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1   CAS-AIDE★  [id : nvIa0hi/] [2006-02-15(水) 02:27:40] 削除依頼

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ミサキ (139)

1   小説  [id : 6Ilo1LPh] [2017-01-02(月) 16:05:42] 削除依頼

ミサキ #主人公
    名前のないまま生まれ、未だ人間として扱われていない。

ジュリ #皆の世話係。
    王女気取りはあるものの、しっかりした慕われもの。

ケーシュ #おてんばなクラシーハウスの最年少。
     元気すぎる一面、良いことを悪いことに変えてしまうことも。

トウシ #シャイで女の子に敏感。
    気弱だが、優しくていざとなったとき役立つ。
     
レディラ #この城の主。
     威張る態度もなく、人気者。

133     [id : 6Ilo1LPh] [2017-01-23(月) 17:00:47] 削除依頼

「じゃ、入れ代わりで!」
「うん、あとはよろしく」

交代して、先にお風呂に入ったグループが、ケーキを作る。
男子はお風呂から出ると、一旦自分達の部屋に戻った。

「今日のパーティー楽しみだな」
「本格的だよね」
「女子の料理食べたいなぁーあははぁー」

トウシがよだれを垂らす。

「・・・は?」

少し間があいて、この冷たい一言。
トウシはごまかすこともできず、ヘラヘラしていた。

「は、はは…えっ、皆食べたくないの?」
「食べるのはいいけど、俺らは、お前みたいに妄想はしないからっ!!」
「妄想ー!?ひどいよ~」

134     [id : 6Ilo1LPh] [2017-01-23(月) 19:09:42] 削除依頼

トウシは、妄想をしていた。
女子が料理を作っている姿を…
それで、自然とニヤニヤしている。

「トーウーシ!ボーっとすんな」
「うん分かったよお」
「部屋に戻ろうぜ」

男子が皆部屋に戻った。
そして、バスルームがしーんとなった。
それから時間が経って、やっと女子もあがった。

「ごめんねー!皆順調?」

タオルを肩にかけたレイカが言う。
そして、おでこから垂れた水を拭いた。

「いや全然!、もう少しでできるよ」
「マジ?じゃああとは皆で分担ね」
「OK~」

そして皆で仕上げに取りかかる。
ストーブでいい感じに焼き上がった。

135     [id : 6Ilo1LPh] [2017-01-23(月) 19:15:13] 削除依頼

手に手袋をはめ、温まったケーキを取り出す。
取り出すと、湯気が出てきた。
ふんわりしたケーキ。
そこからはいい香りが湯気とともに、キッチンの中をただよっていた。
これはスポンジケーキだ。
あとは、生クリームをまわりに付けて、イチゴやバナナ、ブルーベリーなど、色んなトッピングをする。
これは、皆の好みを調べて選んだ果物。
皆の大好物なのだ。

「うわ~、めっちゃいい香り!」
「いい感じゃない?」
「うんうん、あとはクリーム…」
「よし、まわりにクリームつけていこ」

そして、クリームをつけていった。
その姿はまるでパティシエ。
それを見たがっていた男子は、実はリビングに来ていた。
ケーキが焼き上がった頃。

136     [id : 6Ilo1LPh] [2017-01-23(月) 19:21:11] 削除依頼

ふんわり匂いがただよって来て、顔がとろけそうになっている。
リビングにある柱から、こっそり見ているのだ。

「いいね、やっぱり。」
「あのケーキ絶対食べたい!」
「美味しいに決まってるだろー」
「おいっ!!」
「え?」

後ろから、キリッとした声がした。
そして柱から見ていた人は、女子にばれると思い、急いで違う場所に行く。

「ちょっと、クリスー!?」
「大きい声出さないでよ」
「そうそう、今こっそり見てたんだから」

さっきからの話し声、実はコソコソ話していた。
だから、いきなり大きい声を出されて、びっくりしていた。

137     [id : 6Ilo1LPh] [2017-01-23(月) 19:27:42] 削除依頼

一旦部屋に戻る。
女子は、料理に集中していて、全く気づいていない様子。
それどころか、もうほとんど完成した。
フルーツをトッピング。
仕上げの生クリーム。

「完成ーーー!」
「やっと出来たね、これで全部だ~」

皆でハイタッチをする。
そして、男子を呼びに行った。
晩ごはんの時間まで、あと10分。
ちょうどいい時間だ。

「皆、出来たから来て!」
「やっと?」
「おー、いくいく」

そして、男子も集まった。
キッチンにあるお皿を、全てテーブルに運ぶ。

「ちょ、ケーシュ気をつけてよ?」
「おっとっとっ」

調子に乗って、お皿を4皿も持っていた。
そしてよろめく。

138     [id : 6Ilo1LPh] [2017-01-23(月) 19:33:58] 削除依頼

第9話
~待ちに待ったパーティーの開催~

139     [id : 6Ilo1LPh] [2017-01-23(月) 19:38:22] 削除依頼

「ジュリさーん!」

リビングに、ジュリも来た。
しばらくするとレディラも来た。

「これで皆集まりましたね」
「ええ、すごい本格的にしてるわね」
「頑張りましたよ」
「料理も、まさか私が全く手伝わないでここまでできるなんて……」

ジュリは、最後まで言葉が出なかった。
そして涙が一粒、床に落ちた。

「ジュ、ジュリさん……」
「こんなに頑張っている姿を見たら、もう誰も卒業させられないって思って。
ごめんね」
「いいえ、私達皆、もう卒業する気でいるんですから」
「そーですよ!俺、もういいって思って!
卒業って言われたらそう言われたで、また進路を新たに決めようと思うんです」
「本当に…ありがとうね」


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1   薩摩  [id : xcz3KaF1] [2016-08-10(水) 13:33:46] 削除依頼

 あの日の決断が本当に正しかったのか、正解なんてあったのかなんて僕には分からないし、知りたいとも思わない。
 ただ、今を生きれればそれで充分に幸せなのである。
 今日も僕は、己れの罪を背負って生きている。

94   斧嶼深苑  [id : ixgEnmM1] [2017-01-23(月) 17:06:50] 削除依頼

 古町令。
 先述している通り、僕の友人だ。
 三拍子揃った、良いヤツである。
 前はテニス部に所属しており、恐ろしく強いことから「鬼の古町」と少し謎な異名を付けられていた。
 彼が、妖怪? しかも、専門家?
 俄には信じられない話だった。
「む、何じゃ、知っておるのか?」
「同姓同名じゃなければ、多分」
「じゃが、同姓同名で三拍子揃った良いヤツというところまで同じというのはまず無いと思うぞ」
 あるかもしれない、と小さな希望にかける気はおこらなかった。
「ふん。気に食わぬ。ヤツは一体何を考えておるのじゃ。火車を手中におさめたとしても、今は地位が高いというわけでもないのに」
「そんなことより、幣姫、僕の正体を最初から分かっていたと言ったよな?」
「まあ、うぬのことぐらいはな」
「それは、お前が死出の姫君であることに関係があるのか?」
 死者の神様だと、最初から幣姫は言っていた。
 幣姫。
 しでひめ。
 死出姫。
 死出の姫君、である。
 名は体を現す。
 つまり、死出の人を迎える姫君だ。だから、神様擬き。
 死体を回収する火車とは、切っても切れない縁がある。
 死体も魂も、現世から運び出すには一度死出の姫に会わなければならないのだから。いや、幣姫が集めさせると解釈もできる。
 我ながら乱暴な、古町を連想するよりも荒唐無稽といえる、解釈だった。
 根拠も何もなかった。
 あるのは矛盾だけかもしれない。穴だらけだし。
 幼稚な連想ゲームである。
「まあ、そうじゃな。うぬが火車である以上、妾との縁は切れぬものじゃからな」
 幣姫は否定しなかった。
 大方当たっているということなのだろう。
「ところで、うぬ」
 そいうえば、幣姫は僕に名前を付けておきながら相変わらず名前を呼ばない。
 自分でうぬとだけ呼ぶのが嫌だと言っていなかったっけ?
「明後日ぐらいが決戦となると思うのじゃが、覚悟は出来ておるのか?」
「だから、それぐらいの罪を背負う覚悟は出来てるって言ったろ?」
「そうではない。そこが駄目なのじゃ。うぬ、生きて帰れぬ覚悟も決めておるのか?」
「………………」
 大罪を背負う覚悟も、人間じゃなくなる覚悟も出来ていたけれど。
 流石に、生きて帰れない覚悟はしていなかった。
 いや、違う。
 僕は、この件が終わったら日常に戻るつもりでいた。
「考えてはおらんかっただろう。うぬは、戻る気でいたか、そもそも死ぬ前提だったか、どちらかじゃろうな」
 その意見は、強ち間違っていなかった。
 死ぬ前提ではなかったけれど。
 戻る気ではいたのだから。
「無理、なのかな? 與儀囮を上手く倒せても、戻ることは出来ないのかな?」
「手順を踏むとはいえ、恐らく今の我らに與儀囮を殺すことは出来ぬよ。別な方法なら可能じゃろうが、あれを存在ごと消し去るのは無理じゃ。倒せても、命があるかどうか疑わしい」
「僕は、不死身なんだろ?」
「半永久的なものじゃよ。完璧な不死身など存在せぬ。神様だって死ぬのじゃからな」
 神様だって、死ぬ。
 確かに神話でも神様が死ぬ話があるもんな。
 そういうものなのか。
 生きているものには終わりがあり、不死身なんてものは存在しない。
 例え不死身の存在が居たとしても、永久的なものはない。
 そういうこと、なのだろう。

95   斧嶼深苑  [id : ixgEnmM1] [2017-01-23(月) 17:07:12] 削除依頼

 古町令。
 先述している通り、僕の友人だ。
 三拍子揃った、良いヤツである。
 前はテニス部に所属しており、恐ろしく強いことから「鬼の古町」と少し謎な異名を付けられていた。
 彼が、妖怪? しかも、専門家?
 俄には信じられない話だった。
「む、何じゃ、知っておるのか?」
「同姓同名じゃなければ、多分」
「じゃが、同姓同名で三拍子揃った良いヤツというところまで同じというのはまず無いと思うぞ」
 あるかもしれない、と小さな希望にかける気はおこらなかった。
「ふん。気に食わぬ。ヤツは一体何を考えておるのじゃ。火車を手中におさめたとしても、今は地位が高いというわけでもないのに」
「そんなことより、幣姫、僕の正体を最初から分かっていたと言ったよな?」
「まあ、うぬのことぐらいはな」
「それは、お前が死出の姫君であることに関係があるのか?」
 死者の神様だと、最初から幣姫は言っていた。
 幣姫。
 しでひめ。
 死出姫。
 死出の姫君、である。
 名は体を現す。
 つまり、死出の人を迎える姫君だ。だから、神様擬き。
 死体を回収する火車とは、切っても切れない縁がある。
 死体も魂も、現世から運び出すには一度死出の姫に会わなければならないのだから。いや、幣姫が集めさせると解釈もできる。
 我ながら乱暴な、古町を連想するよりも荒唐無稽といえる、解釈だった。
 根拠も何もなかった。
 あるのは矛盾だけかもしれない。穴だらけだし。
 幼稚な連想ゲームである。
「まあ、そうじゃな。うぬが火車である以上、妾との縁は切れぬものじゃからな」
 幣姫は否定しなかった。
 大方当たっているということなのだろう。
「ところで、うぬ」
 そいうえば、幣姫は僕に名前を付けておきながら相変わらず名前を呼ばない。
 自分でうぬとだけ呼ぶのが嫌だと言っていなかったっけ?
「明後日ぐらいが決戦となると思うのじゃが、覚悟は出来ておるのか?」
「だから、それぐらいの罪を背負う覚悟は出来てるって言ったろ?」
「そうではない。そこが駄目なのじゃ。うぬ、生きて帰れぬ覚悟も決めておるのか?」
「………………」
 大罪を背負う覚悟も、人間じゃなくなる覚悟も出来ていたけれど。
 流石に、生きて帰れない覚悟はしていなかった。
 いや、違う。
 僕は、この件が終わったら日常に戻るつもりでいた。
「考えてはおらんかっただろう。うぬは、戻る気でいたか、そもそも死ぬ前提だったか、どちらかじゃろうな」
 その意見は、強ち間違っていなかった。
 死ぬ前提ではなかったけれど。
 戻る気ではいたのだから。
「無理、なのかな? 與儀囮を上手く倒せても、戻ることは出来ないのかな?」
「手順を踏むとはいえ、恐らく今の我らに與儀囮を殺すことは出来ぬよ。別な方法なら可能じゃろうが、あれを存在ごと消し去るのは無理じゃ。倒せても、命があるかどうか疑わしい」
「僕は、不死身なんだろ?」
「半永久的なものじゃよ。完璧な不死身など存在せぬ。神様だって死ぬのじゃからな」
 神様だって、死ぬ。
 確かに神話でも神様が死ぬ話があるもんな。
 そういうものなのか。
 生きているものには終わりがあり、不死身なんてものは存在しない。
 例え不死身の存在が居たとしても、永久的なものはない。
 そういうこと、なのだろう。

96   斧嶼深苑  [id : ixgEnmM1] [2017-01-23(月) 17:08:32] 削除依頼

二回押してしまった……

97   斧嶼深苑  [id : ixgEnmM1] [2017-01-23(月) 18:39:47] 削除依頼

「酷い話じゃが、妾はうぬが戻れぬ存在になった方が良いと思っておる」
「酷い話だな」
「良いことばかりではないか。うぬはもう虐げられなくなるのじゃよ? 幸せな話じゃろう? いっそのこと、家族を見捨てて妾と暮らさぬか?」
「そんな結末、誰が望むかよ。ハッピーエンドでもなんでもねぇぞそれ」
 まったく、冗談じゃない。
 僕は物語の主人公ではないし、決してそんな器ではなく、どちらかといわなくとも脇役キャラだろう。
 いや、通行人Bや学生Xかもしれない。
 つまり、アニメや漫画、小説において見向きもされない存在なのだからハッピーエンドだろうとバッドエンドだろうと知ったこっちゃないのだろうけど、いやそもそも漫画やゲームじゃないのだからちゃんとした結末があるとは思えないのだが、それでもそんな結末は僕が望まない。
 そんなのハッピーエンドじゃない。
 幣姫がどうなのかは知らないが、誰も幸せになっていない。
「まったく、質の悪い冗談だぜ」
「妾は真剣なのじゃが……」
 真剣に言ったからといって許されるわけではない。
 真剣なのはもっと質が悪い。
「それより幣姫、聞いた人が誤解するようなことを言うのは止めてくれ。僕は愛で生きているんだから。全て愛さ」
「うぬの方がどうかしてるわ。現実を見よ。世界はうぬに優しくないぞ」
「ひでぇ! そんなにも僕に不幸な人間になって欲しいのか幣姫!」
 まぁ、真面目に考えてくれているんだろうし、場を明るくしようと努めてくるているのだろうが、軽く傷付いた。例えるなら、自信満々で出したテストが凡ミス一問で百点を逃したぐらい傷付いた……傷付いてるか?
「まぁ、うぬの覚悟は分かったよ。與儀囮を倒した後、妾はもう一度聞くからちゃんと考えておけ」
「何度聞かれても答えは一緒だよ」
 こうしてお開きになり、僕は自宅へ帰ったのだった。

98   斧嶼深苑  [id : ixgEnmM1] [2017-01-23(月) 19:20:13] 削除依頼

08が終わったので少し人物紹介

樂學暦 らくがく/こよみ
・樂學人形の最終巻。
・地球を真っ二つに出来る力を秘めている。

古町令こと毬鞠冷泉の詳細は続章にて

99   斧嶼深苑  [id : ixgEnmM1] [2017-01-23(月) 19:20:25] 削除依頼

08が終わったので少し人物紹介

樂學暦 らくがく/こよみ
・樂學人形の最終巻。
・地球を真っ二つに出来る力を秘めている。

古町令こと毬鞠冷泉の詳細は続章にて

100   斧嶼深苑  [id : ixgEnmM1] [2017-01-23(月) 19:27:05] 削除依頼

~幕間~
最終章まで、あと六章?

最終章予想大会・樂學颯馬

「ということで、第二回はこの樂學さんが行くぜ! んじゃ、一言頼むよ」
──読者様からのキャラへの質問を募集してみたい今日この頃です
「かかっ。愚かだなあみそしる」
──味噌汁!!?
「こんな作品に読者様が存在している時点で奇跡だろ。面白くなさとくだらなさで言いや、グランプリだろ」
──そういえば、そうですね
「だろう? だから、その貴重な読者様にそんなことまで望んじゃいけないよ」
──では、最終章予想をどうぞ
「此処は結婚エンドだろう!」
──誰の!!?
 
最終章まで、お付き合いください


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1   フラン  [id : hAeBv35E] [2017-01-03(火) 23:25:25] 削除依頼

春風 爽
顔…中の上。
性格…少し鈍感。鈍感だと思っていない。
滝川 隼人
カッコいい。美形。爽の幼なじみ。
桜井 彩乃
性格…ふわふわしてる。優しい。
可愛い。隼人が好き。爽の親友。
雅 萌
性格…さばさばしてる。男前で男子より女子にモテる。
根は乙女?
爽&彩乃の親友。美人。

7   フラン  [id : hAeBv35E] [2017-01-04(水) 23:36:58] 削除依頼

「ちょっとあなた!
私に席を譲らないとはどういう風の吹きまわしかしら?
フッ…これは罰と思いなさいよね」
姫宮さんはそう言うと、カッターを取り出し、自分の腕を切りつけ、大きな悲鳴をあげた。
当然、誰か来る訳でー。
と、いうか
「腕、大丈夫!?」
「ちょっと!アンタは黙ってなさい!!」彩乃達や、隼人達も屋上に来た。
姫宮さんは、小動物みたいで、守りたくなるような女の子。
当然、状況を知らない男子達は私を責める。
「ちょ、ちょっと待って!!」
いくら私が何を言っても通用しそうになかった。
そんなとき、隼人や彩乃達の姿が見えた。
「は、隼「隼人くぅん!私、とっても怖かったぁ」……」
そういって、隼人にしがみつく姫宮さん。
も、もうだめだ…。
そう思ったとき…。

8   フラン  [id : hAeBv35E] [2017-01-05(木) 20:41:13] 削除依頼

「はぁ…ちょっと、きもいんだけど。離れて」
隼人は、無理やり姫宮さんを引き離した。
「え、ちょ、ちょっと、私は春風さんに傷つけられたのよぉ」
「そーだそーだ!」
「カッターは爽の足下に落ちてるじゃねーか!!」
「自作自演だろ。俺は爽の幼なじみでずっと見てきたから分かるけど、爽はこんな事しない」
私は、隼人の真っ直ぐで強い目に素直にカッコいいと思った。
でも、隼人を見るとこんなにドキドキするのは何故だろう。
「そうよ!私も爽と付き合い長いけど爽がこんな事する訳ないわ!」
「そうよぉ、爽ちゃんがこんな事するはずないもの」
「…そーね!私も爽と幼稚園からの付き合いだけど、こんな事する子じゃないわ!」
「そーだな、爽って他人が一番って奴だもんな」
「萌…彩乃…みんな」
「ちょっと!!私、この子に傷つけられたのよ!!」
「爽はそんな奴じゃない!」
「そーだそーだ!」
「もう!!ふざけないでよ!!…こうなったら…う、うあああああぁあ!!!」
「きゃあ!!」
「っ!!」
ドサッ!
今の流れ…ほのかが怒りカッターを持って爽に突進→爽、悲鳴→隼人が爽を庇って地面に倒れる。
「ち、違っ!」
「きゃあ!隼人君、大丈夫!?」
「だ、誰か!救急車!!」
ー数分後、救急車が来て隼人は病院に向かった…。

9   フラン  [id : hAeBv35E] [2017-01-06(金) 00:36:36] 削除依頼

ーー病院

ガララッ

「隼人…ごめんね…」
隼人が病院に行って2時間後。
私は、みんなの代表として花束を持ってお見舞いに来た。
「はぁ…もういいって。だいたい爽のせいじゃないしさ」
隼人はそう言ってくれるけど
「で、でも……!!」
「はぁ…だからもういいって、あとそんな顔しないで?こっちまで悲しくなるから」
夕日に染まる顔で私の頬に手を添えてふわりと微笑む隼人に私はドキリとした。
前から何なのだろう、この気持ちは。
隼人を見ると胸がドキドキする。
今度、萌に相談してみようかな。
「?…どうしたの?」
「うえぇ!?…何でもないよ?」
「…何でもないって顔してないんだけど」
明らかに不満な顔をしている隼人。
「少し考え事してただけ。何でもないよ」
「…そう…ならいいけど。なんかあるなら言ってね」
「うん!明日は彩乃達と来るから。また明日!」
ーー帰り道

明日が楽しみだな~。
でも、私どうしたんだろ?
隼人を見るとドキドキするなんて…。
今度、萌に聞いてみよーっと。

爽が隼人に抱く気持ちを知るのは数日後のお話。

10   フラン  [id : hAeBv35E] [2017-01-06(金) 14:34:49] 削除依頼

ーー翌日

「おっはよー!」
「「「おはよう」」」
みんなは、昨日の事が無かったかのようにいつも通り挨拶をかえしてくれる。
ちなみに、姫宮さんは不登校。隼人も意外にあまり深く刺さっていなくて数日後には退院できるようだ。

ーー昼休み

よし!思い切って萌に相談してみよう!
「萌。ちょっといいかな?」
「いいけど…急にどうしたの?」
「うん。ここではちょっと話しにくいから空き教室に行かない?」
「…いいよ」

11   フラン  [id : hAeBv35E] [2017-01-08(日) 20:43:27] 削除依頼

ーー空き教室

「…それで?何?」
「…なんか隼人を見るとドキドキ?するんだけど…何でだと思う?」
「え?何それ。クイズ??」
「違うって!真面目に聞いてるの!!」
「それは、“恋”じゃないかなー」
「…………………へ?
そんなわけないじゃーーっん!!」
「(はぁ…気づいてないのか。爽が滝川見てる時めっちゃ乙女って顔してるんだけど。彩乃でさえも気づいてたし)…そ。爽がそう思うならいいんじゃない?」
萌はそう言うと空き教室から出ていった。
「……恋、か…」
私はそう呟くと空き教室から出た。

12   フラン  [id : hAeBv35E] [2017-01-08(日) 21:23:40] 削除依頼

ーー数日後

今日は、隼人が学校に来る。
「おっはよー!」
「「「おはよー!」」」
今日もみんなに挨拶をして席に着く。
私の隣は人だかり。
その中心に居るのは…
「あ!爽、おはよ!」
「あ、うん。…おはよう…」
隼人だ。
隼人を見ると、どうしても数日前萌に言われた事が頭の中で駆け巡る。
冷静に、冷静に、私。
“恋”なんて…私が?しかも隼人に?
どう考えてもあり得ない!!
…もしそうだとしても、彩乃が、ね…。
…って!!私が隼人のこと好きなんて絶対にあり得ないから!!
「ちょーーと、爽。さっきから何してんの?」
「あ、萌…」
「話し掛けても何にも言わないし」
「あ、ご、ごめん!」
「はぁ…ま、どうでもいいけど。大丈夫?最近ぼーーっ、としてるけど」
「大丈夫、大丈夫ー!!」
「…ならいいけど」
そして、休み時間に悲劇は起こる。

13   フラン  [id : hAeBv35E] [2017-01-23(月) 19:18:25] 削除依頼

-----休み時間
「…はぁ…」
私は、何だか心がきつくて机に突っ伏している。
やっぱりなんなんだろう…この気持ちは。
そう思っていると、
トントン
ふと、誰かに肩を叩かれた。
振り返ると、何かが頬に当たった。
「(ニッ)悪戯大成功♪」
頬に当たったものは隼人の指だった。
隼人は悪戯な笑みを私に向けている。
ドキ、ドキドキドキ…
やっぱり隼人を見ると心臓が煩い。
でもやっと分かった。
嗚呼、このモヤモヤした気持ちは、


“ 恋 ”なんだって。


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1   ひーこ  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-23(月) 18:10:39] 削除依頼

甘く、切ない。

純白の想いは、きっと消えないから。

誰かが、私の記憶に言った。


名前:

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1   ルナ★  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-07(土) 22:14:39] 削除依頼

私、月崎美里。コンプレックスが、あるの。この唇。皆より出っ張っているの。男子に、たらこ唇って、言われてる。

きっと、女子にも、裏で言われてる。

6   ルナ★  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-12(木) 17:36:03] 削除依頼

城ヶ崎 藍那

ワガママなクラスのリーダー。

容姿端麗。性格ブス。

大縄大会のコトで美里に目を付ける。

7   さとみくちびる  [id : 3RLdob8Y] [2017-01-13(金) 00:43:57] 削除依頼

かつて少女のコンプレックスは唇だった。
いつしかそんな少女も大人になり女優となった。しかし、自分のこの唇が世間に受け入れられるのか、この唇が自分の成功への道を閉ざしてしまわないのか彼女はただただ不安で仕方なかった。しかし、デビューするやいなやそんな不安は消し飛んだ。世間は彼女の唇は魅力的だともてはやしたのだ。かつての少女のコンプレックスは今やチャームポイントであり彼女の最高の武器となった。そして彼女は日本を代表する女優にまで上り詰めたのであった。彼女の名は、石原さとみ。

8   ルナ★  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-13(金) 20:24:58] 削除依頼

さとみくちびるさん、スレを見てくれてありがとうございます。話の参考にさせていただきます。

9   ルナ★  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-13(金) 20:30:36] 削除依頼

始まりは、城ヶ崎藍那の一言だった…。

「ねぇ、今日の大縄大会メッチャ悔しくなかった?」

ーーーーーえ?当てつけ?

ザワザワ。

「確かに~。0勝とかないよね?」
「誰のせいだよ?」

ぐるんとクラスメート全員が私を見た。

「あ、別に、美里ちゃんのせいじゃないよ?」

わざとらしい。

「だれだよ。

10   ルナ★  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-15(日) 18:38:18] 削除依頼

どうなるのーー?

ざわめくクラスの中で、私は1人、落ち込んでいた。

昼休み

「美里ちゃん、女子トイレきてくれる?」

城ヶ崎藍那とその取り巻きが、私の席に来た。

はっきり言って、怖い。

11   ルナ★  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-22(日) 17:49:39] 削除依頼

裁きの時間が始まった。

城ヶ崎藍那がバケツに水をくむ。

とりまきが、私の腕をガムテープで縛る。

口も。

「大縄大会、負けたのは、お前のせいだよ!」

たくさんの暴言が飛び出す。

バシャッ!

スローモーションのように、水が降りかかる。

びしょびしょの私を城ヶ崎藍那達は、笑ってみていた。

びしょびしょの私を掃除用具入れに突っ込んだ。

ああ、痛い!

ガコン!

ガチャン!

外から鍵がかかった。

出して!

「誰か出して!お願い!」

むなしい少女の叫びが、誰もいないトイレに響いた。

12   ルナ★  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-23(月) 17:55:15] 削除依頼

↓今後のヒーロー(ヒロイン?)です!

間宮 凛々愛 まみや りりあ

美里を助ける。一匹狼タイプ。成績優秀。正義感がある。じつは大ざっぱ。




名前:

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1   夢乃@るりさ  [id : jqQWiL8T] [2016-12-20(火) 22:30:03] 削除依頼





少女が眠りにつく頃に
周りは異世界へと変わるのです


>人物紹介

佐藤 亜乃(さとう あの)
#高校一年生
#女のこ
#平凡

輝 (ひかる)
#案内人
#いつも突然現れる
#年齢不詳
#外見は結構いい方


37   ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-15(日) 17:09:07] 削除依頼





>035  夜月志乃 様

ありがとうございます、!

ふたりとも頑張ります (´`*)


38   るりさ  [id : rKpnHbjV] [2017-01-19(木) 17:45:47] 削除依頼

嶺音はムッとした表情で
「余計なお世話だ」
といって顔をそらした。
こんな人が隣だなんて最悪。
私は憂鬱になりここでやっていけるか心配になった。

授業は淡々と終わってお昼ご飯の時間になった。
人間の世界と一緒でお昼ご飯は持参の弁当を持ってくる。
みんな仲のいい人同士で机を並べたりしていた。

39   ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-20(金) 07:22:05] 削除依頼





私は仲良い人なんか一日で出来てないから一人で食べようとしていた。
すると隣から声がした。
「おい、一緒に食べようぜ」
それは嶺音だった。
うん、と頷いてから机をくっつけた。
嶺音は他の男の子と食べていた。
少し遠慮をしていると、嶺音と一緒に食べていた男の子が話しかけてきた。
「俺は蕾(らい)! 遠慮しないでいいよー」
私は
「うん!」
と笑った。


40   るりさ  [id : BFiqsUlu] [2017-01-21(土) 19:07:37] 削除依頼

蕾は凄い気さくで私に話題を振ってくれたりして楽しかった。
どこかの誰かさんと違って。
「へっくしょん!」
大きなくしゃみをしている嶺音。
それを見て私は思わず笑ってしまった。
「……何が面白いんだよ」
「別にー」

お昼ご飯を食べ終わり次の時間が始まる。

41   ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-21(土) 21:19:39] 削除依頼





次の授業も「杖について」だった。
入ってきたミオンに少し違和感を感じた。
じっくりミオンを見ていると目が違うことに気付いた。
ミオンは二重なのにこの人は一重だ。
聞いてみることにした。
「あのあなた、ミオンじゃないですよね? 」
と言うとその人は笑って
「君が初めて気付いたよ。さすがだね亜乃ちゃん」
黙っていればふたりほぼ一緒なのに、しゃべり方は真逆と言っていい程だ。


42   るりさ  [id : vr7sQSMU] [2017-01-23(月) 17:19:08] 削除依頼

 みんなはびっくりしていた。
 ほんとに私以外気付く人もいなかったらしく
 私自信、内心自分が分かったことに驚いていた。
「私はミオンの妹です。ミオノっていうのでよろしく」
 にこりと笑うミオノは少しミオンと似ていた。
「なんでミオンじゃなくて私が来たかというと、みんなを試すためです」
 ざわざわと教室が騒がしくなっていく。

43   ゆら。  [id : jqQWiL8T] [2017-01-23(月) 17:52:09] 削除依頼





「まあミオンが昼寝したいって言うから仕方なくね」
とミオノは笑う。
そして続けた。
「今隣の席の子と勝負してもらいたいです、危なくなったら止めるから安心して本気でしてね」
と微笑む。

私は嶺音とすることになった。
前のこともあり、少し戸惑っていると嶺音は挑発してきた。
「俺が怖いのか?」
またイラッときた。
「ミオノ、始めていい?」
キレ気味で言うとミオノは
「嶺音ならどうなってもいいから、本気でやっちゃって」
と微笑んだ。
「それは酷い」
と嶺音は笑うが、目は笑っていない。
本気になっているのだ。
「さて、私も本気になろう」
と呟き、杖を強く握った。



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1   ココリ  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-10(火) 16:55:44] 削除依頼

ぼつぼつと書いていきます。コメントくれたら嬉しいです。

11   ポプリ  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-15(日) 19:25:56] 削除依頼

結局、郷原優芽は一限の授業に来なかった。

でも来なくて良かったかもしれない。

リラックマが、冴子に話を聞いていたからだ。

別の部屋で聞いていたので、自然に自習になった。

教科書の問題を解きつつ、私は隣の席を見た。

いつもより静かなのは、冴子と郷原優芽がいないとか、そういう問題じゃない気がする。

昼休み

屋上に誰もいないと思って、ドアを開けると。

山崎夕夜が、いた。

声をかけるでなく、ただ、隣に座る。

静かな時間が過ぎる。

かすれた声で、私は聞く。

特別気になったことではないけど。

「今朝のこと、どう思う?」

やや間があって。

「どうとも思わない。」

そしてゆっくり、空の雲が動き。

「……そう。」

郷原優芽は、どこに行ったか。

そんなコトは、知らない。

此処に、いると思ったのに。

12   もぐりー  [id : N9IDYESe] [2017-01-16(月) 03:29:16] 削除依頼

わぁ〜(*^^*)すごいですね!
読んでるうちに、物語の中に引き込まれてしまいました!!

13   ポプリ  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-16(月) 16:53:41] 削除依頼

もぐりーさん、ありがとうございます。

優芽side

私はただ、純歌ちゃんと話したいだけなのに。

冴子ちゃんは、純歌ちゃんのことを悪く言っていた。

「和泉さんって、少し変だよ?私のグループスッゴい楽しいから。あ、そうそう。今度ティアーヌいこ!

ティアーヌ、スッゴい可愛い文具いっぱいなの!

いついける?」

話が変わってる。

「冴子ちゃんの夢って、パティシエだよね?つまみ食い目的で成りたい夢って、ダサいよ?」

冴子ちゃんの顔が真っ赤になった。

絞り出すように

「世界を変えるとかの夢なんか……凄い変だし!」

『変だし!』『変だし!』

頭の中で冴子ちゃんが言った言葉が響く。

プツンと何かがはじけて。

いつの間にか、純歌ちゃんもいて。

いたたまれなくなり、走った。

屋上へ…。

いくら待っても、純歌ちゃんは来なくて。

気づいたら、家の前にいた。

14   ポプリ  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-17(火) 16:30:48] 削除依頼

「おい、誰か郷原の家に宿題持ってってくれないか?」

リラックマが途方に暮れたように言った。

もちろん、堀田冴子のグループは無視していた。

もう、仕方ないな……。

「お、和泉行ってくれるか?」

ザワザワ。

みんな私が郷原優芽の家に行くと言うのだからだろう。

15   ポプリ  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-23(月) 16:46:22] 削除依頼

綺麗な家。

「優芽さんと同じクラスの和泉です。宿題を届けに来ました。」

カチャ。

優しそうな郷原優芽のお母さんが出て来た。

「ごめんなさいね、優芽、少し調子悪くて。」

持ってきた宿題のファイルを手渡す。

「今度、一緒に遊んでくれない?」

「はい。それじゃあ、優芽さんによろしくお願いします。」

帰路についた。

郷原優芽は、本当に調子が悪いのだろうか?

もしかして、私のせいかもしれない。

彼女が学校に来たら、謝ろう。

そう考えて、家に着いた。

16   ポプリ  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-23(月) 16:53:23] 削除依頼

1ヶ月後

郷原優芽は、いまだに来ない。

彼女のことを考えていると、胸が痛くなる。

ホームルーム

また、転校生が来た。

「倉本みつきです……。よろしくお願いします。」

倉本みつきは、暗い雰囲気を纏っている。

郷原優芽と反対だなぁ。

そう、コレは私がとある事件に巻き込まれる前の

プロローグだ‥。

17   ポプリ  [id : 4NhlKr8f] [2017-01-23(月) 17:35:33] 削除依頼

私がこう言ってなんだが。

倉本みつきは、私の理解する人間の中には居ない。

そう。論外。

彼女は、前の学校でいじめられていたのだろう。

妙にビクビクしていて、誰かにしゃべりかけられると。

敬語付きでしゃべっている。

みるに耐えられなくなり、昼休み、彼女を屋上に誘った。

私の落ち着く場所。

幸い、山崎夕夜はいなかった。

しばらくして。

「私、前の学校でいじめられていた。家でも、学校でも一人ぼっち。寂しかった。」

私には分からないが、暗い雰囲気は、過去を背負っているからだろう。

私は、寂しいとか思わなかった。

しつこく喋るとか、性に合わなかったのだ。

時間がゆっくり過ぎていく。

いつの間にか、倉本みつきはいなかった。

後に私は、あの時よく彼女を見ていれば良かったと、後悔することになる……。


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1   文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2016-12-27(火) 15:36:01] 削除依頼

初めまして、文乃といいます。
この小説は、小学6年生の少年少女の恋愛話です。
注意、駄作&亀更新です。
それでもいいって方は....
ゆっくりしていってね♪

25   文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-08(日) 11:42:30] 削除依頼

「なんで・・・・?」
思わずそう呟いた。
何故、結衣心がここにいるのか。
もしかしたらお母さんが結衣心のお母さん―――――菜々心さんに連絡した可能性はあるが、何故結衣心が此処に来たのか。
全く分からなかった。
そんなことを考えてると、いつの間にか結衣心が近くまで来ていた。
だから俺は、その疑問を口にする。
「なんで・・・お前が?」
すると結衣心は、それには答えず、
「なんで・・・・家出したの?」
と答えた。
とりあえず理由を口にする。
「めんどくさくなったんだよ。
 だから、気付けば家を出ていた。
 大体なんで探しに来たんだよ」
すると結衣心は、少し怒ったように、
「友達だから、当たり前でしょ」
その言葉に、少しイラついた。
何でかは分からなかったが。
「お前と友達になった覚えなんてねえよ」
俺はどうやら地雷を踏んだらしく、結衣心は俺の目の前に来るなり、
「バカ!」
と叫んだ。
後から、その時の顔が少し赤かったような気がしたことに気付いたが、その時の俺にはそんな思考は無かった。
その声が大きすぎて、耳が痺れたからだ。
そしてそのまま結衣心はまくし立てる。
「友達じゃなかったらこんな事しない!
 アンタの事友達と思ってるから探してたの!」
その言葉で、俺は気がついた。
友達なんだって。
俺の勝手な行動が、こいつに迷惑だったって。
それに気付いた俺は、一つの行動に出た。
「ごめん結衣心!
 何も考えずに行動して!
 後、探してくれてありがとう。」
と、全力で謝罪とお礼を言ったのだ。すると結衣心はニヤッと笑うと、
「こっちも迷惑だったんだけど?
 殴るのと蹴るの、どっちがいいかな?」
全く、こっちが少し見直したと思ったら、また悪魔になりやがって。
そう思ってると、実乃梨が口を開いた。
「あ、お母さんが来た」
なぬ。
そう思ったが、遅かった。
結局俺は、30分ほど両親から説教されるのであった。
それで結衣心もついでに、説教を食らっていた。
そして、次の日――――――――――

次で一章終わりです。

26   文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-09(月) 15:44:36] 削除依頼

俊哉視点

朝の教室はいつも通りうるさかった。
そんな中で俺は、斜め後ろにいる少女に話しかける。
「結衣心」
その名を言った約一秒後、彼女は振り向いた。
「何?殴られたいの?」
相変わらず男子には冷たい態度で接する彼女。
俺は、そんな彼女の事が、好きだ。
そういう怖い所もだけど、時々見せてくれる優しさも、好きだ。
だから、叶えたい。
この恋を叶えたい。
そう思うようになってきた。
それで、俺は口を開く。
「お前、好きな人いる?」
彼女は、一瞬俺が何を言ったか分からないようだったが、その約1秒後、顔をに赤く染めた。
「なっ!!?」
「いや、聞いてんの。」
すると彼女は、相変わらずの意地悪な笑みを浮かべ、
「いるけど教えない」
と笑った。
「何でだよ」
口を尖らせて言う。すると彼女は、
「んー、いつかその恋が叶ったら、教えてあげる」
そう言うと友達と話し始めた。
彼女に好きな人がいるとは意外だった。
もしかしたら、いや、絶対有り得ないが―――――――
もしそれが俺だったらという考えが浮かび、瞬時に否定する。
でも、100%有り得ないと言うわけではない。
だから、少しだけ、期待してみようかな。

窓の外を眺めながら、間宮俊哉は、彼の好きな人である綾織結衣心のことを考えていた。
並んだ白い鳥が2羽、空の彼方まで飛んでいった――――――――――――――――

一章終わりです。

次は修学旅行編です。
更新ペース遅くなります。

27   文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-13(金) 19:41:20] 削除依頼

2章『修学旅行での事件』

今日は2月21日。待ちに待った修学旅行の日。
私は、朝からワクワクしていた。
勿論勉強するために行くって分かってる。
でも、このワクワクは押さえられないのだ。
そして今日は、荷物が多いため、学校まで送ってもらった。
「おはよー!」
とりあえずひまりんとみおっちに挨拶をする。
「あ、おはよー!」
二人は振り向いて私に挨拶をする。
そのまま他愛ないおしゃべりをしていたら、
「八時半になったので、バス停まで行きまーす!」
と言う先生の声が聞こえたので、慌てて並ぶ。
それで、皆とおしゃべりしながら、バスに乗る。
すると、運転手さんともう一人―――――バスガイドさんがいた。
「初めまして、私は茅優奈(ちがやゆな)です。
 今日と明日、二日間、よろしくお願いします!」
元気で、まだ若いバスガイドさんだった。
そのままバスガイド――――茅さんの質問に答えたり、皆とおしゃべりしながら、バスは目的地付近まで進んでいった。
「皆で歌いましょう!」
茅さんの声に、皆が賛成し、歌を歌い始めた。

♪明日 今日よりも好きになれる
 溢れる想いが止まらない
 今もこんなに好きでいるのに
 言葉に出来ない

楽しいなぁ、このまま修学旅行も楽しかったらなぁ・・・
私は歌いながら、そんな呑気なことを考えていた。
この時は、まさかあんなことになるなんて知る由も無かった・・・
―――――――――――――――――――――――-――
表記が無い時は基本結衣心視点です。
そういや歌詞書いて大丈夫だったのかなぁ・・・
もし駄目だったら言ってください、削除します。

28   文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-15(日) 13:36:05] 削除依頼

来梨視点

むっかつく。
私は、バスに揺られながらそんなことを考えていた。
私がこんなに怒ってる理由は、数日前の出来事が原因だった。

*    *    *

「来梨~、美華の事どう思う?」
それは、羽月の一言がキッカケだった。
そう、あの階段の事件以来、美華は心を改めて私たちから離れていったのだ。
それで今は別のグループの奴と話している。
私たちは、あの事件以来先生やクラスメイト達から避けられる様になった。
だから私は、美華を恨んでいる。
そう伝えると、羽月は笑って、
「あはは、そうだよね。
 だったらさ、また悪に戻そうよ。
 アイツ流されやすいしさ、すぐ戻ってくるって」
私はその意見に賛成した。
だから、美華たちのグループに近づいた。
「何か用?」
訝しい顔で見つめるグループのメンバー。お前らに用はねえよ。
「美華ー、また私たちのグループに入らない?」
するとグループの後ろの方にいた美華が進み出て、はっきりと言った。
「嫌だ。もう悪には戻らない。」
羽月の眉がピクリと動いた。
「あんたさ、一度悪になったんだから善には戻れないんだよ?
 分かってるの?バッカじゃないの?」
厳しい口調でそういう羽月に、美華が下を向く。
その時だった。美華の横にいる人物――――――市川芽衣が口を開いたのは。
「美華は確かに一度悪い事をしたけどさ、もう戻らないって決めたんだよ。
 それをあんた等がどうこう言う筋合いは無いんだよ」
その言葉に、羽月が顔を赤くする。
「な・・・・」
しかし文句を言う前に、グループの他のメンバーが次々に口を開いた。
「そうだよ」
「ていうかまだ反省してなかったの?」
「バカはアンタ達でしょ」
そいつらは言いたいことだけ言うと足早に消えていった。
「・・・・羽月」
私は気付けば口を開いていた。
「あのさ、美華を善人にしたのは、アイツだよね。綾織結衣心。
 だったら、アイツに復讐しようよ」
羽月は数秒考え、
「そうね。」
と言った。
それで、修学旅行の日に復讐するために、今日まで考えてきたのだ。

*    *    *

過去のことを考えてたら、バスは目的地に着いていた。
目的地には、ちょっとした崖みたいなのがあった。
私は、それを見てピンと来た。
あいつを、あの崖から突き落としてやる。
そして私は、その計画を伝えるために、羽月に話しかけた――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
え?デジャヴ?キコエナイナー(汗)
ま、まあ、突き落とすのが好きなんですよ。羽月たちは。(汗)

29   文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-16(月) 17:43:41] 削除依頼

「うわあ・・・・」
私は、崖っぽい所の上から絶景を見下ろしていた。
咲き誇る花、絵に描いたように輝いてる川。
まるで夢の世界に入ったような感じだった。
しかし私は、その世界に入り浸りすぎて、背後の警戒を怠っていた。
気づいた時には、もう遅かった。
どん、と背中を押され、体が揺れた。
「え?」
慌てて後ろを向く。
一瞬だけ見えた。
こっちに手を突き出して笑っている二人――――――羽月と来梨の姿が。
「・・・・!」
文句を言おうとしたが、すでに私の体は宙に投げ出されていた。
下が何mかはよく分からない。
ただ、悲鳴を上げて落ちてくる私を、近くの木に止まっていた鳥達は嘲笑ってるように見えた。
「キャアアアアアア!!」
そして地面に叩きつけられた時には、何mか上にいるはずのクラスメイトの声も聞こえなくなっていた。
意識が暗転した。

来梨視点
「来梨、やったわね。」
横にいる羽月が笑いながら答えた。
「うん・・・」
私は、心配だった。
明らかに私たちが結衣心を突き落とした事は皆に見られていたし、今は陽葵と美桜里が先生にチクリに行っている。
だから、バレたらどうなるんだろうと言う心配があった。
私たちには前科もあるし、とうとう親にばれるのかな―――――――――
そんなことを考えていたら、不意に親のことを考えてしまった。
『出て行け!お前にやる食事など無い!』
『消えろ!私たちの前から―――この世界から消えろ!』
『ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・』

ああ、こんなどうせ世界か―――――――――
どうせ私なんて、邪魔者なんだ―――――――――――――

――――――――――――――――――――――――――――――――――
美華も来梨も、「真の悪」ではないんですよね。
羽月は―――――――-----‐‐‐‐‐;^^

30   文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-23(月) 17:19:25] 削除依頼

「ん・・・・」
目を開けると、青い空が広がっていた。ほぼ真上にある太陽が眩しい。
でも、何でこんな所に?
そう思いながら、体を起き上がらせる。
目の前には、美しい景色が広がっていた。
なんか、さっき見たような?
違和感を感じながら、立ち上がろうとする。
「っ!?痛いっ!」
左足に激痛が走った。
思い出した。
確か、羽月たちに突き飛ばされたんだ。
それで、落ちて、意識を失って。
しかしどうしたものか。
見た所、左足は相当ヤバイ。
きっと歩く事は出来ないだろう。
私はどうする事も出来ないまま、そのまま座り込んでいた。すると、
「結衣心!」
私の名を呼ぶ声が聞こえた。
見ると、遠くに人影が見える。よく知ってる影だった。
「ひまりん・・・・みおっち」
そのあだ名を呼ぶ。
そして私は助けられ、救護室で見てもらって、捻挫とか何とか言われて、救護室に座っていた。
コンコン
ドアをノックする音が聞こえた。

来梨視点
「姫宮羽月、湖山来梨、来なさい。」
言われた瞬間、腕を引かれる。
きっと、怒られるんだろうなあ・・・
恐怖は無かった。
むしろ、どうでも良かった。
だってさ、気付いちゃったもん。
自分が、要らない存在だって。
だったら、もう終わらせていいよね?
心の中で自問自答する。

湖 山 来 梨 と 言 う 人 間 の 一 生 を

ね?良いでしょ?
だったらさ、早めにお別れの言葉、言っておかないとな~
さようなら、お父さん、義理のお母さん。
さようなら、羽月。
さようなら、理 不 尽 な こ の 世 界 ♪
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
来梨が怖い・・・病んでるよ・・・
あ、雫と舞彩の出番はしばしお待ちを~^^

31   文乃/ayano  [id : YViA56sm] [2017-01-23(月) 17:29:59] 削除依頼

「どうぞ」
とりあえず返事する。
キイ・・・
扉が開いた。
そこにいたのは、雅人と健吾と・・・俊哉だった。
「お見舞いに来たよ~」
雅人が陽気に言う。
「あ、ありがと・・・・」
小声で感謝する。すると健吾が笑いながら
「いや~俊哉が一人じゃ恥ずかしいっていうからさ、ついてきたんだよ」
言った途端赤面する俊哉。
「ち、違うし!
 結衣心、俺はそういう・・・・分かった!?」
テンパる俊哉。ちょっと可愛いかもな~
私は意地悪っぽく
「うんうん、分かってる。
 一人じゃ恥ずかしかったんでしょ~」
と言ったら、更に顔を赤くしてごにょごにょ言ってた。
そして三人は帰っていった。
無人の部屋で、私は考えていた。
ああ言ってたけど、なんだかんだで俊哉も私の事心配してくれたのかな~ってね。

来梨視点
正直、何を言われて何と返したか忘れた。
ただ覚えているのは、担任の原川が泣いて怒ってた事ぐらい。
で、今は部屋に居る。
なんか許可もらうまで部屋から出ちゃいけないんだって。
まあ、どうだっていいや。
部屋には、ちっちゃいベランダがあって、そこの柵は低いし、ここは5階だから、すぐ死.ねるはず。
ベランダに出る。
鍵を閉める。
柵の上に登る。
そして、飛び降りようとしたその時。
「やめて」
誰かの声がした。
――――――――――――――――――――
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1   ゆい  [id : qTnxm7vu] [2017-01-21(土) 14:50:36] 削除依頼

〈はじめに〉
はじめまして!読んでいただき、ありがとうございます。
私は、文芸部に所属している中学2年生です。お話を書くことは、昔から大好きでした。
ぜひ、たくさんの方に、私のお話を読んでいただけたらなと思います。

15   ゆい  [id : qTnxm7vu] [2017-01-21(土) 21:46:54] 削除依頼

〈現れたその人は〉
「知羽ちゃん、なんか3組の子がきてるよ」
「え?私に?」
私は1組。3組の友達は、いないはずだ。でも、クラスメートの女の子が私にだというのだからそうなのだろう。
「ごめん、明霞、ちょっと行ってくるね」
「はいはーい、行ってらっしゃい。」
明霞に手をふり、教室の入り口へ向かう。
「あんたが澄川知羽?」
そこに立っていたのは、明らかに染めたと思われる茶髪をぐりんぐりんに巻き、濃い化粧をした派手な女の子。本人を目の前にしたら思い出すかもしれないと思ったけれど、うん、やっぱ知らない。
「誰ですか」
同い年なのだから、別に敬語の必要はないのだけど、なんとなく……その、タメ語が使えない貫禄を持っている。
「陰陽師アスカ。3組。あんたに話がある」
なに、この人……なんでこんなに偉そうなの?
「ここじゃダメですか」
とりあえず強気に出てみる。
「ダメに決まってる。」
そうですか。すみません。
「ついてきて。」
私は、なにも言えずにアスカさんについて行くことになった。
もし、ここで抵抗していたら。
アスカさんについていかなかったら。
私の運命は変わってた?
今となってはわからないけど、でも、
でも………

この日から、私の生活が一変したことだけは
疑いようもない事実だった。

16   ゆい  [id : qTnxm7vu] [2017-01-21(土) 22:37:42] 削除依頼

「あんたさ、川崎くんと付き合ってるってほんと?」
川崎くん、というのが真人のことだと気がつくのには、少し時間が必要だった。
「ああ、真人。中3から付き合ってるけどなにか?」
「別れて」
………………………はい?
聞き間違いだと思った。
だから、もう一回聞いた。
「なんて言ったの?」
「あはは、あんた、耳悪いのね。別れてって言ったのよ、別れてって。」
「………なんで?」
「は?バカなの?私が川崎くんに惚れたからに決まってんでしょ。」
な………………
「別れないから!私、別れないからねっ!」
思わず、拳を握りしめてアスカに詰め寄った。でも、アスカはそれを鼻で笑って受け流した。
「ああ、そうですか。勝手にすれば。でも、じきに後悔するわよ。」
「……どういう事よ。」
「私、しようと思えばなんでもできるのよ。例えば、強引にあんたと川崎くんを引き離す事だってね。」
……私と真人を強引に?
そんな事、できるわけないじゃない。
「できるわけないと思った?」
「………………」
「やってやるから。なにもされたくなかったら、早めに別れることね。」
そんなこと言われても、素直に受け入れることなんてできない。
「嫌。」
そう、短く答えて睨みつけるのが、私にできるただ一つのことだった。
「あ、そう。」
アスカは、バカにしたようにもう一度鼻で笑い、くるりと私に背を向けて歩き出した。
私は、そんな人のことを見たくもなくて、そっぽを向いた。
「あ、それと。」
角を曲がろうとしていたアスカが、改めて私を見た。
「あのさ、私、あんたの秘密、全部知ってるから。」
私の体が、凍りついたように動かなくなった。
(どうして…?どうして…この人はあの事を……!)
「私の父親は、警視庁に勤めてるのよ」
アスカは、不敵に笑って角の向こうに消えた。
私は、その場にへたり込んだ。
もう、立ち上がれなかった。
あの人の声がするまでは……

17   颶輦  [id : aJzKmjqf] [2017-01-22(日) 00:56:58] 削除依頼

単なるいちゃこらするだけの恋愛小説かと思いきや、主人公の両親がいない設定と>>16で別れろと言うアスカにたいして即答した場面、呆けるほど素敵でした。
毎話毎話気になる展開で終わらせていくところにもゆいさんの優れた手法が見られますし、次の話も楽しみです。

18   ゆい  [id : qTnxm7vu] [2017-01-22(日) 08:00:44] 削除依頼

「知羽っ!」
私は、声のした方をのろのろと向く。
「あ……真人……」
「どうしたんだよ、知羽!白戸が、お前が派手な女に連れてかれたったいうから来てみたら……」
「………」
真人に言えるわけがなかった。別れろって言われただなんて……
「知羽?」
「ごめんね……今は言えないの……」
本当は、さっきの会話を全部、真人に聞いて欲しかった。真人に全部話して、何か言って欲しかった。でも、もしそれで私の秘密まで聞かれたら……たまらない。
「なあ、知羽。言えないならいいよ。しょうがない。でもさ……」
そこで、真人は言葉を切った。そして、改めて私の瞳を覗く。
「知羽、俺のこと、信じて。なにがあってもお前を守るから。ずっと、お前のそばにいるから。だから……世界一、俺を信じてほしい。」
「真人……」
真人の目が、いたって真剣なのをみて、私の強張っていた体から力が抜けていくのを感じた。真人の言葉が、心の奥底をじんわりと温めてくれる。
「ありがと……」
真人が、ニコッと笑ってくれる。
彼の隣にいれば、大丈夫。アスカなんて、敵じゃない。
アスカが、私たちを引き離せるわけがない…!
私は、真人を信じた。
真人のことを、世界一信じた。
真人は、私を裏切らないと思えたから。

裏切らない、はずだった。
でも、あの女は……
思っていた以上の力を持っていた。
私は………彼女をあなどっていたのだ。

19   ゆい  [id : qTnxm7vu] [2017-01-22(日) 18:04:03] 削除依頼

「うう、眠い……」
最近ちびっ子達のお世話で寝不足。目をこすりこすり、いつもの通学路を歩く。
「知羽。」
大きなあくびをしたところで、声をかけられて振り向く。
「うわ!真人!なんで!?」
今、すっごい恥ずかしいところ見られたんだけど!
通学路が正反対の私と真人は、基本的に一緒に登校はしない。というか、真人がここら辺にきたのを見るのは初めてだ。
「いや、またあの女に何されるかわかんないだろ?俺がいれば、俺が……」
真人は、最後言葉を少し濁した。
「なに?」
「あ、いや……その……俺が、守ってやれるだろって!」
「真人……」
必要以上に大きな声で言った真人は、少し顔を赤くしてそっぽを向いた。
「真人。」
「なんだよ。」
いつも以上にぶっきらぼうな返事。でも、真人がしっかり耳を傾けてくれているのは、今まで一緒にいた時間が教えてくれる。
「ありがとう。嬉しい。」
「………おう。」
真人の右手が伸びてきて、私の頭をくしゃくしゃっとなでた。
「知羽。俺が、ずっと、守ってやるからな。なにが、あっても。」
「うん……」
私は、そっと真人の手を握った。
「真人……大好き。」
返事はなかった。
でも、繋いだ手に力が入ったこと。私には返事のように思えた。
ずっと、一緒だよ、真人………

20   ゆい  [id : qTnxm7vu] [2017-01-22(日) 18:06:18] 削除依頼

17さん、すみません、名前なんて読むのかわかんなくて……コメントありがとうございます!17さんの小説も、楽しみに読ませていただいてます!よろしくお願いしますm(_ _)m

21   ゆい  [id : qTnxm7vu] [2017-01-23(月) 17:03:53] 削除依頼

ある日のことだった。
「なあ、知羽。飯食おうぜ。」
「うん。」
今日は、明霞がお休み。晃誠くんは、部室(柔道部)でごはんだから、2人で昼ごはんにしようとした時だった。
ピーンポーンパーンポーン♫
「2年1組、川崎真人くん、バスケ部の集まりがあります。来てくださーい!」
「俺!?」
いまにも焼きそばパンにかじりつこうとしていた真人は、明らかに不機嫌そうな顔でスピーカーをにらんだ。
(スピーカーをにらんでもしょうがないよ……)
「しょうがねえなあ、行ってくるわ。知羽、気をつけろよ?」
「大丈夫だよ、ちょっとくらい。行ってらっしゃい!」
「ん。」
真人は、少し悲しそうに焼きそばパンを見た後、教室を走り出て行った。
「あ、水筒忘れた!」
どうしよう、今日パンなのに……私、パン食べる時って水筒ないと喉につまりそうで無理なんだよね。しょうがない、ちょくちょく水を飲みに行くしかないか。
私は、持って来ていたハムサンドにかじりついた。おいしい。でも、やっぱり喉につまりそう。
(水飲んでこよっと。)
私は、立ち上がって水飲み場へ向かった。
そして、蛇口をひねって水を出した、その時だった。
「きゃ!」
私は、強い力でグッと手首を掴まれた。
「なにすっ!「黙ってついてこいよ。」
私は、抵抗した。でも、その人の力はびっくりするくらいに強い。
私は、あっという間に今は使われていない教室へと、引きずりこまれていた。


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