*…いちご病…*  2コメント

1 甘夏 id:XqeUESg/

2011-11-10(木) 18:03:37 [削除依頼]
 君と話すと、いつも、顔が真っ赤になっちゃうんだ。まるで、真っ赤な苺みたいに……

 「あっ、水森、おはよー」
そう言われただけで、璃亜は舞い上がる。好きな人だから、すごく嬉しいのだ。

「おはよっ…」
言葉を返すだけでもドキドキして、真っ赤になる。
 水森璃亜は、今年で中学3年生。いまだに、サンタクロースを信じている、小さい子供みたいな少女だ。

 璃亜は、同じクラスの三浦透真のことが好きだ。格好良くて優しいし、女の子にも人気。好きになったきっかけは…イメチェンで、髪を長めにしてみた時に「水森に似合ってるな」と言われたことがきっかけだ。
 すごく、単純なように思えたけど、璃亜は至って真剣だった。そんなことを言う男の子はほかにいなかったし、何しろ璃亜は、優しい男の子が大好きなのだ。それに、格好いいし…もう完璧だ。

 …チャイムが鳴った。教室全体が、静かになる。騒いでいた男の子やお喋りをしていた女の子達も席に着く。そして、教室の扉が開き、先生が入ってきて授業が始まる……璃亜は、こんなことを繰り返してばかりの学校生活に不満を抱いていた。
 璃亜は、この世界をもっと明るく、楽しい世界にしたかった。と言っても、勿論、璃亜にそんな力はなく、ただただこんなつまらない、というか刺激のない日々を送っているのだが。

 眠い…璃亜は思った。担任の授業にも身が入らないし、寝てしまおうか。そう考えた。うん、そうしよう。璃亜は即決した。

 夢の中では、璃亜と透真が一緒になって遊んでいた。ただただ、遊んでいた。走りまわったり、絵を描いたり、すごく地味な事のように思えたし普段だったらすごくつまらないことかもしれない。だけど、透真と一緒にいる、それだけですごく楽しく思えた。

「…森!!水森!!」
誰かが自分の名前を呼んでいる…?一瞬そう思ったが、すぐに考えるのをやめて、また、眠りの世界へと戻った……とはいかず、寝ようとしても起きなければいけなかった。…だって、透真が呼んでいるのだから。

「水森、授業中だぞ。寝不足?」
「えっ、三浦くんっ!?」
「え、うん?寝不足だとしても、授業受けないとだめだぞ〜」

 …恥ずかしい。すぐに璃亜は、違った意味で顔が真っ赤になった。
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