小さな姫と大きな夢81コメント

1 秋桜 id:DxDuiTc/

2011-12-09(金) 18:33:23 [削除依頼]
ええと・・・
SSでこれから書く話の番外編を出したんですが、
続きを読みたい、と言ってくださった方がいらっしゃったので、
書かせていただきます。
よろしくお願いします。
  • 62 秋桜 id:z93EFN8.

    2011-12-29(木) 19:03:54 [削除依頼]
    ルチアと似た、黒いフードつきのコートを着ているため、
    顔や表情はわからない。
    「逃げて。」
    声からして青年、だろうか?
    紫色の宝石ーアメジストがはまったレイピアを使って、
    兵士を次々と倒していく。
    「あそこだ!」
    また、別の部隊が現れ、こちらを指差した。
    逃げなきゃ。
    そう思うが、この人を置いていくわけにはー
    どうすれば、とルチアが迷っていると。
    「もうー…いくよ」
    その人がいらだったように
    ルチアの手を取って走り出した。
    「え?」
    城に詳しいのか、
    細かい道をやすやすと通り抜けていく。
    ルチアは思う。
    私はこの人を知っていると。
    この手のぬくもりを知っていると。
    ふと気がつけば、もう城を出ていた。
    森に通じていたのだ。
    人の気配はない。
    「あの…ありがとうございました。」
    ルチアがフードをとり、頭を下げた。
    「はい。」
    青年が、指輪を渡した。
    「私落としてー」
    それでバレたのだ、と気づく。
    「じゃあ」
    青年は名前も言わずに去った。
    しばらく突っ立っていると。
    「ルチア!」
    「ルチアさま!」
    背後から声がかかった。
    エギュン、とマリアとローズ、だ。
    「エギュンー」
    「姫様!」
    たくさんの兵士がいる。
    なぜか安心感にあふれた。
    それと同時にルチアの胸が締め付けられる。
    向こうはアスールのスパイだと思ったらしい。
    要するに、敵意があると。
    もう、両方が何と言おうが戦争は止められないー…。
    そう思うと涙がこみ上げてきた。
    「王女さま…」
    エギュンは黙って手を差し伸べた。
    「帰りましょう。」
  • 63 狐 id:NXlNsrg0

    2011-12-29(木) 21:41:24 [削除依頼]

    おおー!
    更新すごいのお〜!
  • 64 秋桜 id:HMfxTO20

    2011-12-30(金) 19:47:11 [削除依頼]
    >63 ありがとうございます♪ もう少しで・・本編です。 一応今までは過去の話になっていたんですが、 もう少しで現在になります。
  • 65 秋桜 id:HMfxTO20

    2011-12-30(金) 19:48:29 [削除依頼]
    その時だった。
    「おい、見つけたぞ!」
    ヴェルデの兵士の声が響き渡った。
    「っー」
    兵士たちが剣を構える。
    「お逃げください。」
    エギュンはそう言った。
    マリアとローズの背中を押し、
    ルチアさまをつれていけ、と言っている。
    「そんなっ…私のー私のせいなのにっー」
    ルチアが粘ろうとしたときだった。
    激しい銃声が響き渡る。

    誰もの瞳にうつった情景は、余りに残酷だった。

    「マリア!」
    マリアがルチアをかばったのだ。
    そのまま二人が倒れ込む。
    「姉様!」
    ローズが叫び声を上げた。
    必死にマリアの手を握り締める。
    「ロー、ズ…」
    「マリア!」
    ルチアはただ呆然と瞳を見開いていた。
    「そん、なー」
    兵士たちはもう戦いにでている。
    「私が今度こそって…っ!
     今度こそ姉様を守るって思ってたのに…!」
    ローズが涙声で叫ぶ。
    「いい、んだよ…ロー、ズ…」
    マリアは途切れ途切れに話した。
    「ルチア、を…守ってー」
    「マリアっ!?マリアあああっ!!」
    ルチアは動かない。
    動けなかった。
  • 66 秋桜 id:HMfxTO20

    2011-12-30(金) 19:49:34 [削除依頼]
    「!」
    魔法陣が地面に浮かび上がった。
    「遅かったか。」
    イヴェールだった。
    もう起きることはないマリアを見て、目を細める。
    「ルチアさま。」
    「イヴェールー」
    やっとルチアが口を開いた。
    イヴェールが指をならすと、
    敵の方で爆発が起こった。
    焔が視界の隅できらめいている。
    イヴェールは眉一つ動かさない。
    「帰っていただきます。三人で。」
    マリアも、と。
    「解りました。」
    ローズが何とか返事をした。
    「ルチア!しっかりしなさい!」
    イヴェールが肩を揺らす。
    「あなたはいずれ
     アスールの代表となるのですよ!?」
    ルチアが瞳を見開く。
    「私…」
    「帰ってください。
    お話はこの場を片付けてからにいたしましょう。」
    イヴェールはまた指を鳴らす。
    魔法陣が浮かび上がり、三人を囲む。

    一瞬足が浮いたような感覚がし…地面に戻った。
    「姫様!」
    「お嬢様!」
    メイドの声が交差する。
    がた、と椅子が動いた音がし、
    誰かが走ってきた。
    マリアの死体に近づいている。
    「私のせいだ…」
    誰もが動きを止めた。
    「私があんなことしなければ…
     私があの時、ちゃんと逃げていればー」
    ルチアのたくさんのリグレットは、
    その小さな腕には抱えきれないほど大きかった。
    「ルチアさまー」
    メイドが戸惑っている。
    ローズがそっとルチアの腕を持った。
    「大丈夫。」
    何が大丈夫なのか。
    ただ、その一言はルチアの心を落ち着かせた。
  • 67 秋桜 id:tp29fA40

    2011-12-31(土) 21:00:06 [削除依頼]
    余談です。

    今日で2011終わりですねぇ。
    長かったと言えば長かったし、
    あっという間と言えばあっという間でした。
    でも、なんとなく達成感ってありますね。
    早く、私の小説の中の人たちにも達成感を
    味あわせてあげたいです。
    年越しのSSとかもよさそうですね・・
    よし、また書いてみます。

    それではみなさん、
    良いお年を。
  • 68 秋桜 id:LMX8QEF1

    2012-01-04(水) 20:38:29 [削除依頼]
    かなり遅くなりましたが、
    新年、あけましておめでとうございます。

    今年もよろしくお願いします。
  • 69 秋桜 id:LMX8QEF1

    2012-01-04(水) 20:40:46 [削除依頼]
    >66 「大丈夫。」 ローズは繰り返しいい、 最後に、ルチアが聴きたくない言葉を放った。 「大丈夫。  戦争なら、負けないもの。」 え? なにを言われたか一瞬分からなかった。 ルチアは恐る恐るローズを見る。 いつもと変わらない笑顔。 「戦、争・・・?」 「うん。  だって軍だってそこそこだし。」
  • 70 秋桜 id:LMX8QEF1

    2012-01-04(水) 20:51:27 [削除依頼]

    ええと、
    これから、この話とは全く関係ないお話を
    書こうと思っています。
    まだスレはだしてませんが、
    「彩雲〜すべてが終わる前に〜」という
    タイトルにするつもりです。
    内容は・・未来なかんじです(笑)
    科学技術とか・・う〜ん・・言いにくいですねっ!

    とりあえず、更新が遅れるかもしれません、
    というのが言いたいです。
    よろしくお願いします。
  • 71 秋桜 id:69mirGd.

    2012-01-05(木) 18:10:28 [削除依頼]
    「魔法関係なら、イヴェール様がいる。
     絶対負けたりしない。」
    いつも通りの笑顔で。
    涙の一滴も見せずに。
    「だっ・・、だってローズ!
     あなた戦争は嫌だって・・」
    「大丈夫。」
    遮られた。
    笑顔のまま、ただ口調だけを強くして。
    「ロー、ズ・・?」
    「さ、もうルチアは部屋に戻ろ?」
    疲れたでしょ?と。
    ルチアは茫然とした。
    誰かがマリアの死体を運んで行く。

    ローズが変わってしまった。
    それは紛れもなく自分のせいだ。
    でも、今はローズが怖い。
    あの笑顔が、とてつもなく怖いのだ。
    なぜ笑うのだろう?
    なぜ泣かないのだろう?
    ルチアは疑問に思うと同時に、
    その答えについてあらかた気づいていた。
    きっと聞いても、ローズは
    「大丈夫」
    としか言わない。答えてくれない。
    そんな気がした。
    ローズは、ルチアに怒りを覚えているのではなく。
    きっと、ただただ
    「ヴェルデへの復讐」をちかっているのだから。
  • 72 秋桜 id:69mirGd.

    2012-01-05(木) 18:21:13 [削除依頼]

    それから、時は無情にもすぐに過ぎて行った。
    いきなり戦争には、ならなかった。
    なぜかは、ルチアにもよく分からない。
    ただ、向こうもこちらも、戦争の準備をしていた。

    ルチアにはとめることはできなかった。
    自分のせいなのだから。

    そして、今。

    アスールの国旗を掲げ、兵士がずらりと並んでいる。
    あれから二年。
    こんなにも間を開けたのは、魔法を磨くためだった。
    もちろん、ヴェルデもつよくなっているだろう。
    でも、それ以上に努力したはずだ。
    イヴェールの最高の指導のもと。
    ただひとり、ルチアはぽつんと、
    城のバルコニーからそれを見つめていた。
    「ルチア。」
    そんな彼女に声がかかる。
    「・・ローズ。」
    ずいぶんと大人っぽくなったローズは
    騎士の格好している。
    「いってくるね。」
    ただ一言、それを告げに来たのだろうか。
    背を向けたローズを、ルチアは呼びとめた。
    「ローズ、待って。」
    ローズが足をとめる。
    「私が、二年前のあの日の前日に
     エギュンに言われた言葉なんだけど、」
    懐かしい記憶がよみがえる。
    「止めはしないけど、賛成じゃないって。
     今の私もそう言いたいの。」
    必死に何かを伝えようと声をはる。
    「私のせいなんだから、
     私がとめる筋合いはこれっぽっちもない。
     でも、やっぱり復讐で戦争なんていや。
     だから・・賛成はしない。
     でも、行くなとは言わない。言えない。」
    ローズは黙って聞いていた。
    「ありがとう。」
    一言だけつぶやくように言う。
    「・・・・頑張って。絶対、絶対帰ってきて!!」
    「分かってるよ、ルチア。」
    あなたの言いたいことは、
    伝えたいことは伝わってるよ、と
    言わんばかりに。
    ローズは少し微笑み、
    部屋を出て行った。
  • 73 秋桜 id:69mirGd.

    2012-01-05(木) 18:23:05 [削除依頼]
    余談です。

    ちょっと・・展開が早すぎましたね。
    あっという間に今に・・!!
    もっとキャラ出せばよかった・・
    実は名前と位置は考えてるので、
    これからたぶんずんずんでます。
  • 74 秋桜 id:R4E.mZu/

    2012-01-07(土) 18:38:16 [削除依頼]

    そろそろテストなので、
    更新ができないかもしれません。
    よろしくお願いいたします。
  • 75 秋桜 id:Bi1NOmW/

    2012-01-12(木) 15:10:38 [削除依頼]
     テスト終了しました!

    再開させていただきます。
  • 76 秋桜 id:Bi1NOmW/

    2012-01-12(木) 15:17:34 [削除依頼]
    >72 夏の風を、こんなにもうらめしく思ったことはない。 おもわずうたた寝をしてしまいそうなくらい心地いい。 でも、今はだめだ。 今、寝てしまったら・・・ あの、きれいなひとが、見れなくなるから。 「スピカ?」 私を呼ぶ声ももちろん聞こえている。 無視してごめん、許してね。 小さな少女・・・スピカは、町の商人の娘だ。 好奇心旺盛、ただ、ドジでもある。 スピカは、ヴェルデの王女に会ったことがあった。 町に家出してきていたヴェルデの王女と、 偶然同じ店にいた。 向こうから声をかけてきて、 見たいものがあるから、案内してくれないか、と。 もちろんいいと答えた。 それ以来、友達なんて口が裂けても言えないが、 親交はある、と思っている。 その王女は、最後に言った。 「あなたの国の王女様、私に似てるって。」 スピカは見たかった。 けれど、アスールの王女は病弱。 もちろん町になどでない。 こっちが城に行く機会もない。 ずっとあきらめていたのだ。 「
  • 77 秋桜 id:Bi1NOmW/

    2012-01-12(木) 15:18:09 [削除依頼]
    >76 最後の「は間違いです・・ おんなじミスをどこかでした気が・・(笑)
  • 78 みなみ id:nEkRXmq0

    2012-01-12(木) 21:44:06 [削除依頼]
    >58 こう言うのは大きなお世話かもですが、そういうの言わない方が良いですよ^^ 分からなかい方が、この人は味方なのかな〜とか、小説の内容に対する気持ちも変わってきますし♪ 本当に大きなお世話だと思いますが・・・。
  • 79 秋桜 id:wg1diWZ1

    2012-01-14(土) 16:26:28 [削除依頼]
    >78 ありがとうございます・・ そういえばそうですよね・・・うかつでした 今度からは気をつけたいと思います。
  • 80 秋桜 id:.F8l.1t0

    2012-01-16(月) 20:07:57 [削除依頼]
    読み直してみるといろいろと欠陥がありますので、
    今しばらく更新せず、考え直してから更新します。
    よろしくお願いします。
  • 81 海@評価です(・。・; id:9hRQgiX0

    2012-03-24(土) 14:31:33 [削除依頼]
      忘れられていると思いますが、評価が終了しました。

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