コイゴコロ55コメント

1 文乃/ayano id:YViA56sm

2016-12-27(火) 15:36:01 [削除依頼]
初めまして、文乃といいます。

この小説は、小学6年生の少年少女の恋愛話です。

注意、駄作&亀更新です。

それでもいいって方は....

ゆっくりしていってね♪
  • 36 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-29(日) 10:21:39 [削除依頼]
    志乃っち(こう呼んでいいですか?)

    はーちゃんとは小学生恋愛掲示板で知り合った同士ですww

    ――――――――――――――――――――――――――――――

    なんか胸騒ぎがした。

    気付けば、ベランダに出ていた。

    そして、何気なく横を見た。

    「―――――っ!?」

    思わず、息を呑んだ。

    さっき会ったばかりの人物―――来梨が、柵に上って飛び降りようとしていたからだ。

    とりあえず止めないと、と思って声に出す。

    「やめて」

    その声で、私の存在に気付いたらしい来梨は、驚いたように目を見張る。

    「・・・・結衣心!?」

    「何してるの」

    すると来梨は、私を嘲笑うような眼で見て呟く。

    「死.ぬの。今から」

    「なんで」

    来梨は笑う。笑ってこう言う。

    「だってさ、私が生きてる価値無いもの。

     親も友達も、もうどうだっていいもの!」

    「・・・・アンタが死.んだら、悲しむ人いるんじゃない?」

    「いないよ。そんなの」

    その言葉に絶句した。

    前から、来梨が虐待を受けてたのは知っていたけど、こんなに苦しんでるなんて知らなかった。

    でも、一つ気になる事があった。

    「なんで、私を突き落としたの」

    千亜がイラつくなら千亜にすれば良かったのに。

    彼女は一瞬表情を変えた。そして、一つ瞬きをした。

    もう一度開いた目は、泣いてる様に見えた。

    「羨ましかったの・・・

     友達にも、家族にも恵まれているアンタが・・・

     私はこんなに傷つき、苦しんでるのに。 

     何でアンタだけ?って思ったらなんとなくムカついて・・・・」

    「あ・・・・・」

    来梨は、欲していたのだ。

    「幸せ」を――――――‐‐‐‐‐‐‐‐‐

    「まだ、間に合うよ」

    小さく呟く。しかしもう来梨の耳には届かない。

    「もう、駄目だよ。

     私の手は、こんなに汚れてしまったよ」

    そう言う来梨の目は、悲しんでるのか怒っているのか後悔してるのか。

    それとも、笑っているの――――――――――‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐?

    ―――――――――――――――――――

    更新遅れてサーセン

    妖○ウォッチが楽しすぎるのが悪いんですよ・・・・(言い訳乙
  • 37 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-30(月) 12:32:02 [削除依頼]
    来梨視点



    もう、どうだっていい。

    飛び降りようとしたら、結衣心が来て止められたけど。

    もう、どうだってよかった。

    なのに私の口は動く。

    勝手に話したくないことまで話してしまう。

    あーあ。

    私は自分の手を見た。

    鮮やかな赤だった。

    こんな手でも、元々は白かったんだよな・・・

    でも、いじめるたびに、悪意で満ちて、紅く染まっていった。

    この手も、心も、何も要らない。

    もう、早く死.にたい。

    なのに口は勝手に動く。

    「私さ、パティシエールになりたかったんだ。

     お菓子作るの、好きだから。

     でも、こんな手で作ったケーキなんて、食べたくないよね。

     美味しくないよね・・・・・あはははは・・・・・」

    楽しくないのに笑いが零れる。



    「あはは・・・はは・・・」



    ふと、視界が歪んだ。

    「?」

    とりあえず手で拭う。

    でも、その歪んだ視界は、消えない。

    何度やっても、消えない。

    ああそうか、嫌なんだ。



    ようやく気がついた。

    自分が死.にたくないんだって。



    「来梨」

    結衣心が口を開く。

    「私は、来梨がしたこと、許せない。

     きっと、今までいじめられた人はそうだと思う。」

    そうだよね・・・・

    涙が零れる。

    「でも・・・・でも!」

    結衣心が声を張り上げる。

    「来梨が変わってくれるなら、もう二度としないって誓ってくれるなら・・・・

     私は、協力するよ。

     だからさ」

    一度間を置く。

    「友達になろう。」

    友達、ともだち、トモダチ―――――――――

    その一言は、私の胸に大きく響いた。

    涙を拭う、口角を上げる。

    「・・・・うん!」

    「本当の笑顔」を作る。



    私は今日から変わる。

    自分の為にも、勇気を出してくれた結衣心の為にも。

    ―――――――――――――――――――

    そろそろ第二章も終わりです。

    結衣心!友達になって下さいw
  • 38 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-30(月) 14:23:59 [削除依頼]
    次の日



    コンコン・・・

    ドアをノックする音が聞こえた。

    準備してたのに・・・と少しイラつきながら返事をする。

    ガチャ・・・

    控えめなドアの音と共に入ってきたのは、舞彩ちゃんだった。

    「あ、結衣心ちゃん」

    正直、私はこの人が苦手だ。

    ライバルだし、俊哉に一方的にくっついてるから。

    「何?」

    早く済ませたくて、冷たく返す。

    「準備中にごめんね。

     話したい事があって・・・・」

    そう言って、小さな声で、でもはっきりと言った。

    「俊哉に近づかないで」

    「はい?」

    言葉の意味が、一瞬理解できなかった。

    数瞬のうちに理解し、何とか声に出す。

    「な・・・んで?」

    と。

    すると彼女は笑って、

    「だってさ、邪.魔なんだもん。

     私が俊哉のこと好きなの、知ってるのにさ、近づいて。 

     正直、ム.カつくの」

    だからって理不尽だなぁ・・・・

    そう思い、私ははっきりと伝えた。

    「嫌.だ。

     俊哉が好きなら、もっと頑張ればいいじゃない。

     そんなんだから嫌.われてんのよ」

    正直、余計だった。

    案の定、舞彩は顔を真っ赤に染めて、

    「調子乗ってると、痛い目見るわよ」

    と怒って去っていった。

    「ハァ・・・」

    ため息を一つ、吐いた。



    帰りのバスは、揺れていた。

    まるで、私の心のように。

    平和に終わったと思っていたのに。

    「ハァ」

    また、ため息が漏れた。

    二章終わり

    ―――――――――――――――――

    三章はバレンタインにしたかったけど時系列過ぎてた・・・・・・(涙)

    のでホワイトデーに。

  • 39 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-30(月) 14:34:29 [削除依頼]
    三章『信じたい』



    「おはよう」

    教室に入った。でも、雰囲気が違った。

    私のことを、変な目で見ている。

    好奇心と嫌悪が混ざった、嫌な目で。

    「・・・?」

    気になって黒板を見ると、そこには信じられないことが書かれていた。

    『結衣心は男好き』

    『二股かけてる最悪女』

    「結衣心ちゃん」

    私が呆然としていると、声を掛けられた。

    見ると、雫が立っていた。

    「雫・・・・ちゃん?」

    「これ、本当?」

    雫は冷たい目で見つめてくる。

    「違う・・・・違うよ!」

    必死で否定する。しかし雫は、

    「アナタみたいな人に、俊哉の彼女が勤まると思う?」

    と言って帰っていった。

    私はしばらく立ち尽くしていた。

    すると視線の端っこに、ひまりんとみおっちの姿を見た。

    「あ、ひまりん、みおっち――――」

    しかし彼女達は、私の姿を見た途端、逃げていった。

    「あ・・・・」

    信じてくれないの?

    皆、信じないの?

    友達だよね?

    昨日まで遊んでいたよね?

    ああ、そうなんだ。



    私たちの友情なんて、所詮そんなものだったんだ。

    ―――――――――――――――――――――――

    三章はドロドロだよ~w小学生はこんな事しないと思うけど・・・

    そんなことより噂って嫌ですよね。主は小4の頃に友達と信じていた人に根も葉もない噂を流されたことがありますね。
  • 40 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-02-14(火) 20:11:28 [削除依頼]
    生きてます。更新遅れて申し訳ございません。
    ―――――――――――――――――――――
    いつもなら、ひまりんやみおっち、時々俊哉達と、笑いながら帰ってた帰り道。
    いつもなら、もう少し話したかったと、通学路の短さを恨む帰り道。
    でも、今日は途方も無く長く感じる。
    結局、私は誰とも話さなかった。いや、話せなかった。
    舞彩は笑いながら私を見てた。
    悔しかった。反論したかった。でも、出来なかった。
    もうこれから、どうしていいか分からない。
    もうすぐ卒業なのに、卒業まで一人なの?
    意味が分からない。
    なんで。なんでなの?
    なんで舞彩が間違ってたのに私がこんな目にあわなきゃいけないの?
    私が違うの?間違ってるのは私?
    涙が溢れてきた。
    どうしようもなかった。
    ただ、悲しくて、悔しくて。けど、何も出来なくって。
    そんな自分が、もう嫌になった。
    私は涙が零れないように、上を向いて歩いた。
    すると、何かにぶつかった。
    下を見ると、小さい子供だった。
    「ご、ごめ・・・・・え?」
    その顔に、見覚えがあった。
    「結衣心・・・・ちゃん」
    よく見た顔。知ってる顔。
    「実乃梨ちゃん・・・・」
    「どうしたんですか?」
    私は実乃梨ちゃんに全てを話した。
    途中涙で言葉が詰まったけど、最後まで聞いてくれた。
    そしてその後、実乃梨ちゃんはこう言った。
    「お兄ちゃんは?どんな反応を・・・・」
    思い出したくなかったけど、伝えた。
    「一回も話せなかったよ。 
     それに、無視されてた・・・・と思う」
    実乃梨ちゃんは、少し怒っていた。
    「ひどいです。お兄ちゃん」
    そう言ってくれるだけでありがたかった。
    そして私は帰って、色々な事を済ませて。
    ベットに転がって、また泣いて。
    気付けば寝ていた。
    そして次の日。
    学校に、行きたくなかった。
    でも、行った。
    お母さんに心配掛けたくなかったし、仮病使っても、すぐばれるだろうし。
    学校に行ったら、また無視された。
    女子達が、ひそひそと話している。
    凄く居心地が悪かった。
    「まじサイテー」
    「ほんっと、無いわー」
    聞こえる声での悪口が聞こえる。
    するとその時、バンッッ!!と言う大きな音がした。
    教室が静まり返った。
    皆、教室の一点に視線が集中する。
    「もうさ、やめようよ」
    声の主は――――俊哉だった。
    ――――――――――――――――
    主役は遅れて登場する^^
    というわけで俊哉乱入。
    いやあかっけえ。惚れたわ。
    そういえば今日って何の日だったっけ?・・・・ああ、リア充の祭典か。
  • 41 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-02-15(水) 17:26:44 [削除依頼]
    >0
    クラスの男子が喜んでました。
    ――――――――――――――
    俊哉視点
    やべえ、めっちゃ怖い。
    今机を叩いてさ、カッコつけたセリフ言ったんだけどさ、めちゃめちゃ怖いわ。
    なんか女子は睨んでるし、男子はニヤニヤしてる。
    結衣心は―――――隠れててよく見えない。
    怖い。でも俺は、やらなきゃいけない。
    結衣心――――初恋の少女を、助けるために。

    ~前の日の俊哉~

    ベットに転がる。
    ため息をつく。
    今日は女子の怖さを知った日だった。
    何か朝来たら結衣心の悪口が書かれてて、舞彩がニヤニヤしてて、結衣心は俯いてて。
    陽葵や美桜里も無視―――というか気付かれないようにしてて。
    とりあえず結衣心を助けたかった。
    でも、怖かった。
    少し近づいただけで睨まれてさ。
    俺は負けたくなかった。
    でも、やっぱり負けてしまった。
    怖かった。
    相手は女子なのに、怯んでしまった。
    それでモヤモヤした気持ちのまま、家に帰った。
    コンコン
    ドアをノックする音が聞こえる。
    「いーよ」
    どうせお母さんだろう。
    ガチャ
    控えめな音と共に、入ってきたのは実乃梨だった。
    「どーした?」
    どうせ宿題の事だろう、と軽く返した。
    すると実乃梨は、明らかに怒ってる声でこう言った。
    「お兄ちゃん、ひどい。
     結衣心ちゃん、かわいそう。」
    「え?」
    俺が返事を返す前に、実乃梨は帰っていった。
    何だったのだろう。
    おそらく実乃梨は、結衣心と会ったのだろう。
    それで結衣心が全て話したんだろう。
    それで、実乃梨は、実乃梨は――――――――
    「あ・・・・・」
    忘れていた。
    女子の権力に怯えて、結衣心の気持ちを全く考えていなかった。
    最低だ。
    好きな人さえ守れない屑だ。
    だったら俺がやることは一つだろう。
    明日だ。
    明日、必ず結衣心を守る。
    どれだけの罵声を浴びようとも、嫌われようとも、守り抜いてみせる。
    それが俺が、今日守る事が出来なかった結衣心に対しての償い。
    そして――――――――――――使命だ。

    結衣心視点
    俊哉が止めた事に対しての驚きはかなり大きかった。
    そりゃあそうだろう。
    女子はある意味男子よりも恐く、恐ろしい存在なのだ。
    なのに彼は、やっている。
    嫌われる覚悟で、やっている。
    私は、少し嬉しかった。
    ありがとう。

    私は心の中で、俊哉に対してお礼を言った。
    ――――――――――――――――――――――
    俊哉!全然最低じゃないよ!
    好きな人と毎日喧嘩してる私の方が!よっぽど!
    まあ罪悪感は感じてないけどね←
  • 42 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-02-18(土) 13:13:32 [削除依頼]
    番外編~もっと!キャラ紹介~

    はい、どうも、スレ主の文乃です。
    今回は登場人物が増えすぎて誰が誰でどんな奴か分からなくなってしまった人のために、キャラを紹介したいと思います。
    まあ私も分かんなくなったんだけどねww
    というわけで、まずは主要キャラから!↓↓

    綾織結衣心 あやおりゆいこ ♀
    容姿 ちょっと茶色い髪をポニーテールにしている
       ほどいたら胸ぐらいまである
       顔は普通だけどスタイルは良い方
    性格 ドSで男子に平気で暴力を振るう。
       しかし根は優しく困っている人をすぐ助ける。
       男子に対して素直じゃない
    能力 頭は普通かそれより良い
       運動神経はお察し
    その他 俊哉に片思い中。

    間宮俊哉 まみやしゅんや ♂
    容姿 髪は黒い。
       痩せてるかなあ・・・・チb((
    性格 優しいのか怖いのかよく分からん。
       怒ると結衣心も退散するほど怖い
    能力 頭?・・・・知らない(^o^)
       運動神経抜群。羨ましいわ。
    その他 結衣心のことが好き。

    塚沢陽葵 つかざわひまり ♀
    容姿 ふわふわした茶色いロングヘア
       顔可愛い。
    性格 悪魔的少女。怖い。
       男子には怖く女子には優しい。
    能力 頭良い
       体力『だけ』ある。
    その他 雅人が好き。

    萩野雅人 はぎのまさと ♂
    容姿 髪は短い。ちょっと茶色い
       背は普通。
    性格 明るくて元気。
       優しい部分もある。
    能力 頭は中の下
       運動神経は水泳以外良い。

    菅崎美桜里 すがさきみおり ♀
    容姿 黒髪。肩ぐらいまである。
       背が高い。
    性格 天使。大天使様。
       優しすぎる。
    能力 頭良い。超良い。
       運動神経・・・・
    その他 雅人が好きだが陽葵の想いを知ってるので言えない。

    山手健吾 やまのてけんご ♂
    容姿 髪は必ずどっかが跳ねてる。
       背は低い。
    性格 からかうのが好き。(とくに俊哉)
       なのでよく結衣心から怒られる。
    能力 頭は犠牲になったのだ・・・・
       運動神経 超良い

    >0
    続く・・・・;^^
  • 43 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-02-20(月) 19:10:15 [削除依頼]
    続きです。

    ~クラスメイト(ちょっと略します)~

    宮原雫 みやはらしずく ♀
    性格 やや単純だが優しい。
    その他 俊哉の元カノ

    野本真理、岸辺美奈子、前原ゆづは のもとまり、きしべみなこ、まえはらゆづは 全員♀
    性格 意地悪。何かと結衣心にちょっかいをかけてくる。
    その他 他にも色々な人にちょっかいをかけている

    盛岡千亜 もりおかちあ ♀
    性格 正義感が強く細かいので一部の女子から嫌われている。
       しかし優しいので他の人には慕われている。
    その他 はじまりの章(>19まで)で羽月たちに階段から突き落とされた。

    姫宮羽月 ひめみやはづき ♀
    性格 一言で言えば最悪。クラスの女ボス。
       気に入らない人をすぐにいじめる。最低。

    川村美華 かわむらみか ♀
    性格 羽月とよく似ていて、最悪『だった』。(はじまりの章参照)
       現在は優しくなっている。
    その他 今は羽月が嫌い

    湖山来梨 こやまらいり ♀
    性格 真面目な人が大嫌いで、最悪な性格『だった』(二章参照)
       現在は真面目になっている。
    その他 現在は叔父と叔母と暮らしている。
        また、羽月が嫌い。

    >0
    多分これで終わり(えっ!?家族は!?)
    後、万×万=億と初めて知りました。(主は小6です)
  • 44 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-02-21(火) 20:32:18 [削除依頼]
    というわけで続きです。
    ―――――――――――――
    私が予想してたとおり、真っ先に反論したのは舞彩だった。
    「・・・・・・なんで?」
    舞彩は掠れ声で、それだけを口にした。
    俊哉は、すぐに答えた。
    「やめてほしいんだよ。
     見てるほうも不愉快だし」
    教室が静寂に包まれた。
    その静寂を破ったのは、真理だった。
    「でもさ、結衣心が悪いんじゃね?
     二股かけてるって言われても仕方ないぐらい男子とベタベタしてるし」
    それに応える相手は居なかった。
    私も、何も言えなかった。 
    実際私は、周りから見たらそう――男子とベタベタしてると思われてるかもしれない。
    そして、ついに沈黙が破れた。
    破ったのは、舞彩だった。
    元はいいはずの顔が歪んで、メチャメチャになっていた。
    「・・・・・・どうせ、どうせ」
    彼女の目から涙が溢れる。
    でもそれすら気にしていなかった・・・・・・ように見えた。
    「どうせ俊哉は結衣心が好きなんでしょ!?
     好きでもない女子を守るなんて、出来ないでしょ!?
     なんでなの!?なんで私じゃないの!?
     私も、私も俊哉の事が好きなのに!!」
    大声で撒くし立て、息を荒くする舞彩。
    しかし俊哉は何も言わない。
    ただ、立ちすくしているだけ。
    きっと舞彩に好かれている事を知らなかったんだろう。全く鈍感な奴だ。
    すると舞彩は、机を倒した。
    静寂に雑音が混じる。
    そしてその後――刹那、舞彩は走り出した。
    ドアの向こうに。教室の外に。
    そして、やがてその姿が消えた。
    俊哉は再び、口を開く。
    「陽葵、美桜里。
     お前らはさ、結衣心を守らなきゃいけなかったんじゃねーの?
     知ってるんだろ。結衣心は二股かけてないって。
     だったらさ、守れよ。友達なら」
    陽葵と美桜里の方に目を向ける。
    二人の頬に、なにやら光るものが零れていた。
    俊也は続ける。
    「後、お前らも」
    クラス中を見渡す。
    「お前らは、結衣心を友達と思っていないのか?
     大体この中には、結衣心に助けられた人も居るんじゃないのか?」
    ハッ、と美華や来梨が顔を上げる。
    「だったら、守ってやれよ・・・・・・
     大事な、『友達』だろ?」
    その時、教室が揺れた。
    皆が走ってる。私のほうに向かって走ってる。
    「ごめん・・・・・・結衣心」
    「ごめんね!」
    皆がいっせいに謝る。
    私は、自分が今思ってることを順番に言った。
    「私は、皆を許す。
     この問題はこれで大体解決。
     でもさ・・・・・・舞彩はどうするの?
     彼女もこのクラスの仲間でしょ?
     だったら、救ってあげないと」
    陽葵が言う。
    「そうだね・・・・・・
     よし、探しに行くよ!」
    こうしてクラスのほぼ全員が、舞彩を探しに行った・・・・・・
    でもたった一人、教室に残った人が居た。
    それは――――羽月だった。
    「ずるい。
     結衣心も、舞彩も。
     大事な仲間が居て――」
    ―――――――――――――――――
    羽月ィィィ!?
    怖い・・・怖いよォォォ!!?
    いや、書いたの私だけどね!?
  • 45 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-03-02(木) 19:42:05 [削除依頼]
    またまた更新遅れてすいません。
    ――――――――――――――――
    「・・・・・・舞彩」
    舞彩は、校舎裏でうずくまっていた。
    俯いてる為表情は見えないが、時々嗚咽が聞こえるため、泣いてると思われる。
    私が声をかけても、反応が無い。
    何度かけても無駄だった。
    でも私は、諦め切れなかった。
    だって舞彩は、『友達』だから。
    そのどれだけ舞彩に嫌われていても、友情の糸が切れそうでも。
    私は切りたくない。切らせたくない。
    今は嫌われてるけど、きっと分かり合える。
    そう思ってるから・・・・・・
    「ゆ、いこ・・・・・・」
    舞彩が声を発した。
    「舞彩・・・・・・」
    舞彩はたどたどしく、嗚咽をこぼしながら。
    でも、一言一言噛み締めるように呟いた。
    「ご、めんね。あんな、ことし、て。
     許されな、いって分かっ、てる。
     でも、ともだ、ち・・・・・・友達になって、くれ、るかな」
    皆が笑顔になる。
    私も笑顔になる。
    だって、嬉しいから。
    舞彩と友達になれて。
    だから私は――笑顔でこういった。
    「・・・・・・うん!」
    ――――――――――――――――――
    三章もクライマックス。
    更新遅れた理由はミー○ピアのせいです。すいません。
  • 46 文乃/ayano id:9x5XE0o4

    2017-03-05(日) 13:22:51 [削除依頼]
    ~次の日~

    「結衣心、おはよう!」

    「おはよー」

    皆と他愛ない会話をする。

    それは、皆にとっては普通の日常。

    私はそれが、凄く嬉しかった。

    久しぶりに、朝の時間が短いのを恨んだ。

    「おはようございます」

    先生が来る。

    皆が挨拶をする。

    嬉しい。

    この教室で、このクラスで、本当に良かったと思う。

    窓の外――木々の間から差し込む光が、皆を照らした。

    *   *   *

    昼休み。

    皆と話す時間。

    誰だろうか、男子か、女子か。

    とにかく、誰かが言った。

    「結衣心と俊哉、お似合いじゃね?」と。

    クラスがざわつき始める。

    そのほとんどが、言った本人に賛同するような感じだった。

    私も俊哉も否定する。けど届かない。

    私は、何とかしてほしかった。この騒ぎを止める事で必死だった。

    だから私は、叫んだ

    「違う! 俊哉なんて、大っ嫌いだもん!」

    皆が固まる。時が止まったかのように。

    そこで私は、理解した。

    自分が言った事の大きさに。

    そして、時が動く。

    俊哉は、私のほうを見ようともしなかった。

    「あ・・・・・・」

    ドクンドクン。私の心臓が、揺れる。

    皆が、動く。

    もうすぐ、昼休みが終わる。

    なのに、動けない。まるで足に氷が張ってるかのようだ。

    大嫌い。嫌いだ。

    俊哉のことではない。私の事だ。

    素直になれない私。天邪鬼で、意地悪な私。

    私はそんな私が、




    大嫌いだ。

    三章終わり
    ―――――――――――――――
    改行、した方がいいですかね。
    とりあえず次で最終章です。
    え、更新が遅い?
    た、多分春休みになったら早くなると思いますy「あ″?」
    すいませんなるべく早くします。
  • 47 文乃/ayano id:9x5XE0o4

    2017-03-05(日) 13:38:36 [削除依頼]
    あれ以来、俊哉とは一度も話せていない。

    近づきたい。また一緒に笑いたい。

    なのに、彼の近くに行こうとすると、まるで足が凍ったかのような感覚に陥り、彼から離れようとする。

    そして、私たち6年生には大きなイベントが待っている。

    卒業式だ。

    後2日で、卒業。

    もうこの場所にいられない。数人の友人とも別れを告げなければならない。

    だから、卒業までに話したい。

    一度でいいから、話したい。

    そう思ってたら、俊哉が通りかかった。

    「あ、俊哉――」

    いつも通りに話そうとした。でも、俊哉は無視した。

    そのまま、何も無かったかのように歩く彼。

    その背中に、彼の影に。

    涙が、零れた。

    拭う間も無く、溢れ出して行く。

    そんなのも君は知らずに、未来を行く。

    もう、どうしたらいいのか、わかんないよ・・・・・・

    そんな気持ちのまま、2日間があっという間に過ぎた。

    3月17日。

    私たち小学6年生の、最後で最大のイベント。






    卒業式がやってきた。

    最終章『私からキミへ紡ぐ物語』
    ――――――――――――――――
    章のタイトルは結構考えたぞ!?いやまじで。
    後今日頑張って更新します。終わるかもね。いや有り得ないか・・・・・・
    ――――――――――――――――
  • 48 ルーン id:vkDJzH4K

    2017-03-05(日) 13:42:19 [削除依頼]
    めっちゃいいね!((語彙力

    なんか凄いいいです!

  • 49 文乃/ayano id:9x5XE0o4

    2017-03-05(日) 13:56:29 [削除依頼]
    その日は朝から曇りだった。

    予報によると午後から晴れるらしい。

    まあ午後になっても私の心は曇ってるだろうけどね・・・・・・

    そんなことを考えながら用意を済ませる。

    お母さんに行ってきますを言う。

    その声は暗かったが、お母さんは「友達と離れたくなくて悲しい」と思ったらしく、普通に行ってらっしゃいと言ってくれた。

    そして、学校に着いた。

    誰にも会うことなく教室に入る。

    もう、皆来ていた。

    私は必死で作り物の笑い顔を作り、ひまりんたちに話しかけた。

    *   *   *

    卒業式が終わり、教室に帰ってきた。

    皆、目が赤かった。

    でも私は泣けない。

    悲しくて、俊哉と話せないのが、悲しくて心が動かなかった。

    そして皆、下敷きなどにメッセージを書いてもらっている。

    私もその集団の中に、入ろうと歩き出した――――

    *   *   *

    「・・・・・・」

    結局、クラス皆からメッセージを書いてもらうことは出来なかった。

    俊哉に書いてほしかった。

    でも俊哉は、私に近づこうともしなかった。

    やっぱり、無理なのかな・・・・・・

    もう二度と、キミと笑えないの・・・・・・?

    ――無理だよ。自業自得さ。君があんな事言うから。

    私の中の誰かが言う。

    ――でも、まだ終わってないんじゃない?

    もう一人の私が反論する。

    ――もう笑えないさ。二度とね。

    私はこっちの意見に賛成だった。

    どうせ、どう足掻いたって無理だ。

    そう思っていた。

    でももう一人の私は、諦めていなかった。

    ――そんな事言うけど、君は諦めているんでしょ?
      怖がって、何も行動して無いでしょ!?
      だったら、最後くらい、頑張ってよ。
      私なら、出来るんでしょ!!

    その声は、私のこころに大きく響いた。

    そうだよ。

    自分が諦めてただけ、思い込んでただけ。

    私は、勇気をまったく出していない。

    ぶつかってよ。もっと、ぶつかろうよ!

    嫌なんだったら、キミと笑いたいんだったら、行動して見せてよ!

    無理でも、やらないよりは、いいんじゃないの?

    だったら、やろう。

    私はキミのところに、いや、『未来』に、走り出した。

    自分の中のキミへの想いが、自分の中の『コイゴコロ』が消えないうちに――――――
    ――――――――――――――――――――――――――
    もうすぐ終わりです。
    小説を書くのって不思議ですね。
    疲れたけどまだやりたくなる。
  • 50 文乃/ayano id:9x5XE0o4

    2017-03-05(日) 14:04:29 [削除依頼]
    気付けば、ここにいた。

    校舎の裏側。人気の無い場所。

    そこに、キミはいた。

    私は、無我夢中で叫んだ。

    「俊哉!!」

    俊哉が振り向く。

    その顔に、驚きが浮かぶ。

    走る。キミのもとに。

    手を伸ばす。

    でもキミは無視して進んでいく。

    進むキミ。やっぱり無理と思う。

    でも、諦めたくなかった。自分の中の想いを、消したくなかった。

    だから私は叫ぶ。

    「私ね、俊哉に言いたい事があったの!
     ずっと、ずっと溜めたた想いがあったの!!」

    気付けば熱いものが頬を伝い、地面に落ちていったが気にしなかった。

    そして、息を吸う。

    心臓が高鳴る。

    叫ぶ。

    この想い――恋心を伝える。

    瞬間、キミは振り向く。

    止まる。

    だから私は走った。

    走って、キミのもとへ行く。

    キミはただ、立っていた。

    キミの頬は、赤かった。

    綺麗な、赤だった。

    そして、その言葉を口にする。

    彼から私へ紡ぐ、『コイゴコロ』を――――――――



    『コイゴコロ』END
  • 51 文乃/ayano id:9x5XE0o4

    2017-03-05(日) 14:12:03 [削除依頼]
    終わった・・・・・・
    終わりましたね。コイゴコロ。
    約3ヶ月で終わりました。
    頑張りました((自画自賛か

    ここからは蛇足です。
    実は、この物語を作る時、少し心配でした。
    私は小4の時から色んな所で小説を書いてるんですけど、その小説の半数ほどが、未完結で失踪してるんです。
    だから、この小説も失踪しそうで怖かったんですよね・・・・・・
    実際、半月ほど休みましたしね。
    でも、やめきれなかったです。
    この小説のことが、頭から離れなくて、気付けば更新してました。
    まあ要するに、自分はこの小説が好きだったんでしょうね・・・・・・

    次回作ですが、まだ迷ってます。
    とりあえず、この小説の続編を作りたいです。
    まあでも、次回作ではないと思います。
    まあこの小説の続編は作ります。絶対!

    では皆さん、最後まで駄作ですいませんでした。
    まあまたどこかでお会いしましょう!       2017,3,5 by文乃/ayano
  • 52 夜月翠希@志乃 id:4D8xIrzb

    2017-03-07(火) 11:42:52 [削除依頼]
    ぞくへん読みたいー!!!!

    すごい!!
    うちも、小4の頃駄作かいて、
    超長編で、
    失敗 笑
    でも、がんばって!!
    ふみのんならできるよ!!
    これからも応援してます!!!


    元わたもわt8ー・・
    こと
    ☆イエイ☆、
    夜月志乃
  • 53 夜月翠希@志乃 id:4D8xIrzb

    2017-03-07(火) 21:22:10 [削除依頼]
    そいえば、羽月のそのご、らいりのそのご、みかのそのごがきになる!!まいやとかみおっちたちも!!w
    続編もがんば!!((気になるわぁ…☆
  • 54 葉月 id:6GBbt8j9

    2017-03-09(木) 15:54:35 [削除依頼]
    >>51
    あやや、おつかー!
    今私もキャス小説書いているけど、
    小説って「楽しく疲れる」ことない?
    ちなみに私の書いてる小説は、
    「ヲタクの佐藤さん。」たぜw
    宣伝してごめんよ(・ε -)<☆
  • 55 文乃/ayano id:9x5XE0o4

    2017-03-13(月) 18:56:35 [削除依頼]
    しのの
    うん、羽月達のその後は続編で出すと思うよ。待たせちゃってごめんね。

    はーちゃん
    あるね。楽しく疲れること。
    「ヲタクの佐藤さん。」読むぜ☆
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