う
    跡を濁して行くよ ごめんね

    君の黒いマニキュア
    君の黒い瞳孔
    君の黒いイヤリング

    卵から孵ったばかりの
    弱々しい
    黒い夜の縁のこと


    *電線
  • 834 小春 id:zu4IbrsC

    2017-04-06(木) 22:35:48 [削除依頼]
    永遠の遠泳
    どこまでも眠るように泳いでいける

    干潟は柔らかく

    君の静脈は今も呼吸を続けていたよ

    延々の睡魔
    こどもみたいに泣いてたね
    遠浅の二人
    温暖な水位は上がらない

    えんえんと泣く

    声を嗄らせたら

    おしまいの歌まで漂着しよう

    沈んで浮かぶ
    えいえんを いつまでも 嚥下できずに
    浅瀬で遊ぶ私たち

    かみさまだって咎めはしないよ


    *熱帯魚
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