君が永眠につく前に

小説投稿投稿掲示板より。


1    ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-08(日) 22:26:03] 削除依頼





あの日、君が僕に笑って告げた
「  余命半年  」

僕は君に何をしてあげられるだろう


主人公→前原 仁 (まえはら じん)
    男、高1、何もかも平凡
人物→佐東 漓架 (さとう りか)
   女、高1、人気者、
   仁と幼馴染み


2 ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-09(月) 09:46:19] 削除依頼





「なあ仁~、今日も漓架ちゃん来てない~、どうしたあああ」
朝からうるさいこいつは佐々木 裕太(ささき ゆうた)。
裕太は黙っていればモテるのに、口を開けば、「漓架ちゃん漓架ちゃん」だから女に飽きられている。
全く、可哀想なやつだ。
裕太を見てふっと笑うと裕太は
「仁は幼馴染みだからいいんだよな!小さい頃から一緒だし! 」
と怒ったように言った。
しかし本当は8歳から漓架と一緒にいるようになった。
それまではずっと「遊べ」って言われても
無視して俺は漓架の横を通りすぎるだけだった。
でも8歳の時に漓架が転けて泣いているのを見て俺が守んないと、って思った。
その時から一緒にいるようになった。
その気持ちが好き、とかはわからないけど。


3 ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-09(月) 16:46:07] 削除依頼





そんなことを考えていると、いつの間にかチャイムがなった。
みんな自分の席につくが、担任はまだこない。
どうしたんだろうと思い、みんなで予想をたてようとしていた。
その時、廊下からバタバタと走る音がする。
この音は担任だ、と全員がわかる。

先生は教室に入ってすぐに俺を呼んだ。
そして
「漓架ちゃん倒れたんだって!病院にいってあげて!M病院だからね! 」
と言って俺を急かす。


4 ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-09(月) 20:11:05] 削除依頼





先生にお金を貰い、タクシーに乗ってM病院まで行った。
着くと急いでナースステーションに行き、
「佐東漓架ってどこにいるんですか!? 」
と聞くとそこにいた看護師は
「そこのかどを曲がった102号室ですよ」
と親切に教えてくれた。
「ありがとうございます! 」
俺は一礼し、急いで102号室に向かう。
やっと着いた、と思って病室の扉を開ける。
が、漓架はまだ意識がない状態だった。


5 ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-10(火) 17:51:13] 削除依頼





漓架に近寄る。
すると横に漓架のお母さんがいることに気づいた。
「おばさん……」
声をかけるとおばさんは泣き止んだような感じだった。


6 ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-14(土) 07:07:42] 削除依頼





「漓架、どうしたんですか? 」
おばさんは困ったような顔をしたけどそのあと笑って
「漓架には言うなって言われてたけどこんな大事になったら仕方ないわね」
と言った。
そして間をとってからおばさんは話だした。
「漓架は前からこんな調子だったの。小5の時だったかしら、漓架がはじめに倒れたのは。倒れたら助けてあげて、と仁くんに言おうとしたら漓架は“仁にそんな心配かけたくない”って言ってねぇ」
おばさんは泣き出した。
しかし言葉を続けた。
「これからはちゃんと見ててあげてね」
そう言われ、俺は自分の重要さを思い知った。


7 ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-15(日) 14:31:13] 削除依頼





俺はそのあと言葉を失った。
するとおばさんが席をたった。
俺は何故かその時漓架に何かしてあげないと、と思った。
だから自然におばさんが座っていた漓架に近い椅子に座り、漓架の手を握っていた。
そして「早く漓架が元気になりますように」と祈った。


8 ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-21(土) 08:45:14] 削除依頼





すると急に漓架が咳き込んだ。
「漓架!漓架!」
と言うと漓架は俺を認識したのか、俺を見て微笑んだ。


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