鼓動戦隊ゴーレンジャー4コメント

1 セシリオ id:gRpE4PA/

2011-11-06(日) 22:51:43 [削除依頼]

 人を殺す権利を得た人間は、

 なかなかどうして、怖い物がある。


 これは、僕と言う曖昧な存在が辿る人生の物語。
  • 2 セシリオ id:gRpE4PA/

    2011-11-06(日) 23:46:47 [削除依頼]

     8月9日 12:03

     東京都内の昼時近くだと言うのに、東京都庁区域には集中的に人口と言うものが皆無であった。
     並べられた高い建物の伸びる影によって、昼の太陽光は差込が悪く、吹く風は行方を見つけて走り出す。そんな些細な事にこそ気付ける程に人口と言う物がなかった。

     だがここに、一人身を突っ伏し存在し得る少年が居た。
     少年の着る黒の私立学校指定の征服は、元は綺麗だったのだろうが見る限り沢山の煤を、そこら中に付着させていて、今や汚いという言葉がお似合いである。

     赤の髪は毛先に近付けば近付く程に黒色に変色してしまっている。
     少年の要旨は服装こそ違うが、まるで戦場に立つ兵士のそれであった。

    『赤実、聞こ……て……るか』
     少年の胸ポケットから溢れる声はノイズが雑じる通信の音であった。
     その声色は少年に比べたら上の男性の声で、兵隊のような、流木のように太い声であった。

    「なんですか、こっちに問題はまだありませんが」
     少年は通信機に手を触れる事無く、突っ伏したまま体制を変えずに。ただ声の向きを胸ポケットに向けて言った。
    『ああ、そ……は良か……た。避……民の確……は完了した。あと……は赤実だ……けだ』

     相変わらずのノイズは修正が効く事はなく、聞き難い音調で入り込み、
     
     それを聞き取る赤実と呼ばれた少年は、何も言わずに息を吐き小さく頷いた。
     東京の高いビルの生み出す影の中に入り込み、息を潜めながら突っ伏している体制を解き、ゆっくりと音すら出さずに立ち上がる。

    「安全区域までは2,600mか……5分で到着する。それまで待っててくれ」
     赤実は通信機を胸ポケットから取り出し、口元まで連れてそう言った。
     返事がくるよりも先に通信機の電源を切り、今度は尻ポケットにしっかり収納させる。

    「さて、と」
     赤実の足元に存在するアサルトライフルに視線を落とす。
     黒をメイン色とする694mmのFN F2000と言うアサルトライフル、重量3.6?の重みを両手で担ぐ赤実は、ゆっくりゆっくり足を動かし周囲を見渡す。

    「……5分だ、急げよ科裂赤実」
     自分に言い聞かせるように言って、人口の無い東京都都庁を走り出す。
  • 3 セシリオ id:FYSCpj2.

    2011-11-07(月) 00:03:08 [削除依頼]

     同日 11:29

     東京都都庁付近に現れたのは一体の異質混物体。
     体格こそ人間サイズだが、地底を思わせるような岩肌に恐竜の様な要旨は、ゲームなどに存在するモンスターのそれであった。

     見てくれから、その名は第四異質混物体「岩石竜」と名付けられ颯爽と日本政府は対処を取った。
     民間人の非難と、自衛隊を呼び危険性を確かめようとしたが、異質混物体全てが持つと言われる突然の興奮状態に起こす大爆発「メルトダウン」によって集った自衛隊、避難民の少数は被害を受けた。

     爆発は小規模ではあったが、それ故に岩石竜は存在を保つ事に成功。
     以降都庁付近は、「メルトダウン」によって発せられる未元ガスによって、人間の立ち入りを禁止された。

     以上の出来事が起きた事により、政府の対応は東京都庁付近に未だに存在する避難民達には届かず、何をしているのか。何をする気なのか。という不安が避難民を襲っていた。
  • 4 セシリオ id:FYSCpj2.

    2011-11-07(月) 20:53:29 [削除依頼]

     同日 12:03

     東京都庁近辺、避難民の集う地下経路に通信機に怒鳴りたてる巨体な男が居た。
    「おい! 赤実!! 赤実!!……ちっ……通信切りやがったか……」
     男は迷彩柄のつなぎ服を着て、片手にアサルトライフルFN F2000を握り、もう一方の空く手には通信機を握り締めていた。

     男の仲間と思われる赤実と同じ制服を着る茶髪の少年さえ、アサルトライフルを抱え、怒鳴る男に声をかける
    「矢島、科裂は……?」
    「5分でここまで来るとか言ってる」
     茶髪の少年は目を見開いてから顔を俯せた。

    「第四異質混物体はまだ生きてるんだろう?」
     険しい顔を上げた少年は男に疑問のような確認を取る。
    「ああ、だが今は岩石野郎よりも未元ガスの方が危険だ。有毒か無毒か……検討のつかない物ほど恐ろしいものはない」

     男は少年に言いながら遠くを見据える。
     未元ガスの進行は、この地下区域に届きはしないが科裂赤実の存在する東京都庁近辺地上部には、未元ガスが充満する区域さえある。
     その心配をする男は、馬鹿息子の帰りを待つ親の様にも見えてしまい、少年は不謹慎にも微笑んでしまう。

     そんな会話の中、桃色の髪を肩まで伸ばしている小柄な少女が、二人に声をかけた。
    「あの……あなた方は政府の方でしょうか?」
     少女の声に逸早く反応したのは茶髪の少年の方で、両手を胸の前で大きく振る。
    「いやっ、違うよ」
     少女は不安そうに首を傾げて「じゃあ、えっと……なんなんですか?」と問いかける。

     政府ですら第四異質混物への対応は難しかったと言うのに、第四異質混物体の目を避け、避難民を一人残らず地下へと誘導したというだけでも、民間人の成し得る力ではない。
     しかも、FN F2000などと言うアサルトライフルが日本人の手に渡っている点でも、民間人ではないだろう。もしくはその解が犯罪者に導かれるかもしれない。

    「僕達は、えっと、なんていうのかな……」
     少年は胸を潰しながら言うが、横入りをするように巨漢な男が応える。
    「俺達は言ってしまえばテロリストだ」
     少年は「何を言ってるんだ」とでも言うように、少女は驚愕の表情で二方両方が驚いた。

    「正確には、日本に対抗するテロ活動を行う準備中のテロリスト。言わば未テロリストだな」
     犯罪は行っている事に自覚をしているのか、未テロリストと訳し、現犯罪者だとは言った。
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