株式会社削減削除シーズン2

小説投稿投稿掲示板より。


1    時雨  [id : ez-UwSoE8e0] [2016-02-09(火) 19:27:47] 削除依頼

こんにちは、時雨です。株式会社削減削除という作品ですが、あまりにも長くだらだらなため一旦切ってシーズン2という形で改めて始めることにいたします。あまりにも中途半端なところから始まりますので、読まれる際は前作からお願いいたします。

13 時雨  [id : exymTBy0] [2016-02-21(日) 14:23:22] 削除依頼

原川君と笠見君も賛成してくれた。すると、遥君が
あのさ、と呟いた。
「みんながバラバラじゃあ困るんじゃないの?」
「確かにそうだね。社長さんが必要だよ。」
遥君の言葉に私が賛成すると、原川君が呟いた。
「言い出しっぺの遥で良いんじゃない?」
原川君の言葉に遥君はええ、と声をあげた。

14 時雨  [id : exymTBy0] [2016-02-21(日) 14:33:52] 削除依頼

「言い出しっぺかどうかの問題じゃあないでしょお。
経営できるかできないかの問題だよ。」
「そうだな。冷静で対応がしっかりしてねぇと。」
そういった京君と遥君、笠見君や原川君の視線が
私に向く。
「妃が適役なんじゃないの?」
満場一致の言葉だった。

15 時雨@友人の3DSからアクセスして書いてます  [id : TooU3840] [2016-03-13(日) 13:05:20] 削除依頼

「えええええ!?そんな・・・無理だよ!私が社長さんなんて・・・経営なんて出来ないよ!」
私の必死の抵抗にも、皆は知らん顔。京君が欠伸をして呟く。
「事実お前が一番冷静じゃん。頭良いし。社長には持ってこいじゃねえの?」

16 あみみん  [id : AVBybsa.] [2016-03-15(火) 23:47:45] 削除依頼

今更思ったんだけど南さん放置してない…?wwww

17 あみみん  [id : Vg71t7J1] [2016-03-19(土) 09:32:16] 削除依頼

これ言ったら終わりだけど南さんが亡くなったからって南さん家に帰れなくなる訳じゃないよねww

18 時雨 友人のパソコンからアクセス中  [id : Vg71t7J1] [2016-03-19(土) 12:55:28] 削除依頼

南さん放置説ww

19 あみみん  [id : Vg71t7J1] [2016-03-19(土) 19:24:30] 削除依頼

そこの設定ちゃんと考えときなよ・・・?w

20 時雨@友人のパソコンからアクセス中  [id : Pn6pWRc.] [2016-03-27(日) 12:57:55] 削除依頼

みんなもこくこく頷いている。私は、そんな、とか、嫌だよ、とかしか言えない。
どんどん押されていく。すると、遥君が呟いた。
「会社がすぐ潰れたら、僕らだって悲しいし。妃だって嫌でしょお?
それに、南お姉ちゃんだってさあ。」

21 時雨@友人のパソコンからアクセス中  [id : Pn6pWRc.] [2016-03-27(日) 13:16:25] 削除依頼

南さんの名前が出たとたん、胸が痛くなる。鮮明に覚えている訳じゃないけど、痛くて、苦しくて
空しい。それに便乗するようにみんなも頷く。とうとう私は、「もー!」と叫んだ。
「わかったよ!どうなったって知らないからね!」

22 あみみん  [id : Pn6pWRc.] [2016-03-27(日) 16:28:08] 削除依頼

苦しいらしきところが空しいになっとる

23 あみみん  [id : Pn6pWRc.] [2016-03-27(日) 23:40:57] 削除依頼

鮮明に覚えてないって何を覚えてないの?南さんの事?さっき亡くなったばかりなのにもう忘れた?

24 時雨  [id : Ni0/Tq9.] [2016-04-01(金) 14:52:12] 削除依頼

ふと目が覚めた私は、軽く目を擦って大きく伸びをした。酷く不快な夢を見た気がするが、既に記憶は消えてしまっていた。
「何かすごい不機嫌そうだねぇ。どうかしたぁ?」
桜木が私を覗き込むような姿勢でそう聞いてきた。

25 時雨@友人のパソコンからアクセス中  [id : qwmZVs./] [2016-04-04(月) 13:30:12] 削除依頼

桜木の顔を見た途端、途切れ途切れに思い出す。
「刻乃は送ったの」
そう尋ねると、桜木はこくんと頷いた。
「最後まで渋ってたけどねえ」
そう、と返して時計を見ると、既に五時間ほど経過している。

26 あみみん  [id : eio1eot/] [2016-04-06(水) 00:27:43] 削除依頼

思い出したって寝るまでのさっきの事を思い出したの?

27 時雨  [id : ez-5ZP2xnz/] [2016-04-09(土) 13:23:30] 削除依頼

朝の五時前を指す時計を見て、ふとこんな早朝に病院に遅れたのか、と疑問に思った。ただ、桜木の性格上それを聞いてもはぐらかされそうな気がする。疑問は胸中に留めて辺りを見回すと、私と桜木以外の全員は思い思いの場所で眠っていた。しばらくぼんやりしていると、突然桜木が「あ」と声を上げた。

28 時雨  [id : ez-5ZP2xnz/] [2016-04-09(土) 13:52:33] 削除依頼

訂正
×遅れたのか
○送れたのか
です。失礼いたしました。

29 あみみん  [id : 3bj1vw3.] [2016-04-14(木) 18:20:42] 削除依頼

あれ、やっと復帰したのに更新してない…

30 時雨  [id : ez-ByxqH98/] [2016-04-14(木) 19:02:00] 削除依頼

訂正
大分前ですが、シーズン1の295スレ目、神原の身長は170後半の数字になっていますが、正しくは181cmです。失礼しました。
あみみん
今日更新するね!

31 あみみん  [id : 4vZNJIz1] [2016-04-15(金) 21:39:13] 削除依頼

いぇーい(笑)

32 時雨  [id : ez-IgVfdfZ/] [2016-04-16(土) 14:18:06] 削除依頼

「どうかしたの」
そう尋ねると、桜木は少し首を傾げて呟いた。
「あの子どうするのぉ?えーっと、咲哉だっけ」
咲哉…?
思い当たる節が無く、少し考え込む。すると桜木が、「仕方ないなぁ」と言って冷蔵庫に貼られていたメモ用紙を差し出す。
「ああ…彼。」
ぼんやりと思い出して呟くと、桜木はうん、と頷いた。

33 時雨  [id : ez-IgVfdfZ/] [2016-04-16(土) 14:27:03] 削除依頼

「あの子のお母さん、未だに来ないでしょお?吐血してたから一応病院には連れていったけどさあ…いつまでも僕らが預かってていいのぉ?」
桜木の心配ももっともだ。あの母親が私たちにどういう印象を持っているかは知らないが、下手に警察などに連絡されたりすると非常に困る。

34 時雨  [id : ez-IgVfdfZ/] [2016-04-16(土) 18:17:52] 削除依頼

何故なのかは思い出せないが、警察、と聞くと酷い不快感が込み上げてくるのも確かだ。
「そうね…サキの言った事を忘れている訳ではないと思うけれど。」
そう呟いてふと桜木に視線を向ける。桜木は何故か、扉を無表情に見つめていた。
「んー」
小さく唸る桜木。扉に視線を向けると、黒い影がちらついていた。

35 時雨  [id : ez-IgVfdfZ/] [2016-04-16(土) 18:25:44] 削除依頼

「誰かいるのかしら」
こんな早朝に訪ねてくるなんて、という違和感と、咲哉の母親かもしれないという危機感も手伝い、暫く様子を見ていた。すると。
…とんとん
遠慮がちなノックが響く。無言も失礼なので、扉に近づいて声をかけた。
「どちら様でしょうか」
私の声に、一時の間を置いて女性の声が返ってきた。

36 あみみん  [id : y34zOBA/] [2016-04-16(土) 19:15:57] 削除依頼

楽しみじゃあーー

37 時雨  [id : ez-8NqRtm2/] [2016-04-29(金) 14:38:24] 削除依頼

「あの…瀬川といいます…。瀬川咲哉の姉です…。」
姉?
サキが話をしたのは母親ではなかったのだろうか。第一、あの少年に姉がいたという事実さえ初めて知った。単なる私の記憶違いかもしれないが、桜木も不思議そうな表情をしているのでその可能性は低いだろう。とりあえず扉を開けると、黒髪を緩くまとめてカーディガンを羽織った女性が立っていた。

38 時雨  [id : ez-8NqRtm2/] [2016-04-29(金) 14:41:47] 削除依頼

「すみません…朝早くに」
頭を下げる女性をじっと見ていた桜木が大きく首を傾げた。
「何で、お母さんじゃないのぉ?」
女性はしばらく私と桜木を交互に見ながら黙っていたが、やがて苦笑した。
「母は…以前ピシャッって言われたのがトラウマになったみたいで…『もう会わせる顔がない』って私が行かされたんです。」

39 坂口  [id : PJj3Jef.] [2016-04-29(金) 23:08:01] 削除依頼

はじめまして、いつも読んでます。
時雨さんの小説は全部面白いのですがいくつものかけもち
大変じゃないのですか?

40 時雨  [id : ez-8NqRtm2/] [2016-04-29(金) 23:20:55] 削除依頼

坂口様
コメントありがとうございます。大変励みになります。いつも読んでいてくださるとは…
非常に嬉しく思います。
そうですね、かなり大変です…。一時期、更新する作品を決めて更新していたのですが長続きせず…
何はともあれコメント嬉しかったです。ありがとうございました。

41 時雨  [id : ez-8NqRtm2/] [2016-04-29(金) 23:28:33] 削除依頼

「ああ…その事ですか。きつく言い過ぎてしまったようでしたら、申し訳ありません。」
そう言うと女性はいえ、と首を振った。
「あの…今日は咲哉を迎えに来たのと、もう一つありまして。」
女性は下を向いてもじつく。
「何でしょうか。」
女性は何回か深呼吸して意を決したように顔を上げた。
しかし、再びもじつく。

42 時雨  [id : ez-8NqRtm2/] [2016-04-29(金) 23:32:44] 削除依頼

もじつく女性にイライラしてきたのか、桜木がムッとした表情で
「あのさぁ…引き取るなら引き取ってさっさと帰ってくんなぁい?眠いんだよねぇ、こっちだって。」
と非常に失礼な発言をする。寝起きでかなり不機嫌なのかもしれないが、女性はすっかり怯えた表情になってますます黙ってしまった。

43 時雨  [id : ez-xGe6n9A/] [2016-04-30(土) 10:33:20] 削除依頼

「…怯えさせたら逆効果でしょ」
小声で桜木を叱って女性を宥める。
「ゆっくりで大丈夫ですので、お話ください。」
女性はすう、と小さく息を吸って言葉を紡いだ。
「…を…っ」
しかし、また黙ってしまう。そして、話題を変えるように突然笑顔を浮かべて言った。
「あの、あの。母と話をした方に、会いたいんです!」

44 時雨  [id : ez-xGe6n9A/] [2016-04-30(土) 10:37:26] 削除依頼

「え?」
予想外な話題に、思わず拍子抜けしてしまう。桜木が小さく
「絶対今考えた話題でしょぉ……」
と呟いたのが聞こえたが、女性には聞こえなかったらしい。
「ぜひ、会わせて頂けませんか!? あ、でもこの時間じゃ……」
言った後に後悔が滲んできたのか、また下を向く。

45 時雨  [id : ez-xGe6n9A/] [2016-04-30(土) 10:43:02] 削除依頼

掛ける言葉に困って桜木を見ると、桜木はつい、と階段を指差した。人格変換のついでに咲哉さんを連れてくれば良い、とでも言いたげだ。
「……いえ、起きていますから。中でお待ちください。咲哉さんも一緒に連れてきますので。」
女性にそう告げて、階段を上がった。

46 時雨  [id : ez-xGe6n9A/] [2016-04-30(土) 10:46:54] 削除依頼

***
チェンジサキ
『一番右の部屋で咲哉さんが寝てると思うから。お姉さんの所へ連れていって。絶対に二重人格だとバラさないように』
几帳面な文字で書かれたメモに、思わず溜め息が零れた。
「何でこう下らねぇ事で呼び出すかなぁ……」
つか初対面で馴れ馴れしくないかあの女……。

47 時雨  [id : ez-xGe6n9A/] [2016-04-30(土) 10:49:53] 削除依頼

文句を溢した所で何も始まらないのは解っているが、言わずには居られなかった。それに、俺とアイツでは人格以外何も変わらない。それこそ、「同じ人だ」とつつかれたら言い訳のしようが無い。
……まあ、ここでぐだぐだ言っていてもらちが明かないので、咲哉を起こしに行く。

48 時雨  [id : ez-xXRhiga/] [2016-06-04(土) 11:51:58] 削除依頼

「え……姉さんが?」
気が動転したのか、ベッドから落ちた姿勢のまま固まる咲哉。
「そ。ほら、来いよ。早く。」
半ば引きずるような感じで扉を開けて階段へ向かう。
「え、ちょ、痛いです! うわ!」
「立って歩きゃ良いだろ。」
文句を言っている咲哉を引きずりながら咲哉の姉の所へ連れていくと、咲哉の姉が小さく声をあげた。

49 時雨  [id : ez-xXRhiga/] [2016-06-04(土) 11:55:50] 削除依頼

「咲哉……! 良かった、私、心配して……!」
すると、咲哉の姉は俺に目を向けた。
「あの……母と話をした方は?」
「……」
言葉が出てこずに無言になる俺を見かねてか、桜木がフォローを入れた。
「この人だよぉ。さっきの人とそっくりだけど〜。さっきの人の双子の……お姉ちゃん。」

50 時雨  [id : ez-xXRhiga/] [2016-06-04(土) 11:59:08] 削除依頼

双子は叶達だけで十分だろ、と言いたくなるが、せっかくのフォローを台無しにしたくはないので乗っかる。
「えーっと…はい、そうなんです。」
不自然に敬語を使う俺を咲哉の姉はじっと見る。
…冷や汗が止まらない。
小刻みに震える両手を軽く握る。
「そうなんですか……服装も一緒なんてすごいですね。」
そりゃそうだろ違うのは人格だけなんだから。

51 あみみん  [id : DjEfkuQ.] [2016-07-11(月) 12:56:46] 削除依頼

いぇーい 久しぶりに来れたぜー 凄い更新してないね...?

52 時雨  [id : ez-pSEI5xJ1] [2016-07-19(火) 20:54:11] 削除依頼

そう思っていると、桜木がまたフォローを入れた。
「仲良しなんだよぉ〜」
良くねぇよ。
「いーっつも一緒に居るもん。ねぇ?」
一緒に居られる訳が無い。フォローなのかすら怪しくなってきた。内心のツッコミの量が尋常では無くなってきた。一旦黙らせようと再び乗っかる。
「そうなんです! 妃…ちゃんとは…いつも…っ…一緒で…」
もうどうにでもなれ、とツッコミにストレスを感じた俺が大嘘を口走ると、桜木は笑いを堪えきれないのかクスクスと笑い声を漏らした。

53 あみみん  [id : mu19lvY0] [2016-07-24(日) 11:03:59] 削除依頼

私も桜木さんと同じく笑うわwww やっと来れたですん!

54 時雨  [id : ez-Kk9CShs1] [2016-07-25(月) 21:32:52] 削除依頼

「えっと! それで……お、じゃない、私に何か?」
咳払いをして無理矢理口角を引き上げ俺が言うと、咲哉の姉はハッとしたように姿勢を正した。
「は、はい! 実はっ……その……咲哉の部屋にここのチラシか何か置いてあって……ひょっとしたら、って思って来たんですが……」
咲哉の姉はしどろもどろに言葉を紡ぎながらぎゅっと目を瞑った。

55 時雨  [id : ez-Kk9CShs1] [2016-07-25(月) 21:39:59] 削除依頼

「ここは……この会社は……人の心を削除してくれるんですよね……」
「そう、ですけど」
咲哉の姉に俺がそう返すと、何かを決意したように咲哉の姉は大きく息を吸い込んだ。
「……を」
「「はあ?」」
桜木と二人同時に聞き返してしまい、よく聞こえないんですけど、と返そうとした瞬間。
咲哉の姉が良く通る声で怒鳴った。
「依頼を、したいんです! 私の学校の教師を、削除してほしいんです!!」

56 時雨  [id : ez-x90ThRO.] [2016-09-24(土) 16:44:44] 削除依頼

『お前の専門分野。依頼はお前の仕事だろ。それと一つ。次に人格替える時は絶対桜木を側に置くな。あいつだけは駄目。byサキ』
「……何かされたのかしら」
サキからのメモを読み終わった私は思わずそう呟いた。サキは滅多な事ではメモを残さない。『桜木を側に置くな』と書いてある以上、桜木と何かあったのだろう。
後で桜木に聞こう、と決めてからメモの上の方を注視してため息をつく。

57 時雨  [id : ez-x90ThRO.] [2016-09-24(土) 16:45:31] 削除依頼

訂正
56は妃視点となります。すみません

58 時雨  [id : k7NDTQGF] [2016-12-29(木) 09:49:29] 削除依頼

59 時雨  [id : bemNXadC] [2017-01-16(月) 18:17:24] 削除依頼

『依頼内容…学校教師の削除。理由…女子生徒に対する暴.言、差.別』
 サキが書いた物なのだろう、簡潔に記されたメモはストーカーと同じくらいに嫌悪感を感じる内容だった。このご時世によく生き残れる、と褒めたくなるような典型的な差.別教師だが、褒めてはいけないのは解りきった事実だ。
「学校教師……内容は、差.別、暴.言、ね」
 対象が女子生徒に絞られているのがなんとも不気味だが、適当に言い訳して下の階で待たせているであろう依頼人を待たせる訳にも行かない。赤ペンで『受諾』とだけメモに記して壁に貼ってから、急ぎ過ぎて転ぶ醜態を演じないように階段を駆け足で降りた。

60 あみみん  [id : S5HAlELO] [2017-01-16(月) 18:26:17] 削除依頼

最近ちょっと見てなかった...

61 木野辛幸  [id : CvJusFl6] [2017-01-17(火) 00:12:44] 削除依頼

やっとここまで読んだじぇ
面白い…好き…

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