すみれ色の恋

小説投稿投稿掲示板より。


1    夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-10(土) 15:46:18] 削除依頼

「すみれ色。綺麗ね…」

♢♢すみれ色の恋♢♢

「すみれ色。綺麗ね…」
純愛(すみれ)は言った。
「白すみれの花言葉は…
無邪気な恋。」
純愛は言う。
柚流(ゆり)は、
「そうなの?純愛、すごい!」

2 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-11(日) 08:33:42] 削除依頼

「純愛。純愛は、すみれの花の
”すみれ"じゃないの?」

♢♢すみれ色の恋♢♢

3 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-11(日) 09:54:25] 削除依頼

「え…お母さん、すみれの花は好きだけど、そのすみれって字が嫌だって。純愛になったの。」
「そうなんだ…」
「柚流ちゃんもでしょ?」
「ううん。
うちは、ゆりの花見たいらしかった。
でも、柚とか川とかみたら、ゆりのはなよりも興奮したらしい。
だから、柚と流れる。柚流」

4 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-11(日) 17:09:21] 削除依頼

訂正

見たいらしかった→みたいらしかった

5 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-11(日) 20:48:17] 削除依頼

「そうなんだ。」

♢♢♢♢

次の日。

「水輝(みずき)。
水輝は春の花、みずきからとったの?」

♢♢すみれ色の恋♢♢

「うん、たぶん。あんまり由来は知らないんだけど…」
「そうなの!?一度、由来聞いてみたら?」
「うん、そのつもり。だけど、母さん忙しいし、
勉強あるから。」
「あ〜。中学受験だっけ?頑張って!!!」
「うん。
再来年だけど、頑張る。ありがとな、純愛。」
私たちは今小四。の、春。水輝(男)は、中学受験するんだ。

♢♢♢♢

翌週。

『話があります。放課後、校庭の奥に来てください』

すみれの机に、こんな神が入っていた。

「誰だろ。今日やっと水輝と一緒に帰れるのに…
水輝、塾とか休みの日、今日ぐらいしかないのにな。」



「純愛!帰ろ!」
水輝に呼ばれた。
「水輝!!!ごめん!私、誰かに呼ばれてるの!!」
「じゃあ待ってる。」
「え!?いいの!?」
「だって、純愛と帰れるの、今日ぐらいだし。」
「ありがと!」
「あ、それ、告白かもよ。」
「え…?断る!」
「誰でも断るん?」
「うん。好きな人なんていないし。
そもそも習い事とかで忙しいから。」
「そーなん。じゃ、いってら。」
「うん!」

♢♢♢♢

「西東(さいとう)さん。僕と付き合ってください!」
西東とは、純愛のことだ。
「え?無理。」
「!?なんでですか!?」
「だって、好きな人とか考えたことないし、忙しいから。ごめん、私急いでるの。」

6 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-11(日) 20:50:21] 削除依頼

訂正

神→紙

7 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-11(日) 21:18:16] 削除依頼

「…」
告白してきた、西坂(にしざか) 広太(こうた)は、
黙りこくっている。

タタタッ

純愛はその場を後にした。


♢♢♢♢

「どうだったーん?」
「水輝!!うん、そのとーりだった…断ったよ!」
「まじ!?で、誰?」
「小5の、西坂 広太。うざいよ〜。」
「そーなん!?でもあいつ、小五小六でモテてるらしい。純愛案外すげーな…。」
「え?あのうざいやつが??(笑)」

8 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-18(日) 11:12:54] 削除依頼

ー翌日ー。
「水輝!柚流!おっはよ!」
「純愛!!おはよ!」

9 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-19(月) 19:15:38] 削除依頼

放課後。

「じゃーな…純愛…」
水輝がずーんとしている。
「どしたの?水輝。なんかあった?」
「…クラスの女子がギャーギャーギャーギャーうるさくってよ。あーあ。今日塾やだな。」

「え!?だれとか?」
「志久(しく)。
わたし、花のシクラメンからなんだ!って。
うるせーよ。その花言葉、なんだっけ?」
「嫉妬。恥ずかしがり屋。とかかな。とくに白つよい。」
「そーなんだ…嫉妬…?俺へだけじゃなくて…?
純愛も気を付けろよ!!
じゃね!」
「うん!明日!!」

♢♢すみれ色の恋♢♢

「はぁぁ。
水輝…大丈夫かな??
して…志久ちゃん、気になる…どうしよ。あ、そだ。
忍者!」
そう。私・純愛は、忍者の力(分身して忍者)を持っているのだ。
「明日、調べよ!」

翌日。
「調査開始っ…っと!」

10 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-20(火) 21:08:24] 削除依頼

「調査開始っと…!」

一時間目。
「水輝くぅーん!!
今日、何かあるぅ?」
志久が言っている。
「ある。」
「なぁにぃ?ついてくぅぅ!」
「いい加減つきまとわないでくれる。
うざい。
人が何してようが、関係ないし。
それに、好きでもない女子に予定教える余地はない。」
水輝はピシャリと締めくくる。
「えっ…だれが好きなの!?」
「…なんでいわなきゃなんだよ?
よく帰ってってる人」
「はぁ???」
わたし(忍者)は驚く。
え?よく帰ってる人…?
塾以外だよね。
そしたら…うちしか有り得ない!?
…ドクン。ドクン。
胸の鼓動が激しくなる。
胸が苦しい。
聞いた瞬間、
ほろ苦い味がした。
え?私も、水輝のこと好きなの?
いや、違う。水輝は男の子として意識しちゃダメ。
水輝は幼馴染の、親友。いや…心友。
水輝…どうして??

11 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-21(水) 20:06:14] 削除依頼

「水輝。なんか今日あった?」
放課後。私は一目散に駆けつけた。
「え?うーん…まあ、志久がつきまとってきた。今日予定ある?とか。
だから俺、こういった。
『いい加減つきまとわないでくれる。人が何してようが、関係ないし。それに、好きでもない女子に、予定教える余地はない。』って。好きな人聞かれたけど、勿論、答えねーよ?」
「えっ…好きな人、いるの…?」
「あ、お、おぅ…」
水輝の顔、真っ赤。
思わず私、笑っちゃった。
「な、なに笑ってんだよ!」
「だって、顔、真っ赤なんだも。」
「…!…で、純愛は?好きな人…
前とは多分変わってるから。さ。」
「…!?…い…」

♢♢すみれ色の恋♢♢

「い…い…」
「まあ、自分で感じてないことも、あるから、さ。
ま、多分、いるだろし。じゃーな。」
「…!…っちょっ、待ってよ!!…今日、一緒に帰れる??」
「え…お、ぅ…。」
「やったぁ!!」
私は飛び上がる。

もう、恋は始まったと思ってた。

でも、それは、まだ、まだ、先だった。

その事を知ったのは、一体、幾日経っただろう。

12 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-21(水) 20:24:13] 削除依頼

「ね、純愛!水輝の好きな人知ってる?」
♢♢すみれ色の恋♢♢
「え…?知らない…柚流ちゃん、知ってるの?」
「うふふ…予想だよ!
…純愛!」
「え!」

13 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-22(木) 13:30:10] 削除依頼

すみれの花、翼広げて、羽ばたく。
大空へ、舞い上がる!!

♢♢すみれ色の恋♢♢

「え!」
「だって、水輝、ほかの女子にはクールだし、あんなに嬉しそうにキャピキャピはしゃぎながら話さないし!ふふ。頑張ってね!」
柚流は1人で盛り上がり、笑う。
「ちょっ、そこー!何1人で盛り上がってんのー!」

「だって、そうしか思えない。
顔色みな?赤いよ、純愛といると。」
「え!」
…たしかに。
「意識してみれば?」
「だめっ!意識したくない!」
私、完全否定。
「…うーん…じゃ、一日だけ!忍者使ってもいから!」
「え…忍者なら…わかった。明日。」
そう。柚流には、忍者の性質を言ってある。

14 夜月志乃  [id : U4OTXMnP] [2016-12-31(土) 22:39:55] 削除依頼

**次の日**

「おはよー!」
待ち合わせ場所に朝早くつき、
私は一番に水輝にいった。
「…お、おはよ。」
「どしたの?なんかいつもの水輝と違うよ?大丈夫?相談乗るよ?」
「え…そう?あ、ありがと。」

やっぱり。
顔が赤い。


「なんか…顔。赤いよ?」
「え…!?」
「熱あるんじゃない??はかろっか??」
「え…い、いいよ…。そんなに、熱ないし…」
やっぱり、意識してくれてる??
まさか…!?

私は水輝のおでこに手を当てた。

水輝、どんどん赤くなり、熱くなる。

「…水輝?水輝ー?」
「え、あ、ごめん。」
「熱、あるんだけど…?」
「え…」
「家で寝てた方がいいんじゃない?」
「…今日、母さんも父さんも仕事でいないし…」
「うちが看病する!はやく!もどろ!」

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