俺の生きる理由*The reason I live 5コメント

1  清水あずさ* id:nM/mJWp0

2011-12-09(金) 23:37:53 [削除依頼]

なぁ、レーラ。
俺の生きる理由を教えてくれよ。

お前なら分かるだろ?
だってお前は―……、
  • 2  清水あずさ* id:nM/mJWp0

    2011-12-09(金) 23:47:32 [削除依頼]
    雨が永遠に降り続ける夜。
    本宮蓮は傘を差さずに歩道橋に立っていた。
    雨水で手すりが滑る。
    手すりに体重を掛ければすぐ下に落ちてしまいそうだ。
    下はもう夜遅いというのに車が走っている。
    落ちたら……死ぬ。

    それを試すかのように俺は手すりに全体重を掛け、
    右足を手すりに掛けた。

    このまま落ちれば全て忘れられる。
    楽になれる。
    証拠なんてない。
    楽になれるなら……それでいい。
    何も考えずにこのまま落ちれば―……


    ラクニナレル。


    そう信じていた。
  • 3  清水あずさ* id:rkUuA3p0

    2011-12-10(土) 00:01:06 [削除依頼]
    俺は左足も手すりに掛けると、
    一気に下に落ちた―というか降りた。
    丁度、下に大型トラックが走っている。
    俺もいよいよ死ぬのか……、
    なんて考えながら俺はゆっくり瞼を閉じた。

    ″ホントウニシヌキナノ……?″

    どこか遠くからそう聞こえた気がした。
    もうすぐ死ぬから何かが迎えに来てるんだろう。
    はは、くだらない。
    くだらなすぎて笑えねー。
    大型トラックの音がさっきより近くなった気がするし。
    楽しくない人生だったな、俺の十六年間。
    まぁ、もうすぐ終わるしいいか―……、


    「本当に死んでいいのかって聞いてるんだよっー!」
  • 4  清水あずさ* id:rkUuA3p0

    2011-12-10(土) 00:07:57 [削除依頼]
    さっきの声が今度はハッキリと聞こえた。
    透き通った綺麗な女の声だ。

    「―……は?」

    俺はそう呟くと同時に瞼を開けた。
    地面が目前に広がっていた。
    いま聞こえたのはなんだ?
    幻聴か?幻聴だよな、うん。


    大型トラックが物体を轢く音がした。
    自分自身が轢かれてるんだろうな、実感ないけど。
    その音と同時に俺の目の前が真っ白になった。
  • 5  清水あずさ* id:lxP0Z48/

    2011-12-15(木) 21:46:07 [削除依頼]
    それからどれくらい時が経ったのだろうか……。
    俺は意識を取り戻し恐る恐る両目の瞼を開けた。

    俺は俺以外なにもない真っ白な部屋にいた。
    自分の体を確認するが怪我一つない。
    何だよ此処、気味悪いな―……。

    「目覚めはどう?―本宮蓮」

    さっきの声が俺の名前を呼んだ。
    ゆっくりと振り返ると白髪に碧眼、ほんのり桃色の頬。スタイルもそこそこいい俺と同年代くらいの女が立っていた。

    「……お前は誰だ? 俺、死んだんじゃないのか?」

    俺はその白髪碧眼少女に問いかけた。
    最も、俺が知りたいのは二つ目の問いかけの方なんだが。
    すると、俺の問いかけを馬鹿にするように、白髪碧眼少女は鼻で笑った。

    「知りたい……?」

    挑発しながら俺に話しかける。
    幼い子供のように白髪碧眼少女は笑った―とても美しく。
    まぁ、それが俺には怖く感じたわけだが。
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