藍の唐衣46コメント

1 真理 id:Ml3LLAt.

2016-11-21(月) 20:53:17 [削除依頼]
 紺色に染まった空の中、騒々しく鳴く雁が西の方に飛んで行った。
 そんな中、贅を凝らした庭の一角に、ぐったりした様子で座り込んでいる。
 それは、皇子付きの近習の、仙であった。
 仙は随分と疲れていた。
 日が暮れるまでに仕事を全て終わらせるように、と言われていたのだが、その仕事の量というのが半端な量ではない。
「あぁ、もう嫌だぁ……」
 頭を抱えて、仙は呟く。
 こんなことで、嫌になっているようでは駄目だと、分かっている。、今日はまだ、近習になって一日目なのだ。これから何日も、これが続く。
 しかし、と仙は思った。
 近習とは、主君の側に仕えるものである。主君が出掛けるのなら、付いて行くし、主君の警護に当たるのも近習の仕事なのだから、近習とは主君の元を離れないものなのだ。
 なのに、仙は皇子の雑用を、皇子と離れてやらされてきる。皇子は、近習の使い方を間違えているのではないかと、仙は思うのだった。
 そんなことを思っても、明日からの仕事が少なくなることなどありえなくて、仙は大きな溜め息をついた。
 皇子が、宮の中から顔を出して、早く戻ってこい、と言った。
 空は闇に包まれた。
  • 27 真理 id:a15ze5R0

    2016-11-29(火) 20:30:42 [削除依頼]
    * * *
     中都島、そこは異様な雰囲気を持った島だった。
    「うわあ……」
     仙が船の甲板から身を乗り出して、中都島を見る。
     その時、左衣が秘かに恐れていたことが起こった。
    「わっ」
    「え。」
     仙が、身を乗り出しすぎて、甲板から落ちそうになる。
     それを、慌てて左衣が引き止める。
     腰の帯が引っ張られて、仙は少し苦しげな声を上げた。
    「痛いじゃないですか!」
     引き上げられた仙が、怒ったように左衣を睨む。
    「そんなの、知りませんね。僕がいなかったら、今頃あんた、水竜の餌ですよ。」
     左衣も仙を睨み返す。
    「私は助けてくれなんて言っていないでしょう。」
    「僕は、善意の塊ですから。」
    「何を言うか。」
     くだらない口論で、二人はそっぽを向く――だがすぐに二人そろって笑い出した。どうやら二人とも、喋らずにはいられない性分らしい。
    「でも、中都島ってどんなところでしょう?」
    「さあ、僕の知り及ぶところではありませんねぇ。」
     すぐ近くに見える中都島は、四半刻もあれば海岸線を一回りできそうなほどの小さな島だ。しかし、ここから見える中都島の人々の様子が、なんだか気になった。
    「あの人たち、髪が金ではないか……?」
     馬鹿みたいに大笑いしていた左衣が急に真顔になって、呟いた。
    「本当ですね、金髪……」
     仙は元の世界で金髪の人間など散々見てきたが、ここでの生活になれると、それは異常だった。
     何しろ、この錐乃国の住人は皆、黒髪かまたは左衣のような焦げ茶の髪をしている。その中で、西域のものの様な金髪は異様だった。
     そして中都島の異常なことと言ったら、建物の様子だ。仙が今まで見てきた東洋風のものではなく、全ての建物――民家や店、砦のようなものや城のようなものまで――が、西洋風だった。それがこの錐乃国でどんなに異常なことか、この数か月で仙には痛いほどに分かった。
    「東域の人々の島か……」
     隣で呟いた左衣の言葉に、仙は驚いた。
     金髪のあの人々のことを、左衣は「東域」の人々と言った。
    「東域……?」
     仙が尋ねると、左衣は不思議そうな顔になった。
    「東域って、知らないのですか?僕らの錐乃国は、大陸の西の方にあるでしょう?」
     それで、東の地は異民族の住む地域で、だから東域と言うのですよ、と左衣は語った。
     ここで、タイムスリップ説はまたもや真っ向から否定された。水竜の出現で分かっていたのだが、西洋と東洋の概念が今、覆されたと言うことに、仙は酷くショック受けた。
    「聞くところによれば、東域の国々以外にも他の国はあるようです。平垂海にはたくさんの島々が浮かんでいて、いくつもの国があるって、劉秦陣の紀行文で読みました。」
     そりゃあ、そうだろうね、と内心ツッコミを入れつつ、仙は苦笑した。そんなこと、現代日本人は知っている。
    「東域、ねえ……」
     中都島から、賑やかな歓声と楽器の音が、風に乗って仙のところにも届いた。
  • 28 真理 id:a15ze5R0

    2016-11-29(火) 22:07:55 [削除依頼]
     甲板で喚いていた二人の元に、船頭がやって来た。その目には、馬鹿ではないのか、と言う侮蔑の色が浮かんでいる。
    「少し交渉が長引きそうなんだ。一刻はここで待つことになるだろうが、その間に中都島を見ているか?」
     仙と左衣は顔を見合わせる。二人とも中都島に興味を持っていた。見学するのも、悪くない。
    「はい、見たいです。」
     なんだかにやついて、左衣が言った。
     何をにやついてやがる、と船頭が悪態を吐いた。
    「ほら、ついてこい。」
     さっさと動かねぇと置いていくぞ、と脅されて、もたもたとしていた仙と左衣は、急にはきはきと動き出した。
  • 29 真理 id:a15ze5R0

    2016-11-29(火) 22:34:13 [削除依頼]
     渡されたかいを手にして、左衣は途方にくれていた。
    「こんなの、どうしたらいいんですかぁ」
     情けない声で、船の上の船頭に問い掛ける。
     案の定、返ってきたのは全くと言って良いほど役に立たない返事だった。
    「そんなもん、漕ぎゃいいんだよ。お前できないならもう一人の小僧にやらせりゃ良いだろ。」
    「仙さんだって、こんなのできませんよ。しかも、仙さんは女ですよ。ここは僕がーー」
     仙は左衣の台詞を聞いて、ああまた馬鹿なことを言ってくれたな、と内心で毒付いた。わざわざ、その様なことを言わなくてもいいではないか。
    「な、なんだってぇ!?」
     船上で、船頭がすっとんきょうな声を上げた。
    「それじゃあ、その小僧……じゃなくて、その嬢ちゃんは、皇太子殿下の女近習か!」
     何故、そこまで分かるのか!
     仙は目を剥いた。自分が女だと発覚しただけで、皇子の女近習だと、何故分かるのだろう。
    「待ってろ、今行ってやる。」
     そう言って二人の乗る船に飛び乗ってきた船頭に聞いてみれば、どうやら仙はこの数日間で、男装をした少女、として有名になっていたようだった。そして、その少女の正体を知る者が噂を呼び、男装の少女=皇子の女近習と言う公式が出来上がったようだ。
    「いやぁ、そういやぁあんた、吉期尊師のとこの吉野嬢に怒鳴り散らしたらしいなぁ」
     何の気なしに船頭が言った言葉に、左衣がぎょっとして仙を見る。
    「仙さん、そのようなことをしでかしたのですか……」
     呆れたようで、哀れみを含んだ声色を隠さずに、左衣は言う。
    「それでよく、左遷されませんでしたねぇ」
    「……不氷人さまは、吉野殿には興味がないらしいですから。」
     仙が不機嫌そうな顔でそう言えば、
    「へえ、でもそれ、仙さんが怒鳴り散らしたことの何の言い訳にもなってませんよ。」
    と言い返された。
     隣で小舟を漕ぎながら、船頭が豪快に笑った。
  • 30 真理 id:ASBQMFm7

    2016-12-01(木) 17:36:40 [削除依頼]








































    2



















































  • 31 真理 id:ASBQMFm7

    2016-12-01(木) 17:38:54 [削除依頼]
    すみません、何か間あきすぎました。
  • 32 真理 id:ASBQMFm7

    2016-12-01(木) 17:56:43 [削除依頼]
    気を取り直して。







     左衣には、隣にいる少女が皇太子付きの近習とは思えなかった。

     色白の顔で、三白眼だが大きな目に、うっすらと紅を差したであろう赤い唇が不思議な雰囲気だった。それは近習という、主に縛られて生きる者には見えなかった。

     改めて、仙を見てみる。

     船を漕ぐ船頭と楽しげに話している仙は、やっぱり不思議だと思った。

     自ら望んで、彼女は近習であるのだろうか。分からない。少なくとも、左衣の故郷にいた少女たちは、嫁に行きたがっても、近習になりたいとは思わないはずだ。

     わからない。

     じっとその横顔を見つめていると、仙が不思議そうに、左衣を見た。
  • 33 真理 id:a1JmAB9Q

    2016-12-09(金) 17:18:23 [削除依頼]
    「何でしょうか。」

     慌てて、左衣は首を振る。

    「いや、何でもないんですが。」

    「ないんですが?」

    「ないんです。」

    「そうか。」

     答えると、仙は興味を無くしたように中都島に目を向けた。

     中都島は間近に迫る。

    「うわ。」

     仙が目を剥く。

    「これが、中都島……」

    「東域文化……」

     左衣は気付くと身を乗り出して、その島を見ていた。

    「落ちますよ、左衣殿。」

     笑いを含んだ柔らかい声で、仙が言う。

    「私の二の舞になってしまう。」

    「ああ、はい、まあ……」

     正規の位置に座り直して仙を見やると、なんだか左衣は落ち着かない気分になった。

    「あ。」

     思い出したように、仙は言う。

    「不氷人さまから駄賃を貰ったんだった。」

     これで何か、と嬉しそうに言う仙は、知らず知らずのうちに船の際まで身を乗り出していて、次の瞬間、止める間もなく落ちた。滑らかで何の淀みもない美しい水面に、不格好な波紋を作って。

    「これぞ、二の舞。」

     誰にも聞こえないような声で、左衣は呟いた。
  • 34 真理 id:iqYTCD3F

    2016-12-10(土) 15:40:51 [削除依頼]
     仙は大きなくしゃみをした。

    「寒い。」

     春たけなわと言えども、やはり水に濡れれば寒かろう。

    「これぞ、二の舞ですねぇ……」

     仙が呟く。

     同じことを思うもんだな、と左衣は感心した。

    「ほら、着いたぞ。」

     仙が水を滴らせて喚いている間に、小舟は中都島に着いた。

    「帰りはまた、ここに来てやるよ。」

     面倒臭ぇな、と文句を言いつつも、船頭は迎えに来てくれるそうだ。

    「嬢ちゃんは、まあ……この天気だ、すぐ乾くさ。」

     果たして、仙は全身ずぶ濡れのまま、左衣は期待を胸に、中都島に上陸した。
  • 35 真理 id:iqYTCD3F

    2016-12-10(土) 22:19:17 [削除依頼]
     人々は、ずぶ濡れの仙を見ながら通り過ぎて行った。

     同様に、左衣と仙は東域の人々を見ながら歩いた。

    「ああ、寒い。」

     市の立った大通りを歩きながら、仙が言う。

    「駄賃があるって言ってたじゃないか。」

     それで新しいものを買えば、と左衣が助言した。

    「もっと、別な物に使いたかったんだけどなぁ……」

    「そんなこと、言ってる場合じゃないですよ。風邪ひきますよ。」

    「むう……」

     不満そうに唇を尖らして、仙は渋々着物を売っている店に向かった。

     そこに並ぶ服を見て、二人は歓声を上げた。
  • 36 真理 id:6fMGP104

    2016-12-20(火) 18:51:02 [削除依頼]
     豪華で煌めく服の数々が、そこにはあった。結局仙は、30斤ほどの質素な服を買ったが、いずれも錐乃国では見られないようなものだった。

    「うん、似合いますよ。」

     品定めするように、左衣は目を細めて仙を見た。

    「良かった。」

     仙は笑う。

    「じゃあ、行きましょうか。」

     約束の刻限まで、まだたっぷりと時間はある。賑やかな町並みを眺めながら、ふたりは歩き出した。
  • 37 真理 id:wXK0oOWa

    2016-12-22(木) 18:35:46 [削除依頼]
     それからは、二人は街に繰り出して、ふらりふらりと興味を持った店に入っては、自分の駄賃の範囲のものを買い漁っていった。

    「あ!」

     嬉しそうに仙は書を売っている店に入った。

    「久二洲の東西妖魔録だ!」

     手に取った分厚い本を楽しげに捲っていく。

    「これ、いくらですか?」

     仙が店の主人に訊いている。

    「五十四斤だな。」

    「じゃあ、これください。」

     左衣は不意にめまいを感じた。仙は、一体いくら持っているというのだ。十五斤足す三十斤足す五十四斤。合わせて、九十九斤。きっとまだ持っている。皇子付きの近習の駄賃というのは大したもんだと、左衣は痛感した。

    「東西妖魔録、ずっと読みたかったんだ。」

     買ったばかりの書を手に抱えて、仙は楽しそうに言った。

     金持ちの近習は違うなあ、と思ったが、仙に対しての妬みが湧き上がってくるようなことはなかった。仙は、人の心にまで何かを変えさせる力を持っているのか、なんて思って、左衣は一人で苦笑した。
  • 38 tomato id:9F52wWtZ

    2016-12-24(土) 19:47:14 [削除依頼]
    tomatoです。

    昔風の人名や地名が出てきて、会話も面白く情景描写、語り文が凄く良いです。

    個性豊かなキャラたちが楽しいです

    頑張って下さい
  • 39 真理 id:wXK0oOWa

    2016-12-24(土) 20:57:22 [削除依頼]
    ≫38

    ありがとうございます。

    tomatoさんのお言葉を励みに、書いていこうと思いますので、これからもよろしくお願いします。

  • 40 真理 id:Wyqdbuti

    2016-12-24(土) 21:40:25 [削除依頼]
    * * *

     久二洲の東西妖魔録は、仙がずっと欲しかった書だった。以前、都に皇子とお忍びで出掛けた時、書物問屋で見かけた書だった。この世界は、仙の元の世界と言葉も文字もほとんど同じだったので、仙は沢山の書を読むことができた。しかし、文字は崩されていて、中々に難解な字体だったので、完全に読めるようになるまではかなりの時間がかかった。

    「書が……好きなんですか?」

     左衣が仙に問い掛けた。

    「ああ、好きですよ。」

    「へぇ……僕はなんか苦手ですよ。」

    「なんでです?」

    「字が多くて。」

     不思議なこともあるもんだ、と思う。左衣が書が好きではない、というのは、とても意外に思えた。
  • 41 真理 id:xISJCOmH

    2017-01-03(火) 17:15:31 [削除依頼]
    続きが思い付きませんから、とりあえず上げときます。
  • 42 晴霞 id:SosMqVIX

    2017-01-18(水) 19:29:14 [削除依頼]
    こんにちは。

    一気読みしてしまいました。とても読みやすく、異世界が興味深くて、所々に才能を感じます。地名や名前もそれぞれ素敵でおもしろかったです。まだまだ不思議なことが多くて、とても続きが気になりました。

    応援しています。頑張ってください!
  • 43 真理 id:wXK0oOWa

    2017-01-18(水) 20:25:18 [削除依頼]
    >42
    晴霞さん、ありがとうございます!お褒めいただき、光栄です……!本当にありがとうございました!
  • 44 真理 id:wXK0oOWa

    2017-01-18(水) 20:51:13 [削除依頼]
     中都島での交渉が終わった船頭が仙と左衣を呼びに来て、二人は乗って来た小舟に乗り込んだ。

    「いやあ、楽しかったですねぇ」

     買った物を入れた紙袋を嬉しそうに抱えて、仙は笑った。

    「お前さんはいいもんを見つけたかい?」

     にこやかに話していた船頭が、左衣の方に向き直る。

    「僕は小刀を買いました」

     左衣は懐から買ったばかりの小刀を取り出した。鞘からして装飾の凝った、実用には向かないものだ。群青の飾り紐と透き通った黒の飾り玉が美しく、柄の部分は金・銀・朱の細い糸が巻き付けられて、なんとも美しい模様を作っている。

     船頭は目を細めてそれを見ると、

    「目が高いな、坊主」

    と言った。なんだか左衣は嬉しくなって、仙を見た。

     仙は左衣を見返して、にっと悪戯っぽく笑った。
  • 45 真理 id:sZzJulj7

    2017-01-20(金) 17:39:53 [削除依頼]
     再び甲板に戻ったふたりは、そこにいる人物に思わず首をかしげた。

    「あんな人、いたっけ?」

     仙が左衣に耳打ちする。

    「僕ぁ知りませんや」

     間延びした声で、左衣が返す。

    「知りませんやったって、あんた知らんのでも、もうちょっと言うことがあるでしょ。」

    「事実、僕は知らないのだから、仕方ないでしょう。」

    「埒があかねぇ」

     端から見ると、本当に口の悪い口論である。誰もふたりの本当の身分など見抜けないだろう。聞けば左衣は檜井という尊師の近習らしいし、仙に至ってはこの国の皇子の近習である。そんな彼らがこのような争いをしていていいのか、という疑問があることは、否定できない。いずれも主君の甘さ故のことだが、仙も左衣もそれを全く自覚していない。

    「もう、なんでもいいじゃないですか。」

     仙がそう言って、その下らない討論はやっと幕を閉じた。

    「ところで、あの人は誰でしょう?」

     原因となった"あの人"とは、船の中でも見かけない、金の髪をした背の高い女のことだった。

    「東域人ですよね」

     後ろ姿でしか分からないが、とても姿勢がいい。金の髪は頭の高い位置でひとまとめにしてあり、腰には刀、女なのに直垂を着ている。脚板をつけており、なんだか奇妙な出で立ちだった。

     仙と左衣は特に深追いせず『誰かだろう』という、何の解決にもならない結論を出した。それがこの後、緋流区での惨劇に巻き込まれるとは知らずに。
  • 46 真理 id:wXK0oOWa

    2017-02-12(日) 20:23:14 [削除依頼]
    「おおう、いかがわしいぜ。」
     緋流区に着いたとたん、左衣がよろしくない感想を漏らした。
     だが、確かに彼の言うとおりだった。午後の黄色味を帯びた光に照らされて、その町並みはとても美しかった。が、いたるところで怪しげな男たちが博打を打っていたし、まだ昼下がりだというのに遊女屋の美しい女たちが貴族然とした『高貴な方々』を店に呼び込んでいた。
    「どこだっけ、っていうか、李ノ花さん?」
    「宵明星……いやいや、右も左も分かりませんや。」
    「どうします?」
    「どうします?」
     着いて間もなく、二人はもう、迷子に等しい状態になっていた。
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