偽りの思いを求め続けて、33コメント

1  →(吏來!. id:mxYYjVH/

2011-11-05(土) 17:40:01 [削除依頼]

いつも、いつも思ってた。


  "偽りでいいからあたしを愛して"
  • 14  →(吏來!. id:ThiGtCB.

    2011-11-07(月) 18:41:47 [削除依頼]
    ……って事があったの。
    功君に会ったのは、あれ以来今まで無かったけど、
    ずっとその日の事を覚えていた。

    あたしは、功君に恋をしていた。
    中学になって、功君と同じクラスになって、
    凄くはしゃいでたっけ。


    あたしはずっと功君一筋。
    功君さえいればいい、
    そう思ってたのに……。


    3年前、功君に告白してあっさり玉砕。
    3年分の想いは全部無駄だった。

    その日からあたしは1週間ずっと寝込んでいた。
    ご飯の時さえも自分の部屋から出なかった。

    そんぐらい功君が好きだったから。
    振られても、玉砕しても、大好きだから。

    そう思うと、やっぱり
    偽りでもいいからあたしを愛してほしい。
    彼女がいても良いからあたしを愛してほしい。


    それが嫌なら、あたしは功君の彼女を探し当てて、
    その彼女から功君を奪ってやる。

    あたしから功君を奪ったのは、
    誰――…かな?
  • 15 燈香 id:eO2zQYs/

    2011-11-07(月) 18:46:57 [削除依頼]

     うおお、文才ぷまい←

     初めまして燈香と申します_(._.)_
     タイトルに惹かれてやってまいりましたw

     私の小説とは天と地の差、笑

     更新頑張ってください!★
  • 16  →(吏來!. id:ThiGtCB.

    2011-11-07(月) 18:55:42 [削除依頼]

    「おう、綾梨。
     お前何しょぼくれた顔してんだよ」


    「は!?」


    後ろから聞えた功君の声。
    しょぼくれた顔って……、

    お前のせいでしょぼくれてんだよ!
    なに他人事のように振舞ってんだよ!

    あたしは、散々心の中で愚痴を吐いた。
    まあ、そんな事功君に言えないけど…ね、


    「ねえ、功君」

    「何?綾梨」

    「功君……。
     功君いつからあたしの事、
     "綾梨"って呼ぶようになったの…。」


    「そこ気にするところじゃねえだろ」


    軽く笑いながら突っ込む功君。
    大体、前みたいに"綾梨ちゃん"て呼んでほしいんだけど。

    ま、功君の勝手だけどさ。
    それ以前に、功君のせいで落ち込んでんのに、

    功君があたしの言葉で笑うなんて、
    なんだか屈辱。

    功君のせいで落ち込んでんだよ?
    気づこうね、鈍感。


     
  • 17  →(吏來!. id:ThiGtCB.

    2011-11-07(月) 18:59:08 [削除依頼]
    〒燈香様


    米ありがとです(∀)あひ
    文才ぢゃないすょ///

    僕なんて屑です!(`・ω・´)キリッ
    名前、何て読むんですか?/
  • 18  →(吏來!. id:ThiGtCB.

    2011-11-07(月) 19:00:47 [削除依頼]
    僕、姫城って名字使いまわしてる←Xx
  • 19 燈香 id:eO2zQYs/

    2011-11-07(月) 19:02:09 [削除依頼]

     いえいえ(ω)
     文才ありまくりじゃないですか!

     いやいや、吏來さんが屑だったら私は…←

     燈香( とうか ) って読みます(!*

     綾梨ちゃん可愛いです(^p^)
  • 20  →(吏來!. id:ThiGtCB.

    2011-11-07(月) 19:06:09 [削除依頼]
    〒燈香様

    トウカちゃむですか!
    可愛い名前やぬ@

    綾梨「燈香ちゃむの方が可愛い!
       燈香ちゃむなら功君と付き合えるんじゃない!??」
  • 21  →(吏來!. id:ThiGtCB.

    2011-11-07(月) 19:23:37 [削除依頼]
    「今、鈍感って思ったやろ。
     顔でばればれやし」

    「は」


    「何で鈍感って思ってるかは知らねえけどさ。
     ま、急いでるんでじゃあね」


    「は」(※2回目)


    ちょちょちょちょちょ……。
    何故に、"鈍感"って思ってたのがバレた!?
    え、え、え……、
    功君人の心読めんの!?
    それともテレパシー!?


    あたしが"あぁあぁああ"としゃがみながら、
    嘆いていると、不意に肩を叩かれた。

    「ん……?」

    そこには、確かクラスメートの清水瑠夏ちゃんが居た。
    瑠夏ちゃんは、確か功君の幼馴染。
    才色兼備でモテる、憧れの瑠夏ちゃんが、
    あたしに何の用ですかい!


    「綾梨ちゃんだよね?」

    「う、うん……」

    「やっぱり!
     綾梨ちゃんだ!」


    瑠夏ちゃんはそう言ってあたしの、
    冷たい両手を掴んだ。

    「私、清水瑠夏。
     綾梨ちゃんと友達になりたかったんだあ!
     
     ……友達になってくれる?綾梨ちゃん!」


    憧れの瑠夏ちゃんがあたしに、
    "友達になってくれ"と……!

    こんな感動モノ無いよ?
    あたしは、こくん、こくん、と頷いた。

    「あたしでよければ、
     瑠夏ちゃんの友達になる!」

    「よかったあ……、
     ずっと友達でいようね!綾梨!」

    「うん!瑠夏!」


    あたしはその時気付かなかった。
    この時した約束が、後に、
    散々な事になることに…。
  • 22  →(吏來!. id:ThiGtCB.

    2011-11-07(月) 19:25:00 [削除依頼]



    落ちぷち/
  • 23  →(吏來!. id:7MQ9og6.

    2011-11-08(火) 17:26:46 [削除依頼]
    age@
  • 24 燈香 id:92aYZJr.

    2011-11-08(火) 18:17:30 [削除依頼]

     コメありがとうございました!!*
     文才は残念ながら皆無ですよ、←


     吏來さんの名前も可愛いです♪
     
     綾梨ちゃんのが断然可愛いです、神に誓っ(ry
  • 25  →(吏來!. id:jXlSa6X/

    2011-11-09(水) 18:29:54 [削除依頼]
    「ねえ、綾梨。
     一緒にクラス表見に行かない?」

    瑠夏の急な台詞にあたしは少し戸惑った。
    でも、やっと台詞の理解が出来て、
    笑顔で答えた。

    「え?
     あ、うん、いいよ。
     っていうか、クラス表ってどこにあるん?」


    「昇降口のとこだよ、確かっ」


    「そっか、じゃ行こ!」


    あたしと瑠夏は足早に昇降口に向かった。
    瑠夏の話によると、昇降口にクラス表が張ってあるらしい。

    あたしの心の中は好奇心でいっぱいだった。

    どんなクラスになるのかな……?
    瑠夏と同じクラスだったらいいな。
    瑠夏と同じだったら、どんなに楽しいのかなあ?


    ――……。


    功君と一緒だったらどうしよう。
    なんか気まずそう……。
    でも、功君、あの事忘れてそうだしいっか。

    頭の中がもやもやしていると、
    瑠夏が昇降口の人がざわついているところを指さして言った。

    「昇降口に着いたよ。
     ほら、見よう!」


    「うん!」


    瑠夏はあたしに向けてた目線を、
    人のざわつくクラス表へと向けた。

    あたしも瑠夏に続いて急いでクラス表を見た。
  • 26  →(吏來!. id:jXlSa6X/

    2011-11-09(水) 18:56:22 [削除依頼]
    __

    2-A 



    13番 清水瑠夏

    15番 姫城綾梨


    ___


    「あ!」

    突然クラス表を指さして叫んだ瑠夏。
    と同時に、『うるせ-な』と男子の罵声が聞えた。
    でも瑠夏はそんなこと気にしてなさそう。

    瑠夏はにこやかな顔をこちらに向けて言う。

    「綾梨!
     私ら、同じクラスだよ!」

    「えッ?
     まじで-っ?」


    あたしは瑠夏が指さした方を見た。
    そこには、あたしの名前と瑠夏の名前が並んでいた。

    「やったああああ!!!!」

    喜びに満ち溢れたあたし達は
    周りの目なんて気にせずにジャンプをし続けた。

    あたしは、もう一回瑠夏とあたしが同じクラスという
    事を確認したくて、もう一度クラス表に目を向けた。


    「――…嘘」


    あたしのジャンプする足が止まる。
    顔がどんどん青ざめてくる。

    「どうしたの?」

    心配して声をかける瑠夏の声なんて聞えない。
    あたしの心は絶望と悲哀で一杯だった。


    ……15番のあたしの隣の男子。


    __

    15番 姫城綾梨   瀬川功

    __


    功君――…。
  • 27  →(吏來!. id:jXlSa6X/

    2011-11-09(水) 19:04:19 [削除依頼]

    功君――…。
    あたしと、同じクラス?

    告白して、あっさり玉砕した、
    ――あたしと、同じクラス?


    嫌だ……嫌だ、嫌だ!

    「嫌あああ!!!」

    あたしはざわめく人ごみから逃げ出した。
    急いで学校の中に入って、
    2-Aの教室まで全力疾走で走った。

    途中で、
    「綾梨!どうしたの!?」
    と瑠夏が腕を掴んできたが、
    あたしはもう何も考えられなくて、
    瑠夏の華奢な細い腕を振り払った。


    もう何も考えられない。
    振られた功君と一緒のクラスなんて――…。

    そう思うとあたしの瞳から涙がこぼれた。
    熱い瞳から無数の水滴があたしの頬を伝う。

    あたしの、顔はぐしゃぐしゃで、
    もう何も見えなかった。
  • 28  →(吏來!. id:jXlSa6X/

    2011-11-09(水) 19:11:44 [削除依頼]
    ガラガラ――…。


    あたしは急いで2-Aのドアを開けた。
    皆はあたしの方をジロッと見て、
    すぐにグループの話に戻っていく。

    「もう嫌……」

    あたしは指定の15番の席に座って、
    重いスクールバックを横のバッグ掛けに掛けた。

    あたしは、何も見えないように瞳を閉じた。
    瞳を閉じても、涙はずっと頬を伝っていくばかり。

    何であたしはこんなに不幸なの?
    何であたしはこんなに嫌な存在なの?

    もう、死にたくなった。

    と、その時。

    「綾梨!!!!」

    息が切れてハァハァしている瑠夏の声。
    目を閉じているから、何も見えなかったけど、
    瑠夏がこちらに向かっていることは分かった。


    フワッ――…。


    優雅な白い鈴蘭の匂いがした。
    ゆっくり瞼を開けると、そこにはあたしの背中から抱きつく瑠夏の姿が視界に映る。
    瑠夏の身体からゆっくりと温かい体温が伝わっていく。

    「大丈夫だよ綾梨。
     1人で抱え込まなくても」


    ――涙がこぼれた。
  • 29  →(吏來!. id:jXlSa6X/

    2011-11-09(水) 19:13:29 [削除依頼]
    疲れたんで終わり←
  • 30  →(吏來!. id:uua6BHw0

    2011-11-10(木) 17:47:03 [削除依頼]
    「綾梨、屋上行かない?
     気分良くなるかもよ?」


    瑠夏はそう言ってあたしの手を引く。
    瑠夏は何でこんなに優しいのだろう。
    あたし、手、振り払ったんだよ?

    目が熱くなっていく。
    あたしは涙がこぼれないように、瞳を服で拭きながら言った。

    「うん、屋上―……行く。」


    「じゃ、行こう」


    瑠夏はあたしの手を引っ張った。
    まだ、涙腺が熱い。
    今にも涙がこぼれそうな勢いで。
    でも、もう泣きたくない。


    もういいや、


    功君の事なんて――…。
  • 31  →(吏來!. id:uua6BHw0

    2011-11-10(木) 17:53:10 [削除依頼]
    あたしと瑠夏は長い渡り廊下を一緒に歩いた。
    瑠夏はずっと無言で、
    あたしは泣くのを必死にこらえている。

    最悪の雰囲気だ。

    しかも、天井が透明ガラスの渡り廊下からは、
    太陽の光が一切見えないため、
    すごく暗い。

    絵面が暗すぎる。
    あたしと瑠夏はずっと無言のまま。
    話すことが無く、黙々と渡り廊下を歩く。


    そうすること約30秒。
    そんなこんなでやっと屋上に着いた。
  • 32  →(吏來!. id:uua6BHw0

    2011-11-10(木) 17:59:30 [削除依頼]
    「ほら、屋上着いたよ」


    そう言ってどんどん前に進む瑠夏。
    あたしはそれを急いで追いかけた。

    「ふう――…」

    あたしは溜息交じりの吐息を吐いた。
    ここに来てもなんか、あまり気分が良くならない。
    思い浮かぶのは、功君の顔ばっか。

    ああ、もう。
    あたしは何がしたい訳?
    功君が好きなの?
    諦めんの?何なの!?

    イライラしてきた。
    ああ、もう、なんかどうでもいい!


    「瑠夏って彼氏居んの?」

    「え?」


    瑠夏は驚きの表情を見せた。
    でも、一番驚いてんのはあたし自身だった。
    頭がこんがらがっている。
    何でこんなこと言ったのかな?


    でも―…。
    功君の彼女探しに役立つかもねっ。

    冗談交じりで自分の心の中に突っ込んだ。
    でも、あたしは、
    『彼氏いるの?』と聞いたことを心から後悔した。


    「彼氏、居るよ。
     名前はね-」

    そこから先は聞きたくなかった。
    あたしの心は不安で埋まる。
    でも、聞くしかなかったんだよね。


    「――…瀬川功君」
  • 33  →(吏來!. id:uua6BHw0

    2011-11-10(木) 18:19:32 [削除依頼]
    「功君!?」


    あたしはぐったりしていた背筋を、
    勢いで前のめりにした。
    だって、信じられなかったから。
    あたしの大好きな瑠夏が、
    功君の彼女なんて――…。

    "嘘だよ"そう言って欲しかった。
    でも、そんな願いは叶わない。

    「う、うん、そうだけど――…。
     っていうか、幼馴染から恋に発展したって感じかな。

     でも――…」


    嘘だ!
    絶対嘘だ。
    うそだ。
    ウソダ。
    ウソダ――…。
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