死して償え9コメント

1 夏風 id:ejfNHn2/

2011-11-17(木) 16:17:38 [削除依頼]



死して償え


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  • 2 夏風 id:ejfNHn2/

    2011-11-17(木) 16:19:50 [削除依頼]



    挨拶

    ちょっと、殺人方向に走っています((
    なので、そういうのを好まない方は見ない方がよろしいかと思います。


    .
  • 3 夏風 id:ejfNHn2/

    2011-11-17(木) 16:24:28 [削除依頼]





     11月7日。僕の父は死んだ。殺人だった。
     僕は泣けなかった。ただ、呆然としていた。気付いた時には怒りに震えていて、復讐をしようと思い立った。だけど、犯人は分からなかった。
     警察に、泣いて頼んだ。犯人を教えてくださいと。警察は、静かに首を振った。黒いスーツ姿の警察が、僕には本当の犯人に思えた。警察は、調査中だと言った。まだわからないと言った。
     政府が無能なら警察も無能か。単純に僕はそう思った。だから僕は、黒いスーツ姿の警察を思いっきり睨みつけた。無能な警察が調査しているなんて、笑える話だった。


    .
  • 4 なぉむ id:WEJZ3jz1

    2011-11-17(木) 21:39:35 [削除依頼]
    キライじゃありません!読みたいです!楽しみにしてます!
  • 5 黒の組織 id:clSCFIk/

    2011-11-17(木) 21:48:20 [削除依頼]
    続きが気になります^^
  • 6 夏風 id:e7Aunp91

    2011-11-22(火) 17:09:48 [削除依頼]
    >4なぉむさん ありがとうございます! 亀更新になりますが、よろしくお願いします。 >5黒の組織さん ありがとうございます! 待っててください^^ .
  • 7 夏風 id:5huBEac.

    2011-11-25(金) 17:05:30 [削除依頼]



     トボトボと肩を落として歩きたい気分だった。そして家に帰ったら、おもいっきりベッドにダイビングして、おもいっきり泣きたかった。だけど、隣には母さんがいた。顔が青ざめた、僕の肩ぐらいしか身長がない母さんが。寒そうに、手をこすっていた。吐く息が、白かった。

    「ふーゆーきくーん」

     呼び方に恐怖を覚えた。身体が心から強張る。

    「お友達?」

     母さんのその問いには答えず、勢いよく振り向いた。怖い思いをかき消すように、振り向いた。
     目の前にいたのは、白い仮面をした人だった。黒い帽子に、黒いマント。白い手袋。黒いズボン。黒い靴。肌は一切見せていない。仮面からのぞく瞳は、人の心まで見透かしてしまうような黒だった。明らかに怪しい。母さんも脅えていた。

    「復讐」

     声が低い。それで、男だとわかった。そして、その男から発せられた言葉に、自分でも驚くほど反応していた。

    「母さん、ごめん。先に帰ってて」
    「冬季、復讐って……」
    「学校の勉強の復習。教えてもらうんだ」
    「……そう」

     母さんは、まだ不安げな顔をしていた。そりゃそうだろう。けど、僕はそんな母さんと目を合わさないようにして、仮面の男の方に歩み寄った。


    .
  • 8 夏風 id:JLDR96m.

    2011-12-09(金) 20:34:18 [削除依頼]



     僕と仮面の男は、お互い無言で歩いた。僕の三歩先を仮面の男が歩き、その後を僕がついていく。不安はなかった。この男についていけば、やりたいことができると思った。

    「目的を聞こうか」

     突然立ち止まって、仮面の男はそう言った。あまりにも唐突過ぎて、背中に顔をぶつけそうだった。

    「目的って?」

     そう聞き返すと、仮面の男は心底可笑しそうに声をあげて笑った。

    「ヤダなぁ。君が復習をする、目的だよ」

     さっきのように声は低くなく、どちらかといえば高い方だった。全然恐怖感もなく、高青年の声に聞こえる。ただ、仮面の男は後ろを振り向くことはしなかった。前だけ見て、僕と会話をしていた。

    「知ってるだろ」

     恐怖を悟られないように、なるべく素っ気なくそう言った。すると、仮面の男はさっきよりも可笑しそうに笑った。バカにするように、笑った。

    「甘ったるい」

     揶揄するような響きが、その言葉の中にはあった。僕は正直カチンときた。どうして仮面の男なんかに、甘ったるいなどと言われなければならないのか。そう言われる筋合いはないんじゃないのか。そういう思いが、きっと顔にも出ていたんだろう。いや、顔じゃなくて雰囲気か?

    「手を出したら、戻れないよ」

     主語がない言葉に、息をのみ込んだ。発しようとしていた言葉が、ただの空気と化して風景に同化した。

    「いいの?」

     迷ってしまった。戻れないと言われ、何に戻れないのか、何になら戻れるのか、全てを0に、いや−にしてしまうのか……。

    「それでいい」

     強がったわけではないはずだ。僕は、本当にそれでいいと思った。父の復讐ができるのなら、何にも戻れなくていいし、全てを−にしてしまってもいい。
     仮面の男は、フッと笑った気がした。

    「ついて来い」

     最初からついてきてるよ。そう言いたいのをこらえて、再び歩き出した背中を僕は追った。


    .
  • 9 夏風 id:q.QMpVZ0

    2011-12-16(金) 18:14:24 [削除依頼]






     仮面の男についていき、辿りついたのは普通のビルだった。ただ、そのビルが裏通りにあって人通りが少なく、ビルの前に血痕が付着していることさえ除けば。

    「ついたぞ」

     案の定、仮面の男はそう言った。勝手に中に入っていけばいいのに、わざわざ報告しやがって。なんて事を思っていた。
     ビルは普通に灰色だった。窓は階に一つはついているっぽい。普通に長方形の立方体の形をしている。上だけ見れば、何も怪しく感じられない。
     周りには同じようなビルがずらりと並んでいる。どれもみんな灰色で、窓は階に一つはついているようだ。上の見かけは同じだが、下はだいぶ違う。他のビルには、血痕なんて付着していない。その代わり、入口に女のポスターが貼ってある。男が喜びそうな奴だ。僕は興味がないけれど。

    「入って」

     仮面の男はうながすように僕をビルの中に入れた。近づくと開く自動ドア。あっ、意外に最先端。今では当たり前のことなのに、裏通りにあるってだけで少し驚きを感じる。
     中には階段しかなかった。しかも、端っこの暗い方に。目の前には、他のビルの入り口に貼ってあった女のポスターが貼ってある。裏通りってみんなこういうものなのか?

    「こっちだ」

     仮面の男は今度は自分から階段を上がる。なんなんだよ、と思いつつ、渋々後ろから後をついて行った。
     


    .
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