コイゴコロ

小説投稿投稿掲示板より。


1    文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2016-12-27(火) 15:36:01] 削除依頼

初めまして、文乃といいます。
この小説は、小学6年生の少年少女の恋愛話です。
注意、駄作&亀更新です。
それでもいいって方は....
ゆっくりしていってね♪

2 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2016-12-27(火) 16:03:15] 削除依頼

~人物紹介~

綾織結衣心 あやおりゆいこ
主人公。俊哉のことが好きだが素直になれない。
ドSで、笑顔で怖い事を言う人。

間宮俊哉 まみやしゅんや
結衣心のクラスメイト。結衣心のことが気になっている。
運動神経抜群で、裏表が激しい。

塚沢陽葵 つかざわひまり
結衣心の親友。雅人のことが好き。
結衣心以上にドS。あくm((

萩野雅人 はぎのまさと
結衣心のクラスメイトで俊哉の友達。
少し結衣心のことが気になっている。優しい。

菅崎美桜里 すがさきみおり
結衣心の親友。雅人が好きだが言い出せずにいる。
優しくて、天使と呼ばれることも。

山手健吾 やまのてけんご
結衣心のクラスメイトで俊哉の友達。
二人を応援している。

おそらく大量に増えるのでそのつど紹介します。

3 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2016-12-27(火) 16:27:58] 削除依頼

一応1月の設定で。
タン、タンタン。
「寒かった~」
いつもと同じぐらいの時間、7時40分に昇降口に入り、寒さをしのごうと急ぎ目で上靴に履き替える。
私――――綾織結衣心の心の中は、少しわくわくしていた。
なぜなら、今日は1月10日。3学期が始まる日だから。
友達と会えるし、楽しい学校にも行ける。
そして、「アイツ」にも会えるから―――――――
そんなこと考えてたら、あっという間に教室に着いた。
ガララ...
教室には、まだ数人しか来てなかった。
その中に、そこそこ仲の良い澪ちゃんがいたので、話して暇つぶしをする。
他の子達とも話したりしてるうちに、時刻は8時をちょっと過ぎた。
そして、「アイツ」が来た。
他の子より一段と寒そうにしてるアイツ――――――間宮俊哉は、ランドセルを降ろすとこっちに近づいてきた。
「....久しぶり」
「久しぶり。」
「元気だった?」
「うん」
淡々と会話をする。
「なーんだ、アンタ元気過ぎるから風邪ぐらい引けばよかったのに」
ちょっと意地悪っぽく言う。すると俊哉は、
「お前こそ風邪引いとけばその悪魔みたいな性格もなおr「黙れ」
ウザイので一言で済ませる。そして手をグーにしながら、
「次言ったらぶん殴るぞ...」
と少し脅迫もかねて言うと案の定奴は退散していった。
「ハァ...」
誰にも聞こえないようにため息を吐く。
また、やっちゃった。
いつもああいう言動を取る自分が嫌いだ。
もっと、素直になりたいのになぁ....
「ハァ...」
2回目のため息も、誰にも気づかれる事無く儚く消えるのであった――――――

4 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2016-12-28(水) 18:57:11] 削除依頼

ボカロサビメドレー聴きながら

「ゆーこ」
不意にあだ名で呼ばれ、振り返る。
見ると、親友の陽葵と美桜里が立っていた。
「おはよー、久しぶり」
口元を綻ばせながら言う。すると陽葵は、ちょっと意地悪な笑みを浮かべて、
「久しぶり、相変わらずだねー」
と言ってきたので、
「ひまりん(陽葵のあだ名)も雅人がいるでしょ」
と反撃しておいた。
ひまりんは、クラスメイトで俊哉の友達である萩野雅人に好意を抱いているのだ。
私の予想通り、ひまりんは怒って
「うっさいなぁ」
と怖い笑顔で言ってきたので、私も怖い笑顔を作り、
「ひまりんが最初に言い始めたでしょ?」
と言っておいた。
数秒ほど火花を散らしていると、みおっち(美桜里のあだ名)が
「ふ、二人とも、やめようか.....」
と止めた。ちなみに美桜里の好きな人は全く分からない。
そのまま5分ほど話してると、不意に肩を叩かれた。
「結衣心ちゃん」
振り向き、うへぇと顔を歪めたくなった。
彼女は宮原雫(みやはらしずく)。仲は良い方だが少し苦手。なぜなら、


彼女は去年、俊哉と付き合っていたからだ。

5 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2016-12-28(水) 19:18:48] 削除依頼

「どうしたの?」
心配そうに雫が聞く。
彼女は人格的には問題ないのだが、二人きりの時に、まだ俊哉が好きなんだ、と言われてから私は察したのだ。

彼女は「ライバル」だと。

勿論その場で私も好きとか言えるはずも無かったので、本人は知らないはずだが、彼女の好きな人のことはほとんどの人が知っている。
しかも、彼女は優しいのだ。
男女関係無く優しいのだ。
そして私が暴力を振るうと、超怖い顔で微笑みかけるので俊哉などは私に暴力を振るわれるとすぐ雫を呼ぶのだ。
つまり、色んな意味で私は彼女より劣っているのだ。
それが、私が素直になりたいと思っている理由のひとつなのだ。
でも、心の奥では、もういいんじゃない?と思っている私もいるのだ。
正直、雫と俊也はよく似合ってると思う。
だから、自分が諦めよう。
そう、思っている自分もいるのだ。
そんなことを考えながら、テキトウに雫と会話をしていると、チャイムが鳴った。
私含め皆が、大人しく席に座った直後、先生が来た。
「皆さん久しぶりですね。おはようございます。」
ここのクラス、6-2の担任の先生は原川茜(はらかわあかね)。まだ若くて、面白い熱血教師といった印象だ。
そのまま、朝の会が始まる。
そして、めんどくさい始業式が終わって、教室に戻り、5分休み。
私がお茶を飲みに行こうと棚の方に行くと、これまた面倒なグループが邪魔だ。
私が引きつった笑みで、
「あの、ちょっとどいて」
と言うと、その人物達は、
「よー結衣心。また俊哉の事追いかけてたのー?」
「ほんっと好きね~あいつのこと」
「ほんとそれ」
そういってゲラゲラと笑うグループのメンバー。
私は、長い溜め息をついて、彼女らへの怒りを水筒の中のお茶でかき消すのであった―――――――

人物追加
宮原雫 みやはらしずく
結衣心の友達。俊哉の元カノ。
優しくて、怒ると超怖い。

原川茜 はらかわあかね
6-2の担任。比較的若いと思われる。
熱血教師で、メリハリがついてる。

真理・美奈子・ゆづは まり・みなこ・ゆづは
結衣心が苦手なグループのメンバー。
何人かの女子をからかっている。

一日一回投稿目指します。(冬休みは)

6 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2016-12-29(木) 11:55:43] 削除依頼

またまたボカロ聴きながら

「じゃあ4時間目を終わります」
先生が言った瞬間、皆が騒がしくなる。
今日は3学期最初の日の癖に5時間授業なのだ。
だから当然、給食もある。
で、今から給食の準備の時間なのだけど....
「今日はアンタ達が当番だったけ?」
「いやお前らだろ」
「ハァ?アンタらでしょ」
私たちは当番を擦り合っていた。
ちなみに私たちのクラスは男子女子で当番が分かれてて、その当番の日を覚えてなかったりするとこうなるのだ。
それで、つまらない争いをしていると.....
「どっちでもいいじゃない、じゃんけんで決めようよ」
と女子の声がした。
「それでいいじゃん」
「文句なしよ」
私たちはその意見に賛成して、じゃんけんをした。
結果、男子が負けたので、私たちは休んでいた。
ちなみにさっきじゃんけんって言った人は、盛岡千亜(もりおかちあ)ちゃん。
そして、給食が終わって、昼休み、掃除も終わって5時間目。
5時間目は学活。
「席替えをします」
あちこちから歓声がした。
私も嬉しかった。
今の席に不満があったのだ。
こうして、くじ引きで席は決まった。
そして、席に座った時だった。
「え?」
「まじ?」
私たちの間から声が上がった。

7 文乃  [id : YViA56sm] [2016-12-29(木) 12:10:37] 削除依頼

今度は東方聴きながら

席順が少しやばい事になっていた。
こんな感じだった↓
前から順に
みおっち 俊哉
結衣心 健吾
ひまりん 雅人
最強メンバー。
私は座った時、そう確信した。
ちなみに健吾も俊哉の親友。
女子の方からは歓声が上がり、男子の方からは悲鳴が上がっていた。
私も口には出さなかったけど嬉しかった。
そりゃそうだろう、2ヶ月ほどこの席なのだから。
これでキョリを縮められたらいいなー、なんて思ってた。
しかし私は、そこで唯一の難点があることに気付く。
美桜里の前、すなわち俊哉の斜め前。
そこにいたのは―――――――「もう一人のライバル」こと相沢舞彩(あいざわまいあ)だった。

8 文乃  [id : YViA56sm] [2016-12-29(木) 13:11:08] 削除依頼

人物追加

盛岡千亜 もりおかちあ
クラスメイトの一人。
正義感が強くて細かいので一部の女子からは嫌われてる。
 
相沢舞彩 あいざわまいあ
クラスメイトの一人。
恋に積極的で俊哉のことが大好き。

↓ここから未登場↓
姫宮羽月 ひめみやはづき
クラスの女ボス。
気に入らない人物をすぐいじめる。
今は千亜をいじめている。

川村美華 かわむらみか
羽月の親友。
昔あったことが原因で自分の名前が嫌い。

湖山来梨 こやまらいり
羽月の親友。
真面目な人が大嫌い。

9 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2016-12-30(金) 13:18:39] 削除依頼

俊哉視点(時系列は1月10日~11日位)

どうしよう。
俺―――間宮俊哉は、夜の8時頃、家の自分の部屋で考えていた。
俺の頭の中にずっと残ってる人物がいる。
それは、綾織結衣心だ。
アイツとは、5年の時から同じクラスで、その時は言ったらぶん殴られるけど、影が薄くて存在感が無かった。しゃべった事なんて一度か二度ぐらいしかない。
でも、6年になってアイツとは、よく話すようになった。
しかしアイツはろくな奴じゃない。
俺と話すたびに喧嘩するか殴るか蹴るかで、正直男子っぽい奴だった。
でもアイツとだんだん話すようになって、だんだん良い所も知るようになった。
それで俺は、だんだんアイツの事が頭の中から離れなくなって、目で追うようになって。
一緒に話すと楽しくて、アイツがいないと暇で。
それで、親友の雅人に相談したんだ。
そしたら、それは結衣心を好きなんじゃない?と言われた。
当然、否定していた。
有り得ない、と思ってた。
でも、3学期になって、アイツと話して。
ああ、気になってんだなぁ。
って思った。
でもアイツはいつもの調子だったし、きっと俺らは結ばれないんだなぁ、とも思った。
で、5時間目に席替えがあった。
結果は、最悪といっても過言ではなかった。
なぜなら、横が菅崎美桜里、後ろに健吾がいるのは嬉しかったが、その横―――俺から見て斜め後ろに、結衣心がいるのだ。
いや、嬉しくないっていったら嘘になるだろう。正直嬉しいし。
でも、気になる人が近く、同じ班にいるということはつまり、話す機会も増える事になるだろう。
「心臓、大丈夫かな...」
胸の近くに手を当てる。
すると、バクバクと跳ね上がってた。
「ヤバイ...」
これから約2ヶ月、このままなのだ。
そんなことを考えながらベットに潜り込む。
するとベットに入ると30秒で寝る体質が発動し、あっさりと寝てしまった。
そして次の日、1月11日。
今日から、ドキドキの日々が始まる。
朝起きて一番に思ったことは、それだった。

月日としては来年のカレンダー参照にします。
俊哉視点は次回まで続きます。

10 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2016-12-30(金) 14:34:49] 削除依頼

ボカロ歌いながら

ガラガラ...
教室に入ると、もう半分ぐらいの人が来ていた。
その中には、アイツもいて、友達としゃべっていた。
「あ、チビ俊哉」
アイツは俺を見るなり一言多めに話しかけてきた。
ちなみにアイツは俺よりかは背が高いがクラスでは普通の方である。
「うっさいなぁ」
テキトウに返しながら、心臓が跳ね上がってるのを感じていた。
俺の心が揺れていると、雅人と健吾が来た。
「よー俊哉ー
 お前軽くハーレムじゃねえか」
確かに俺の周りには女子が3人。
だがやはりウザイので軽くぶん殴って黙らせる。
そんなことをしていたら、チャイムが鳴った。
「ヤベ」
急いで準備をする。
俺が席をついた約一秒後、先生が入ってきた。
「今日は、修学旅行の班決めをします。
 男女それぞれ3人で分かれて」
そういった途端、俺の横と後ろの3人は立ち上がり、あっという間に組を作りやがった。
同じだったら少し嬉しいかも...と思いながら俺も雅人と健吾と組む。
「決まったらくじを引いて
 そのくじの番号が同じ男女で班を決めます。」
俺らは、くじを引いた。
番号は5、
「5の人ー?」
俺が叫ぶと、3人の女子が来た。生憎、アイツらではなかった。
「なんだ、マミヤ達かよ」
そういった声の主は、このクラスの女ボス、姫宮羽月とその腰巾着、川村美華とその二人によく絡まれてる盛岡千亜だった。
俺は正直、こいつらは苦手だ。
友達2人も同様のようで微妙な表情をしていた。
楽しいのかよく分からない修学旅行は、約一ヵ月後に迫ってきていた。

修学旅行が2月....寒そう....
そもそもそんな学校あるのかな....?

11 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2016-12-31(土) 14:34:40] 削除依頼

千亜視点(1月11日~13日位)

困った事になったなぁ...
私――――盛岡千亜は一人考え込んでいた。
今日、修学旅行の班が決まったのだけど、その一緒に行動する女子が嫌でたまらないのだ。
私は、あの二人―――姫宮羽月と川村美華に嫌がらせを受けている。
例えば、机に悪口が書かれた紙が貼ってあったり、鉛筆を折られたり。
理由は、ウザイからだそうだ。
確かに私は、細かい所を注意したり正義感が強いと言われる事が多いけど、だからってなんであんなことをされるのかが分からない。
それで班も一緒とか、最悪だ。
本当に、嫌だ。
そんなことを考えてたら、いつの間にか寝てた。
「今日は1月12日、か~」
着替えて、ご飯食べて、学校に行く。
ガラガラ....
今日も教室には誰もいない。
自分の机に行くと、また机に悪口が書かれた紙が貼ってあった。
『ウザイ』
『調子乗んな』とか。
「またか....飽きないね...」
思わず苦笑が漏れる。
そしてその紙を破り捨て、引き出しに教科書を入れようとすると、
「.....これは初めてのパターンだな...」
引き出しに濡れた雑巾が詰まっていた。
取り合えずそれを回収し雑巾置きに置いた、その時。
コツン。
頭に何か当たった。
見ると、小さな消しゴムだった。
いつの間にか、湖山来梨が来ていた。
「おはよう、クズ女」
彼女はそういった。
私が無視して準備を続けていると、
バシッバシィッ
今度は背中に当たった。
「ノートか....」
算数と国語のノートが床に落ちていた。
私は溜め息を吐いて、準備を再開した。

12 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-01(日) 15:53:22] 削除依頼

羽月視点

「.....ウッザ!」
私と美華と来梨。
3人しかいない部屋で私は声を荒げる。
勿論話題は盛岡千亜の事。
あいつは、6年の2学期からずっといじめている。
私たちは、3年の頃辺りから、ずっと人をいじめてきた。
罪悪感は無かった。
だって私たちがいじめる理由は「ウザイから」だもの。
それで、ウザイ理由が無くなったらやめる。それの繰り返し。
それでいじめられてきた人はウザイところが無くなってきた。
だから、悪くない。
そう思っている。
勿論、先生に注意された事もある。
でもそのたびに私は嘘泣きをする。
私が泣くと、先生もそれ以上言えなくなるのだ。
ただひとつ注意すべき点としては、父の事だろう。
私の父は、警察官でそれなりに偉いらしい。
だからばれたら、全てが終わる―――――と思ってる。
それで千亜のウザイところ―――細かいのと正義感が強い所は、すぐ直ると思っていた
でも、変わらなかった。
あいつはいつも、どうでもいいという涼しげな顔をしている。
だからウザくて、色んなことをやったけど効き目なし。
だから私の家(それなりに広い)で作戦会議中なのだ。
「もうさ、コテンパンにやろうよ」
美華がぼそっと言った。
「どういうのをやるの?」
思わず聞き返す。
私は父の事もあって、あまり大事にはしたくない。
「例えば―――――」
美華は一瞬、嗜虐的な笑みを作ってから言った。
「―――――階段から突き落とすとか、さ」
と。

この3人、最低だ...
私の知り合いにもこんな屑はいませんね。
他のキャラはクラスメイトを少し参考にしてますけど....
ちなみにリアル小6筆者のクラスでこんな怖い事考える人なんていません。はい。
後、これから他キャラ視点が増えたりタイトル詐欺になったりするので....ごめんなさい!

13 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-01(日) 16:51:08] 削除依頼

続き

「.....それ、かなり大事になりそうなんだけど」
私は小声で反論する。
「確かに」
来梨も今回は私に賛成のようだ。しかし美華はまたしても嗜虐的な笑みを浮かべ、
「工作すればいいのよ、まるであいつが自分で落ちたと見えるように」
と言った。
成る程と思った。さすが成績クラスNO.1の美華。
「で?具体的には?」
来梨が質問する。すると美華はペラペラしゃべり始める。
「まずは放課後とか、人が少ない時間帯にあいつを階段の前に呼び出す。
 それで私たちは姿を隠している。
 で、あいつがキョロキョロして、前(階段の方)を向いた瞬間ドーン!
 で先生が来る前に逃亡。」
流石だ。あったまいいなぁ...
そう思ったが、ひとつ疑問が出る。
そこまでしてやる相手か?
思わずそれを口に出すと、美華は少し考えて、
「じゃあ最終手段にしよう。」
と笑った。
とりあえず今日の会議はそれで終わった。
そして、次の日。
今日は1月16日。
今日、修学旅行に行くための調べ学習をする。
勿論、いじめるつもり。
ただ、ひとつ問題がある。
それは―――――――――勿論、男子3人の存在だ。

シリアスになってきた.....
というか来梨って、キラキラネームじゃないですよね?(震え声)

14 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-02(月) 14:44:50] 削除依頼

千亜視点(1月17日)

今日の天気は一日中晴れ。憎たらしいほどに晴れている。
「ハァ....」
私は今日になって3度目の溜め息を吐く。
今日は1月17日。
今日は修学旅行の調べ学習がある。
それで、羽月たちは何か仕掛けてくるだろう。
そう思うとまた溜め息が出そうになる。
気付けば学校の前に来ていた。
晴れているが寒いのには変わりないので、急ぎ目で靴を脱ぐ。
「・・・・またか。」
上靴が無かった。
とはいえあいつらが派手な事をするわけは無いので、辺りを見回す。
見ると、使われていない靴箱の中に入っていた。
それを履いて、階段を上る。
2回分階段を上って

15 文乃  [id : YViA56sm] [2017-01-02(月) 15:03:45] 削除依頼

ごめんなさい、↑はミスりました。
千亜視点(1月17日)

今日の天気は一日中晴れ。憎たらしいほどに晴れている。
「ハァ....」
私は今日になって3度目の溜め息を吐く。
今日は1月17日。
今日は修学旅行の調べ学習がある。
それで、羽月たちは何か仕掛けてくるだろう。
そう思うとまた溜め息が出そうになる。
気付けば学校の前に来ていた。
晴れているが寒いのには変わりないので、急ぎ目で靴を脱ぐ。
「・・・・またか。」
上靴が無かった。
とはいえあいつらが派手な事をするわけは無いので、辺りを見回す。
見ると、使われていない靴箱の中に入っていた。
それを履いて、階段を上る。
2階分階段を上って3階に行く。
3階の一番右、それが6-2。
教室は、廊下から見ても分かるぐらいに暗かった。
また一番か~とか思いながら教室に入る。
ガラガラ・・・
やっぱり誰もいなかった。
「またか・・・」
机の上に、また落書きされた紙が貼ってあった。
『クズ』
『でしゃばり』
正直超ウザイ、と思いながらそれを捨てる。
そしたら準備をして、宿題を出そうと思ったときだった。
ドンッ
ガシャンッ
と言う二つの音がほぼ同時に響いた。
1個目の音は私が誰かに押された音。
そしてもうひとつは、誰かが花瓶か何かを落とした音。
「っ!」
慌てて後ろを振り向くと、嗜虐的な笑みを浮かべて私の後ろに立つ美華と、棚の前で割れた花瓶の前に立つ来梨が見えた。
「・・・・・」
私が黙っていると、もう一人――――羽月が走って消えた。
きっと、先生に言いに行ったのだろう。
それから私は、10分程先生に怒られて、その間羽月たち3人のニヤニヤ笑いにイラつきつつも我慢するのであった―――――――

16 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-02(月) 15:44:42] 削除依頼

羽月視点

今日の3、4時間目が調べ学習になっている。
調べ学習は、パソコン室で行われ、先生は3時間目から出張なので、自習になっている。
それで、私たちも調べ学習をやり始めたのだけど―――――――
「千亜、これやっといて」
「うちのも、お願い~」
私たち二人は、千亜に任せて休もうとした。
それで私は、調子に乗ってこう言った。
「男子たちもやったら~?」
しかし、私の目の前にいた俊哉はいつに無く厳しい表情で、
「やめとく。」
と言った。そしてもう一言。
「そういうの、やめとけよ」
「・・・・!?」
驚いた。俊哉がそんなことを言うとは思ってもいなかったのだ。
「・・・・・チッ」
小さく舌打ちをすると、私たちは自分の仕事をし始めた。
そして、昼休み。
「イラつく!」
私は机を叩いて大きめの声で言った。
「もうさ、やろうよ、アレ。」
美華も言った。
「じゃあさ、手紙書こうよ。
 それで呼び出そう?」
来梨が言った。
それで私たちは、手紙を書いて、放課後待っていた。
そして、あいつが来て、キョロキョロと辺りを見回して、前を向いた、その刹那―――――――
ダッ!
私たちは勢いよく駆け出した。

千亜視点

遅いな・・・
そう思っていた。
放課後、机の中に手紙があった。
内容は、「大事な話があるので、放課後待っていてください」
罠かと思ったが、本当だったらまずいので、待っていた。
でも、待ち合わせの階段の前には誰もいなかった。
辺りをキョロキョロ見回して、階段の前を向いた時だった。
ドンッ
ごくごく微かな音がして、私の体は宙に投げ出された。
しまった、罠だった。
そう思ったが、遅かった。
私は情けない悲鳴を上げながら宙を舞い、気付けば踊り場に叩きつけられていた。
そこで意識が途切れた。

怖いですね。羽月たち・・・
これから、どうなるでしょうね....

17 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-03(火) 13:32:12] 削除依頼

結衣心視点(1月18日辺り)

信じたくない。
私の頭の中は、それだけの一言が渦巻いていた。
昨日の放課後、千亜ちゃんが階段から落ちたと先生から聞いたときは、かなり驚いたが、先生は悲しそうな顔でそれに一言、付け加えた。
千亜ちゃんは頭を強く打って、意識不明の状態だということを。
皆、悲しんでたがその悲しみの声も聞こえなかった。
まだ犯人は見つかってないらしい。
でも私は、犯人に見当がついている。
羽月、美華、来梨の3人だと思う。
元々からあいつらは、千亜ちゃんに嫌がらせをしていたから。
でもこれだけじゃ、先生は信用しないだろう。
少なくとも外面だけは良い3人だから。
でも私は、やらなきゃダメな事がある。
それは、罪を認めさせる事。
勿論私に出来るはずが無い。
それでも、やるしか――――――-----
そう思った私は、放課後美華を呼び出した。
頭の良い美華が、この事を考えていそうだったから。

*    *    *

「で?話って何?」
美華は、やけに不機嫌そうだった。
そりゃあそうだろう。
一瞬逃げたくなったが、私はなけなしの勇気で口を開いた。
「千亜ちゃんを階段から突き落としたの、美華たちだよね?」
そういった途端、美華の顔が瞬時に青く染まった。
「・・・・違うわよ」
美華は数秒間の沈黙の後、口を開いた。
「何で私たちを疑うの?」
「だって、美華たちは千亜ちゃんに嫌がらせをしてたじゃない。」
「・・・・そんなの根拠にならないわよ」
やっぱり、無理だった。
そう思い、諦めかけた。
でも、諦め切れなかった。
だから私は、叫んだ。
「なんで美華はあんな事したの!?
 お願い、教えて!」
そういうと、美華の目から涙が零れたように見えた。
「美華・・・・?」
私が心配そうにそう尋ねると、美華は語り始めた。
「許せなかったの。
 私があんなに苦しんでたのに、あんなにウザイ千亜は友達に囲まれてて―――――――――」

18 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-03(火) 13:45:24] 削除依頼

美華視点(過去編あり)

何で自分が目の前にいる少女に話し始めたのか分からない。
ただ、思ったのだ。
この少女なら、私の周りを取り巻く環境を、変えてくれるって。
だから私は思い出す。
約2年前、私が4年生だった頃の話を――――――――――――

*    *    *

「ブス!こっちくんな!」
ガッ!
背中を蹴られ、息が出来なくなる。
「やめっ・・・ゴホッ」
私は必死に抵抗するが、この屑共がやめるはずも無い。
私はいじめられていた。
理由はブスだから。
私の名前――――――美華は、お母さんが付けてくれた。
美しい、華のような子供になりますように。
そう願って付けられたらしい。
でも生まれた私は、ブスだった。
そんな、美華と言う名前が似合わないブスだった。
だから私はいじめられた。
悪口、無視、暴力―――――――――
理不尽かつ陰湿ないじめに耐えて、5年生になった私は羽月たちのグループに入った。
それで今の私が出来た。
でも、もう苦しいんだ。
いじめるのが、苦しいんだ。
でも、千亜を見て、ウザくて、許せなくて。
だから、あんなことをしたんだ。
でも私は後悔している。
もう、いじめたくない。
今はそう思っているんだ―――――――――――

*    *    *

「そっか・・・・・」
結衣心は、どこか儚げな表情をしていた。
「あのさ、やっぱり美華のしたことは、赦されることじゃないんだよ。」
やっぱり。そう思い、涙が溢れる。
「でも、人は誰だって間違いをするんだよ。
 だから、一生赦されなくても、謝り続ける事が大切だと、そう思うよ。」
「・・・」
しばらく、沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのは、私だった。
「・・・やっぱり羽月たちのグループからは、抜けたほうがいいよね・・・」
「うん。
 それで、明日にでも、先生に言った方がいいと思うよ。」
「そうだよね・・・・
 明日の朝、先生に言うよ。」
そして、千亜が目覚めたら、真っ先に謝る。
私は、そう心の中で付け加えた。

19 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-03(火) 14:02:06] 削除依頼

結衣心視点

それから起こった事を簡潔にまとめよう。
美華は朝早く、先生に自主しに行って、羽月たち3人は呼び出された。
羽月たちは最初認めなかったが、ある事が証拠となって認めざるを得なくなった。
それで、千亜はまだ意識不明だが、クラス皆が交代でお見舞いに行ってるので、段々良くなってると言う。
それで今日は、私がお見舞いに行く日だった。

*    *    *

「こんにちは」
「あ、こんにちは」
千亜のお母さんらしき人物が、そこにはいた。
そして、もう一人いた。
小柄な同級生。私のよく知ってる人物。
「しゅん・・・・や・・・・?」
思わずそう呟くと、俊哉は振り向いて、
「よー」
と笑った。
「なんで?」
俊哉は今日お見舞いの日じゃないはずだ。
なのに、なんで。
「・・・・目覚めたら、謝んなきゃだから」
彼はそれだけを言うと、千亜の手を握り締め、泣き出しそうな目で見下ろしていた。
「謝る.....?なんで」
思わずそう聴くと、
「だって俺が、あの時止めなければ、羽月たちの反感を買って、こんな事にはならなかったのに・・・・」
ん?と一瞬思ったが、ふと当てはまる事があったので、それか!と思う。
羽月や美華に向かって、俊哉が怒っていたのだ。
それも、千亜ちゃんが突き落とされる日に。
それでか・・・と思ったが、かける言葉が見当たらなかった。
だって今の彼に何を言っても通じないだろうから。
そうだと分かっていた。
なのに私の手は、勝手に動いた。
千亜ちゃんの手を握り締める俊哉の手に、
自分の手を置いた。
行動に出てからやべっ!?と一瞬思ったが、もう遅かった。
もうどうにでもなれ!と言うように口を開く。
「俊哉は悪くない。正しい事をした。
 だから、千亜ちゃんは怒ってないと思うよ・・・・」
伝えたのはそれだけだったが、俊哉の心にはちゃんと響いたようだった。
そっと呟く。
「ありがと・・・・」
そういった刹那だった。
「・・・・ん?」
千亜ちゃんが目を覚ました。
病室は大変な騒ぎになった。
その中で、お互いの手に触れたまま、私たちは笑った――――――――――

一応一区切り。
そのある事については、番外編でしゃべるかもですね。
そんなことより次のネタが思いつかないです。
助けて、ドラ○もん!(の○太風)

20 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2017-01-03(火) 16:03:42] 削除依頼

怖いけど気になる…まさか、みかの過去が…!?
すごい!頑張ってください!

21 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-03(火) 16:14:11] 削除依頼

夜月志乃さん
あ、ありがとうございます!
美華の過去は、もう少し触れたかったけど最後のシーン(病室)が書きたかったのでカットしましt((

22 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-04(水) 13:47:03] 削除依頼

今までのを始まりだと思ってくださいw
第一章『恋心を探して』

「・・・それで、修学旅行まであと一週間です。
 皆さん、気を引き締めて行きましょう!」
先生の数少ないやる気に満ちた声に、皆が返事する。
今日の日直が立ち上がる。
「それでは、皆!さようなら!」
「さようなら!」
皆が大声で挨拶し、バラバラになる。
ちなみに言い忘れていたが、今はもう放課後である。
「ゆーこ!」
すぐ横でひまりんの元気な声が聞こえ、そういやお話中だったと向き直る。
「あ、ごめん。な、何?」
私がこういうと、ひまりんは呆れたように、
「ああもう、修学旅行の班の話だよ」
と言った。
「ああうん、同じ班になれてよかったね、私たち」
するとみおっちが
「でもさ、ゆーこはなりたかったんじゃないの?
 俊哉君と同じ班に」
「みおっち?」
私が笑顔で話しかけると、不意によく聴く声がした。
「え?結衣心って俺とおんなじ班になりたかったの?」
振り向くと、そこには俊哉がいた。
私は気が動転して、思わず、
「違うもん!しゅ、俊哉なんて大っ嫌いだもん!」
そういうと、なぜか俊哉はがっかりしたように、
「そーですか」
と帰っていった。
ひまりんとみおっちの声も、私の脳までは届かなかった。
そんな中で次の日の帰り道になった。
結局今日は、俊哉と一回も話せなかった。
そんなことを考えながら歩いていると、家に着いた。
「ただいま・・・」
いつもより重く感じるドアを開ける。するとお母さんが、誰かと電話していた。
お母さんの声からして、相当焦っていた。
何があったのだろう、と思っていると、電話を終えたお母さんが、私の存在に気付いたらしく、焦ったように言った。
「結衣!大変!俊哉君が、家出したって!」
ちなみに私のお母さんと俊哉のお母さんは仲が良い。
「え?」
その言葉を聞いた途端、私は走り出した。
「結衣!?」
更に焦ったように叫んだお母さんの声も、私には届かなかった。

人物追加
綾織奈々心 あやおりななこ
結衣心のお母さん。比較的若い。
結衣心のことを結衣と呼ぶ。心配性。

ここから未登場↓
綾織要 あやおりかなめ
結衣心のお父さん。普通のサラリーマン。
普通に優しいが、怒ると怖い。

間宮佳奈美 まみやかなみ
俊哉のお母さん。奈々心と仲が良い。
俊哉に対して厳しい部分がある。

間宮実乃梨 まみやみのり
俊也の妹。小学1年生。
とても純粋。「超可愛い!」と人気。

23 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-04(水) 13:59:04] 削除依頼

「いない・・・・」
あれから約30分。
俊哉のいそうな場所は一通り見たが、どこにもいなかった。
そもそもなんで俊哉を探し始めたのかすらも分からない。
あんな奴、どうでもいいでしょ・・・
なのに私の足は、勝手に俊哉の家に向かって歩いてく。
それで、俊哉の家の途中で。
小さい人影を見た。
身長的には一年生位だろうか。
くりくりとした焦げ茶の瞳と、少しふんわりとした焦げ茶の髪の毛が特徴的だった。
私はその人物を知っていた。
間宮実乃梨。俊哉の妹だ。
「実乃梨ちゃん?」
私は反射的に、そう尋ねた。
すると彼女は、振り向いて驚いたような顔をした。
「結衣心・・・ちゃんですか?」
そこになぜという表情が浮かんでいたので、
「俊哉が家出したって聞いて、暇だったから探してるの。
 何か心当たりは無い?」
そう聞くと、実乃梨ちゃんは、
「あります。
 最近出来た高台、あそこがお兄ちゃんのお気に入りの場所です。」
最近出来た高台、とは私たちの校区にある涼宮公園にできた高台の事だ。
景色は綺麗だが、上るのが超大変なので、観光客は少ない。
「そこに、いるの?」
「はい。行きましょう!」
そういった途端、実乃梨ちゃんは走り出した。
速い。
そう思いながらも、私は必死で後を追った。
「ハァ、ハァ・・・・」
着いたころには、かなり疲れていた。
それでも、探す。
そして、見つけた。
小さな人影。
私たちが近づくと、その人影は、
「実乃梨!?・・・と結衣心?」
と、驚いた。

24 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-07(土) 13:29:21] 削除依頼

俊哉視点

気付けば、ポケットに財布を入れて、自転車に乗って、家出のような事をしていた。
反抗したかったわけじゃない。
家族にイラついたわけじゃない。
ただ、無意識のうちに外に出ていたのだ。
一つ、理由を挙げるとしたら、俺は今、「自分自身にイラついてる」のだ。
理由は単純。千亜の事だ。
あの時、結衣心はああ言ってくれたけど、罪悪感が消えたわけじゃなかったんだ。
だってあの後千亜は退院した後も、恐怖が消えず、羽月たちが彼女に絡んでる姿も見たために、俺は自分自身に怒りを覚えたのであった。
それで出て行って、行く当ても無かったから適当にパンと飲み物を買って、最近お気に入りの場所である涼宮公園の高台に来たのであった。
ここがお気に入りだと言う事は、家族にしか伝えてないため、夜まで来る事はないだろう。
しかし高台から見える夕闇の空は、まるで俺の心の中みたいに暗さを増していった。
それで、心配になる。
もし連れ去られたら、ってね。
そういうことを考える自分も、嫌いだ。
結衣心に対して素直になれない自分も、嫌いだ。
そんな自己嫌悪に陥りながら、この高台近くから聞こえる小さな声を聞いた。
なんか俺の妹、実乃梨に似てる気がするが、有り得ないと否定する。
しかし、もう一つの声が聞こえ、俺は驚愕した。
何度も聞いた声。
結衣心の声。
そして、高台の下に小さく見える二つの人影を見た。
「実乃梨!?・・・と結衣心?」
思わず声を上げてしまった。

え?何か言う事があるだろって?
更新サボってすいませんでしたぁ!!
学校が10日から始まるんで、そしたら投稿する時間がアレなので、更新が遅くなるかもですが、ゆっくり待っててね♪

25 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-08(日) 11:42:30] 削除依頼

「なんで・・・・?」
思わずそう呟いた。
何故、結衣心がここにいるのか。
もしかしたらお母さんが結衣心のお母さん―――――菜々心さんに連絡した可能性はあるが、何故結衣心が此処に来たのか。
全く分からなかった。
そんなことを考えてると、いつの間にか結衣心が近くまで来ていた。
だから俺は、その疑問を口にする。
「なんで・・・お前が?」
すると結衣心は、それには答えず、
「なんで・・・・家出したの?」
と答えた。
とりあえず理由を口にする。
「めんどくさくなったんだよ。
 だから、気付けば家を出ていた。
 大体なんで探しに来たんだよ」
すると結衣心は、少し怒ったように、
「友達だから、当たり前でしょ」
その言葉に、少しイラついた。
何でかは分からなかったが。
「お前と友達になった覚えなんてねえよ」
俺はどうやら地雷を踏んだらしく、結衣心は俺の目の前に来るなり、
「バカ!」
と叫んだ。
後から、その時の顔が少し赤かったような気がしたことに気付いたが、その時の俺にはそんな思考は無かった。
その声が大きすぎて、耳が痺れたからだ。
そしてそのまま結衣心はまくし立てる。
「友達じゃなかったらこんな事しない!
 アンタの事友達と思ってるから探してたの!」
その言葉で、俺は気がついた。
友達なんだって。
俺の勝手な行動が、こいつに迷惑だったって。
それに気付いた俺は、一つの行動に出た。
「ごめん結衣心!
 何も考えずに行動して!
 後、探してくれてありがとう。」
と、全力で謝罪とお礼を言ったのだ。すると結衣心はニヤッと笑うと、
「こっちも迷惑だったんだけど?
 殴るのと蹴るの、どっちがいいかな?」
全く、こっちが少し見直したと思ったら、また悪魔になりやがって。
そう思ってると、実乃梨が口を開いた。
「あ、お母さんが来た」
なぬ。
そう思ったが、遅かった。
結局俺は、30分ほど両親から説教されるのであった。
それで結衣心もついでに、説教を食らっていた。
そして、次の日――――――――――

次で一章終わりです。

26 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-09(月) 15:44:36] 削除依頼

俊哉視点

朝の教室はいつも通りうるさかった。
そんな中で俺は、斜め後ろにいる少女に話しかける。
「結衣心」
その名を言った約一秒後、彼女は振り向いた。
「何?殴られたいの?」
相変わらず男子には冷たい態度で接する彼女。
俺は、そんな彼女の事が、好きだ。
そういう怖い所もだけど、時々見せてくれる優しさも、好きだ。
だから、叶えたい。
この恋を叶えたい。
そう思うようになってきた。
それで、俺は口を開く。
「お前、好きな人いる?」
彼女は、一瞬俺が何を言ったか分からないようだったが、その約1秒後、顔をに赤く染めた。
「なっ!!?」
「いや、聞いてんの。」
すると彼女は、相変わらずの意地悪な笑みを浮かべ、
「いるけど教えない」
と笑った。
「何でだよ」
口を尖らせて言う。すると彼女は、
「んー、いつかその恋が叶ったら、教えてあげる」
そう言うと友達と話し始めた。
彼女に好きな人がいるとは意外だった。
もしかしたら、いや、絶対有り得ないが―――――――
もしそれが俺だったらという考えが浮かび、瞬時に否定する。
でも、100%有り得ないと言うわけではない。
だから、少しだけ、期待してみようかな。

窓の外を眺めながら、間宮俊哉は、彼の好きな人である綾織結衣心のことを考えていた。
並んだ白い鳥が2羽、空の彼方まで飛んでいった――――――――――――――――

一章終わりです。

次は修学旅行編です。
更新ペース遅くなります。

27 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-13(金) 19:41:20] 削除依頼

2章『修学旅行での事件』

今日は2月21日。待ちに待った修学旅行の日。
私は、朝からワクワクしていた。
勿論勉強するために行くって分かってる。
でも、このワクワクは押さえられないのだ。
そして今日は、荷物が多いため、学校まで送ってもらった。
「おはよー!」
とりあえずひまりんとみおっちに挨拶をする。
「あ、おはよー!」
二人は振り向いて私に挨拶をする。
そのまま他愛ないおしゃべりをしていたら、
「八時半になったので、バス停まで行きまーす!」
と言う先生の声が聞こえたので、慌てて並ぶ。
それで、皆とおしゃべりしながら、バスに乗る。
すると、運転手さんともう一人―――――バスガイドさんがいた。
「初めまして、私は茅優奈(ちがやゆな)です。
 今日と明日、二日間、よろしくお願いします!」
元気で、まだ若いバスガイドさんだった。
そのままバスガイド――――茅さんの質問に答えたり、皆とおしゃべりしながら、バスは目的地付近まで進んでいった。
「皆で歌いましょう!」
茅さんの声に、皆が賛成し、歌を歌い始めた。

♪明日 今日よりも好きになれる
 溢れる想いが止まらない
 今もこんなに好きでいるのに
 言葉に出来ない

楽しいなぁ、このまま修学旅行も楽しかったらなぁ・・・
私は歌いながら、そんな呑気なことを考えていた。
この時は、まさかあんなことになるなんて知る由も無かった・・・
―――――――――――――――――――――――-――
表記が無い時は基本結衣心視点です。
そういや歌詞書いて大丈夫だったのかなぁ・・・
もし駄目だったら言ってください、削除します。

28 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-15(日) 13:36:05] 削除依頼

来梨視点

むっかつく。
私は、バスに揺られながらそんなことを考えていた。
私がこんなに怒ってる理由は、数日前の出来事が原因だった。

*    *    *

「来梨~、美華の事どう思う?」
それは、羽月の一言がキッカケだった。
そう、あの階段の事件以来、美華は心を改めて私たちから離れていったのだ。
それで今は別のグループの奴と話している。
私たちは、あの事件以来先生やクラスメイト達から避けられる様になった。
だから私は、美華を恨んでいる。
そう伝えると、羽月は笑って、
「あはは、そうだよね。
 だったらさ、また悪に戻そうよ。
 アイツ流されやすいしさ、すぐ戻ってくるって」
私はその意見に賛成した。
だから、美華たちのグループに近づいた。
「何か用?」
訝しい顔で見つめるグループのメンバー。お前らに用はねえよ。
「美華ー、また私たちのグループに入らない?」
するとグループの後ろの方にいた美華が進み出て、はっきりと言った。
「嫌だ。もう悪には戻らない。」
羽月の眉がピクリと動いた。
「あんたさ、一度悪になったんだから善には戻れないんだよ?
 分かってるの?バッカじゃないの?」
厳しい口調でそういう羽月に、美華が下を向く。
その時だった。美華の横にいる人物――――――市川芽衣が口を開いたのは。
「美華は確かに一度悪い事をしたけどさ、もう戻らないって決めたんだよ。
 それをあんた等がどうこう言う筋合いは無いんだよ」
その言葉に、羽月が顔を赤くする。
「な・・・・」
しかし文句を言う前に、グループの他のメンバーが次々に口を開いた。
「そうだよ」
「ていうかまだ反省してなかったの?」
「バカはアンタ達でしょ」
そいつらは言いたいことだけ言うと足早に消えていった。
「・・・・羽月」
私は気付けば口を開いていた。
「あのさ、美華を善人にしたのは、アイツだよね。綾織結衣心。
 だったら、アイツに復讐しようよ」
羽月は数秒考え、
「そうね。」
と言った。
それで、修学旅行の日に復讐するために、今日まで考えてきたのだ。

*    *    *

過去のことを考えてたら、バスは目的地に着いていた。
目的地には、ちょっとした崖みたいなのがあった。
私は、それを見てピンと来た。
あいつを、あの崖から突き落としてやる。
そして私は、その計画を伝えるために、羽月に話しかけた――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
え?デジャヴ?キコエナイナー(汗)
ま、まあ、突き落とすのが好きなんですよ。羽月たちは。(汗)

29 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-16(月) 17:43:41] 削除依頼

「うわあ・・・・」
私は、崖っぽい所の上から絶景を見下ろしていた。
咲き誇る花、絵に描いたように輝いてる川。
まるで夢の世界に入ったような感じだった。
しかし私は、その世界に入り浸りすぎて、背後の警戒を怠っていた。
気づいた時には、もう遅かった。
どん、と背中を押され、体が揺れた。
「え?」
慌てて後ろを向く。
一瞬だけ見えた。
こっちに手を突き出して笑っている二人――――――羽月と来梨の姿が。
「・・・・!」
文句を言おうとしたが、すでに私の体は宙に投げ出されていた。
下が何mかはよく分からない。
ただ、悲鳴を上げて落ちてくる私を、近くの木に止まっていた鳥達は嘲笑ってるように見えた。
「キャアアアアアア!!」
そして地面に叩きつけられた時には、何mか上にいるはずのクラスメイトの声も聞こえなくなっていた。
意識が暗転した。

来梨視点
「来梨、やったわね。」
横にいる羽月が笑いながら答えた。
「うん・・・」
私は、心配だった。
明らかに私たちが結衣心を突き落とした事は皆に見られていたし、今は陽葵と美桜里が先生にチクリに行っている。
だから、バレたらどうなるんだろうと言う心配があった。
私たちには前科もあるし、とうとう親にばれるのかな―――――――――
そんなことを考えていたら、不意に親のことを考えてしまった。
『出て行け!お前にやる食事など無い!』
『消えろ!私たちの前から―――この世界から消えろ!』
『ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・』

ああ、こんなどうせ世界か―――――――――
どうせ私なんて、邪魔者なんだ―――――――――――――

――――――――――――――――――――――――――――――――――
美華も来梨も、「真の悪」ではないんですよね。
羽月は―――――――-----‐‐‐‐‐;^^

30 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-23(月) 17:19:25] 削除依頼

「ん・・・・」
目を開けると、青い空が広がっていた。ほぼ真上にある太陽が眩しい。
でも、何でこんな所に?
そう思いながら、体を起き上がらせる。
目の前には、美しい景色が広がっていた。
なんか、さっき見たような?
違和感を感じながら、立ち上がろうとする。
「っ!?痛いっ!」
左足に激痛が走った。
思い出した。
確か、羽月たちに突き飛ばされたんだ。
それで、落ちて、意識を失って。
しかしどうしたものか。
見た所、左足は相当ヤバイ。
きっと歩く事は出来ないだろう。
私はどうする事も出来ないまま、そのまま座り込んでいた。すると、
「結衣心!」
私の名を呼ぶ声が聞こえた。
見ると、遠くに人影が見える。よく知ってる影だった。
「ひまりん・・・・みおっち」
そのあだ名を呼ぶ。
そして私は助けられ、救護室で見てもらって、捻挫とか何とか言われて、救護室に座っていた。
コンコン
ドアをノックする音が聞こえた。

来梨視点
「姫宮羽月、湖山来梨、来なさい。」
言われた瞬間、腕を引かれる。
きっと、怒られるんだろうなあ・・・
恐怖は無かった。
むしろ、どうでも良かった。
だってさ、気付いちゃったもん。
自分が、要らない存在だって。
だったら、もう終わらせていいよね?
心の中で自問自答する。

湖 山 来 梨 と 言 う 人 間 の 一 生 を

ね?良いでしょ?
だったらさ、早めにお別れの言葉、言っておかないとな~
さようなら、お父さん、義理のお母さん。
さようなら、羽月。
さようなら、理 不 尽 な こ の 世 界 ♪
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
来梨が怖い・・・病んでるよ・・・
あ、雫と舞彩の出番はしばしお待ちを~^^

31 文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-23(月) 17:29:59] 削除依頼

「どうぞ」
とりあえず返事する。
キイ・・・
扉が開いた。
そこにいたのは、雅人と健吾と・・・俊哉だった。
「お見舞いに来たよ~」
雅人が陽気に言う。
「あ、ありがと・・・・」
小声で感謝する。すると健吾が笑いながら
「いや~俊哉が一人じゃ恥ずかしいっていうからさ、ついてきたんだよ」
言った途端赤面する俊哉。
「ち、違うし!
 結衣心、俺はそういう・・・・分かった!?」
テンパる俊哉。ちょっと可愛いかもな~
私は意地悪っぽく
「うんうん、分かってる。
 一人じゃ恥ずかしかったんでしょ~」
と言ったら、更に顔を赤くしてごにょごにょ言ってた。
そして三人は帰っていった。
無人の部屋で、私は考えていた。
ああ言ってたけど、なんだかんだで俊哉も私の事心配してくれたのかな~ってね。

来梨視点
正直、何を言われて何と返したか忘れた。
ただ覚えているのは、担任の原川が泣いて怒ってた事ぐらい。
で、今は部屋に居る。
なんか許可もらうまで部屋から出ちゃいけないんだって。
まあ、どうだっていいや。
部屋には、ちっちゃいベランダがあって、そこの柵は低いし、ここは5階だから、すぐ死.ねるはず。
ベランダに出る。
鍵を閉める。
柵の上に登る。
そして、飛び降りようとしたその時。
「やめて」
誰かの声がした。
――――――――――――――――――――
規約に引っかからないように.を入れてます。

32 葉月  [id : LiaP1Ssn] [2017-01-23(月) 22:22:50] 削除依頼

あやや!
来たよ!!

33 葉月  [id : LiaP1Ssn] [2017-01-23(月) 22:40:45] 削除依頼

羽月とおんなじ読み方の私の名前…。

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