I was so happy to meet you.7コメント

1  まり id:letpn1L.

2011-11-13(日) 21:24:09 [削除依頼]

君と出逢えて私は幸せでした。
  • 2 まり id:letpn1L.

    2011-11-13(日) 22:03:19 [削除依頼]
    桜の花びらが風に乗って舞う。
    水溜りに太陽の光が反射して輝く。
    その道を新品の制服を身に纏い歩く、
    私―涼宮咲綾は高校一年生になりました。

    「うわ、寒っ」

    春風が勢いよく吹く。
    もう四月だと言うのに、
    少し肌寒い。
    雨上がりなのが少し原因だと思うけど。
    私は手で肩を摩りながら、
    公立神丘高校の門を通った。

    門を通ると二年生、三年生が、
    物珍しそうな目でちらちらと見てくる。
    高校の中には、
    しわ一つない制服を着た一年生と
    綺麗に着飾った保護者がたくさんいた。

    「新入生のみなさん!
     クラス表はこちらでーす」

    声がしたほうを振り返ってみると、
    三年生と思わしき男の人が、
    片手にマイクを持って叫んでいた。
    ……クラス表か。
    私はその男の人が
    指示するほうに歩み寄った。
  • 3 まり id:letpn1L.

    2011-11-13(日) 22:12:02 [削除依頼]
    クラス表の目の前にやって来ると、
    たくさんの人でクラス表が
    全く見えない状況だった。

    「あとでいっか……」

    私はクラス表の近くにあった、
    ベンチに腰を掛けた。
    さっきまで肌寒かったのに、
    いまは太陽でとても暖かい。
    気温の変化が激しいなー。
    そういえば入学式いつからだっけ?
    このままサボるかなー。
    どうせ、親来ないし。
    でも入学初日から、
    サボるのって内申点悪くなるよね。
    どうしよっかな。
    あー、太陽がキモチイイ―……。
  • 4 まり id:letpn1L.

    2011-11-13(日) 22:20:26 [削除依頼]
    「―……っ! おい、起きろっー!!」

    その怒鳴り声に気づいて目が覚めた。
    すると目の前には、
    髪の毛が金色で瞳が茶色くて、
    見とれてしまいそうなくらいに
    綺麗な顔をした男の子が立っていた。

    「えっと……どうしたの?」

    私はとりあえず
    その男の子に尋ねてみた。
    すると男の子は、
    深い溜息をついてこう言った。

    「いま、九時半。
    入学式終わって、
     みんな教室でHRしてるけど……」

    男の子の言葉を、
    私はすぐに信じられなかった。
    いま九時半?
    私が学校に来たのは―七時四十分。
    何で……?
    私はとりあえず記憶を辿ってみた。
    ……あぁ、あのまま寝ちゃったんだ。
    しかも入学式終わったって!
    HRが始まってるって!
    ―……最悪じゃん。
    ってか、
    誰か起こしてくれてもいいのに!
  • 5 まり id:letpn1L.

    2011-11-13(日) 22:35:48 [削除依頼]
    「あんた何組?」

    男の子が少し
    キレ気味で尋ねてきた。
    何組……?
    あ。

    「クラス表まだ見てないんだよね」

    私は立ち上がって、
    クラス表を眺めてみた。
    全4クラス。
    A組から順に見ていった。

    「あっ……た」

    「何組? ちなみに俺A組」

    男の子はA組と言った。

    「……私もA組」

    こんなに早く
    見つけられるとは思わなかった。

    「へぇー。
     ってか名前は?」

    男の子もクラス表の前に立った。
    同じクラスなんだ、
    モテそうだな。
    まぁ、これからは、
    あんまり関わりがないと思うけど。

    「あ、涼宮咲綾です」

    私は名前を言って、
    軽く礼をした。

    「俺は、篠原奏多。よろしくな」

    男の子―篠原くんは、
    そう言ってにっこりと笑った。
    ……思わず見とれてしまった。
    篠原って……。
    出席番号一つ前なんだ。

    「あ、うん……よろしく」

    私は返事をすると、
    もう一度軽く頭を下げた。
  • 6 まり id:DmtZoBO0

    2011-11-15(火) 22:12:40 [削除依頼]
    軽く自己紹介が終わると、
    二人の間に沈黙が続いた。

    ―……ブワッ。

    春風が吹き、
    桜の花びらが舞う、
    それと同時に、
    篠原くんの金色の髪の毛も靡く。

    「……あ、教室行く?」

    篠原くんが人差し指で、
    頬をポリポリと書きながら言った。
    確かにそろそろ行かなきゃな、
    私は頷こうとしたが、
    篠原くんと一緒に教室に行ったら、
    誤解されそうだなー、
    まぁ、ここで断ったら、
    嫌なやつ決定だよね。

    「あー、そうだね」

    私は躊躇しながらも頷いた。
    すると、篠原くんは
    にっこりと笑った。
    ……不覚にも見とれてしまった。
  • 7 まり id:DmtZoBO0

    2011-11-15(火) 22:38:46 [削除依頼]
    私は篠原くんの後ろを、
    ゆっくりと付いて行っていた。

    「……俺、そんなに歩くの早い?」

    篠原くんが振り返り、
    苦笑いしながら尋ねてきた。

    「あ……ごめん」

    私が俯きながら言うと、
    篠原くんは「そう」と言って、
    また歩き始めた。
    なんか……、
    篠原くんに悪いことしたなぁ。

    「ここ、A組」

    篠原くんが急に立ち止まると、
    教室のドアを指差しながら言った。
    意外と綺麗だなー。
    私が廊下を見渡していると、
    篠原くんが何の前触れもなく、
    教室のドアを勢いよく開けた。
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