明日があるから 〜いじめ〜13コメント

1 青空模様 id:NhOElol.

2011-11-08(火) 20:53:29 [削除依頼]
―何で私が…?

そんな事、言いたくない。

私は、人の痛みも分からないアイツらとは違う。

―絶対に。
  • 2 青空模様 id:NhOElol.

    2011-11-08(火) 20:56:11 [削除依頼]
    こんにちは&初めまして。
    「番外編 君花。」などを書いている青空模様と申します。
    初めてのイジメ系なので、下手でどうしようもないと思いますが(泣

    よろしくお願い致します!!
  • 3 青空模様 id:NhOElol.

    2011-11-08(火) 21:04:41 [削除依頼]
    人物紹介

    葉川 秋穂(ハガワ アキホ)
    思った事を言えない上泣き虫な性格のせいでいじめられている。
    しかし言えないだけであって、考え方は強気でしっかりしている。

    如月 礼莉(キサラギ ライリ)
    秋穂をいじめている裏のリーダー。
    腹黒くぶりっ子。

    加賀 凛(カガ リン)
    礼莉の手下。礼莉に指示され秋穂をいじめる。
    頼られると燃えるタイプ。

    白杉 才(シラスギ サイ)
    いじめにも加わらないが、かといっても止めにも入らない、よく分からない人物。
    普段は明るい、クラスの人気者。
  • 4 青空模様 id:NhOElol.

    2011-11-08(火) 21:15:08 [削除依頼]

    「死ね」
    その言葉を何度言われた事だろう。
    だったらお前らが手本を見せろ、手本を。

    …なんて、強気な事が言えるのは心の内だけ。
    「ごめんなさい…ごめんなさい…」
    私は、この言葉を何度も何度も口にすることしか出来ない。
    自分で思った事も言えない、臆病者。

    葉川秋穂。
    それが私の名前。
    こんな性格だから、クラス全員からイジメの標的にされている。
    「アイツは所詮弱いから」と。
    本当に弱いのは、アンタたちでしょう?
    いつもいつも、こうやって考えだけは強気な私。
    当然ターゲットには最適だった私は、物心ついた保育園からいじめられていた。
    ブロック投げられたり、存在を無い事にされたり。
    だから今更思わない。思いたくない。

    ―何で私が?なんて…。

    そんな悲劇のヒロインみたいな言葉、私は絶対に言いたくない。
    ―絶対に。
  • 5 青空模様 id:ENa0sOn1

    2011-11-09(水) 19:27:54 [削除依頼]
    「それじゃ、起立。」
    先生の号令で皆がガタガタと音を立てながら立つ。
    私はこの瞬間が嫌いだ。何故なら…。
    「それじゃあ先生、ちょっと職員室に行ってくるね」
    先生はその言葉を残し、教室を後にした。
    ―…行かないで…。
    さっきも言ったけど、私はこの瞬間が嫌い。
    何故なら、いじめグループのリーダー、凛がいじめをするのは、決まって先生がいない時だからだ。
    しかもズル賢い凛の手口は巧妙で、先生もなかなかこのクラスの現状に気付かない。
    ねぇ、誰か…。
    誰か、気付いて…。

    すると、キイッと椅子を引く音が教室に響いた。
    その音で、一瞬にして教室の空気は張り詰めたものとなる。
    私もまた、自分の顔から血の気が引くのを感じた。
    「さて今日も…ゲーム、スタート。」
    氷のように冷たい声にそっと視線を向ける。
    そこには、光を宿していない瞳を、さも愉快そうに私に向けている凛がいた。
  • 6 青空模様 id:ENa0sOn1

    2011-11-09(水) 20:06:39 [削除依頼]
    「…うっ…」
    脇腹に激痛が走った。
    凛は涼しい顔で尚も私のお腹につま先を食い込ませる。
    「う〜ん?ねぇ、礼莉〜」
    「ん??なあに、凛」
    凛は隣でクスクスと笑っていた礼莉に話し掛けた。
    ―嫌だ…。
    この二人が組むと、ロクな事がない。
    「…っつ…」
    お腹がズキズキと痛む。
    「コイツの事、もう10回以上殴ったんだけど〜何か今日反応薄いんだよね」
    「そ…んな…ことっ」
    ない、と言いたかったが、また誰かに後ろから蹴られて、言葉が消えた。
    痛くて痛くてたまらないよ。薄い反応でいられる訳ないじゃない…。
    私は人と人の隙間に見える時計をチラリと見た。
    まだ…35分…。先生が来るまでの後15分間、殴られ続けなきゃならない。
    「あ、じゃあ〜礼莉ね、いい物持って来たんだぁ〜♪」
    凛の言葉を聞いた礼莉は、独特のぶりっ子声でそう言うと、ピンクの紙袋をガサガサと漁り出した。
    何?小麦粉かな?また頭からかけられるのかな。それとも、牛乳をたっぷり含ませた雑巾かな。
    どちらにしても最悪だが、紙袋から出てきたのは、もっともっとタチの悪いものだった…。
  • 7 板野悠 id:uJSs08E1

    2011-11-09(水) 20:07:23 [削除依頼]
    面白いですね!
    青空sですか?(そのあとの空と様の真中の文字が読めなかったんです〜!
              ゴメンなさ〜い!)
    隠れ読者と申します☆
    もう隠れはつかないけど♪
    すごい面白です☆
    再新待ってます&頑張ってください♪
  • 8 瑞希 id:odkzY4v1

    2011-11-09(水) 20:12:14 [削除依頼]
    あおぞらもようって読むんですよね。。

    もし違ったら教えてください

    あ、読者です。。

    これからも頑張ってください
  • 9 青空模様 id:ENa0sOn1

    2011-11-09(水) 20:34:53 [削除依頼]
    板野悠さんへ
    あれは「も」と読みます(*´∀`*)
    青空でも全然構いません!!ていうかさん付けなんてしなくていいです!!
    お、面白いですか!?
    こんな駄文を(感涙 
    感謝です…゚(゚´Д`゚)゚
    はい、頑張ります!!

    瑞希さんへ
    はい、正解です!
    ピンポンピンポーn(殴
    ありがとうございます!!
    頑張ります!
  • 10 青空模様 id:ENa0sOn1

    2011-11-09(水) 20:54:15 [削除依頼]
    >6 「…えっ…」 紙袋から出てきた物を見て、凛が思わず声を上げた。 「なぁに?凛。これで殴るなんて、すっごい楽しいと思うんだけど…」 そういう礼莉の手に握られているのは、光沢が輝く鉄パイプ。 私の中で、恐怖がうねりを上げていく。 今までは殴られるとはいえ、所詮相手も素手だった。 ―あんなので殴られると、私、どうなるの―? 脳裏に「死」というどす黒い文字がハッキリと浮かび上がる。 「ーっ…!!」 やだっ…。 そう思ったと同時に、凛の震えた声が聞こえた。 「礼莉っ…それはさすがにマズイって…」 その表情には、とてつもない怯えが含まれている。 「なぁんで?礼莉、楽しいと思うのにぃ。」 「…っだって、下手すると、コイツマジで死ぬよ…?」 きっと凛はもしそうなった時、自分が責められるのが怖いんだろう。 「え〜?大丈夫だよォ。いい加減でやめれば…」 礼莉は依然として不敵な笑みを浮かべていた。 やだやだやだやだやだやだ。 例え自分のためだとしてもいいから。凛…礼莉を止めて!! 「でもっ…」 凛がまた何かを言おうとした時、礼莉の感情の無い声が響いた。 「凛〜礼莉が楽しいって言ってるんだからいいんだよ♪ていうかコイツ死んだら死んだでいいじゃん。コイツなんて生きてても仕方ないし。」 「……ァ」 「それとも〜凛が今度のターゲットになってくれるの??それなら…」 「う、ううん!!そうだよね!!コイツなんて、死んでも別にいいよね!!」 凛は大声を張り上げると、礼莉から鉄パイプを奪い取った。 ―誰しもがそうだ。 自分が犠牲になりたくないからって、こうして上の者にへコヘコして―。 「あんたなんてーっ。…アンタなんてっ!!」 凛が鉄パイプを振り下ろす。 それを満足げに見つめる礼莉。 「い…いやああアあああアァァ!!」 私はけたたましい悲鳴を上げた。 しかしそれも、誰にも届く事はなく。 青空に雲が溶け込むように、消えていく。 「グアアあァっ!!」 頭が割れるように痛み、私はそのまま気を失った―…。
  • 11 さくら id:X1IG.nn1

    2011-11-09(水) 22:44:37 [削除依頼]
    面白いね!!

    しかもリアル・・・

    頑張ってね☆
  • 12 青空模様 id:ZD6FlVf0

    2011-11-20(日) 13:40:37 [削除依頼]
    さくら
    ありがとう('∀`)
    リアルって…そりゃあね(ニヤリ
    うん、頑張るね!
  • 13 青空模様 id:ZD6FlVf0

    2011-11-20(日) 13:55:21 [削除依頼]
    「…う」
    「あら、目が覚めた?」
    優しげな、柔らかい声。
    「…先生…?」
    私が力なく問うと、先ほどの声の主はニコッと笑った。
    見上げる前には、殺風景な白い天井。
    私は保健室にいた。
    「私…確か教室に…?」
    ふっと頭をかすめた疑問を口にする。すると、先程の女性、もとい本校の養護教諭の佐藤鈴先生がふわりと微笑んだ。
    「葉川さん、随分派手に落ちちゃったみたいだもの。覚えていなくても無理はないわ」
    「え…?」
    “落ちた”…?
    「階段から葉川さんが落ちたって、如月さんと加賀さんが急いで伝えに来てくれたのよ。いいお友達ね。」
    先生の言葉に、私は声を失う。
    自分たちがやったくせに、よくもまあそんな演技を…。
    私は心底呆れながら、体を起こした。
    「―ッツ!!」
    途端、私の後頭部に激痛が走る。
    「あっ!ダメよ葉川さん、まだ動いちゃ。傷がひどいんだから…」
    痛みに顔を歪める私に気付いたのか、急いで先生は私をベッドへ戻した。
    ふと後頭部を触ると、丁寧に巻かれたガーゼと包帯の感触がした。
    「痛みが和らぐまで、休んでいったらいいわ。」
    先生が穏やかな口調で言う。
    「…ありがとう、ございます」
    私は、おそらく聞こえていないぐらい小さな声でお礼を言った。
    しかし内心、ひどく先生をなじっていた。
    ここまで、ひどい怪我を負っているんだよ?
    気づいてよ。階段から落ちたくらいで、こんなに重傷にはならない事に。
    気付いてよ。私の心が、悲鳴を上げている事に。

    ねえ。
      気付いて―――…。
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