ARMORED CORE Search for Self19コメント

1 クイール id:9JImcSA0

2017-03-21(火) 22:38:58 [削除依頼]
 まず初めに

・これはアーマードコアN系の時系列です。(原則、原作に乗っ取って書いていきます。)

・主人公を含めて多数のオリキャラが出演します。(CVも付けるつもりです。)

・なるべく控えますがブラックな表現があります。(苦手な方はお控えください。)

・登場するACの性能は全てLR仕様に置き換えます。

・話の最後に登場したACのアセンなどを乗っけたり乗っけなかったりしますので、
 よかったら再現してみてください。

・最後に、この作品を読んで楽しんでいただければ幸いです。
  • 2 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-22(水) 16:08:37 [削除依頼]
    (・・・・なんだ・・・・・・?)

    *「どうして、どうして・・・あなたがいるんだっ!?」

    *「レイヴン同士が戦場で出会ったら、あとは・・分かるな?」

    市街地に、三機のACがそれぞれ対峙していた。

    (・・これは・・・)

    *「・・・やるしかないようだな、行くぞっ!」

    黄色い中量二脚ACのパイロットが、白い同じ二脚ACのパイロットに呼びかけた。

    *「嫌だっ!!!」
    *「っ! クイール、何を言っているんだっ!?」

    しかし、クィールとよばれた青年のパイロットは断った。

    (・・・・やめてくれ・・・・・)

    クィール「なんで自分が、隊長を殺さなくちゃいけないんだ! おかしいだろっ!!」

    *「・・・クィール、今、この瞬間は・・力こそがすべてだ。
      仲間も、師弟も、家族も関係ない、力が強いものだけが生き残れる。」
     「殺さなければ、殺されるだけだ。」
    二機と対峙しているACに乗っている隊長と呼ばれた年配のパイロットは、クィールに対して、優しく語りかけた。
    彼のACは先の二機とは違い、ゴツゴツとした白い迷彩の重量二脚ACで、バズーカとエネルギーライフルを構えていた。

    (・・・忘れたかった・・・・)

    *「・・・隊長の言う通りだ、それでもお前は・・・・その引き金を引かないのか?」
    クィール「・・・・・・」

    *「なら、こちらから行かせてもらおう。」

    重量二脚がブーストを吹かしながら、二機のACに近づく。そして、そのまま二つの銃口から、人と同じくらいの大きさの砲弾と、エネルギー弾を飛ばした。

    *「っ!」

    黄色いACはその場から横に跳躍し、砲弾をかわした。
    *「クイールっ! 避けろっ!!」

    クィール「・・っ!!」
    白いACのほうも遅れて反応して、エネルギー弾をかわした。

    *「・・・相変わらず、いい腕だな。」
    重量二脚のパイロットは、そう言いながらトリガーを引き、次の弾を飛ばした。

    (でも、忘れてはならない・・・)

    黄色いACは両手の小型マシンガンを乱射しながら重量二脚を中心に回りだした。
    サテライトと呼ばれる操作技術だ。機動力の高い軽量級のACが得意とする戦法の一つであり、重量二脚など旋回が遅いACに有効な手段でもある。

    *「クイール、援護にまわってくれ。俺だけじゃ火力不足だ。」

    クイール「ノーマッド・・あんただけじゃダメなのか?」
    ノーマッド「ああ」

    ノーマッドに頼まれて、クィールも攻撃を開始する。

    (・・・・・)

    重量二脚も迎え撃つが、二対一、相手は機動力に優れたアセンブル、分が悪すぎた。
    段々機体から火花が出始め、動きが悪くなってきた。

    *「APが残り10%を切ったか・・・・・だが・・」

    重量二脚はバズーカとエネルギーライフルをパージして、コアの格納場所から小型マシンガンと光波射出型ブレードを取り出した。

    ノーマッド「っ!気を付けろ、動きが速くなったぞ!」

    クィール「なんだこのスピードはっ?!」

    パージしたことにより、重量二脚だが軽量二脚と並ぶ速度を出していた。

    *「どうした?速度が変わっただけで、もうだめなのか?」

    ノーマッド「クイール!離れろっ!!」

    クィール「なっ!」
    重量二脚は既に目の前にいた。そして、左腕を曲げて強く横に振った。
    その瞬間、光波がクィールのACに飛んできた。光の刃は咄嗟に出したACの右腕に当たり、持っていたマシンガンが破壊された。

    クィール「ぐはっ!」

    ノーマッド「クイールっ!」

    *「コアへの直撃を避けたか、だが、今度は外さん。」

    重量二脚はマシンガンを打ちながら、また左腕を振りかぶる。

    クィール「くそっ!」

    クィールのACも右の格納から小型ハンドグレネードを取り出し構える。

    クィール「くらえぇぇぇぇっ!!!」
    *「っ!」

    また光波が飛んできたが、クィールはブースターを使って反射的に機体を横に動かした。
    光波は、後ろのビルに当たり、ビルから大量のガラスが飛び散った。

    一方、打ち出されたグレネードは相手のコアに向かっていき、着弾した。

    グレネードを撃ち込まれて、重量二脚は大きな音を立てながらそのまま仰向けに倒れた。

    クィール「隊長っ!」クィールが呼びかける。だが返事がない。

    *「・・・・・・・」

    クィール「プリザイド隊長っ!!」また呼びかける。

    プリザイド「・・・・ああ、聞こえてるよ・・クィール・・・」
    クィール「隊長・・・どうして・・」

    プリザイド「・・・最終的に・・レイヴンに必要なのは・・・何か分かるか・・」
    クィール「・・・」ノーマッド「・・・」

    プリザイド「それは、どんな人でも殺す非情な心だ・・・それをお前に・・教えたかった・・・」

    プリザイド「それと・・お前を一人にして、本当にすまない。」
  • 3 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-22(水) 16:35:39 [削除依頼]

    (隊長、あなたが身をもって教えてくれたこと、今でも忘れてはいません。)
    (ただ・・・そのすぐ後)


    クィール「どういうことだ!?説明しろっ!!」ノーマッド「落ち着け、クイール!」

    クィール「落ち着けるか!!」*「そうです、落ち着いてください、まだ息はしています。」

    クィール「くそっ・・自分が、自分があの時、依頼を受けるのを断っていれば・・・隊長も、リーナも・・・」
    ノーマッド「クイール・・」



    クィール「ああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」





    ARMORED CORE Search for Self 第1話     <贖罪の悪夢>
  • 4 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-22(水) 21:24:32 [削除依頼]
    第1話 <贖罪の悪夢>

    EA259 8/10
    ・マニークガーデン マニーク教会・

    そこの長椅子で、一人の男が寝っ転がっていた。
    身長は180cm以上、黒のTシャツにカーキのズボン、髪はボサボサに伸びていて、肌が少し荒れている。

    男は先ほどまで、悪夢にうなされていた。忘れたいほど、辛く、苦しい、過去の記憶。

    クィール「・・また・・見たのか・」
    これで、何回目だろうか。あの日からたまに見る、後味の悪い夢。
    これは、あの二人への贖罪の夢。そう考えると、まだ気持ちが楽だ。

    あれこれ思っていると、玄関のドアをノックする音が聞こえた。 
    クィール「・・・どうぞ」
    そう返事をすると、中に入ってきたのは西部劇の保安官だった。いや、正確には似た服装を着た中年の男だ。
    そして、自分はその男を知っていた。

    ノーマッド「よお、クイール。起きてるかい?」

    クィール「・・・悪いが、今は営業時間外だ。」

    ノーマッド「おいおい、 ”神父” が営業とか言っていいのか?」
    そう、自分はこう見えてもこの教会の”神父”だ。まず、一目見てそう思うやつはいないだろう。

    クィール「神父も生きるためには、稼がなくちゃいけないんだ・・・営業と言って何が悪い。」

    ノーマッド「・・まあ、そんなことはどうでもいいがな。本題に入ろう、依頼を持ってきたんだ。」

    そういうとノーマッドは、タブレット端末を取り出し、依頼文を自分に見せながら説明を始めた。
    ノーマッド「今回のクライアントはレイヴンズアーク、内容は、あるレイヴンを取り押さえることらしい。」

    クィール「・・取り押さえる?」

    ノーマッド「ああ、そのレイヴンの名はフォイル・アンダードッグ。通称、アリーナの咬ませ犬だそうだ。」

    クィール「・・とんだネーミングセンスだな。」

    ノーマッド「まあ仕方ない、俺たち ”実働部隊” と同じ、特殊な役職をもったレイヴンだからな。」

    ノーマッドが続けて言った。
    ノーマッド「どうやら、こいつは咬ませ犬として働くのが嫌になって、逃亡を謀ったらしい。」

    クィール「・・新人が来るたびにそんなことを続けたら、こうなるのは当然の結果だ。」

    ノーマッド「で、アリーナ会場に逃げて、現在絶賛抗議中、だそうだ。」

    ここまで言うとノーマッドはタブレットをしまい、そのまま帰ろうとした。
    しかし、玄関のところまでいくと、こっちを振り向き、最後にこう言った。
    ノーマッド「俺やエルンスト、シャリーナがやってもいいんだろうが、俺はお前がやった方がいいと思う。今日でちょうど、8年たつしな。   じゃあな。」そう言って出て行った。

    クィール「・・・8年か・・」

    自分は傍の段ボールに入っていたコーンの缶詰を一つ取り出し、フォークの柄でたたいて開けながらこの依頼を受けるか考えた。

    結果、受けると決めたときにはもう二つめの缶詰を開けて食べ終わったころだった。
  • 5 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-23(木) 11:40:01 [削除依頼]
    狭く、暗く、息苦しい、まるで棺の中の様な空間に男はいた。周りには、レバーやパネル、その他電子機器が置かれていた。
    服装は先ほどとは違い、暗灰色のパイロットスーツを着ていて、ガスマスクに似たヘルメットを着用していた。

    男が、手汗で手が滑らないよう黒い手袋をはめているとき、ヘルメットに内蔵された通信機に連絡が入った。
    アークオペレーター「エリザベト、聞こえていますか?聞こえていたら返事を。」
    20代前半の若い女性の声が聞こえてきた。

    クィール「・・ああ、聞こえてる。」

    アークオペレーター「目標のレイヴンはACに乗って、この先の第3アリーナに立てこもっています。」「そこで、あなたが突撃するときに会場のすべての照明を消します。その後、逃げられないように扉をロックします。」「アリーナを占拠されては、運営に支障が出ます。早急に方を付けてください。」

    クィール「短期決戦か・・ちょうどいい・・了解した。」

    クィール「バウンティハンター、出撃する。」


    ・レイヴンズアーク 第3アリーナ・

    フォイル「おいっ!いい加減、誰か出てこいっ!!」

    フォイル「・・くそ、どうなってんだ。アリーナを占拠してるのに、誰も来やしねぇ・・・」

    その時、会場が急に暗くなった。
    フォイル「! な、なんだ?!」「照明が・・」

    そして、あたりを見まわしていると、ブースター音が聞こえ、黒い影と黄色い炎が見えた。
    フォイル「ACか!」
    即座に、右手のパルスライフルを構え、ロックオンサイトに収めようとするが、不運なことに、アリーナが暗くて見えづらい。そして、このACには暗視装置が付いていないため、これ以上どうすることもできない。

    黒い影の方は、こちらを捉えたらしく、右手のエネルギーライフルを打ってきた。
    こちらもかわそうとするが、如何せん相手がどこから打ってきているのか分からないので当たってしまう。
    フォイル「くそっ!」
    闇雲に打つが、当たる気配はない。

    クィール「・・・・」
    黒い影は、EOも発動して依然変わりなく攻撃を続ける。

    フォイル「ぐぬぬ・・」
    粘りに粘って何とかサイトに捉えることができたので、今度は垂直ミサイルを打ち始めたが相手は難なく避けたので
    発射した計17発のミサイルは全て外れた。
    フォイル「もう・・ダメか・・・」
    APはもう半分を切ってる、戦局は完全に相手に傾いている、もうだめだ。どうあがこうが、あんな奴に勝てっこない。
    逃げようにも、扉は全てロックされている。文字通りの八方塞がり、か・・・


    その時だった。
    アリーナ会場の扉が一つ開いた。そこから、MT08M-OSTRICHが四機入ってきた。
    MTパイロット「よくやった、実働部隊。あとは我々に任せろ。」
    クィール「・・増援を呼んだのか、あの女・・」

    フォイル「! 今だっ!!」

    もうこいつと戦う必要はない、後はあの扉から出るだけだ!
    扉に向かってブースターを吹かし、サイトを目の前のMT達に合わせパルスライフルを乱射する。
    MTパイロット1「ぐわあぁ!」
    MTパイロット2「た、助けてくれぇ!!」
    二機ほど、炎上しながら倒れて爆散した。

    フォイル「後は、お前らだ!」
    残った二機に一気に近づき、左腕の双頭型レーザーブレードをお見舞いする。
    刃は二機のMTを一瞬で、真っ二つにした。
    フォイル「・・はぁ・・はぁ・」「これで・・やっと・・・」



    クィール「逃げれると思ったか、フォイル・アンダードッグ。」

    フォイル「!!」
    振り返った瞬間、エネルギーライフルを直撃で連続に喰らった。
    最後に、ブレードの一閃を脚に喰らい、動かなくなった。

    フォイル「・・くそ・・あと少しで・・」

    扉の付近の明かりで、男は自分を負かした相手を見た。
    全身モノトーンカラーで彩られた死神のような機体色、何より右手にはACと同じ大きさの青い色の高出力型エネルギーライフル、巷で<カラサワ>と呼ばれる代物だった。そして、その色のカラサワを持つACは一機しかいなかった。

    フォイル「・・エリザベト・・・バウンティハンター・・」





    クィール「・・・犬は大人しく、犬小屋に戻ってな。」
  • 6 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-23(木) 12:21:57 [削除依頼]






    数時間後

    ・マニーク教会・



    二人の男が教会のキッチンで遅めの昼食をとりながら会話をしていた。



    ノーマッド「クイール、お疲れさん。食うか?」
    椅子に座って、机に置いたフライドチキンを食べながら、ノーマッドが話しかける。

    クィール「結構・・・あの程度の依頼、たいしたことはない。」
    対してクィールも、ナイフとフォークを使って皿の上のチーズブリンツを切り分けていた。

    ノーマッド「まあ、お前ほどの腕だ。朝飯前だっただろう。」「増援が来たのは、ちと、驚いたがな。」

    クィール「逃げられないように完璧にするつもり、だと思うが・・こちらとしては納得がいかんな。」「現に、そのせいで逃げられそうになった。」

    ノーマッド「はっはっはっ!確かにな!」


    ノーマッド「・・今のお前を見ていると、部隊に入ったばかりから、成長したな。」「体も、技術も・・・」
    「・・・心も・・・」

    クィール「・・誰だって、成長はするものさ・・・」
    そう言ってクィールは、切り分けたチーズブリンツを口に入れた。

    ノーマッド「・・・」

    ノーマッド「そうか・・」


    クィールは、持っていたナイフとフォークを置き、口の中の物を飲み込んで、こう言った。



    クィール「・・・食べ終わったら、墓参りに行ってくる。」



    ノーマッドはそれを聞き、一瞬、動きが止まったが、すぐにまた食べ始めてこっちを見ないで返事をした。
    ノーマッド「そうか・・」


    クィールはその後の反応も見ていたが、特に変化もなかったので自分もまたチーズブリンツ食べ始めた。

    第1話 <贖罪の悪夢> 完
  • 7 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-23(木) 19:16:25 [削除依頼]
    どうも、クイールです。
    まず、第1話を書きました。いかがだったでしょうか。

    これから話を書くたびに、キャラクターのプロフィールや機体構成を載せるつもりです。
    早速ですが、今回登場した人物の紹介をしたいと思います。


    ・クィール・ CV <安元洋貴> 通称・死神神父 同族殺し 搭乗機 バウンティハンター
    身長185cm 体重72kg age28 men 誕生日 7月4日

    レイヴンネーム<エリザベト>

    独立都市マニークガーデンの神父兼アーク実働部隊の隊員。
    8年前のトラウマを引きずっており、未だに立ち直ることが出来ていないが、卓越した操作技術を持つ。
    好きな物はチーズブリンツ
    苦手なことはやんちゃな子供を相手にすること


    ・ノーマッド・ CV <大塚芳忠> 通称・不真面目な保安官 搭乗機 シェリフ
    身長174.5cm 体重70kg age35 men

    レイヴンネーム<ノーマッド・ローバー>

    アーク実働部隊の元副隊長で現隊長の人物。明るく世話焼きな性格で、トラウマを抱えているクィールのことを心配している。
    いつも保安官のような服装を着ている。
    好きなものはフライドチキン
    苦手な人はエルンスト


    ・プリザイド隊長・CV<菅生隆之> 通称・温厚な断罪者 搭乗機 コンヴィクション
    身長180cm 体重73kg 享年54 men

    レイヴンネーム<プリザイド・ジャッジ>

    アーク実働部隊の元隊長で故人。両親のいなかったクィールの里親でもあり、彼にレイヴンとして生きることの辛さを自分の命と引き換えに教えた人物。
    8年の前の依頼でクィールの手によって殺された。
    好きなものはアリゾナティー
    苦手なものはチューインガム
  • 8 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-23(木) 20:15:37 [削除依頼]
    キャラ紹介 続き

    ・フォイル・CV<立木文彦> 通称・咬ませ犬 隠れルーキーブレイカー 搭乗機 アドヴァシティ
    身長178cm 体重82kg age42 men

    レイヴンネーム<フォイル・アンダードッグ> ランク31

    レイヴンズアークのレイヴン、しかし裏ではアークと繋がっている咬ませ犬。
    一概に負けてばかりでなく、時にはルーキーブレイカーとして動くこともある。実力は中堅並み。
    今回の依頼の後、彼に対し、アークが補助金をだすようクィールが頼んだので、前よりも報酬は上がっている。
    好きなものは、グリルドチーズサンド
    嫌いな言葉は、差別
  • 9 カンクロウ id:l7ysr1xg

    2017-03-23(木) 20:37:20 [削除依頼]
    妙に食べてる物が美味そう
  • 10 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-23(木) 22:03:31 [削除依頼]
    アセンブル
    <バウンティハンター> パイロット・クィール
    HEAD-MAYFLY CORE-C98E2 ARMS-LANGUR LEGS-LH89F ブースター-VULTURE2
    ジェネレーター-G84P ラジエーター-R92 FCS-MIROKU
    BACK UNIT R・MAGORAGA L・SIREN2 ARM UNIT R・カラサワ L・ダガー

    OPパーツ 実防、E防、安定、ロック速度、サイト拡大、冷却、ECM、旋回

    チューニング
    HEAD(実弾・5、E防・3、ECM・2)CORE(重量・1、冷却・9)
    ARMS(重量・2、冷却・6、実弾・2)LEGS(E防・5、積載・5)
    ブースター(重量・3、発熱・7)ジェネレーター(重量・10)
    ラジエーター(重量・1、消費・5、冷却・4)

    カラーリング
    BASE(R・10、G・10、B・15)AID(RGB・35)OP(RGB・10)
    DET(R・190、GB・60)JOINT(RGB・75)

    武器カラー
    右腕武器のみ青、それ以外は黒 エンブレムはアークのロゴ

    機体説明
    火力、機動力、サポート機能、全てがバランスよく構成されている汎用機、
    らしいが、実際は全てが中途半端なとても扱いづらい機体。
    数少ない良い点といったら、カラサワの火力の高さと、ECM耐性が高いこと。

    <アドヴァシティ> パイロット・フォイル
    HEAD-BEETLE CORE-C69U ARMS-LORIS LEGS-LH94A2 ブースター-バーディー2
    FCS-VOLUTE2 ジェネレーター-G84P ラジエーター-LINDEN エクステ-JIREN
    BACK UNIT R・WB73MV L・SIREN ARM UNIT R・DEMON  L・TAROS 格納 R・ROC2

    OPパーツ 実防、E防、安定、ミサイルロック、サイト拡大、LB強化、EN装填速度、ミサイル表示

    チューニング
    HEAD(冷却・10)CORE(冷却・10)ARMS(重量・3、冷却・7)LEGS(冷却・4、実防・6)
    ブースター(出力・10)ジェネレーター(重量・10)ラジエーター(冷却・10)

    カラーリング
    BASE(R・130、G・115、B・75)AID(R・60、G・35、B・20)
    OP(R・30、G・60、B・30)DET(R・40、G・85、B・190)
    JOINT(R・70、G・90、B・70)パターン・迷彩

    武器カラー
    全て白

    機体説明
    防御力が高いこと以外は、平均以下の機体。操縦者の腕によっては化けるかもしれないが、初心者いびりが限界だろう。
    こんな機体で勝負する気か?なめられたものだ。
  • 11 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-25(土) 18:25:55 [削除依頼]
    補足説明

    それぞれの場面のイメージ曲

    悪夢<フリーBGM 悲壮彗星>

    起床、そしてブリーフィング<フリーBGM ケンカが絶えない西部劇のバーっぽいBGM>

    フォイル戦<フリーBGM 怒涛流星>

    傭兵たちの休息<フリーBGM 西部劇によくあるバーで流れてそうなBGM>
  • 12 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-25(土) 19:22:16 [削除依頼]

    ・・・一機のACが砂漠にいた。
    機体色は黄色く、両手に小型マシンガン、肩には中型ミサイル、エクステンションには連動ミサイルを付けた、
    中量二脚のAC。
    それに乗っているパイロットは、中年の男性だった。

    男性の元にオペレーターから通信が来た。

    クィール「ノーマッド、目標は見えたか?」
    パイロットはそれに答える。
    ノーマッド「いや、奴さん、まだ姿を見せねぇ・・・」

    クィール「そうか・・エルンストの方も確認してみる。・・・・シャリーナ、そっちはどうだ?」


    女性オペレーターがまた別のACのパイロットに聞く。
    シャリーナ「・・エルンスト、どうだい?」

    エルンスト「いや、こちらもまだだ。」

    シャリーナ「だってさ、クイール。」

    クィール「そうか・・ゲンさん、どうする?」
    クィールは後ろに振り向き、座っている男性に相談した。

    ゲン「シェリフ、ライオット・スクァード、両機、まだその場を動くな。敵は必ず、このルートを通る。」

    ノーマッド「そうは言ってもなあ・・退屈すぎるぞ。」
    エルンスト「なら離脱すればいい、短気な隊長。」

    ノーマッド「・・あー、はいはいっ!黙ってればいいんだろう!!・・・すかした野郎だ・・」


    二機のACが待機すること数分、遠くの空にヘリの部隊がやってきた。

    クィール「レーダーに目標の部隊を確認した。」
    シャリーナ「こっちも見つけたよ。ざっと30ぐらいか。」

    ゲン「よし二人とも、そのキサラギのヘリ大隊を残らず撃ち落とせ。」

    ノーマッド「待ってました!ノーマッド・ローバー、出撃する!!」

    エルンスト「了解、カスペルスキー、出るぞ。」




    その頃、ヘリ部隊・・

    隊員1「・・!ACを確認!!」

    部隊長「なんだと・・所属は?」

    隊員1「・・分かりません、多分、傭兵かと。」

    部隊長「構わん、迎撃しろ。」

    ZEKUHが四機、下に向かった。次の瞬間、二脚のACが飛び出してきて持っていたマシンガンで瞬く間に三機落とされた。
    隊員1「三機落とされました!」

    部隊長「むぅ・・更に五機、今度は編隊を組め。」

    隊員2「了解、フォーメーションを組め。」


    今度はフォーメーションを組んで五機、降りてきた。しかし・・

    今度はミサイルで、五機すべて落とされた。
    部隊長「・・くそっ!!」


    ノーマッド「おいっエルンスト!ちゃんと援護しろ!」

    エルンスト「ミサイルを打ってるだろう。」

    ノーマッド「もうちょっと近づけって言ってるんだ!!」




    クィール「・・もうすこし、任務に集中してくれ。」

    シャリーナ「はあ、年下のクイールにこう言われるなんて、困った奴らだよ・・」











    その数分後、ヘリ部隊は砂漠の残骸の一部と化した。

    ARMORED CORE Search for Self 第2話      <令嬢と神父の奇妙な勉強会>
  • 13 クイール id:9JImcSA0

    2017-03-26(日) 16:30:37 [削除依頼]
    第2話 <令嬢と神父の奇妙な勉強会>

    EA259 9/15
    ・マニークガーデン マニーク教会 食堂・


    複数の男女がここで食事をとりながら、今回の依頼について話の花を咲かせていた。


    ノーマッド「・・とまあ、危なかったところを見事に切り抜け、武装したクランウェルとZEKUHを落としたわけだ。」
    保安官の服装を着たこの茶色の髪の男性はフライドオニオンを口に運びながら、意気揚々と話した。

    エルンスト「クランウェルは、私がリニアガンで撃ち落としたはずだが?」
    灰色のスーツに赤いワイシャツと白ネクタイの黒人男性はそう言うと、携帯食料を一本手に取ってかじった。

    シャリーナ「どっちが撃ち落としたって関係ない。どのみち成功したんだ、喜ぼうじゃないか。」
    そう言った紺色のつなぎを着た女性は、
    パスタにシーザーサラダドレッシングをかけた、何とも奇妙な料理を美味しそうにすすった。

    クィール「・・・」
    そんな会話など聞こえていないかのように、黒い詰め襟服を着たこの男は、いつも通りチーズブリンツをナイフとフォークで切り分けていた。

    ノーマッド「大体なあ、エルンスト。お前がもうすこし前に出ていれば、俺の機体はあそこまで弾を喰らわなかったぞ!」

    エルンスト「それは、ただ単に出すぎていたお前が悪い。私の責任ではないだろう。」

    ノーマッド「俺の機体は射程距離が短いんだ、あそこまで近づかないと届かないんだよ。」

    エルンスト「ならアセンブルを変えるしかないな。」

    ノーマッド「・・・全部お前が近づけば済むことなんだけどなあ!!」

    ノーマッドが大きく声を出した時、誰かが部屋に入ってきた。
    全員が扉の方を見るとそこには落ち着いた紺色のスーツを着た男性が一人いた。男性は肌が黄色く、この世界では希少な日本人の顔だちをしていた。
    クィール「ゲンさん・・・」

    ゲンと呼ばれた日本人男性が口を開いた。
    ゲン「やあ皆、今日の任務はお疲れさま。ノーマッド、エルンスト、大健闘だったな。」

    ノーマッド「主に俺がな・・」

    ゲン「まあ、そう言うな。お前が弾除けとなってくれたから、エルンストも確実に敵機を落とせたんだ。
    エルンストも感謝してるよ。なあ、エルンスト?」

    エルンスト「・・ああ、感謝してる・・・」

    ノーマッド(ぜってー、思ってないだろ・・)

    ゲン「今回の任務によって、キサラギのミラージュ前線基地への襲撃を未然に防ぐことが出来たわけだ。
    これは、企業間の均衡を保つのに強く影響するだろう。」

    ゲン「改めて言わせてもらおう、みんな、よく頑張った。」



    ノーマッドが拍手をする。
    他もつられて拍手をし始める。


    ゲン「さて、こんな時に言うのもなんだが、次の依頼が来ている。」

    ゲン「クライアントは、企業ではなく、一個人からだ。」

    クィール「・・なんだと?」

    シャリーナ「企業でないなら、報酬は期待できないね・・」

    ゲン「いや、シャリーナ、決めるならこの成功報酬を見てからでどうだ?」
    おもむろにタブレットを取り出し、机に出す。


    全員がタブレットを囲むように画面を見ると、その金額は想像以上だった。

    ゲン「レイヴン試験に合格出来るように指導してくれたら、成功報酬、200000cだ。
    アークで裏もとってるから偽の依頼でもないぞ。」「それに、依頼主は19歳の女性だそうだ。」




    しばしの沈黙の後、クィールが口を開いてこう言った。
    クィール「・・・自分は、降りるぞ。」

    ゲン「・・なに、どういうことだ?」

    クィール「ガキの教育だと?・・ごめん被る。」



    ノーマッド「俺も、降ろさせてもらおうかな。受けるとなると、店を空けないといかんしな。」

    シャリーナ「じゃあ、あたしが受けようかな。同性だし。」

    エルンスト「・・金に興味はないが、指導は興味がある。」





    ゲン「・・・」
    また、しばしの沈黙の後、ゲンがこう言った。

    ゲン「・・今回の依頼は、クィールにやってもらおうと思う。」



    クィール「・・・何だと?」

    ゲンが続けて言った。

    ゲン「いい機会だ、クィール。お前は13年間教えられていた立場だったんだ。
    そろそろ、教える立場になってもいいだろう。」








    クィール「・・・勘弁してくれ。」
  • 14 クイール id:4XdhiCMo

    2017-04-15(土) 14:43:18 [削除依頼]
    ・レイヴンズアーク エントランス・


    クィールはクライアントと対面した。小柄で白いスーツを着ていて銀色の髪と瞳、そして情報通り、女性だった。

    仲介人としてのアーク職員の男性が、その女性を紹介した。


    職員「エリザベト、今回のクライアントはこちらの方だ。」

    クィール「・・見た感じ、一般人にしか見えないがな。」


    職員「一般人ではないが、口を慎んだ方がいいだろう。」

    職員「こちらの方は企業連合会USEの会長、ワイアット・シェルヴィーのご令嬢、ネイス・シェルヴィーさんだ。」

    ネイスという令嬢は、ハイヒールをコツコツと鳴らしながら、クィールに近づいた。

    目の前まで来ると足を止め、手を差し出しこう言った。
    ネイス「初めまして、エリザベト。名前は、レイヴン名のジョン・オブ・アークと呼んで。」


    クィール「・・・よろしく、令嬢・・」

    ネイス「・・ちょっと、ジョン・オブ・アークと呼んでって言ったでしょう?令嬢なんて言わないで。」



    クィール「・・この職員は言ってもよくて、自分はダメなのか?」

    ネイス「貴方はこれから一か月、私の先生になるのよ。そんな呼び方はやめて。」

    クィール「フッ・・先生、だと?」
    クィール「確かにそうかもな、出来の悪い生徒を押し付けられた気分だ。」

    ネイス「っ!なによ、その言い方!!」

    クィール「・・事実じゃないのか?」

    ネイスは握ったこぶしを震わせながら、必死に怒りを抑えようとした。

    クィール「・・なんだ、この程度のことでもう怒るのか?短気な奴だな・・」


    職員「おい、エリザベト。それ以上からかうな。」
    職員が止めに入った。

    クィール「・・・・」



    職員「・・ごほん。」

    職員「ということで、これからお前は、このご令嬢がレイヴン試験に合格出来るように、特訓してやってくれ。」





    クィール「・・分かったよ・・本人に、やる気があるならな・・・」
    だるそうにこれから自分が教えていく者を見た。








    ネイス「べぇー」
    そいつは、自分に向かって舌を出していた。
  • 15 クイール id:4XdhiCMo

    2017-04-15(土) 15:11:16 [削除依頼]
    補足説明

    <マニークガーデン>

    マニークガーデンとは、レイヴンズアーク本部の近辺に存在する都市のことであり、
    人口は数千人と、とても小規模である。ビルはほとんどなく、一軒家が立ち並んでいる。
    工学部門の職人が大勢住んでいて、三大企業が是非とも支配下に置きたいと思っている。
    しかし、未だに三大企業の何れの支援も受けていない、独立都市である。

    どうして、支援を受けていないのかというと、
    この町の教会に [死神神父] がいるからだ。運営も [死神神父] の寄付から成り立っているようだ。
    こいつの存在によって、企業は近づくことすらままならない。
  • 16 クイール id:4XdhiCMo

    2017-04-15(土) 21:30:46 [削除依頼]

    ・レイヴンズアーク 多目的演習場・


    クィール「・・VRテストはしなくてもいいのか?」
    クィールは、ヘルメットに内蔵された通信機から、もう一機のACに問いかけた。


    ネイス「平気よ、実戦で慣れるわ。」
    もう一機から、明るい声でそう返された。
    機体は白色で、武器腕ブレードにホバーブースター、肩には大口径のレーザーキャノンを背負っている。
    ビジュアルを重点に置いた機体だ。



    クィール「・・・・まあいい」

    クィール「まずは、お前がどれほどの素質の持ち主か、確認する必要がある。」

    クィール「そのために、今から2分、時間をやる。」

    クィール「その間に、この機体のAPを半分まで削れたら、すぐにレイヴン試験を受けさせてやろう。」


    ネイス「えっ・・もう受けていいの?」

    クイール「ああ、それほどの実力があると認めてやろう。」


    ネイス「ふーん、じゃあこのナルシスフェンサーで、とっととやっちゃいますか!」




    クィール「・・・」



               30秒後・・・・



    そこには、所々黒くなったナルシスフェンサーが跪いていた。


    その向かいには、反対に傷一つ付いていないバウンティハンターがあった。



    ネイス「・・嘘よ、こんなこと・・・・一発も・・・当たらないなんて。」



    クィール「・・・機体もひどいもんだったが、腕はさらにか・・」


    ネイス「しょうがないでしょ?!今日初めて乗ったんだから。」


    クィール「だからVRをしろとあれほど・・」

    ネイス「いいじゃない、別にしなくったって!」



    クィール「・・・・」
    正直、クィールは呆れていた。
    アセンブルや腕の件は、ネイスの言う通り、初めてだからだろう。
    しかし、そんな状態なのに一度もVR訓練を行わずに、いきなり実機での訓練は無理だ。

    なにより、そのことを悪びれもせず、屁理屈を言っている彼女の態度に我慢がならなかった。
    そして、ついこんなことを口走った。


    クィール「・・依頼を放棄してもいいか?」


    ネイス「はあっ?!なに言ってるの!」

    クィール「お前の相手をするのを、やめていいかと聞いているんだ。」

    ネイス「ダメに決まってるでしょ!合格するまで教えてくれるんじゃなかったの?!」



    クィール「・・お前には、教えてもらう態度がわからないのか?」


    ネイス「・・・やれることはやってるつもりよ。」




    クィールはため息をつき、こう言った。
    クィール「自分は、もうごめんだ。」









    ネイス「ああ、そう!!分かったわよ!!!」

    ネイス「あんたなんかに教えてもらわなくても、他の人に聞くから。」



    クィール「・・・・」
  • 17 クイール id:4XdhiCMo

    2017-05-05(金) 16:45:04 [削除依頼]
    ・レイヴンズアーク 会員制食堂・

    二人の女性が向かい合ってテーブルに座っていた。

    ネイス「っていうことなんですよ・・・」

    シャリーナ「はは、なるほどねぇ!それであたしのところに。」

    (大笑いしているこの人は、あいつと同じ実働部隊の隊員、シャリーナ。あいつと違って、この人とは同性だからうまく教えてくれそうだ。)

    シャリーナ「まあ、癖が強いからねえ、これは想定内かなぁ」

    ネイス「そうなんですか?」

    シャリーナ「ああ、そうさ。」

    シャリーナ「まあでも、あたしに相談して正解だよ。試験に合格出来るように指導すればいいんだろう?楽勝さ。」

    ネイス「やってくれるんですか?!ぜひお願いします!!」
    (これはまたとないチャンスね!!)

    シャリーナ「まかしといて!ただ、その前に腹ごしらえだね・・チャーハンは好きかい?」

    ネイス「あっ、はい」

    シャリーナ「じゃあ待ってて、持ってくるから。」


    (まあ、これであいつにもう会わなくても済むし、一件落着かな。)


    シャリーナ「おまたせー」

    ネイス「あっ、ありが・・・えっ?」
    (なにこれ)

    持ってこられたのは、チャーハンだったが、上に謎の白と茶色の液体がかかっていた。

    ネイス「これは・・・」
    それが未だに何なのか分からないでいると、彼女はすかさずチャーハンだよ、と返した。

    ネイス「上にかかっているのは・・・」

    シャリーナ「シーザードレッシングと、お好み焼きソースだよ・・・ゴマダレと黒酢がよかったかい?」


    ネイス「・・・・・やっぱ無理!ごめんなさいっ!!」

    ネイスは走ってその場から逃げた。

    (あんな料理毎日食ったら、舌がおかしくなるわ!)


    シャリーナ「・・・変な子。」

    その様子を不思議そうに見ながら、シャリーナはそのかわいそうなチャーハンを口に運んだ。


    シャリーナ「・・ん~~、うんまいっ!!」


    ・レイヴンズアーク 第二会議室・


    今度は、190cmはある黒人の大男と、面と向かって座っていた。

    エルンスト「それは・・災難だったな。シャリーナは、極度の味覚障害なんだ。砂糖と塩も同じものだと感じるらしい。」

    ネイス「うえ、マジ??」
    (よかった、あの人と一緒にいたら、ほんとにダメだったかも・・)

    エルンスト「まあ、安心しろ。私は放棄したり、変なものを食わせたりしない。」

    ネイス「まあ、そうでないと困るから・・」


    エルンスト「では、早速始めるか。まずは、歴史からだ。」

    ネイス「・・え」



    エルンスト「・・・・のような大破壊が起こったとされており、人類は資源不足に陥った。そして、作業用機械の高効率化と高機動化が求められた。そして、実用に耐えうるだけの性能を有する人型作業用機械が作られた・・」

    ネイス「・・・それがアーマード・コア?」

    エルンスト「いや、マッスル・トレーサー、MTの誕生だ。」

    (長い・・・かれこれ二時間は経ってるわよ・・)

    ネイス「ねえ・・・」

    エルンスト「なんだ、眠たいなら顔を洗いに行け。」

    ネイス「いや、いつまで話すのかなぁって思って・・」


    エルンスト「・・ざっと見積もって、あと4時間か」

    ネイス「・・・・・・・」



    ネイス「帰らせていただきます。」
    即座に立ち上がり、扉のほうへ歩いた。

    エルンスト「待て、まだ話は終わってないぞ」

    ネイス「結構です。」
    そう言いながら、部屋を出た。




    エルンスト「・・・分かりにくかったのだろうか」

    多分違う
  • 18 クイール id:4XdhiCMo

    2017-05-05(金) 18:01:45 [削除依頼]
    ・レイヴンズアーク 司令官室・

    畳にちゃぶ台、障子に掛け軸、アークの中でも珍しく和風なこの部屋で、正座をしながら和服の男性に愚痴をこぼす女性がいた。

    ネイス「ねえ、この部隊には、まともな人っていないの?」

    ゲン「そう言われてもなあ、指名をしたのは君ではないのか?」

    ネイス「確かにそうよ、普通のレイヴンよりも遥かに強いって言われていたから・・でも、こんなはずじゃなかった。」

    ネイス「無愛想、味覚障害、くそ真面目・・・」

    ゲン「真面目はいるじゃないか」

    ネイス「度を過ぎてるの・・・」

    ゲンは腕を組んで悩んだ、そして十秒経つと
    ゲン「・・・だとしたら、後はノーマッドだけだなぁ」
    そう言ったが、すぐに

    ゲン「しかし、断るかもな・・」
    と続けて言った。

    ネイス「・・あなたはやってくれないの?」

    ゲン「もう引退した身なもんでね、すまないが。」

    ネイス「ああ、そう・・」

    ・マニークガーデン 古着屋<ラスティソウル>・

    ノーマッド「ことわ~~る」

    ネイス「やっぱりね・・」

    ノーマッド「第一、なんで俺とかに頼んでいるんだ?」

    ネイス「始めのあいつが、お前とは無理だってあきらめたのよ。」

    ノーマッド「ふ~~ん、クイールがねぇ」

    ネイス「クイール?」

    ノーマッド「ああ、あいつの本名さ。」

    ノーマッド「そうか~~」
    どこか納得したような、していないような口ぶりでノーマッドが続ける。
    ノーマッド「あいつがそう簡単に、放棄するとは考えられんしなぁ」

    ネイス「でも、実際・・」

    ノーマッド「・・令嬢ちゃん、あんた、わがままなこと、言ってないだろうね?」

    ネイス「えっ・・・」

    (お前には、教えてもらう態度がわからないのか?)
    ノーマッド「だとしたら、クイールが嫌がるのも無理はないな。」

    ネイス「で、でも・・あんなに冷たかったし。」

    ノーマッド「心配していないとか、そんなことはないと思うぞ。」

    (VR訓練は、しなくてもいいのか?)
    (平気よ、平気。)
    (・・そうか・・・)

    ネイス「あっ・・・・」

    ノーマッド「・・思い当たることがあったか?」

    ネイス「・・うん」

    ノーマッド「そうか、じゃあ教会に行ってこい!!」

    ネイス「えっ?」

    ノーマッド「クイールはそこにいる、今日のうちに謝れば、あいつも許してくれるさ。」

    ノーマッド「善は急げ、だ。さあ、行った行った!!」

    ネイス「・・そう・・・ありがとうっ!保安官さん!」

    ノーマッド「いいってことよ、お礼に何か買っていってくれないか?」

    ネイス「ごめん、その時間ももったいないの~~!」

    そう言いながら、教会に走って行ってしまった。

    ノーマッド「うまく逃げられちまったな・・・」

    ・マニーク教会・

    黒い詰め襟服に、黒いロングスタンドカラーコートを着た、死んだ目の神父に、女性は謝っていた。
    クィール「・・・・」

    ネイス「ごめんなさい、私が間違ってた・・ACなんて、簡単に動かせると思っていたの・・それで、うまくいかなくて、やけになって・・・」

    クィール「過程はいい、結果を言ってくれ。」

    その言葉に頭にきたが、我慢して続けた。
    ネイス「やっぱり、あなたに教えてほしいの。」

    ネイス「お願いします。」

    クィール「・・・」
    クィールは黙って頭を掻いた、そして、次のことを守るのなら承諾すると言った。

    もうあきらめないこと

    クィール「・・・・守れるな?」

    ネイス「ええ」

    クィール「・・よし、決まりだ。だが、今日はもう遅い・・・明日からにしよう。いいな?」

    ネイス「わかったわ、クイール。」

    クィール「・・・どこで聞いた?その名前・・」

    ネイス「やさしいやさしい保安官さんから聞いたの。」

    クィール「ノーマッド・・・許可もなしに教えたのか・・」
    クィールは思わず拳を握って、わなわなと震えさせていた。


    ネイス「よろしくね、クイ~ル♪」
  • 19 クイール id:4XdhiCMo

    2017-05-21(日) 19:22:26 [削除依頼]
    ・マニーク教会・
    EA259 9/16


    応接間で男女が向かい合って座っていた。女性は白いブラウスに青と緑のチェック柄のアンクルパンツ、男性の方は暗灰色のつなぎ服を着ていた。


    ネイス「で、まずは何をすればいいの?」
    女性の方が話しかける。

    クィール「・・そうだな、まずはアセンブルから決めるか。」
    男性がゆっくりとした口調で答えた。
    ネイス「アセンブル・・?」

    クィール「・・・機体構成のことだ・・」
    そんなことも知らないことに呆れながら、男は説明を続ける。

    クィール「まず、お前と戦った時に分かったことがある。」

    クィール「近接攻撃主体の機体なのに、一向に近づいてこないことだ・・・なぜだ?」

    ネイス「・・・怖いからよ」

    クィール「・・確かに、ACは慣れるまでは恐怖や不安しか感情を抱かない・・・・なら、なぜこの機体にした?」

    ネイス「かっこよかったから。」
    クィール「・・・・」

    クィール「だとしたら、方針は決まったな。」

    ネイス「えっ・・?」

    クィール「遠距離狙撃型の逆関節機体に変えろ。」

    ネイス「狙撃・・・スナイパーってこと?」
    狙撃銃を構えているようなポーズをとって言った。

    クィール「そうだ、まだ始めたばかりのお前に、一から百まで教えるには時間が足りない・・・そこで、攻撃だけを教えることにした。」

    クィール「遠距離攻撃主体の機体なら、こちらから一方的に攻撃できるし、回避行動もとらなくていい。」

    クィール「そして、万が一近づかれても逆関節だから、ジャンプを使って距離をとれる。」

    ネイス「いいじゃないそれ、それにしましょう!」

    クィール「・・・そうではないかと思って、もうパーツは決めてある。」
    そう言って、紙を一枚出した。そこには、こまごまとパーツの型番号が書かれていた。

    クィール「見た目はお前好みではないかもしれないが・・・構わないか?」

    ネイス「この際、そんなこと気にしていられないわ、早速作ってみましょう!」
    端末を開き、パーツを一つずつ確認し始めた。








    あいつが嬉しそうに、端末でイメージアセンブルを行っているのを見ていると、なんだか・・・・救われるような気分になる。

    自分が誰かの役に立っていると感じるからだ・・・



    しかし・・・・・・・自分が犯した罪は、拭えないものだ・・・・いつまでも、心の奥にある。









    ネイス「私、これ好きかもしれない!」

    彼女の一言で、我に戻った。


    クィール「そうか・・・・」










    クィール「よかったな」
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