恋の色~夢見る前~

小説投稿投稿掲示板より。


1    栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-04(水) 16:49:20] 削除依頼

恋って、何色なの?

素直で素朴な、あの時の、答えは。

一人一人、色を付けていく。

それが、答えなのかも知れない。

2 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-04(水) 17:00:39] 削除依頼

恋の色。いまだに答えが見つからない。いくら、優秀な頭を使っても、わからない。

私、一宮 美穂は、『恋』という、モノを研究することにしました。

親友の楓も、初恋は終えているのに、優秀な私は、初恋を終えていないのだ。

これほど、可笑しいモノはない。

つまらない学校の授業を終えた。

楓曰く、胸がドキンとするモノらしい。そんなの。

石を蹴る。コンと快い音が鳴る。

知らない。知りたくない。

3 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-04(水) 21:51:30] 削除依頼

「みーほ!明日の秋祭り楽しみだね~~!」「うん。その前にアイツの勉強見てやんなきゃ。」そう答えると、楓は、ニヤリと笑った。????

「健太!いい加減私に怒鳴られないように工夫すれば!?」うとうととしている、幼なじみに向かって、怒鳴る。コイツは、浜野健太。イケメンという部類。

まあ、正直言って、腐れ縁。時々、勉強を教えてやっている。

4 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-04(水) 22:20:50] 削除依頼

もう呆れて、健太の向かいの座る。と。

「美穂ちゃん。」ふりかえると。等々力 心乃(とどろき ここの)ちゃんがいた。「少しきてくれる?」

心乃ちゃんの可愛らしい茶色のボブが揺れる。
「私、浜野君のコトが好きなの。だから、今度から、私が、浜野君に勉強を教えていい?」

別に良いけど?むしろ、嬉しい。


「ありがとう!あと、明日の秋祭り、私も美穂ちゃんと楓ちゃんと、秋祭り行きたいな。」いいよ。

このとき私は、気づかなかった。

心乃ちゃんが、凄く嬉しそうに、まるで誰かとカレカノになれそうなくらいの喜びを私に向けていたことを。






5 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-04(水) 22:36:04] 削除依頼

「はぁーーー!?クラス1のぶりっこ等々力心乃と秋祭り行く約束したーー!?」か、楓?「美穂、その優秀な頭を使っても、わかんないんだ?」へ?「あたしと、美穂と、健太と行く約束は、したよね?」そうだけど?

「はぁーーー。優秀なくせに、鈍感なんだね?」

楓は盛大に溜め息をついた。秋祭りは、結局、4人で行くことで、いいんだよね?

ポン。もう一人の親友の、里穂の手が、肩におかれる。

「少し察してみなよ…。」

2人して、何の話をしているんだろう??????






6 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-05(木) 13:07:00] 削除依頼

不思議な夢を見た。

男の人が、指で、『何か』に色を付けていく。ポタリ、ポタリ、雫が『何か』に落ちるたび、色が付いていく。
私には、その『何か』がわからない。そして、それに付いていく色も見えない、分からない。鮮明に見えなくて、ぼんやりと見える。

小さな子ども達がワイワイとはしゃぐ。

その中の1人は、小さな頃の私がいた。

7 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-05(木) 18:41:23] 削除依頼

ここは、はっき                 
り言って、山奥の村だ。つまり、崖も、よくある。お祭りの屋台は、そんなに出ていない。でも、暗くなるまで、崖を登ったり、ずっと下の川岸まで、降りていったり。意外と私に合っている。お祭りが凄い楽しみ。

翌日。夕方になり、祭りが始まる。私は、花がたくさん描かれている着物を着た。楓と、心乃ちゃんと健太と屋台をまわる。ああー楓まだかな~?そういえば,健太も、心乃ちゃんもまだだね。

と。里穂が走ってきた。「美穂。楓,熱出して、今日来れないって。」え!?「私とまわる?」ううん。健太と、心乃ちゃん待たなくちゃだし。「分かった。またね。」

………遅い!いくら何でも遅すぎる!近くの金魚すくいでも、して待っているか。三匹すくった。ポイが破れた。「おじちゃん、とれたよ。」「あいよ!」
なんだか、楽しい。懐かしいな~。


さらに三十分。おっそい!屋台もそろそろ終わりそう。もういいや!でも、あとで2人を置いてきたって、因縁つけられてもなー。

崖に登って、星空を見上げる。綺麗…。ブワッ!強風がきた。あ!どうしよう!崖の端に向かって行く。落ちる!目を閉じた。


あれ?落ちてない?目を開けると。!?私は、藤村悠斗君に抱えられていた。/////!?藤村君は、健太と同じイケメンという部類。健太とは違い、成績優秀で優しい。「っあ、ごめん!重かった?」「大丈夫だよ。通りかかったら、一宮さん、落ちそうになっていたから。危ない!って言う前に、動いていたんだ。」ありがとう!

健太と、心乃ちゃん待っていたの。










































8 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-05(木) 18:43:46] 削除依頼

失敗してしまった(泣き)

はっきり言って

たは、打ち間違い!

(作者気をつけてよね!by美穂)

9 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-05(木) 18:55:14] 削除依頼

「浜野と等々力なら、来ないと思うよ。」え!?!?!?!?「手ェ組んで歩いていたし。あと、等々力『もう帰ろうよ~健太!』って言ってたよ。」

幼なじみって、ずっと隣にいるものだと思っていた。でも、私のただの勘違いなら、健太にとったら、私って、ウザイのかな?何でもないやつなのかな?

ありがとう、藤村君。やっとそう言って、唇を噛む。

「一宮さんは、浜野のこと、どう思ってるの?好き、か?」違う、スキじゃない。心乃ちゃんのコトで、吹っ切れた。「キライ。」私の出した、方程式の答え。

「オレ、一宮さんのことが好きだ。付き合ってください。」驚く、しかできない。「私で、良ければ。」






10 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-05(木) 19:27:07] 削除依頼

私、付き合ってるんだ(照れ)同時に、身を切られるような痛みがはしる。健太に裏切られた日。違う、私のただの『夢』が醒めた日。

「みーほ!秋祭り楽しかった?」学校に着くなり、楓が聞いてきた。「う、うん。」心配させたくない。

健太が、教室に入ってきた。すぐ顔を背けてしまう。

11 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-05(木) 20:28:47] 削除依頼

ツキンと胸が傷つく。思わず、健太を押す。教室から飛び出す。「美穂!!」楓が叫んでいる。涙が溢れる。階段を駆け上る。
屋上のドアを力一杯開ける。

藤村君が、いた。「一宮さん、どうしたの!?」思わず、藤村君に抱きつく。あんな態度、イヤだよ!私が悪いって知ってるのに!大声で泣く。藤村君のシャツが濡れる。とめなきゃって思うのに、止まらない。


















藤村君は、優しく抱き締めてくれた。


教室に戻った。もう、健太と話したくない。話したら、壊れてしまう。


休み時間。楓が、優しく聞いた。「昨日、何があったの?」私は、事の顛末を話した。「それ、絶対、健太と心乃がわるいよ!















12 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-05(木) 20:30:51] 削除依頼

ツキンと胸が傷つく。思わず、健太を押す。教室から飛び出す。「美穂!!」楓が叫んでいる。涙が溢れる。階段を駆け上る。
屋上のドアを力一杯開ける。

藤村君が、いた。「一宮さん、どうしたの!?」思わず、藤村君に抱きつく。あんな態度、イヤだよ!私が悪いって知ってるのに!大声で泣く。藤村君のシャツが濡れる。とめなきゃって思うのに、止まらない。


















藤村君は、優しく抱き締めてくれた。


教室に戻った。もう、健太と話したくない。話したら、壊れてしまう。


休み時間。楓が、優しく聞いた。「昨日、何があったの?」私は、事の顛末を話した。「それ、絶対、健太と心乃がわるいよ!















13 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-05(木) 20:44:55] 削除依頼

あたしは、絶対美穂の味方だよ?」
もう一度泣いてしまう。ついでに、藤村君と付き合っていることも伝えた。途端に、クラス全員に知られた。「藤村君が~~ギャース!」「一宮さんが藤村に取られた~ギャース!」「お似合いだよね~」もうお祭りさわぎ。


そんな中。ポンポンと肩を叩かれた。心乃ちゃんだった。秋祭りのあと、心乃ちゃんが苦手になった。「おめでとう。私、健太と付き合うことになったから。」冷たい言葉だった。「そう。私は、もう健太のこと、大嫌い。」そう告げて、廊下に出た。























14 栞那  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-06(金) 13:13:43] 削除依頼

ああ、イヤだ。健太と家が隣というのは。勉強のSOSを出され、仕方なく向かう。いらいら。

人を呼んでおいて、こんなに遅くしないでよ。秋祭りのこと、思い出しちゃうよ。

15 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-06(金) 14:05:25] 削除依頼

名前変えます!ゆのかでよろしくです。

「この公式は、……」教えていても、昨日のコトを思い出す。「昨日、なんで待ち合わせに来なかったの?」少し咎めてしまう。

沈黙が、辺りを包む。シャーペンがノートをなぞる。

どうして、教えてくれないの?小さく呟く。

「別に、心乃ちゃんと付き合っていること、全然咎めないから。」そう言って、問題集に目を移す。すぐ解る問題ばかり。でも、


     昨日のことは、解けない。


答えを教えてよ。








16 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-07(土) 13:28:06] 削除依頼

何の、期待を抱いているのだろう?

淡い期待なんて、捨てよう。いずれにせよ,昨日来なかったのは、変わらないのだから。

ポキッ。シャーペンの芯が折れた。家に取りに行こう。

腕を掴まれた。きっと、今の私の顔は、真っ赤。

次の瞬間。

17 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-07(土) 14:10:06] 削除依頼

長い時間が流れたような気がした。自分の部屋の真ん中で寝ころぶ。

さっきの、何だったの?もしかして……。

私の唇に触れた、暖かいモノ。それは、きっと。

思い出してしまい、顔に熱が帯びる。

でも、どうして?新たな疑問が生まれる。


どうして、キスなんか。

18 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-07(土) 14:26:00] 削除依頼

熱い。熱がある?

今日、お母さん遅くなるんだった。どうしよ。。

だんだん意識が朦朧としてくる。ああ、誰か……。

意識を失う前に、健太が飛び込んできたのが、かろうじて見えた。

19 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-07(土) 15:58:53] 削除依頼

「…ほ!美穂!!」健太?なんで?私、倒れて…。

「少し寝てろ。」いいよ!それよか、聞きたいことがあるの。

「秋祭り、なんで来なかったの?」

20 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-07(土) 22:04:08] 削除依頼

「アイツに、言われたから。」

アイツって、心乃ちゃんのこと?

「ああ。『美穂ちゃんと付き合う前に、例として,私とつきあわない?』って。」

そんなの。

「アイツが、一緒に行こうと誘って、遅くなった。」

心乃ちゃん…。

21 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-09(月) 11:06:46] 削除依頼

はがゆい。なんで、心乃ちゃんと約束したんだろう?

約束なんて、きっと淡くて、脆いんだ。

信用しても、裏切られる。もう二度と、楓と、藤宮君しか、信じない。

優しくされると、それも酷いモノと感じるのだろう。

私の中の、何かが、壊れた。

22 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-15(日) 12:56:30] 削除依頼

あのキスも、何も心が無いのだろう。

家を飛び出して、走る。ただ、走る。

この道の先には、何が在るのだろう。

グイッ。

誰かに腕を捕まえられた。

振り返って、驚く。

だって、私の彼氏、藤村君だったから。

23 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-15(日) 21:04:15] 削除依頼


天沢 翼 

美穂のことが好き。

悠斗 ×キライ
健太× キライ

24 千夏*  [id : fyxXv1iW] [2017-01-15(日) 21:57:47] 削除依頼

いま一気読みしました!
この作品大好きです!!
これからもがんばってください( *´꒳`* )!

25 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-16(月) 16:57:23] 削除依頼

千夏さん、ありがとうございます!これからも頑張ります。

26 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-16(月) 17:03:18] 削除依頼

藤村君…!

「一宮さん。どうしたの?」

優しい声とその顔に、気持ちがふわりと落ち着く。

「藤村君……!うわあーん!」

緊張の糸が取れて、泣いてしまった。

また迷惑をかけてしまった。

後悔が押し寄せる。

「一宮さん?」

藤村君とは違う声がした。

顔を上げると。

27 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-16(月) 17:15:33] 削除依頼

天沢翼君だった。

天沢翼君も、女子に大人気なのだ。

「何でも……な‥……!?」ギュッ。

抱きしめられた。

「天沢君…?」

「天沢何して……!?」

「俺、一宮さんが好きだ。」

嘘……!?

28 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-17(火) 21:57:41] 削除依頼

告白されて、嬉しくない女子って少ないと思う。

けど、私は。

「ごめんなさい。藤村君と付き合ってるから。」

少数派の、嬉しくない方の女子だ。

健太のせいでもあるし、私と心乃ちゃんのせいでもある。

誰も、信じれない。

「そっか……。」

そんな悲しそうな顔しないで……。

私は、本当に酷いヤツだ…。

「決めた!」

嗚呼、酷い私を見ないで。

「オレ、藤村から、一宮さんを奪うことに決めた。」

………?

一瞬、言っている意味が分からなかった。

けど、藤村君の目と、天沢君の目から火花が飛び散っているのを見て、意味がわかった。

頬に、顔から火が出るような熱さがこみ上げる。

ーこんな私が好きなんてー

また、『恋』に色が付いたと思う。

29 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-19(木) 18:17:55] 削除依頼

次の日の朝。HR前。

ザワザワとしている教室。

いつものことだ。

ただ違うのは、私と健太は、幼なじみという境界線で切ったこと。

藤村君は、まだ登校していない。

天沢君は、部活に出ている。

あとでスポーツドリンクでも持って行こう。

楓と雑談をしていると。

「ヒュー!」「キャー!手をつないでいる!」

窓辺からざわめきが聞こえてくる。

そっとクラスメートの後ろから覗くと。

健太と心乃ちゃんが手をつないでいた。

別に、健太のことが好きだったワケではない。

けれど。胸がツキンと痛くなる。

スポーツドリンクを持って、天沢君のいる所へ向かった。

30 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-19(木) 20:59:07] 削除依頼

天沢君は、サッカー部だ。

金網越しに覗くと。

天沢君にボールが回ってきた。

ゴールまで誰も寄せ付けず、そして……

シュート!

「すっごぉい!」

思わず声に出ていた。

天沢君はこっちを振り向いて。

「一宮さん!来てくれたんだ?」

「はい。アクエリと、タオル。」

アクエリとタオルを差し出した。

天沢君の顔は真っ赤。

スッゴく汗かいてるね?

タオルを持って、ずいっと近づく。

あれ?なおさら真っ赤。

ガシャン!

……え?

この状況って一体……?

31 ゆのか  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-20(金) 18:39:28] 削除依頼

金網に、押し付けられて。

「好き。」

耳元に囁かれた言葉は、私の胸を貫く。

きっと、心乃ちゃんも言ったであろうその言葉を…。

「離して。」つかまれた手をふりほどこうとして、

ガシャン!と金網が音を立てる。

「イヤだ。」

予想していた言葉を言われ。

「おねが‥……!?」

優しい気持ちのこもったモノが触れた。

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