深紅の楽園4コメント

1 べに id:U2iM3b7B

2017-01-09(月) 08:30:54 [削除依頼]
君の傍にいると…何だか優しい気持ちになれる。



ずっと憧れてた…君に。

君が優しく私の名前を読んだ。

憧れだけじゃない。

違うかな

ううん



君の声も仕草も、薄いピンク色のスカートも…



この気持ちは

… やっぱり
  • 2 べに id:U2iM3b7B

    2017-01-09(月) 11:37:57 [削除依頼]
    「課題〜うう、忘れてた〜」

    「佳菜はしっかりしてるようでちょっと抜けてるよね〜」

    「うっ…和ちゃんその言い方毒があるよ〜っ」

    「ふふっ。

    そういえば梨菜は終わってるの?」

    「いやぁ…今日もしぃちゃんかわいいよぉ〜♡♡

    愛してるぅぅ〜♡♡」

    「…誤魔化さないでください…

    もう3年生なんですよね?受験とか大丈夫なんですか?」

    「詩伊ちゃんはしっかりしてるんだね」

    「…!?

    な、和さん、そそそんなことありません!」

    「あ、照れてる」

    「しぃちゃん照れてる」

    「て、照れていません!!

    とにかく梨菜さん、課題サボったら次は即ブロックします」

    「それはやだよぉぉ〜」







    此処、翠海分教は田舎にある数少ない学校だった。

    中学生は全学年同じ教室で授業を受けることになっている。そのため、1年生の詩伊だが2年生の佳菜、3年生の梨菜、和とも話すことが多く仲良くなったのだ。

    趣味が合うという訳では無いのだが、気配りができる佳菜、優しい和、少し(というか大分…だ)ベタベタしてくる梨菜と比較的大人しい詩伊で意外とバランスが取れているのかもしれない。

    「いっけなぁいぃ〜今日、塾あるんだった!!

    ごめん先にいくね〜」

    「了解〜」

    「おおーっと忘れてた〜!!

    lovely♡verycute♡♡まいえんじぇる♡♡しぃちゃぁぁん〜」

    「…早く行ってください梨菜さん…」











    梨菜が教室を出た後、詩伊たちは掃除を済ませ、戸締りを確認し教室を出た。

    外は冬だということもあり、まだまだ16時だが薄暗くなっていた。

    「進路かぁ〜ああいっても梨菜ちゃんも塾いってるしなぁ〜…そういえば和ちゃんはどこの高校だっけ?」

    「東京だよ。翠海離れるの寂しいけど…

    佳菜とは連絡取れないから尚更寂しいなぁ…」

    「ちぇっ、親め〜ケータイ買ってくれればいいのにさぁ」

    進路…か。

    もう来年は和は高校生、梨菜もそうだが。

    ただ和に会えなくなる。そのことを考えるとどうも切なくなってしまう。

    (第一、和さんの連絡先知らないし…)

    「じゃあ、和ちゃん、詩伊ちゃんまた明日ね〜」

    「またね〜」

    曲がり角で佳菜と別れると和とふたりきりになった。

    いつもなら梨菜がいて話が弾むが、沈黙が続いた。

    「詩伊ちゃん?」

    「あ、は、はい!?」

    「…もうすぐでこの学校離れちゃうでしょ?

    詩伊ちゃんとも会えなくなるし…連絡先交換しときたいなって」

    「え、え!?」

    「無理にとは言わないけど…」

    「い、いえ、もちろんいいですよ!!!」

    「わぁい、ありがとう!」

    和が見せる無邪気な子供のような笑顔に思わず胸が跳ねる。

    「…これでよしっと!

    いつでも連絡ちょうだいね」

    「あ、ありがとう…ございます…」
  • 3 べに id:U2iM3b7B

    2017-01-09(月) 11:43:43 [削除依頼]






    正直、和と梨菜が連絡を取っているということに妬いていたので尚更嬉しい。

    友達の欄に追加された和の名前を何度も見返してはスマホをぎゅっと抱きしめる。



    少し…安心した…かな
  • 4 べに id:U2iM3b7B

    2017-01-09(月) 11:50:48 [削除依頼]
    第1話 ~はなれていても~







    今日は和を見送る日…だ。

    3人は空港に集まり、和との別れを惜しむ。

    「ううう〜っ和ぃぃ〜っっ」

    「こらこら梨菜泣かないの!」

    「…私のこと忘れないでね…」

    「大丈夫、また会えるよ佳菜!」

    「うう〜ついにいっちゃうのかぁ」

    「うん、じゃあ、いくね」

    「うう〜」

    「あの…!!」

    詩伊は勇気を振り絞り、梨菜の言葉を遮るように前に立つ。

    「東京に行っても…!!頑張って下さい…」
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