『今日、初雪が降るんだって。』(実話)17コメント

1 智乃 id:x2EIrul.

2011-11-28(月) 12:02:38 [削除依頼]
第一話***『入学式』 

「ファア〜…入学式ダルい〜…」
今日から高1。影浦太陽。
俺は、朝の30分かけてセットた髪をいじった。
―――コツンッ
俺の足先に何かが当たった。
何だろう…。
そう思いながら見ると―――携帯?!
な、な、なんでこんなところに?!
落とすとかドジすぎだろ!!!
パッションピンクの携帯。
女物か…?
「見ちゃいけないよな…うん……でも…」
俺のSが出た。
「よっし!見てあげるか♪」
待ち受けを見…―−−
「っ!あの!…それ…」
は?!何この女!可愛い!!!
  • 2 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 12:07:46 [削除依頼]
    「有り難うございます!!!何かお礼を…」
    待ち受け見ようとしたのばれてないよな?!
    心臓がどくどくいってる…静かにしろ!!
    そう思いながらにこやかに答えた。
    「メアド交換してくれないかな?」
    「…ぇ…?」
    女は、一瞬びっくりした顔になった。
    「はい♪もちろん」
    軽くないか…?なんか…
    そう思いながらも交換した。
    ≪名前は何て言うの?≫
    ≪沙姫です^^あなたは?≫
    ≪太陽。彼氏とかいるの?≫
    歩きながらついつい顔がにやけてしまう。
    2回頬をたたいて。歩き出した。
  • 3 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 12:16:28 [削除依頼]
    ―――入学式―――
    「えーでは…お祝いの言葉を―――」
    そんなんどうでもいいから終わらせろよ〜。
    イライラする…
    「これで入学式を終わります。」
    っっだぁあああ〜!!!
    メールメール♪
    ≪入学式長かったな〜 汗≫
    ≪はい…。疲れました…≫
    何気ない会話でとても心が弾む。
    今までにない…ん…???
    これは…もしかして…恋というやつか?!
    「なぁ、優…女と会話すると心が弾むのってなんだ?」
    俺は、ど―――しても知りたくて。
    彼女持ちの優に話した。
    「…太陽は、女が好きなだけでしょ。」
    「そうだけど〜……ん〜…!!!わっかんねぇ〜!!!」
    俺は、大声で叫んで顔を伏せた。
  • 4 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 12:54:12 [削除依頼]
    第2話***『デート』


    朝―――
    入学式から2日が過ぎた。
    その間、俺たちは携帯の中で会話をしていた。
    たわいもない事だけど 笑。
    ≪休みの日何してんの?≫
    ≪ん〜…ほとんどは友達と遊んでるかな〜^^≫
    沙姫は、俺に敬語を使わなくなった。
    少し、警戒心緩めたんだ…
    俺は嬉しくなり、布団に丸まり笑みを浮かべた。
    「えーと…≪今度遊ばない?≫…ダメだ!」
    いろいろ文を考える。
    「…≪日曜日空いてる?≫もうこれでいいや」
    何てかえってくるだろう…
    楽しみで早く見たいけど、不安で見たくもない。
    ♪〜♪〜
    「っ来たかっっ???!!!」
    俺は吃驚したあまりベッドから飛び降りた。
    おそるおそる画面を見る。
    ≪空いてるよ^^≫
    「やっ…たぁぁあああ!!!」
    俺は感激のあまり大声をだし、恥ずかしくなり頭を?いた。
    ≪遊ばない?≫
    ≪いいよ^^≫
    ≪何時からにする?≫
    ≪えーと、9時から?≫
    俺の思いどうりに事が進んでいく。
    ≪分かった^^楽しみししてる♪≫
    ≪私も^^≫
    これを最後に俺は目をつぶった。
    「…れ?…今、なん…ぇ、13時…?!」
    メール受信箱には大量のメール。
    先生、≪早く来い!!!≫
    優、≪無断欠席かぁ?ダメだな〜w≫
    「うるせぇなぁ〜…寝ちゃっただけだし〜…」
    そして、俺の目に飛び込んだのは…沙姫…
    ≪帰り、太陽クンの家によっていい?≫
    え?
    ≪ありがとう♪うれしいなw≫
    そう返したあと、髪をセットし、服を着替え、部屋を片づけた。
    「やっと終わった〜」
    って、俺汗だく…風呂入ろうかな…
    沙姫もすぐにはこないだろうし。
    そう思い、俺は風呂場へ向かった。
  • 5 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 13:03:17 [削除依頼]
                 .
                 .
                 .
    「ふぅ〜…さっぱり〜♪」
    俺は、下半身だけかくして部屋に入った。
    「きゃっ!」
    ん?きゃってなんだ?
    透き通った声、不意に香る花の匂い、あの時と同じ…
    「って、沙姫ぃいいい???!!!」
    沙姫は、赤い顔で後ろを向いてる。
    「う、うん…早く着替えて〜///」
    可愛い…俺は早く沙姫の顔が見たい一筋で、
    10秒くらいで着替えた。
    「沙姫、もういいよ。」
    「ほ、本当〜???」
    沙姫は、赤い顔をこちらに向けてホッとした表情をした。
    「も〜…吃驚したよ〜」
    「ごめんごめん♪沙姫こんな早く来るとは思わなくて」
    「まぁ、元気そうでよかった。」
    沙姫は、つぶらな瞳をこっちに向け、話した。
  • 6 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 13:09:58 [削除依頼]
    「かわ…」
    俺はつい、本音を言いそうになった。
    「かわ?どうしたの?」
    「な、な、なんでもない〜♪」
    ギクシャクした言葉。
    不自然な動き。
    引きつる笑顔…。
    完璧ばれた… 泣
    「あ、あ、のさ…今度、何処行く?」
    沙姫は、満面の笑みで言った。
    「遊園地がいいなっ♪」
    「あ、俺もそこがいいな〜」
    ヤベ…顔赤くなってるかも…////
    「じゃ、そこにしよっかぁ♪」
    「うん」
    「あ、もうこんな時間…」
    時計を見ると、針が6時を指していた。
    「私、帰るね。ばいばい」
    「お、おれ送ってくよ!1人じゃ心配だし!」
    俺は素早く立ち上がり、沙姫の横を歩いた。
  • 7 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 13:20:58 [削除依頼]
    「え、大丈夫だよー、強いし!」
    沙姫は、手をグーにして前に突き出した。
    「そんなこといってもな…夜は怖いんだぞー?」
    とか、優しい男を演じている俺。
    ホントは、一緒にいる時間が少しでも長くしたいから。
    「んー…じゃ、お願いね♪」
    「おうっ」
    そう言って、俺達は歩き出した。
    夜の風が2人を包む。
    「さむ〜…」
    俺は肩をすくめた。
    「あ、マフラー貸そうか?暖かいよ?」
    沙姫は、心配そうにこっちを見た。
    「ん、そしたら沙姫寒くなるじゃん」
    俺は、にやけながらも言った。俺、キモw
    「じゃあ…」
    不意に手に感じる温度。
    ふわふわした赤ちゃんみたいな感触。
    「沙姫っ?!俺達恋人同士でもないしっ!」
    「好きな人には出来ないの…照れくさいっていうか…
     でも、友達の太陽クンにはできるの♪」
    沙姫は、笑顔で言った。
    「そっか〜♪」
    俺、恋愛対象じゃないのか…
    急にテンションが下がる。
  • 8 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 13:28:30 [削除依頼]
    「あ、私の家ここだから、ありがとっ。」
    手が離れる。
    急に真冬が来たように冷たい。
    「うん、ばいばい」
    俺は、そっけない返事をして、元来た道をあるいていった。
    「俺、どうすれば…」
    ただたんに大胆な行動をとったら嫌われる…。
    だからといって、ネチネチいくのも…。
    恋愛って難しい…
    今まで俺は付き合っても遊びでしかなかった。
    だから、一ヶ月単位で彼女が変わっていた。
    でも、今回は本気。 
    沙姫が―――好き。
  • 9 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 13:33:05 [削除依頼]
    ―――朝。
    日曜まであと少し…
    優にメールした。
    ≪沙姫どんな感じ?≫
    すぐに返ってきた。
    ≪何か、落ち込んでる≫
    どうしたんだろう…俺がいないからっ?!
    何て、バカな事を考えながら携帯を閉じた。
    「よっし…日曜日のために仮眠とっとくか〜!」
    そう言って、早くも布団にもぐった。
  • 10 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 13:40:03 [削除依頼]
    「「だから太陽は!!!」」
    「「お前のせいだろ?!太陽があんなになったのは!」」
    俺の話?喧嘩してるのか??
    時間は、深夜3時。
    「「太陽、あの子、引きこもって…」」
    「「お前が何かしたんだろ?!」」
    「「違うわよ!!!」」
    夫婦喧嘩…。
    しかも俺の話…。
    こんな大声で喧嘩とか超うるさい…。
    「「あなたは、子供なんていらなかったの!?」」
    え………。
    「「そんなわけないだろう!!」」
    「「結局は…私のか.らだ目当てで…てでしょ!?」」
    母さんは泣きながら訴えた。
  • 11 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 13:49:02 [削除依頼]
    聞きたくない、聞きたくない………
    俺は、いらない子なのか?
    おやじは、おやじは………。

    「「きゃー!!!」」
    「母さん!?」
    俺は飛び上がって部屋を出た。
    そこには…そこには…血だらけの母さん。
    包丁を持ったおやじ。
    「ぇ…?」
    俺は、意味が解らず茫然と立ち尽くした。
    「「太陽っ!お前…」」
    おやじは、汗だくの顔でこっちを向いた。
    「母さん?救急車呼ぶからな?」
    俺は急いで、携帯を持ち、電話を掛けた。
    一刻を争う事態。
    「母さん!!母さん!!しぬんじゃないぞ?!」
    母さんの肌の色が悪くなる。
    息も荒くなる。
    「そんな奴のことなどかまうな!!」
    おやじは、こっちに包丁を向けた。
    「ひっ……」
    恐怖のあまり声が漏れる。
    「あ…あなた…や、め…て…」
    「母さん!声出さなくていいから!俺は大丈夫だから!」
    父さんは、どんどんこちらへ向かってくる。
  • 12 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 13:57:22 [削除依頼]
    ―――ピーポーピーポー―――
    やっと…来た…。
    意識が薄れていく……。


    「ぁ…ここは……」
    目を覚ました所は、病室。
    隣には、『影浦千代子』母さんのネーム。
    しかし、母さんはいない。
    まさかっ………!!!
    はしって、カウンターへ向かう。
    「あのっ…影浦千代子の息子ですが!母さんは?!」
    看護婦は、少し息をつき
    「あちらです。」
    といった。
    高鳴る鼓動。
    早まる足。
    扉を開ける。  そこには―――
    白い衣装を着た母さん。
    肌も白く、まるで死んだ人間みたいだ。
    「母さん?俺だよ?目開けて?」
    俺は、母さんの手に触れた。
    ―――冷たい
    「母さん、こんな薄い格好じゃ寒いよな。
     これ、貸すから。」
    俺は、上に来ていたジャンバーを乗せた。
  • 13 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 14:03:57 [削除依頼]
    そこに、医者が来た。
    「太陽さん、お母さんは…今日5時…死亡しました…」
    「は?何言ってんだよ?!母さん寝てるだけだろ??なぁ!!!」
    俺は、頭が真っ白で意味が解らなかった。
    「なぁ!母さん!!!俺、嘘ついてないよな!!!」
    俺は、涙が出てきた。
    母さんは寝てるだけなのに、なんで涙が…。
    「太陽さん、お母さんは…」
    ―――グイッ
    俺は、医者の胸倉をつかんだ。
    「おい、おやじは何処だ。」
    「け、警察署です…」
    俺は、もうダッシュで走った。
    そこには、手錠を掛けられたおやじ。
    「ははっ…いい気味じゃねぇか…はははっ!!」
    俺は、おかしくなった。
    「太陽!」
    おやじは、怒って俺にどなった。
    「そんな格好でよく怒れるな!!恥ずかしいと思えよ!!!」
    俺は、笑みを浮かべて言った。
  • 14 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 14:13:43 [削除依頼]
    警察官があわてて出てくる。
    「おい!静かにしろ!!!」
    「静かに出来ねえよ!!こいつは母さん殺したんだぞ?!」
    俺は、涙を浮かべて言った。
    「分かったから、いったん家に帰りなさい!」
    俺は、泣きそうだったので何も言わず出て行った。
    街に流れる、新曲。
    喋る声。すべてがウザく感じられる。
    「あ…太陽クン?」
    「え…沙姫…?」
    俺は、そっぽを向いて話した。
    沙姫を見ると、泣きそうだったから。
    助けを求めそうだったから…。
    「太陽クン…泣いてる…?」
    沙姫は、おどおどしながら聞いた。
    「泣いて…ないっ…。」
    「うん…じゃ、またね?」
    沙姫…沙姫…本当は…全部言いたい。
    でも、沙姫は心配心だから俺以上に苦しむかも。
    「うん…。」
    俺は駆け足で家に戻る。
    そこには警察官が部屋の血をふいていた。
  • 15 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 14:19:19 [削除依頼]
    俺は、下を向いて階段を上がった。
    「母さん…母さん…」
    出てくるのは涙ばかり。
    ―――そこから何時間たっただろうか……
     俺は泣き疲れて眠ってしまったみたいだ。

    いつもなら、母さんが夕飯になると呼んでくれるが、
    母さんはいない。
    でも、いつか母さんがドアの向こうで
    「太陽、ご飯だよ」
    って聞こえてきそうで―――
  • 16 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 14:26:12 [削除依頼]
    それから二日後……日曜日がやってきた。
    1人で暮らすのも慣れてきた。
    遊ぶ日…どうしよう…俺、泣いちゃうかも…
    「…よし……いつまでもくよくよしてられない…」
    そう思い、服を着替えて、髪をセットした。
    久しぶりの俺って感じがする 笑。
    今は〜…8時?
    「余裕だー♪」
    そういいながら、階段を下りて行った。
    あと少しで9時…間に合うか…
    「到着〜♪」
    そういい振り返ると携帯をいじる沙姫。
    私服、初めて見た…かわいい…///
    そう思ってると、沙姫がこっちを向いた。
    「あ♪太陽クンっ」
    「おうw」
  • 17 智乃 id:x2EIrul.

    2011-11-28(月) 14:43:11 [削除依頼]
    「じゃー行こうか」
    そう言い、先を歩いた。
    「あれ、手、つながないの?」
    俺は、恋愛対象外でもせめて周りから見ればカップルに
    見られるようにと思った。
    「ぇ//手?…でもっ////」
    ん?反応が違う…。これはまさか…?
    なわけないかーww
    「そっか〜…どれ乗る???」
    「え、っと…ジェットコースター!」
    沙姫はすぐむじゃきな顔で言った。
    「きゃー!!!」
    「怖いよぉ〜!!!」
    そのほかにも、お化け屋敷やコーヒーカップにも乗った。
    日が差してくる。
    「もう帰ろうか?」
    「え〜もう終わりか〜」
    沙姫は、顔を曇らせて言った。
    「うん。また今度な?」
    「ん〜…あれ乗りたい!さいごに」
    指差したのは…観覧車…。
    「あ、うん。のろっか☆」
    …………………。
    話すことない〜w
    「ぁのさっ!」
    「え?」
    俺は、突然だったのでびっくりした。
    「あの、なんで泣いてたの?」
    「何でもないよ…マジで」
    俺は、早口で言った。
    「でも、警察署から出てきたよね?」
    「あれは、俺には関係ないことだし…」
    本当に…関係ないんだ……あんな奴とは…
    「じゃ、なんで泣いてるの?」
    「っえ?」
    気づけば、俺の頬を伝う無数の涙。
    「な、なんでだろう…。」
    俺は、面白く言ったが沙姫は表情を変えない。
    「あのね…私…太陽クンの悲しいところ見たくない…」
    フワッ
    もう嗅ぎなれた匂い。
    やわらかい体……
    「だから…これからは…2人で半分こ…
     どんな時も…ね?」
    告白……。
    俺は、優しく微笑んで抱きしめた。
    「沙姫も…半分こな?」
    「うんっ…。」
    少しして2人の体は離れた。
    「俺、このまま出たら笑いものじゃんw」
    「ははっ☆その時は隠してあげる!」
    そういい、2人は帰って行った。
    ―――これから俺たちは恋人。
    そう思いおもわずにやける。
    何とも思わない風景がきれいに見える。
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