.愛すことのなにが悪い。17コメント

1 侑樹 id:CFwxkb31

2011-11-05(土) 22:14:31 [削除依頼]
-start-
  • 2  侑樹 id:CFwxkb31

    2011-11-05(土) 22:24:37 [削除依頼]



    聞いたことがある。


    人を愛すことはいいことだけど、
    時には自分さえも見失ってしまうことも
    あると。


    それなら人を愛さない方がいいの?

    でも、もうそんなの手遅れだ


    私はもう人を愛してしまったから。


    -------------------------------
  • 3  侑樹 id:CFwxkb31

    2011-11-05(土) 22:52:23 [削除依頼]



    恋を知るまでは、わたしも
    「普通」の女の子だった。


    -----------------------------


    「歩夢〜!」


    親友の美花が話しかけてくる。


    「ん?
    なになに?」


    「ほら、明日クラス替え決まるじゃん!
    超緊張する。」


    「あ、あ!
    そうだった…。


    もう、クラス替えなんてしなくて
    いいのに〜!

    全然知らない人になったら
    どうしよう…。」


    とか言って、実はクラス替えが
    楽しみだったりした。


    うちの中学は人が多いから
    まだまだ関わりのない人達が
    たくさんいるし、

    もしかしたら新しい恋の出会いも
    あったり、なんて考えていた。


    「だよね-!

    歩夢と離れたくないよ〜。」


    「あたしも!」


    美花と離れたくないのはほんとだ。
    美花とは、小学生の頃からずっと仲良し。


    この時のあたしは、どこにでもいる
    平凡な中3生。


    「恋して」みたい。なんて思っていたけど

    こんなに「愛して」しまうほど
    好きになってしまうなんて……。
  • 4  侑樹 id:CFwxkb31

    2011-11-05(土) 23:03:03 [削除依頼]



    翌日。


    クラス替えの結果。
    わたしは3年4組だった。


    緊張してクラスに入る。

    「おはよう…ございます。」


    「おはよう。」


    何人かが挨拶を返してくれた。
    よし、頑張ろう。


    「あの…先生。
    わたしの席は…」


    「ああ、君の席ならあそこだよ。」


    「あ、ありがとうございます。」


    あそこか。
    隣…どんな子なんだろう。


    「おはようございます!」


    元気よく挨拶をした。


    「ん…おはよう。」


    チラっと隣を見た。


    「……!!」


    超美少年……。

    てか、かっこいい!
    こんな人…学校にいたんだあ。


    「あの…名前は?

    わたしは三風歩夢です。」


    おどおど聞く。


    「…伊藤大河。」


    「あ…伊藤君か…。
    よろしくお願いします。」


    緊張丸見え。


    「ん。」


    なんか…ちょっと不機嫌だけど、
    気のせい…?(v;)
  • 5  侑樹 id:CFwxkb31

    2011-11-05(土) 23:16:08 [削除依頼]



    「あの…!
    伊藤君は兄弟とかいる?


    あたしいないから
    姉妹とか憧れてるんだよね〜、」


    美少年だからかもしれない。
    顔がつい赤くなってしまう。


    「…弟がいる。」


    「弟かあ!
    いいな!


    弟何歳?」


    「…小5.」


    いらいらしてる?
    それとも、眠い…とか?


    「へえ、いいなあ!」


    「…。」


    「あ、あとさ!」


    「うるさい。」


    …え?
    今…なんと?


    「え?」


    「うるさいって言ってんだけど。

    俺の顔目当てかなんか知らないけど、
    気安く話しかけないでくれる?


    うざい。」


    -----------えええ!??


    なんなのこの人…。
    失礼すぎない?


    ちょっと顔がいいからって…
    ムカツク(´j`★)
  • 6  侑樹 id:CFwxkb31

    2011-11-05(土) 23:26:01 [削除依頼]



    「な…なにそれ。」


    言い返そうとしたけど手を
    前に出されて「うるさい。喋るな。」
    合図(?)みたいのを出された。


    (激ムカ…。)


    もういいし!
    絶対関わらないし!


    いらいらしながら本を叩いた。


    その時…


    「歩夢-!」


    美花だ。


    「美花!!」


    「一緒のクラスになれなかったね…。」


    美花が悲しそうに言う。


    「うん…。
    悲しいけど、美花頑張ってよ!」


    「うん…。

    あ、そうだ!

    歩夢隣の人どう?」


    げえっ。


    「どうもなにも、顔だけは
    いいけど超失礼なサイアク男!」


    「ええ?

    あ、じゃあ頑張ってね!
    ばいば-い★」


    「ばいばい。」


    …さあ、どうしようか。
    この男をぶん殴ってやりたい。
  • 7  侑樹 id:1sRQXJN1

    2011-11-06(日) 15:34:19 [削除依頼]



    あげ
  • 8  侑樹 id:1sRQXJN1

    2011-11-06(日) 15:42:34 [削除依頼]



    それからその伊藤大河とか
    いう男はいつもあたしの顔を
    見るとため息をつくようになった。


    (めんどくさい女。)

    とか思っているのだろう。
    べつに.こっちもどうでもいいけど。


    …そうは思っても、ここまで
    嫌そうにすることなくない?


    今日の数学の時間も.
    教科書忘れたからしかたなく
    「見せて」て言っただけなのに

    舌打ちして教科書「ばんっ!」て
    投げてくるし、

    落ちてた消しゴム拾ってあげたら
    無言で取るし。


    ほんとになんなの!?
  • 9 紅羽 id:P4in7fK1

    2011-11-06(日) 15:46:23 [削除依頼]


    おもしろい〜♪


    ふぁいと☆
  • 10  侑樹 id:1sRQXJN1

    2011-11-06(日) 15:55:55 [削除依頼]



    「ああ〜!
    もうやだ!」


    あたしは机を叩いて言った。


    「三風さん?」


    おあっ。
    新しいクラスになってから初めて
    話しかけられた!


    「ななな、なに?」


    「ほら、伊藤君でしょ?
    あの人、女子みんなにそんな感じだから
    気にしない方がいいよ。」


    え…


    「そうなの?」


    「うん。
    伊藤君顔はいいからよく告白されるんだけど
    みんなひどい言葉で振られてるらしいの。」


    馬路か…。


    「へっえ〜。
    なんであの人はあんなに捻くれてんのかな?」


    あたしは心をこめて言った。


    「分かんない。
    でも、関わらなければ大丈夫だよ。

    頑張ってね。」


    「うん。ありがとう。」


    …そっかあ。
    伊藤君、女子みんなにあんなに
    冷たいんだあ。


    しかしあそこまでひどいのは…。

    なにか理由でもあるのかな?
    なんか可哀想。


    とか同情してみたり(ワラ)
    そんなこと思わないし!!


    いつか土下座させてやるし★
  • 11  侑樹 id:1sRQXJN1

    2011-11-06(日) 15:57:01 [削除依頼]



    初コメだあ(涙+


    嬉しいです(*´∀`*)★
    ありがとうございますb
  • 12  侑樹 id:1sRQXJN1

    2011-11-06(日) 16:12:32 [削除依頼]



    「美花〜!
    一緒に帰ろう★」


    あたしは元気よく美花のクラスに行く。


    「あ、ごめん歩夢!
    あたし今日用事あるから無理;;
    ごめんね。」


    あちゃー;


    「あ、うん。
    それならしょうがないね。

    分かった。」


    一人で帰るか…。


    「さむ…。
    4月だけどまだ寒いなあ。」


    あたしはポケットに手を突っ込んで
    歩く。


    …その時。


    「伊藤大河くん!
    好きです。付き合ってください。」


    うわあ…
    あの冷血男が告られてんよ。


    あたしは思わず自販機の後ろに隠れた。


    「…あんたさ。
    俺のなにを知ってて好きとか
    言ってんの?」


    「え…?」


    女の子は戸惑って顔をあげた。


    「ああ…。顔?
    悪いけど、俺そーゆー女
    嫌いだから。

    ばいばい。」


    伊藤大河はそれだけ放つと
    無視してそのまま歩いた。


    (ありえない…。
    超.可哀想なんですけど…。)


    女の子はショックで泣きながら
    走って帰っていった。


    チーン。


    あいつは人の心がないの!?


    あたしはつい口に出していた。


    「ちょっと待ちなさいよ
    伊藤大河!」


    伊藤大河は(は?)という顔で
    あたしを見た。
  • 13  侑樹 id:1sRQXJN1

    2011-11-06(日) 16:22:58 [削除依頼]



    「あの子が可哀想だと思わないの?
    一生懸命告白してくれた子に
    失礼じゃん!!」


    あたしはつい怒りで顔が熱くなる。


    「ああ、誰かと思ったら。

    てか、あんたに関係ないじゃん。」


    ムカツク…。
    冷めた表情とか、ちょっとイケメンだからってぇ〜!


    「関係ないとかそ-ゆ-のじゃなくて、
    もっと告白した人の気持ちとか
    考えて返事しなよ!」


    やばい、息があらい…。


    「ぷっ。」


    え……!?


    「顔面白い。
    タコみたい。笑

    鏡見てくれば?」


    伊藤大河はそのままあたしの顔を見て
    腹を抱えて笑う。


    周りにいた人も

    「クス…。」と笑った。


    (激ムカ…!!)
  • 14  侑樹 id:1sRQXJN1

    2011-11-06(日) 16:26:57 [削除依頼]



    あ.コメ待ってます★
  • 15  侑樹. id:1sRQXJN1

    2011-11-06(日) 16:45:59 [削除依頼]



    その日の夜まであたしは
    伊藤大河のことを考えていらいら
    していた。


    すんごい屈辱…。

    まあそろそろあんな嫌な奴のことなんて
    忘れて気分転換しよう。


    「よし!にゃんたに餌あげてこよ。」


    にゃんたとは飼い猫のこと。


    外に出た途端衝撃の映像が目に入った。


    「…い…とうたい…が。」


    ひいいいいいいいいいい。
    なんでうちの前にいるの?


    しかもにゃんたに触ってるし…。
    しかもにゃんた、何故になついているの?

    あんたは家族以外にはなつかない子
    だったのに…


    あたしはショックで声が出なかった。


    「…あれ?あんた…。」


    伊藤大河!


    「…名前なんだったっけ?」


    「三風歩夢です!


    てゆうか何で伊藤大河さんが
    うちの家の前にいるんですか?

    それとうちの猫に触らないでください!」


    あたしは精一杯敬語を使った。


    「へえ…。
    あんたの猫なんだ。

    にしては可愛いね。」


    な…っ!?

    何気に失礼だし…。
    てか人の話聞いてんの?


    「あの…そうじゃなくて。
    うちの猫ですので。」


    「ん?
    まあいいじゃん。

    それに俺に超なついてるみたいだし。」


    「ゴロゴロ・・・。」


    …悔しい。


    「まあいいけど。
    感謝してよね!」
  • 16  侑樹. id:1sRQXJN1

    2011-11-06(日) 17:19:34 [削除依頼]



    「あのさ、三風さん?」

    初めて名前呼ばれた!


    「なに?」


    「あのさ、いきなり敬語になったけど
    気持ち悪いからやめてくれる。」


    …(v怒)
    やっぱムカツク。


    「あ-、はいはい。伊藤大河に
    敬語使うことなんてないよね。

    分かった02.」


    あたしは皮肉たっぷりに言う。


    「あと、伊藤大河ってフルネームで
    呼ぶのやめて。

    気持ち悪いから。」


    やっぱりこいつ嫌いだ。


    「はいはい。
    じゃあなんて呼べばいいわけ?」


    「別に、大河でいい。」


    「じゃあ大河って呼ぶ。」
  • 17  侑樹. id:1sRQXJN1

    2011-11-06(日) 17:27:38 [削除依頼]



    「あと、もう一つ。」


    まだあんの!?


    「猫にご飯あげたら?
    こいつさっき俺の指肉と間違えて
    噛みついてきたけど?」


    うっわ…恥ずかしい。


    「べつに、あげようと思ってたもん!
    その時にあんたがちょうどいただけで…。」


    「あ-はいはい。
    なんでもいいからとっととあげれば?
    可哀想。」


    ムカツク…。


    「あげるよ!」

    そう言ってあたしは缶詰を持ってきて
    にゃんたにあげた。


    「…すげえ食いっぷり。」


    …。


    「やっぱりお前ご飯あげてないんじゃん。
    可哀想に。」


    「だから、あげてるってば!」


    「嘘付くな。
    これ見ろよ。さっきそいつに
    噛まれた跡。

    相当飢えてたぜ。」


    「違うって!
    にゃんたが食い意地はってるだけだもん!」


    「はは。どんだけだよ。」


    大河はそう言って笑った。


    なんか…そんなに悪い奴じゃない…かも。
    思ってたより。
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