コイゴコロ44コメント

1 文乃/ayano id:YViA56sm

2016-12-27(火) 15:36:01 [削除依頼]
初めまして、文乃といいます。

この小説は、小学6年生の少年少女の恋愛話です。

注意、駄作&亀更新です。

それでもいいって方は....

ゆっくりしていってね♪
  • 25 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-08(日) 11:42:30 [削除依頼]
    「なんで・・・・?」

    思わずそう呟いた。

    何故、結衣心がここにいるのか。

    もしかしたらお母さんが結衣心のお母さん―――――菜々心さんに連絡した可能性はあるが、何故結衣心が此処に来たのか。

    全く分からなかった。

    そんなことを考えてると、いつの間にか結衣心が近くまで来ていた。

    だから俺は、その疑問を口にする。

    「なんで・・・お前が?」

    すると結衣心は、それには答えず、

    「なんで・・・・家出したの?」

    と答えた。

    とりあえず理由を口にする。

    「めんどくさくなったんだよ。

     だから、気付けば家を出ていた。

     大体なんで探しに来たんだよ」

    すると結衣心は、少し怒ったように、

    「友達だから、当たり前でしょ」

    その言葉に、少しイラついた。

    何でかは分からなかったが。

    「お前と友達になった覚えなんてねえよ」

    俺はどうやら地雷を踏んだらしく、結衣心は俺の目の前に来るなり、

    「バカ!」

    と叫んだ。

    後から、その時の顔が少し赤かったような気がしたことに気付いたが、その時の俺にはそんな思考は無かった。

    その声が大きすぎて、耳が痺れたからだ。

    そしてそのまま結衣心はまくし立てる。

    「友達じゃなかったらこんな事しない!

     アンタの事友達と思ってるから探してたの!」

    その言葉で、俺は気がついた。

    友達なんだって。

    俺の勝手な行動が、こいつに迷惑だったって。

    それに気付いた俺は、一つの行動に出た。

    「ごめん結衣心!

     何も考えずに行動して!

     後、探してくれてありがとう。」

    と、全力で謝罪とお礼を言ったのだ。すると結衣心はニヤッと笑うと、

    「こっちも迷惑だったんだけど?

     殴るのと蹴るの、どっちがいいかな?」

    全く、こっちが少し見直したと思ったら、また悪魔になりやがって。

    そう思ってると、実乃梨が口を開いた。

    「あ、お母さんが来た」

    なぬ。

    そう思ったが、遅かった。

    結局俺は、30分ほど両親から説教されるのであった。

    それで結衣心もついでに、説教を食らっていた。

    そして、次の日――――――――――



    次で一章終わりです。
  • 26 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-09(月) 15:44:36 [削除依頼]
    俊哉視点



    朝の教室はいつも通りうるさかった。

    そんな中で俺は、斜め後ろにいる少女に話しかける。

    「結衣心」

    その名を言った約一秒後、彼女は振り向いた。

    「何?殴られたいの?」

    相変わらず男子には冷たい態度で接する彼女。

    俺は、そんな彼女の事が、好きだ。

    そういう怖い所もだけど、時々見せてくれる優しさも、好きだ。

    だから、叶えたい。

    この恋を叶えたい。

    そう思うようになってきた。

    それで、俺は口を開く。

    「お前、好きな人いる?」

    彼女は、一瞬俺が何を言ったか分からないようだったが、その約1秒後、顔をに赤く染めた。

    「なっ!!?」

    「いや、聞いてんの。」

    すると彼女は、相変わらずの意地悪な笑みを浮かべ、

    「いるけど教えない」

    と笑った。

    「何でだよ」

    口を尖らせて言う。すると彼女は、

    「んー、いつかその恋が叶ったら、教えてあげる」

    そう言うと友達と話し始めた。

    彼女に好きな人がいるとは意外だった。

    もしかしたら、いや、絶対有り得ないが―――――――

    もしそれが俺だったらという考えが浮かび、瞬時に否定する。

    でも、100%有り得ないと言うわけではない。

    だから、少しだけ、期待してみようかな。



    窓の外を眺めながら、間宮俊哉は、彼の好きな人である綾織結衣心のことを考えていた。

    並んだ白い鳥が2羽、空の彼方まで飛んでいった――――――――――――――――



    一章終わりです。



    次は修学旅行編です。

    更新ペース遅くなります。
  • 27 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-13(金) 19:41:20 [削除依頼]
    2章『修学旅行での事件』



    今日は2月21日。待ちに待った修学旅行の日。

    私は、朝からワクワクしていた。

    勿論勉強するために行くって分かってる。

    でも、このワクワクは押さえられないのだ。

    そして今日は、荷物が多いため、学校まで送ってもらった。

    「おはよー!」

    とりあえずひまりんとみおっちに挨拶をする。

    「あ、おはよー!」

    二人は振り向いて私に挨拶をする。

    そのまま他愛ないおしゃべりをしていたら、

    「八時半になったので、バス停まで行きまーす!」

    と言う先生の声が聞こえたので、慌てて並ぶ。

    それで、皆とおしゃべりしながら、バスに乗る。

    すると、運転手さんともう一人―――――バスガイドさんがいた。

    「初めまして、私は茅優奈(ちがやゆな)です。

     今日と明日、二日間、よろしくお願いします!」

    元気で、まだ若いバスガイドさんだった。

    そのままバスガイド――――茅さんの質問に答えたり、皆とおしゃべりしながら、バスは目的地付近まで進んでいった。

    「皆で歌いましょう!」

    茅さんの声に、皆が賛成し、歌を歌い始めた。



    ♪明日 今日よりも好きになれる

     溢れる想いが止まらない

     今もこんなに好きでいるのに

     言葉に出来ない



    楽しいなぁ、このまま修学旅行も楽しかったらなぁ・・・

    私は歌いながら、そんな呑気なことを考えていた。

    この時は、まさかあんなことになるなんて知る由も無かった・・・

    ―――――――――――――――――――――――-――

    表記が無い時は基本結衣心視点です。

    そういや歌詞書いて大丈夫だったのかなぁ・・・

    もし駄目だったら言ってください、削除します。
  • 28 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-15(日) 13:36:05 [削除依頼]
    来梨視点



    むっかつく。

    私は、バスに揺られながらそんなことを考えていた。

    私がこんなに怒ってる理由は、数日前の出来事が原因だった。



    *    *    *



    「来梨~、美華の事どう思う?」

    それは、羽月の一言がキッカケだった。

    そう、あの階段の事件以来、美華は心を改めて私たちから離れていったのだ。

    それで今は別のグループの奴と話している。

    私たちは、あの事件以来先生やクラスメイト達から避けられる様になった。

    だから私は、美華を恨んでいる。

    そう伝えると、羽月は笑って、

    「あはは、そうだよね。

     だったらさ、また悪に戻そうよ。

     アイツ流されやすいしさ、すぐ戻ってくるって」

    私はその意見に賛成した。

    だから、美華たちのグループに近づいた。

    「何か用?」

    訝しい顔で見つめるグループのメンバー。お前らに用はねえよ。

    「美華ー、また私たちのグループに入らない?」

    するとグループの後ろの方にいた美華が進み出て、はっきりと言った。

    「嫌だ。もう悪には戻らない。」

    羽月の眉がピクリと動いた。

    「あんたさ、一度悪になったんだから善には戻れないんだよ?

     分かってるの?バッカじゃないの?」

    厳しい口調でそういう羽月に、美華が下を向く。

    その時だった。美華の横にいる人物――――――市川芽衣が口を開いたのは。

    「美華は確かに一度悪い事をしたけどさ、もう戻らないって決めたんだよ。

     それをあんた等がどうこう言う筋合いは無いんだよ」

    その言葉に、羽月が顔を赤くする。

    「な・・・・」

    しかし文句を言う前に、グループの他のメンバーが次々に口を開いた。

    「そうだよ」

    「ていうかまだ反省してなかったの?」

    「バカはアンタ達でしょ」

    そいつらは言いたいことだけ言うと足早に消えていった。

    「・・・・羽月」

    私は気付けば口を開いていた。

    「あのさ、美華を善人にしたのは、アイツだよね。綾織結衣心。

     だったら、アイツに復讐しようよ」

    羽月は数秒考え、

    「そうね。」

    と言った。

    それで、修学旅行の日に復讐するために、今日まで考えてきたのだ。



    *    *    *



    過去のことを考えてたら、バスは目的地に着いていた。

    目的地には、ちょっとした崖みたいなのがあった。

    私は、それを見てピンと来た。

    あいつを、あの崖から突き落としてやる。

    そして私は、その計画を伝えるために、羽月に話しかけた――――――――

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

    え?デジャヴ?キコエナイナー(汗)

    ま、まあ、突き落とすのが好きなんですよ。羽月たちは。(汗)
  • 29 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-16(月) 17:43:41 [削除依頼]
    「うわあ・・・・」

    私は、崖っぽい所の上から絶景を見下ろしていた。

    咲き誇る花、絵に描いたように輝いてる川。

    まるで夢の世界に入ったような感じだった。

    しかし私は、その世界に入り浸りすぎて、背後の警戒を怠っていた。

    気づいた時には、もう遅かった。

    どん、と背中を押され、体が揺れた。

    「え?」

    慌てて後ろを向く。

    一瞬だけ見えた。

    こっちに手を突き出して笑っている二人――――――羽月と来梨の姿が。

    「・・・・!」

    文句を言おうとしたが、すでに私の体は宙に投げ出されていた。

    下が何mかはよく分からない。

    ただ、悲鳴を上げて落ちてくる私を、近くの木に止まっていた鳥達は嘲笑ってるように見えた。

    「キャアアアアアア!!」

    そして地面に叩きつけられた時には、何mか上にいるはずのクラスメイトの声も聞こえなくなっていた。

    意識が暗転した。



    来梨視点

    「来梨、やったわね。」

    横にいる羽月が笑いながら答えた。

    「うん・・・」

    私は、心配だった。

    明らかに私たちが結衣心を突き落とした事は皆に見られていたし、今は陽葵と美桜里が先生にチクリに行っている。

    だから、バレたらどうなるんだろうと言う心配があった。

    私たちには前科もあるし、とうとう親にばれるのかな―――――――――

    そんなことを考えていたら、不意に親のことを考えてしまった。

    『出て行け!お前にやる食事など無い!』

    『消えろ!私たちの前から―――この世界から消えろ!』

    『ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・』



    ああ、こんなどうせ世界か―――――――――

    どうせ私なんて、邪魔者なんだ―――――――――――――



    ――――――――――――――――――――――――――――――――――

    美華も来梨も、「真の悪」ではないんですよね。

    羽月は―――――――-----‐‐‐‐‐;^^
  • 30 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-23(月) 17:19:25 [削除依頼]
    「ん・・・・」

    目を開けると、青い空が広がっていた。ほぼ真上にある太陽が眩しい。

    でも、何でこんな所に?

    そう思いながら、体を起き上がらせる。

    目の前には、美しい景色が広がっていた。

    なんか、さっき見たような?

    違和感を感じながら、立ち上がろうとする。

    「っ!?痛いっ!」

    左足に激痛が走った。

    思い出した。

    確か、羽月たちに突き飛ばされたんだ。

    それで、落ちて、意識を失って。

    しかしどうしたものか。

    見た所、左足は相当ヤバイ。

    きっと歩く事は出来ないだろう。

    私はどうする事も出来ないまま、そのまま座り込んでいた。すると、

    「結衣心!」

    私の名を呼ぶ声が聞こえた。

    見ると、遠くに人影が見える。よく知ってる影だった。

    「ひまりん・・・・みおっち」

    そのあだ名を呼ぶ。

    そして私は助けられ、救護室で見てもらって、捻挫とか何とか言われて、救護室に座っていた。

    コンコン

    ドアをノックする音が聞こえた。



    来梨視点

    「姫宮羽月、湖山来梨、来なさい。」

    言われた瞬間、腕を引かれる。

    きっと、怒られるんだろうなあ・・・

    恐怖は無かった。

    むしろ、どうでも良かった。

    だってさ、気付いちゃったもん。

    自分が、要らない存在だって。

    だったら、もう終わらせていいよね?

    心の中で自問自答する。



    湖 山 来 梨 と 言 う 人 間 の 一 生 を



    ね?良いでしょ?

    だったらさ、早めにお別れの言葉、言っておかないとな~

    さようなら、お父さん、義理のお母さん。

    さようなら、羽月。

    さようなら、理 不 尽 な こ の 世 界 ♪

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    来梨が怖い・・・病んでるよ・・・

    あ、雫と舞彩の出番はしばしお待ちを~^^
  • 31 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-23(月) 17:29:59 [削除依頼]
    「どうぞ」

    とりあえず返事する。

    キイ・・・

    扉が開いた。

    そこにいたのは、雅人と健吾と・・・俊哉だった。

    「お見舞いに来たよ~」

    雅人が陽気に言う。

    「あ、ありがと・・・・」

    小声で感謝する。すると健吾が笑いながら

    「いや~俊哉が一人じゃ恥ずかしいっていうからさ、ついてきたんだよ」

    言った途端赤面する俊哉。

    「ち、違うし!

     結衣心、俺はそういう・・・・分かった!?」

    テンパる俊哉。ちょっと可愛いかもな~

    私は意地悪っぽく

    「うんうん、分かってる。

     一人じゃ恥ずかしかったんでしょ~」

    と言ったら、更に顔を赤くしてごにょごにょ言ってた。

    そして三人は帰っていった。

    無人の部屋で、私は考えていた。

    ああ言ってたけど、なんだかんだで俊哉も私の事心配してくれたのかな~ってね。



    来梨視点

    正直、何を言われて何と返したか忘れた。

    ただ覚えているのは、担任の原川が泣いて怒ってた事ぐらい。

    で、今は部屋に居る。

    なんか許可もらうまで部屋から出ちゃいけないんだって。

    まあ、どうだっていいや。

    部屋には、ちっちゃいベランダがあって、そこの柵は低いし、ここは5階だから、すぐ死.ねるはず。

    ベランダに出る。

    鍵を閉める。

    柵の上に登る。

    そして、飛び降りようとしたその時。

    「やめて」

    誰かの声がした。

    ――――――――――――――――――――

    規約に引っかからないように.を入れてます。
  • 32 葉月 id:LiaP1Ssn

    2017-01-23(月) 22:22:50 [削除依頼]
    あやや!

    来たよ!!
  • 33 葉月 id:LiaP1Ssn

    2017-01-23(月) 22:40:45 [削除依頼]
    羽月とおんなじ読み方の私の名前…。
  • 34 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-24(火) 17:46:36 [削除依頼]
    はーちゃん

    ヤッホー!

    読み方がw
  • 35 夜月志乃 id:U4OTXMnP

    2017-01-24(火) 17:59:51 [削除依頼]
    え、はづとふみの(こうよぶ!)って知り合い!?友達!?え!?





    がんばって!!
  • 36 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-29(日) 10:21:39 [削除依頼]
    志乃っち(こう呼んでいいですか?)

    はーちゃんとは小学生恋愛掲示板で知り合った同士ですww

    ――――――――――――――――――――――――――――――

    なんか胸騒ぎがした。

    気付けば、ベランダに出ていた。

    そして、何気なく横を見た。

    「―――――っ!?」

    思わず、息を呑んだ。

    さっき会ったばかりの人物―――来梨が、柵に上って飛び降りようとしていたからだ。

    とりあえず止めないと、と思って声に出す。

    「やめて」

    その声で、私の存在に気付いたらしい来梨は、驚いたように目を見張る。

    「・・・・結衣心!?」

    「何してるの」

    すると来梨は、私を嘲笑うような眼で見て呟く。

    「死.ぬの。今から」

    「なんで」

    来梨は笑う。笑ってこう言う。

    「だってさ、私が生きてる価値無いもの。

     親も友達も、もうどうだっていいもの!」

    「・・・・アンタが死.んだら、悲しむ人いるんじゃない?」

    「いないよ。そんなの」

    その言葉に絶句した。

    前から、来梨が虐待を受けてたのは知っていたけど、こんなに苦しんでるなんて知らなかった。

    でも、一つ気になる事があった。

    「なんで、私を突き落としたの」

    千亜がイラつくなら千亜にすれば良かったのに。

    彼女は一瞬表情を変えた。そして、一つ瞬きをした。

    もう一度開いた目は、泣いてる様に見えた。

    「羨ましかったの・・・

     友達にも、家族にも恵まれているアンタが・・・

     私はこんなに傷つき、苦しんでるのに。 

     何でアンタだけ?って思ったらなんとなくムカついて・・・・」

    「あ・・・・・」

    来梨は、欲していたのだ。

    「幸せ」を――――――‐‐‐‐‐‐‐‐‐

    「まだ、間に合うよ」

    小さく呟く。しかしもう来梨の耳には届かない。

    「もう、駄目だよ。

     私の手は、こんなに汚れてしまったよ」

    そう言う来梨の目は、悲しんでるのか怒っているのか後悔してるのか。

    それとも、笑っているの――――――――――‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐?

    ―――――――――――――――――――

    更新遅れてサーセン

    妖○ウォッチが楽しすぎるのが悪いんですよ・・・・(言い訳乙
  • 37 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-30(月) 12:32:02 [削除依頼]
    来梨視点



    もう、どうだっていい。

    飛び降りようとしたら、結衣心が来て止められたけど。

    もう、どうだってよかった。

    なのに私の口は動く。

    勝手に話したくないことまで話してしまう。

    あーあ。

    私は自分の手を見た。

    鮮やかな赤だった。

    こんな手でも、元々は白かったんだよな・・・

    でも、いじめるたびに、悪意で満ちて、紅く染まっていった。

    この手も、心も、何も要らない。

    もう、早く死.にたい。

    なのに口は勝手に動く。

    「私さ、パティシエールになりたかったんだ。

     お菓子作るの、好きだから。

     でも、こんな手で作ったケーキなんて、食べたくないよね。

     美味しくないよね・・・・・あはははは・・・・・」

    楽しくないのに笑いが零れる。



    「あはは・・・はは・・・」



    ふと、視界が歪んだ。

    「?」

    とりあえず手で拭う。

    でも、その歪んだ視界は、消えない。

    何度やっても、消えない。

    ああそうか、嫌なんだ。



    ようやく気がついた。

    自分が死.にたくないんだって。



    「来梨」

    結衣心が口を開く。

    「私は、来梨がしたこと、許せない。

     きっと、今までいじめられた人はそうだと思う。」

    そうだよね・・・・

    涙が零れる。

    「でも・・・・でも!」

    結衣心が声を張り上げる。

    「来梨が変わってくれるなら、もう二度としないって誓ってくれるなら・・・・

     私は、協力するよ。

     だからさ」

    一度間を置く。

    「友達になろう。」

    友達、ともだち、トモダチ―――――――――

    その一言は、私の胸に大きく響いた。

    涙を拭う、口角を上げる。

    「・・・・うん!」

    「本当の笑顔」を作る。



    私は今日から変わる。

    自分の為にも、勇気を出してくれた結衣心の為にも。

    ―――――――――――――――――――

    そろそろ第二章も終わりです。

    結衣心!友達になって下さいw
  • 38 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-30(月) 14:23:59 [削除依頼]
    次の日



    コンコン・・・

    ドアをノックする音が聞こえた。

    準備してたのに・・・と少しイラつきながら返事をする。

    ガチャ・・・

    控えめなドアの音と共に入ってきたのは、舞彩ちゃんだった。

    「あ、結衣心ちゃん」

    正直、私はこの人が苦手だ。

    ライバルだし、俊哉に一方的にくっついてるから。

    「何?」

    早く済ませたくて、冷たく返す。

    「準備中にごめんね。

     話したい事があって・・・・」

    そう言って、小さな声で、でもはっきりと言った。

    「俊哉に近づかないで」

    「はい?」

    言葉の意味が、一瞬理解できなかった。

    数瞬のうちに理解し、何とか声に出す。

    「な・・・んで?」

    と。

    すると彼女は笑って、

    「だってさ、邪.魔なんだもん。

     私が俊哉のこと好きなの、知ってるのにさ、近づいて。 

     正直、ム.カつくの」

    だからって理不尽だなぁ・・・・

    そう思い、私ははっきりと伝えた。

    「嫌.だ。

     俊哉が好きなら、もっと頑張ればいいじゃない。

     そんなんだから嫌.われてんのよ」

    正直、余計だった。

    案の定、舞彩は顔を真っ赤に染めて、

    「調子乗ってると、痛い目見るわよ」

    と怒って去っていった。

    「ハァ・・・」

    ため息を一つ、吐いた。



    帰りのバスは、揺れていた。

    まるで、私の心のように。

    平和に終わったと思っていたのに。

    「ハァ」

    また、ため息が漏れた。

    二章終わり

    ―――――――――――――――――

    三章はバレンタインにしたかったけど時系列過ぎてた・・・・・・(涙)

    のでホワイトデーに。

  • 39 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-01-30(月) 14:34:29 [削除依頼]
    三章『信じたい』



    「おはよう」

    教室に入った。でも、雰囲気が違った。

    私のことを、変な目で見ている。

    好奇心と嫌悪が混ざった、嫌な目で。

    「・・・?」

    気になって黒板を見ると、そこには信じられないことが書かれていた。

    『結衣心は男好き』

    『二股かけてる最悪女』

    「結衣心ちゃん」

    私が呆然としていると、声を掛けられた。

    見ると、雫が立っていた。

    「雫・・・・ちゃん?」

    「これ、本当?」

    雫は冷たい目で見つめてくる。

    「違う・・・・違うよ!」

    必死で否定する。しかし雫は、

    「アナタみたいな人に、俊哉の彼女が勤まると思う?」

    と言って帰っていった。

    私はしばらく立ち尽くしていた。

    すると視線の端っこに、ひまりんとみおっちの姿を見た。

    「あ、ひまりん、みおっち――――」

    しかし彼女達は、私の姿を見た途端、逃げていった。

    「あ・・・・」

    信じてくれないの?

    皆、信じないの?

    友達だよね?

    昨日まで遊んでいたよね?

    ああ、そうなんだ。



    私たちの友情なんて、所詮そんなものだったんだ。

    ―――――――――――――――――――――――

    三章はドロドロだよ~w小学生はこんな事しないと思うけど・・・

    そんなことより噂って嫌ですよね。主は小4の頃に友達と信じていた人に根も葉もない噂を流されたことがありますね。
  • 40 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-02-14(火) 20:11:28 [削除依頼]
    生きてます。更新遅れて申し訳ございません。
    ―――――――――――――――――――――
    いつもなら、ひまりんやみおっち、時々俊哉達と、笑いながら帰ってた帰り道。
    いつもなら、もう少し話したかったと、通学路の短さを恨む帰り道。
    でも、今日は途方も無く長く感じる。
    結局、私は誰とも話さなかった。いや、話せなかった。
    舞彩は笑いながら私を見てた。
    悔しかった。反論したかった。でも、出来なかった。
    もうこれから、どうしていいか分からない。
    もうすぐ卒業なのに、卒業まで一人なの?
    意味が分からない。
    なんで。なんでなの?
    なんで舞彩が間違ってたのに私がこんな目にあわなきゃいけないの?
    私が違うの?間違ってるのは私?
    涙が溢れてきた。
    どうしようもなかった。
    ただ、悲しくて、悔しくて。けど、何も出来なくって。
    そんな自分が、もう嫌になった。
    私は涙が零れないように、上を向いて歩いた。
    すると、何かにぶつかった。
    下を見ると、小さい子供だった。
    「ご、ごめ・・・・・え?」
    その顔に、見覚えがあった。
    「結衣心・・・・ちゃん」
    よく見た顔。知ってる顔。
    「実乃梨ちゃん・・・・」
    「どうしたんですか?」
    私は実乃梨ちゃんに全てを話した。
    途中涙で言葉が詰まったけど、最後まで聞いてくれた。
    そしてその後、実乃梨ちゃんはこう言った。
    「お兄ちゃんは?どんな反応を・・・・」
    思い出したくなかったけど、伝えた。
    「一回も話せなかったよ。 
     それに、無視されてた・・・・と思う」
    実乃梨ちゃんは、少し怒っていた。
    「ひどいです。お兄ちゃん」
    そう言ってくれるだけでありがたかった。
    そして私は帰って、色々な事を済ませて。
    ベットに転がって、また泣いて。
    気付けば寝ていた。
    そして次の日。
    学校に、行きたくなかった。
    でも、行った。
    お母さんに心配掛けたくなかったし、仮病使っても、すぐばれるだろうし。
    学校に行ったら、また無視された。
    女子達が、ひそひそと話している。
    凄く居心地が悪かった。
    「まじサイテー」
    「ほんっと、無いわー」
    聞こえる声での悪口が聞こえる。
    するとその時、バンッッ!!と言う大きな音がした。
    教室が静まり返った。
    皆、教室の一点に視線が集中する。
    「もうさ、やめようよ」
    声の主は――――俊哉だった。
    ――――――――――――――――
    主役は遅れて登場する^^
    というわけで俊哉乱入。
    いやあかっけえ。惚れたわ。
    そういえば今日って何の日だったっけ?・・・・ああ、リア充の祭典か。
  • 41 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-02-15(水) 17:26:44 [削除依頼]
    >0
    クラスの男子が喜んでました。
    ――――――――――――――
    俊哉視点
    やべえ、めっちゃ怖い。
    今机を叩いてさ、カッコつけたセリフ言ったんだけどさ、めちゃめちゃ怖いわ。
    なんか女子は睨んでるし、男子はニヤニヤしてる。
    結衣心は―――――隠れててよく見えない。
    怖い。でも俺は、やらなきゃいけない。
    結衣心――――初恋の少女を、助けるために。

    ~前の日の俊哉~

    ベットに転がる。
    ため息をつく。
    今日は女子の怖さを知った日だった。
    何か朝来たら結衣心の悪口が書かれてて、舞彩がニヤニヤしてて、結衣心は俯いてて。
    陽葵や美桜里も無視―――というか気付かれないようにしてて。
    とりあえず結衣心を助けたかった。
    でも、怖かった。
    少し近づいただけで睨まれてさ。
    俺は負けたくなかった。
    でも、やっぱり負けてしまった。
    怖かった。
    相手は女子なのに、怯んでしまった。
    それでモヤモヤした気持ちのまま、家に帰った。
    コンコン
    ドアをノックする音が聞こえる。
    「いーよ」
    どうせお母さんだろう。
    ガチャ
    控えめな音と共に、入ってきたのは実乃梨だった。
    「どーした?」
    どうせ宿題の事だろう、と軽く返した。
    すると実乃梨は、明らかに怒ってる声でこう言った。
    「お兄ちゃん、ひどい。
     結衣心ちゃん、かわいそう。」
    「え?」
    俺が返事を返す前に、実乃梨は帰っていった。
    何だったのだろう。
    おそらく実乃梨は、結衣心と会ったのだろう。
    それで結衣心が全て話したんだろう。
    それで、実乃梨は、実乃梨は――――――――
    「あ・・・・・」
    忘れていた。
    女子の権力に怯えて、結衣心の気持ちを全く考えていなかった。
    最低だ。
    好きな人さえ守れない屑だ。
    だったら俺がやることは一つだろう。
    明日だ。
    明日、必ず結衣心を守る。
    どれだけの罵声を浴びようとも、嫌われようとも、守り抜いてみせる。
    それが俺が、今日守る事が出来なかった結衣心に対しての償い。
    そして――――――――――――使命だ。

    結衣心視点
    俊哉が止めた事に対しての驚きはかなり大きかった。
    そりゃあそうだろう。
    女子はある意味男子よりも恐く、恐ろしい存在なのだ。
    なのに彼は、やっている。
    嫌われる覚悟で、やっている。
    私は、少し嬉しかった。
    ありがとう。

    私は心の中で、俊哉に対してお礼を言った。
    ――――――――――――――――――――――
    俊哉!全然最低じゃないよ!
    好きな人と毎日喧嘩してる私の方が!よっぽど!
    まあ罪悪感は感じてないけどね←
  • 42 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-02-18(土) 13:13:32 [削除依頼]
    番外編~もっと!キャラ紹介~

    はい、どうも、スレ主の文乃です。
    今回は登場人物が増えすぎて誰が誰でどんな奴か分からなくなってしまった人のために、キャラを紹介したいと思います。
    まあ私も分かんなくなったんだけどねww
    というわけで、まずは主要キャラから!↓↓

    綾織結衣心 あやおりゆいこ ♀
    容姿 ちょっと茶色い髪をポニーテールにしている
       ほどいたら胸ぐらいまである
       顔は普通だけどスタイルは良い方
    性格 ドSで男子に平気で暴力を振るう。
       しかし根は優しく困っている人をすぐ助ける。
       男子に対して素直じゃない
    能力 頭は普通かそれより良い
       運動神経はお察し
    その他 俊哉に片思い中。

    間宮俊哉 まみやしゅんや ♂
    容姿 髪は黒い。
       痩せてるかなあ・・・・チb((
    性格 優しいのか怖いのかよく分からん。
       怒ると結衣心も退散するほど怖い
    能力 頭?・・・・知らない(^o^)
       運動神経抜群。羨ましいわ。
    その他 結衣心のことが好き。

    塚沢陽葵 つかざわひまり ♀
    容姿 ふわふわした茶色いロングヘア
       顔可愛い。
    性格 悪魔的少女。怖い。
       男子には怖く女子には優しい。
    能力 頭良い
       体力『だけ』ある。
    その他 雅人が好き。

    萩野雅人 はぎのまさと ♂
    容姿 髪は短い。ちょっと茶色い
       背は普通。
    性格 明るくて元気。
       優しい部分もある。
    能力 頭は中の下
       運動神経は水泳以外良い。

    菅崎美桜里 すがさきみおり ♀
    容姿 黒髪。肩ぐらいまである。
       背が高い。
    性格 天使。大天使様。
       優しすぎる。
    能力 頭良い。超良い。
       運動神経・・・・
    その他 雅人が好きだが陽葵の想いを知ってるので言えない。

    山手健吾 やまのてけんご ♂
    容姿 髪は必ずどっかが跳ねてる。
       背は低い。
    性格 からかうのが好き。(とくに俊哉)
       なのでよく結衣心から怒られる。
    能力 頭は犠牲になったのだ・・・・
       運動神経 超良い

    >0
    続く・・・・;^^
  • 43 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-02-20(月) 19:10:15 [削除依頼]
    続きです。

    ~クラスメイト(ちょっと略します)~

    宮原雫 みやはらしずく ♀
    性格 やや単純だが優しい。
    その他 俊哉の元カノ

    野本真理、岸辺美奈子、前原ゆづは のもとまり、きしべみなこ、まえはらゆづは 全員♀
    性格 意地悪。何かと結衣心にちょっかいをかけてくる。
    その他 他にも色々な人にちょっかいをかけている

    盛岡千亜 もりおかちあ ♀
    性格 正義感が強く細かいので一部の女子から嫌われている。
       しかし優しいので他の人には慕われている。
    その他 はじまりの章(>19まで)で羽月たちに階段から突き落とされた。

    姫宮羽月 ひめみやはづき ♀
    性格 一言で言えば最悪。クラスの女ボス。
       気に入らない人をすぐにいじめる。最低。

    川村美華 かわむらみか ♀
    性格 羽月とよく似ていて、最悪『だった』。(はじまりの章参照)
       現在は優しくなっている。
    その他 今は羽月が嫌い

    湖山来梨 こやまらいり ♀
    性格 真面目な人が大嫌いで、最悪な性格『だった』(二章参照)
       現在は真面目になっている。
    その他 現在は叔父と叔母と暮らしている。
        また、羽月が嫌い。

    >0
    多分これで終わり(えっ!?家族は!?)
    後、万×万=億と初めて知りました。(主は小6です)
  • 44 文乃/ayano id:YViA56sm

    2017-02-21(火) 20:32:18 [削除依頼]
    というわけで続きです。
    ―――――――――――――
    私が予想してたとおり、真っ先に反論したのは舞彩だった。
    「・・・・・・なんで?」
    舞彩は掠れ声で、それだけを口にした。
    俊哉は、すぐに答えた。
    「やめてほしいんだよ。
     見てるほうも不愉快だし」
    教室が静寂に包まれた。
    その静寂を破ったのは、真理だった。
    「でもさ、結衣心が悪いんじゃね?
     二股かけてるって言われても仕方ないぐらい男子とベタベタしてるし」
    それに応える相手は居なかった。
    私も、何も言えなかった。 
    実際私は、周りから見たらそう――男子とベタベタしてると思われてるかもしれない。
    そして、ついに沈黙が破れた。
    破ったのは、舞彩だった。
    元はいいはずの顔が歪んで、メチャメチャになっていた。
    「・・・・・・どうせ、どうせ」
    彼女の目から涙が溢れる。
    でもそれすら気にしていなかった・・・・・・ように見えた。
    「どうせ俊哉は結衣心が好きなんでしょ!?
     好きでもない女子を守るなんて、出来ないでしょ!?
     なんでなの!?なんで私じゃないの!?
     私も、私も俊哉の事が好きなのに!!」
    大声で撒くし立て、息を荒くする舞彩。
    しかし俊哉は何も言わない。
    ただ、立ちすくしているだけ。
    きっと舞彩に好かれている事を知らなかったんだろう。全く鈍感な奴だ。
    すると舞彩は、机を倒した。
    静寂に雑音が混じる。
    そしてその後――刹那、舞彩は走り出した。
    ドアの向こうに。教室の外に。
    そして、やがてその姿が消えた。
    俊哉は再び、口を開く。
    「陽葵、美桜里。
     お前らはさ、結衣心を守らなきゃいけなかったんじゃねーの?
     知ってるんだろ。結衣心は二股かけてないって。
     だったらさ、守れよ。友達なら」
    陽葵と美桜里の方に目を向ける。
    二人の頬に、なにやら光るものが零れていた。
    俊也は続ける。
    「後、お前らも」
    クラス中を見渡す。
    「お前らは、結衣心を友達と思っていないのか?
     大体この中には、結衣心に助けられた人も居るんじゃないのか?」
    ハッ、と美華や来梨が顔を上げる。
    「だったら、守ってやれよ・・・・・・
     大事な、『友達』だろ?」
    その時、教室が揺れた。
    皆が走ってる。私のほうに向かって走ってる。
    「ごめん・・・・・・結衣心」
    「ごめんね!」
    皆がいっせいに謝る。
    私は、自分が今思ってることを順番に言った。
    「私は、皆を許す。
     この問題はこれで大体解決。
     でもさ・・・・・・舞彩はどうするの?
     彼女もこのクラスの仲間でしょ?
     だったら、救ってあげないと」
    陽葵が言う。
    「そうだね・・・・・・
     よし、探しに行くよ!」
    こうしてクラスのほぼ全員が、舞彩を探しに行った・・・・・・
    でもたった一人、教室に残った人が居た。
    それは――――羽月だった。
    「ずるい。
     結衣心も、舞彩も。
     大事な仲間が居て――」
    ―――――――――――――――――
    羽月ィィィ!?
    怖い・・・怖いよォォォ!!?
    いや、書いたの私だけどね!?
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