ミ カ5コメント

1 綾香 id:8nW4GAw.

2011-11-11(金) 22:49:05 [削除依頼]
ミカは、オトコだ。
いつも、プロレスやKー1をテレビで観ていて、双子なのに僕とは全く違う。
僕より、野球やスポーツも得意だし、喧嘩はいつも負けてしまう。

「おーい。ユウターー!」

遠くから元気のいい声が聞こえた。
まだ4月で、少し肌寒かったが、声の主のミカは、半袖に短パンの格好だ。

「どうしたの。それ…」

ミカの膝には、大きなガーゼが貼ってあり、その白いガーゼに、うっすらと赤い血がにじんでいる。
ミカは笑って、

「男子と喧嘩した時、転んでだよ。保健の先生が大げさなんだよ」
「でも…」

ミカは、ガーゼを剥がした。
そして、かさぶたも剥がそうとする。

「ちょ、ミカ…剥がしちゃだめ…。っどうして、喧嘩なんて…」
「だって、男子がうるさいから…」
「何て?」

頬を膨らませたミカの顔を覗きこんだ。
ミカは、顔を赤くしている。

「……いいの!そんなの!!」
「え……」

何なのだろう…。
まぁ、いっか……。
  • 2 綾香 id:8nW4GAw.

    2011-11-11(金) 23:11:12 [削除依頼]
    もう、8月。
    今は夏休みで、僕は、毎日だらだらと過ごしていた。
    ミンミンと騒がしく蝉が鳴き、扇風機がブー…ンと音をたてて回っていた。

    「あっちぃ〜」

    Tシャツの袖で、汗を拭う。
    僕の部屋にはクーラーが無く、扇風機1台で毎年、夏を過ごす。

    「おーい。ユウター!遊ぼーー!」

    ぐったりと寝ていると、暑さをも吹き飛ばすような大きな声で、ミカが入って来た。

    「遊ぶ…?暑くて無理だよ…」
    「えー。ほら、クーラーかかってる所で、テレビゲームだよ?」
    「クーラー?涼しい?」
    「うん。とぉー…っても」

    すぐさま僕は、クーラーのかかった部屋へいった。そして、2時間程、テレビゲームで遊んだ。が、次第に飽き始め、ソファーに座り込んだ。

    「暇だー。ユウタ、何かないか?」
    「ないって…。パソコンゲームとか…?」
    「んー…。プール行こう!学校の解放プール!!」

    ミカは、さっさと水着の準備をした。
    僕の水着バックと、自分の水着バックを持って、ミカはにぃっと笑う。

    「ね。いこうよ?」
    「……うん。じゃあいこっか…」
  • 3 綾香 id:ErxVYP6.

    2011-11-12(土) 17:03:22 [削除依頼]
    汗を拭いながら、自転車を押す。

    僕の通う学校は、急な坂の上にある。
    ミカは、その坂を軽々自転車をこぎ、上っている。一方僕は、坂が急過ぎて自転車をこげず、自転車を押して歩いていた。

    「ミカー、速いってー。ちょっと、待ってよー」

    50〜70m先にいるミカは、僕の声が聞こえないようだ。
    僕は仕方なく、自転車を押し続けた。

    学校につくと、ミカのオレンジ色の自転車が玄関前に止めてあった。
    その横に、僕の青色の自転車を止め、カゴから水着バックを取った。
    急いで、プールの所へ向かう。
    涼し気な青い水を張ったプールの周りに、紺色の水着にオレンジの帽子姿の小学生がいる。
    僕は、その中からミカを探した。
    あっ…。ミカ、ケンカしてるよ…。

    僕は、早くケンカを止めないとっ!と、プールの近くの更衣室へ走った。
  • 4 綾香 id:ErxVYP6.

    2011-11-12(土) 17:17:04 [削除依頼]
    「えー…っ。5年、如月 ユウタです」
    「えっと。ユウタ君ね。…ミカコちゃんが男の子を泣かしちゃって…」

    もうみんな、プールの中に入って、泳いだり、水をかけ合ったりして遊んでいる。

    ケンカは終わっているみたいだけど、プールサイドの端で、泣いている男の子がいる。ミカにやられたか。

    「おーい。ユウタ!」
    「あっ、ミカ。男の子泣かせたって?ケンカはダメだって、お父さんも言ってるじゃん」
    「いいじゃん。お父さんには秘密にしてよね?」

    ミカに足を捕まれ、水の中に引きずりこまれる。
    「ぷはぁーーっ」
    顔をあげると、ミカの姿がない。

    「ユウタのオニっ!」

    いつの間にか10mも先にミカがいる。
    ミカは泳ぐの速いからな〜…。
    でも、僕も泳ぐの速いぞ。ミカなんて、すぐ捕まえてやる!
  • 5 綾香 id:ErxVYP6.

    2011-11-12(土) 17:33:42 [削除依頼]
    ~チリンチリーーン~

    ベルの音が聞こえ、みんなが一斉にプールから上がる。

    「もう、終わりよー。さあ、シャワーを浴びて、着替えてー!」

    時計は3:00を回っている。
    僕は着替え終わると、更衣室から出た。アスファルトの地面は、日に当たっていたせいか鉄板の上のように熱く、足の裏が焼けそうだ。

    沢山の靴が並べてある。そこから、僕の、黄緑色のクロックスを取って履いた。
    ミカの青いクロックスは無く、もう帰ったのかな?と心配になった。

    走って学校の玄関にいくと、オレンジ色の自転車にまたがったミカがいる。

    「さ、帰ろっか」
    「うー…ん。このまま帰っても、暇じゃない?」
    「あっ。確かに…」
    「私、いいトコ知ってるから、今から行かない?」

    ミカは、片目をつぶってみせる。

    「いいトコ?」
    「うん。ま、ついて来てよ」

    ミカは、自転車をこいで先に行ってしまった。
    僕は自転車にまたがって、ミカを追いかけた。
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